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2010年04月05日
お知らせ
もっと早くお知らせしようと思っていて、今に(+_+)
二冊とも(町田 康著)3月に発売になっています。
単行本の写真集”膝のうえのともだち”に書き下ろしの短編が掲載されています。
この短編は真実です。
立場を入れ替えれば事実です。
気づかないだけで、自分の身の回りで起きているやりきれない日常であり現実です。
この短編をどこかの可哀想な話だと思わず、足下に目を向けるきっかけにしていただくことを願って、この一冊をご紹介します。
投稿者 aozora : 17:49 | コメント (0) | トラックバック
ラスカルとゴン
ラスカル君2010/03/29
ゴン2010/03/30
永眠
ラスカル君はお母さんのまりもちゃんを置いて、最後に人間のお父さんお母さんに感謝を態度で表し、お母さんの腕に抱かれて、うちに来てくれてありがとうと言われながら旅立った。
ゴンは、わたし達が帰るとひっそりとコタツの中で横たわっていた。
突然死。。
今日はゴンの初七日。
まだ全身が振るえ、呼吸が苦しくなる。
どうして、何故・・・
ゴンの死に心も身体もついて行けない。
ラスカル君のこともゴンちゃんのことも 頭の中で言葉はマシンガンのように口から発することも出来ないまま旋回し、地球の地層にも負けないくらい積み重なり、わけの解らない嗚咽となる。
佳祐の百か日、ちょろの命日、しまの一周忌の花に加え、ゴンの為の花が加わり、うちは春爛漫になる。
4/1ゴンのお葬式。
ゴンが荼毘に伏されると、青空が顔を出した。
遺骨になったゴンを抱いての帰り道、高速から見える外堀も桜で春いっぱいだった。
寒い寒い春。
遠い遠いゴン。