2009年12月05日
12/4悦司命日ーそして、佳祐空へ・・
1年経って、悦司の死の原因である病気のことを少しは書き留め、役立つことを伝えられるかと思っていましたが、まだまだ・・悲しい、淋しいという感情のほうが前面に押し寄せて来て、嗚咽することしか出来そうにありませんでした。
でもそんな日、1年前のその時刻間際に、佳祐が亡くなっていました。
突然死・・・
帰宅する妹を待っていたかのように。
静かに・静かに・・・
まだわけが分からない状態です。
それでも、お葬式をすませ、青空を見上げました。
なぜ、なぜ。
そんなに急いで。。
佳祐、大切な大切な家族だったんだよ。
けーちゃん。
仲良くしたかったんだよ。
佳祐は、幸せではなかったと思います。
唯一佳祐にしてあげられたこと。
それは、双子の孔祐と最後まで一緒にいさせてあげたことだけ。
早すぎた。
なぜ、なぜ、なぜ。
きっとわたしのせいでしょう。
投稿者 aozora : 23:46 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月06日
お漏らし佳祐
昨年末からの佳祐のお漏らしもずっと続いていた。
わたしは、洗濯女と化していた。
年末から年始に掛けての向精神薬も1週間でピタリと効かなくなった。
半ば諦めていたものの、掛かりつけの病院の先生のほうが気にかけて心配してくださっていた。
動物用の向精神薬を取り寄せてくださったが、苦いらしく、2日目で騙しが利かなくなっていた。
夜鳴きなども場所が変われば治ることもあるので、2〜3日病院へ預けようかと思ったが、友人が預かってくれると申し出てくれた。
しかし、人間恐怖症で臆病な佳祐。
一人で友人宅で生活できるだろうか?
寂しくて死んでしまうのではないだろうか?
友人は、佳ちゃんの仲良しと一緒でもと言ってくれたが、双子の孔祐も甘えん坊だが、人見知りが強く、これまた気が小さい。
考えた末に、もう少しがんばってみると友人に伝えた。
しかし、佳祐のお漏らしは益々酷くなる一方だった。
1日何度も洗濯機をブンブン回す生活にも限界。
触れない佳祐だが、心を鬼にして毎日強制投与することに決めた。
家中悲鳴をあげて逃げ回る佳祐。
追う人間もヘトヘトになるくらいの逃げ回り様。
補ていには自信のあるわたしだが、興奮しているので、大きな佳祐は妹と二人掛かりでもタオルケットを使っても抑えて薬を投与できる状態にはならない。
凶暴性はない佳祐だが、恐怖のあまり暴れ泣き叫ぶ。そうすると、本人には悪気が無くても、咬まれ、蹴られ、ひっかっかれる。
薬も泣き叫ぶ口の中にうまく入れられない。
そこで、抑えての投与を断念。
かと言って、ご飯や大好きなおやつ、お刺身、薬用のタブでも誤魔化しは利かない。
考えた挙句、部屋の角の狭い所に追い込み、泣いた隙に口の中に薬を放り込むという作戦を実行。
しかし、そううまくいかない。
そこで、妹がストローを細工してちょっとした薬投与器を作った。
これが便利!
佳祐は、2錠、正確には半錠、2粒を1回に飲ませるのだが、思ったよりうまくいった。
給餌用のシリンジを改良すれば特許も取れる?何て思い調べたら、錠剤用のシリンジのような物がもう市販されていた(^_^;)
これだけ色んな猫達と暮らしていると、猫生活にあったら便利グッズを結構思いつくのだが、あったらいいなのまま数年。
すると、いつの間にか市販されている。
アイデア宝庫の我が家だが、構築能力の無い人間の為、特許印税生活は、夢か幻なのでした。
そうそう佳祐だが、毎日のことなので逃げ回る時間が短くなった。友人の獣医の言った通りだ。
諦めが早くなったというほうが正しいかも知れない。
おバカな佳祐だが、薬だけ飲まされれば済むということを学習しているのだ。
あれだけ殺される〜と騒ぐ佳祐なのだが、初日から薬を飲ませた3秒後には姿を現し、目の前でごはんを食べたりしていた(−−〆)
お漏らしというかマーキングというか、とにかく粗相はその日からピタリと止まった。
安定剤の効用もあり、少しはわたし達への恐怖心も和らいでいるようだ。
フェリウェイのリキッドやフェリフレンドも併用しているが、2週間目からは、薬の量も半分になったが、粗相もなく落ち着いている。
最初のうちは、佳祐が猫聞きの悪い叫び声を上げるので、ベタベタで甘えん坊だが、男気の強い仲間思いのゴンちゃんが、佳ちゃんに何をする!止めろっ!と、わたし達に嵐を吹いて牽制していた。それでも止めないわたし達に本気で噛み付いて襲ってきた。所構わずだ。
しかし、ゴンちゃんは頭のいい子なので、2日くらいで事情を飲み込み、わたし達への攻撃を止めた。
だが、この後、おバカ出現!
シューゾーだ。
ゴンちゃんがわたし達に戦いを挑んでいた時は、単なる野次馬だったシューゾー。
ゴンの攻撃が無いと見るや、野次馬から攻撃手に変身。
野獣シューゾーと化した。
オイオイッ!
シューちゃん。仲間思いの男気は買う!偉いぞっ!だけど、おバカすぎっ!否、バカすぎっ!!
我が家の大黒柱の悦司は、佳祐の悲鳴に初日だけは駆けつけたが、悲鳴の原因がわたし達だとわかると何事も無かったように部屋を出て行く。半野次、半大黒柱の拓哉も同様。
長女凜、夢衣、海空姉さん達も同様。
ひまと智は、走る佳祐が訳もわからず面白いらしく一緒に走る。
走る団体に驚く空、コットン!
この二人も一緒に駆け出す\(゜ロ\)(/ロ゜)/
逃げる惑う佳祐に踏まれて怒るしま。可哀想なくらい佳祐に猫パンチの応酬。
このパンチ攻撃は、世界チャンピオン級なのであった。
あっ、しまは普通に撫でられる子に変身。
ブラシも大好きだ!!