2009年07月20日
猫のサイトらしいことをちょっと。。。
ここのところ気温の変化が激しく気圧の関係もあって、年配の子は特に体調を崩しやすい。
うちは日中猫だけのお留守番となるので、閉め切って出かける。
なので、室内の温度調整にも気を使う。
まぁ、新型インフルエンザが猫には無いのが、何よりも救いだったが。
気温の変化で涙目になる子が何匹かいる。
特に数百gで保護した海空は、生死をさ迷うような状態だった。
特に目の状態が酷く、失明かも知れないという状態だった。
幸い、ギリギリのところで失明は免れたが、目が弱い。
特に片方の目は、しゅん膜が少し出ている状態だ。
智も片方の涙腺がつぶれているので、ちょっとした気候の変化で涙が出る。
夢衣も片方の涙腺がつまってる。
何度か涙腺を通してもらったが、また詰まってしまった。
涙腺の手術をしても、大半は夢衣のように詰まってしまうことを繰り返すことになるらしい。
そんななので、うちでは何種類かの目薬が常備薬となっている。
以前は、結膜炎など抗生剤目薬というとアミノ糖系の目薬を処方されることが多かったが、最近はニューキノロン系の目薬の処方が主流のようだ。
うちの一番古くからのかかりつけの病院では、10年以上前からアミノ糖系の目薬にインターフェロンを入れて処方してもらうことも多かった。
今では、どこの病院でもインターフェロン入りの目薬は処方してくれると思うが、ニューキノロン系のインターフェロン入りの目薬の処方も多くなってきているようだ。
しかし、インターフェロン入り目薬が必要なうちの子達には、ニューキノロン系よりアミノ糖系の目薬のほうが良く効くような気がしていた。
今回お世話になった病院でその話をすると、うちのだけではなく、猫にはアミノ糖系のインターフェロン入り目薬の方がやはり効果が高いらしい。
うちのリサーチも捨てたもんではない(^_^)/
それから、便秘、下痢でお悩みの子がいたら、寒天をお試しあれ。
寒天ブームの時は、手に入れるのに苦労したが、今ではどこのスーパーでも手に入る。
うちでは、缶詰などにそのまま振りかけられる手間要らずの粉寒天を愛用している。
今回の病院が開院した時お祝いに伺い、院長に寒天の話しをしたら、ふふ〜んという感じで笑っていた。
しかし、今回智を連れて伺うと、話の流れから寒天の話になり、院長が一押しで寒天を薦めてきた。
オイオイ、それはうちが院長に言ったことだけど・・・
寒天だけではなく、今我家では寒天オリゴ糖(アガロオリゴ糖)に注目している。
海空の関節炎とわたしの関節炎のためだ。
5月26日、膝の関節痛を改善する働きがあることをヒト試験で明らかにしましというニュースが飛び込んできた。
すぐさまタカラバイオに電話した。
厳密に言うとタカラヘルスケアだ。
猫に使いたい旨を話し、マグネシウム値を問い合わせた。
専門部署に確認するので折り返し連絡をくれるということだった。
しばらくして、電話があった。
マグネシウム値は検出値の記録が無いという。
なので、調べて連絡するまでに2週間ほど時間を下さいということだった。
お礼を述べて連絡を待つこととなった。
続きは、肝不全、関節炎の海空、腎不全直前、尿漏れの夢衣の様子と合わせてUPします。
アガロオリゴ糖以外の病院治療で、海空の関節炎が改善(痛みをやわらげるだけの対処療法ではなく、修復するという新しい治療です)されたので、それも合わせてご報告します。
投稿者 aozora : 19:27 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月30日
子猫の家族大募集@(=^・^=)つながりU
があ子ちゃん宅からの仔猫の家族募集ですが、訂正があります(>_<)
6/241枚目(上左)の写真は男の子だったのですが、2(上右)、3枚目(下段)の子は女の子でした。
猫ベテラン一家のガア子ちゃん宅が見間違うなんて、小さい子達なんだなぁと改めて思いました(*^o^*)
エイズ、白血病も陰性、ワクチン、駆虫もすんでます。
お知り合いで猫を検討なさっている方がいらしたら、ぜひぜひプッシュをお願いします。
あおぞらのトップページにもバナーを貼り付けました。
バナーも久々に作ったので、作り方をすっかり忘れていて、あまりパッとしませんが…(ー_ー)!!
待っているしっぽ達からも入れます。
リンクフリーですので、よろしくお願いします。
http://aozora.nekobaka.com/chibikiji3.html
わたしのMIXIのトップからもリンクしてあります。
マイミクがいらっしゃる方は、ぜひぜひマイミクの方々にもお知らせお願いします。
*あおぞら掲示板ににゃりさんからのお知らせをUPしました。
こちらもぜひご覧下さい。
にゃりさんからいただいたシッポナ&オミの最新写真です!
手前:オミ 奥:シッポナ いつまでも仲良し兄弟です♪
投稿者 aozora : 11:11 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月31日
ムギワラちゃんの家族大募集中!
生後約半年 避妊手術済み 爪とぎしつけ済み エイズ・白血病陰性 3種ワクチン接種済み
投稿者 aozora : 17:42 | コメント (3) | トラックバック
2008年03月26日
ムギワラちゃんの家族大募集中
大きくなってます(-_-;)
とは言ってもあどけなく可愛い真っ盛りで、まだまだお子ちゃまです。
保護主さん宅のお姉さん猫とも問題なく同居できています。
ですので、遊び相手になってくれるような猫ちゃんのいるお宅希望です!
写真で見る限り、キジトラではなくムギワラっぽいと思っていたのですが、本猫に会ってみたらやっぱりムギワラちゃんでした。
凜とした聡明な顔立ちのどこから見ても綺麗なムギワラちゃんです。
現時点でおよそ5ヵ月半くらい。
3/18現在2.36kg。この日に避妊手術を行いました。
とにかく家族に迎えてくださる方を大募集中です!
爪とぎしつけ済み
エイズ・白血病陰性
3種ワクチン接種済み
※一口メモ
サバトラ、キジトラ模様を混同なさる方も多いですが、ムギワラとキジトラを混同なさっている方も結構いらっしゃるようです。
サバ、キジ柄は雄雌いますが、ムギワラは、三毛、サビの一種ですので、基本的にはオスはいません。
三毛、サビ、ムギワラ。この一連の色柄の子は賢い子が多いとも言われています(=^・^=)
確かに我が家歴代の三毛、サビ、ムギワラ達を思い出しても知能指数は高そうでした。
しかし、中には賢いの前に「ズル」が付く子もいました(^_^;)
今いる「ひま(三毛)」「しま(ムギワラ系の縞三毛)」もIQは高そうです。しかし、余計な一言が前に付いていますけど…
投稿者 aozora : 23:02 | コメント (0) | トラックバック
2008年03月01日
16のお昼寝+にゃん
どよ〜んと澱んでいたら、2月は1度も更新できず。
そんな中、子猫はどんどん大きくなって、今2kgくらいだそうです。
爪とぎの躾もできています。
シャイなのか、自分から抱っこといえずに足もとをうろうろすりすり。
でも、膝に乗せてあげると、いつまでもいつまでも膝の上で寝ている甘えん坊。
子猫の愛らしさも堪能できる今のうちに、ぜひぜひ家族に迎えてあげてください。
遊び相手のいるおうち希望です。
全てにおいて低迷・・停滞してました。
そんな空気を打破するために気分転換ビデオ??と、思ったのですが、ゆる〜いです。
ゆるゆる開運動画?に願掛け!
この動画で、ゆる〜い開運に恵まれた方がいらしたらぜひご一報を(*^_^*)
投稿者 aozora : 11:34 | コメント (1) | トラックバック
2008年01月29日
子猫の家族大募集!!!!!
復活しました!
検査まみれのこの10日間時間切れでUPできず、ずっと気がかりだった子猫の家族募集です。
保護主さん宅ですくすく育っています(^_^;)
保護したKさんが、この子をはじめて見かけたのは12/31大晦日。
車が急カーブで曲がる1m以上ある生垣の上に所在なさげにポツンと置かれていたようです。
Kさんはご自分の年齢のこともあり、これから15年20年この子と暮らしていくことは困難と思い、一瞬保護を迷われたそうです。
しかし、この寒空の下、このままにしておくわけにもいかず慌てて自宅にキャリーを取りに行くと、子猫のいた場所には顔見知りの成猫。
子猫の姿は見当たらなかったそうです。
その後も、毎日何回とも無く様子を見に行かれたそうですが、中々会えず・・・
ただ、このご近所の方の話によるとうろうろしているというので、生垣のお宅に了解を得、ご飯を植え込みに隠し置きしていたそうです。
今年に入って寒い日が続き、子猫には厳しすぎる気温を危惧なさったKさんは、夜討ち朝駆けで1月7日やっと子猫に遭遇。
毎日持参していたキャリーを置くと、安心したようにすっとキャリーの中へ入ったそうです。
翌日から保護主のKさんにべったり。
2日目からは、お布団に潜ってきたそうです。
1/10時点で生後3ヶ月弱くらい。
♀エイズ・白血病ともに陰性。
三種ワクチン1回済み。
写真より、茶色の部分は薄い色ということです。
ムギワラっぽいキジトラちゃん。
おこた大好き!
抱っこ大好き!膝の上に乗せると、ずーーーっと乗ったままで、眠ってしまうそうです(*^_^*)
子猫の可愛いさ真っ盛りです。家族に迎えてくださる方を大募集です!!!
子猫についてのお問い合わせは、あおぞらまでお願いします。
投稿者 aozora : 23:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月12日
今日この頃
先週末から、人間が2人ともダウン。
孔祐達の病院もキャンセル(ーー;)
ようやく今日からどうにか復帰。
コットンは先月24日に、掛かりつけの病院へ。
この子は、ひまや智に比べると体力がないことが気になっていた。
それと、暑さにものすごく弱いので、そのことも診察してもらった。
血液検査とレントゲン。
特別異常はなかったが、今月念のためにもう1度通院する。
遊び盛り始めの時期にずっと病院のケージ暮らしだったことが、多少影響しているのだろうか。
空の後ろ足も診てもらおうと思っていたが、先にコットンを捕まえてしまったので、警戒して捕まえ損ねた。
コットンと一緒に次回診察予定。
セラは、がんばっている。
セラの戦いを嗅覚、視覚、聴覚。
全身全霊でひしひし感じている。
今までも多くの子達の最後の時を共にしてきたが、今回ほど受け止めがたい日々はなかったような気がしている。
それでも生きようと、病魔を克服しようとしているセラ。
潔いというのを通り越し天晴れである。
奈奈さんの言葉を借りれば「ニンゲンなんてかなわない」
その通りだ。
投稿者 aozora : 11:32 | コメント (2) | トラックバック
2007年10月11日
ひまわり・智・コットン-猫草の巻き-
コットン、ひまはマイペース!
智は、手を使って食べようとしますが、草を食べること自体が下手^_^;
空は、猫草に興味なし・・・
ひま、智、コットン。
凄まじく暴れる。
やりたい放題、自由奔放。
特にコットンは、ひまを上回るくらい悪戯代官。
どの猫にも擦り寄っていき、猫大好きな子だ。
しかし、私たちのことは嫌い。
人間怖い・・・。
ただ、ご飯、おやつの時は、足元に擦り寄ってきて逃げない。
あごの下、耳の横を撫でられれるのも大好きで、不覚にもついゴロゴロ言ってしまうようだ^_^;
空と年中ごっつんこ合戦をしている。
空は、人間怖い・・・の名残があるが、とっても人間好き。
絶えず撫でてもらっていたい子。
コットン同様、どの猫にも擦り寄っていく。
食いしん坊!!!
コットンに刺激を受けたのか、シューゾーが最近自由奔放。
調子に乗っている。
今更ながら子供らしさを取り戻したというか、やんちゃ盛りを迎えている。
人間にも以前より甘えるようになった。
現在の姿が、本来のシューなのだろう。
それはそれで喜ばしいことなのだが、悪戯盛り、やんちゃ盛りに占拠されつつある我が家は、あちこちが破壊されている(ーー;)
きょんは、半年近くを病院で過ごしています。
暴れまわるタイプの子ではありませんが、のびのびと歩ける生活をさせてあげたいと切望しています。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者 aozora : 22:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月13日
幸福亀の”ふく”
8/12ふくは奈奈さん宅の家族として迎えていただきました\(^o^)/
8/3ふくの病院(爬虫類専門)の予約日。
健康診断をしていただきました。
健康体。異常なし。
昨年10月にお申し出いただき、ふくの病院の先生に来年梅雨が明けたらとアドバイスいただき、めでたくこの日を迎えることが出来ました。
移動中、キャリーの中から窓の外の景色に見入る”ふく”
8/12。久しぶりにお目にかかり、話が尽きず、朝早くから夜遅くまで入り浸ってしまいました。
お忙しいのはもちろん、みんなのママだったシャァちゃんが亡くなられて間もない上、とんだ災難に見舞われたにも拘らず、快く迎えていただいたふく!
ふく同様(否、ふく以上に)いつまでも心に残る真夏の1日となりました。
楽しい時間をありがとうございました♪
長寿なふくですが、末永くよろしくお願いします。
奈奈さんは、大量のホテイアオイを購入してふくを迎えてくださいました。
ふくは、ホテイアオイの浮かぶ日本庭園の大きな池を 最初戸惑いながらも大いに堪能していました。
ただ、環境とは恐ろしいもので、以前の飼い主宅でもうちでも狭い水槽しか知らないふく。
泳ぎが驚くほど下手でした(*_*;
手足バラバラ、溺れてかけているみたいな泳ぎ方・・・
でも、本人はいたくご満悦で、池を丹念に探索していました。
他のカメさんに比べて、かなり変わったカメの”ふく”。
確かに猫みたいなカメです。
それも、女の子の猫のような。
確固たる自我を持ち、それを人間のわかるようにはっきり意思表示をする子です。
そして、表情豊かな子でもあります。
喜怒哀楽もはっきりしていて、それを如実に表現します。
そのふくは、しばらくすると池の中でメグ・ライアンばりの笑顔でした(*^_^*)
わたしが奈奈さんと夢中でおしゃべりしている間も、ご主人がずっとふくを気にかけてくださり、ご主人に見守られながら、自然を謳歌しているような笑顔を振りまいて、のほほ〜んとすっかり順応しているふくの姿がそこにありました。
そのふくの様子を見て、先生が仰っていたことは大正解だと実感しました。
今日早速、奈奈さんからふくの様子をメールいただきました。
ふくはベランダにいても、薄暗くなってくると”うちへ入るぅ〜”と、水槽をよじ登ろうとし、激しく騒いで訴える子だったので、その点だけが気がかりだったのですが、何とふくは、朝立ったまま爆睡していたそうです。
立ったまま寝るカメ???
確かに、昨日も池の入り江に挟まって、動けなくなっているのかと思いふくを移動させたのですが、それにしては、何かにつけて大騒ぎするふくが、ジタバタもしないで暢気すぎると思っていたのですが、あれも休憩だったんだ。移動で疲れて、小休止してたんだと納得しました。
狭い水槽では、予想もできなかったふくの一面でした。
ふくのことなので、”苦労した甲斐あって、やっとパラダイスに到達した”なんて呟いていそうです(~_~;)
今日は、岩で甲羅干しもしていたというふく。
ドン臭いところがあったので、自分で這い上がれるかちょっと気になっていたのですが、よかった!!
縁側に奈奈さん宅の現ご長にゃんが現れると、大ジャンプで水の中へ入ったとのことでした。
”ふくちゃん。(すごい!飛びましたよ)”
と、お知らせいただきました。
やっぱり、ふくは人間好きっ!
日向ぼっこできる場所も岩もたくさんある広い敷地で、わざわざ人の気配がする縁側よりで甲羅干しとはっ!!
カメご飯も鯉ご飯もいらないとわがままをいうふくに、わざわざ煮干し片手に奈奈さんが池に入り、与えてくださったようです。
すみません。わがままに育てちゃって。。。
でも、ふくは、本当に福になったんだとしみじみ思いました。
それからもちろん、クラン、オルセン、パフィーともご対面してきました。
奈奈さんご夫妻の献身的なお世話によって、パニック障害を発症しなくなったクランは、あの頃の不幸な生い立ちは微塵も感じさせず、百獣の王のような貫禄さえ感じられるほど堂々としていました。
まさに、見違えていました。
オルセン、パフィーも人を信用する力を取り戻してきたようです♪
オルセンは、”この人嫌っ!”と言って逃げました(T_T)
気の強い美人のパフィーには”覗くんじゃないわよぉー。あっち行きなさいよっー”と怒られました。
温厚な性格と奈奈さんお墨付きの”クラン”
奈奈さん宅に伺うにあたって一番気になっていたのが、猫の長女奈奈ちゃんに嫌われずに迎えてもらえるかどうかということでした。
奈奈ちゃんは、気難しく、気高くて、人の好き嫌いもはっきりしている女王様だと伺っていたので、内心ドキドキ・・・
いざ、奈奈ちゃんとご対面させていただくことになり、”奈奈ちゃんこんにちはー”とご挨拶。
すると、そーっと近づいて来てくれました。
わたしも秘策を手にそーっと歩み寄ると、以外にも奈々ちゃんは、逃げませんでした。
秘策のお陰だとは思うのですが、小さな淑女の初めてのご挨拶をゆっくり受けたわたしは、ピノキオくらい鼻高々になってしまいました<^!^>
奈奈さん宅のにゃんず全員と顔合わせできて、わたしは嬉しかったのですが、多分ほぼ全員”こっち来るな〜”と悲願にも似た念を出していたような気がします。ごめんね。
おしゃべりに夢中になって、ほとんど写真を撮っていませんでした。
その代わりといっては何ですが、今まで奈奈さんに送っていただいてUPしていなかった写真をペタペタ!!
オルセン クラン ニゴ君とクラン
投稿者 aozora : 16:33 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月10日
真綿のような白猫”コットン”
ガッちゃんが亡くなった2日後。
土曜の午前中。
お世話になった先生から電話が入った。
ガッちゃんのように、命にかかわる入院などの場合は別だが、電話を下さることはとても珍しい。
その先生の声が、弾んでいた。
ここだけの話、とても穏やかで優しい先生なのだが、電話ではとてもぶっきらぼうな感じを受ける。
シャイなせいだと思うのだが。
「しろちゃんの保護主さんが今日迎えに来ると連絡があって、あおぞらさんのことを話したら、ぜひ里親さん探しをお願いしますと言ってきました。
なので、引き続き病院で里親さんを待てることになりました」との連絡だった。
実は、この子のことを偶然耳にしてから、ひどく気になっていた。
それで、保護主さんの了解が得られれば、わたしのサイトで募集をかけてみたいと伝えておいたのだった。
しかし、一向に保護主さんから病院に連絡が入らず、会社の子達、きょんのこと、その他プライベートなことでも色々あるので、しろちゃんのことでヤキモキしていたわけではないが、ずっと心に引っかかっていた。
先生も同様。
この子にチャンスを与えてあげたいと思われていたようだった。
即、妹に先生のお話を伝え、しろちゃんのことを相談した。
エイズ・白血病も陰性。
人馴れもしていて、猫にもフレンドリー。
空もすっかり落ち着いているし、うちで引き取りご縁を待つことを了承させた。
以外にも快諾したので、ちょっと驚いた。
その後、ゴチャゴチャしてすっかり遅くなってしまったが、本日診察終了時間ギリギリにしろポンを迎えに行った。
念のため、前日にもう1度フロントラインプラス、ドロンタールを処方していただき準備万端。
引き取り時に、わたしも白ポンの外時代ごはんをあげていた、という女性と待合室で遭遇。
ただの餌やりだけおばさんではないようだが、
「もっと可哀想な子がいるからそっちも云々。。。
たくさんいるなら、もう1匹くらい同じじゃない・・・」
よくいるタイプの勝手な猫おばさん言動にちょっとむかつき、ふざけんなっという思いを込めながら(目つきを鋭くしたつもりの顔で)、絶対受け付けませんという態度で、きっぱり丁寧に拒絶した。
とは言うものの只今入院中でここにいる子なので、先生に恐る恐る伺った。
すると先生が、
「この子は大丈夫ですよ。
保護したご夫妻が、あまりにも不憫(幼子で断脚手術を受けた)なので、もう外には絶対出せない。自分達で面倒みます」
と仰っていると教えてくださった。
先生は、あと1匹残っているしまちゃんのことも気にかけていてくださった。
それに、しろポンを押し付けて申し訳ないとも仰った。
わたしは、近い年齢の子が2匹いるし、うちはのほほ〜んとしたお馬鹿がほとんどなので、大丈夫です。
責任持ってお預かりします。ご縁が繋がるまで、責任持ってうちで育てます。と伝えた。
そして、4ヶ月近く預かっていただいているきょんのことを改めてお願いした。
しかししろポンは、大好きな先生と自分を引き離したわたしのことが、大っ嫌いのようだ(T_T)
病院を出てキャリー越しに覗くと、シャーッ、ペッ(ねこやまさん風表現)をした。
自宅に戻り放牧しようとしたが、長い入院暮らしと、あまりにも多くの面々に多少戸惑っているようで、キャリーから出てこない。
仕方が無いので、智お気に入りの猫テントを畳みブラック中ケージを設置。
専用の夏用カバーをかけ、前面部だけ素通し状態に。
わたしが見ると、キリリとした顔でシャーシャー怒るが、既にご飯も食べた。
ひまは、玄関を開けた途端、唸りながらカーテン裏に隠れた。
片っ端から、みんなのことを殴りつけてる。
まぁ、新人さんが来るといつものこと。
他の子達も順番に挨拶に行った。
お局様の誰か一人くらいは悪態をつくかと思ったが、長の凜が澄まして受け入れたので、ひま以外、誰もしろポンを拒絶しなかった。
今は、智が、初めて見る自分より幼い子に仲良くしようよと、ケージ越しにおなかを見せてコロンコロンしている。
と、思ったら、ケージの中のしろポンのごはんが気になっているようだ(^^ゞ
でもこの分なら、すぐ我が家にとけこめるだろう。
智お兄ちゃんお願いしますね♪
仮名をコットンとした。通称、コッちゃん♪
投稿者 aozora : 23:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月03日
ふく!健康診断に行く!!!
昨年10月に健康診断、及び飼育相談に行ったきり久しぶりのふくの病院。
殺害が多発する現場から保護し、心に大きな傷を負ったクラン・オルセン・パフィーがお世話になっている奈奈さんに昨年10月ふくにお申し出をいただいていた。
ふくは、変温動物。キバラガメなので、お嫁入りは、来年の梅雨が明けてからと先生にご指導いただいていた。
いよいよ奈奈さん宅に迎えていただく梅雨明け。
と言うより、真夏真っ盛り過ぎっ!の今日この頃。
本当は、日が暮れて、少しでも気温が下がってからの予約を取ろうと思っていたが(ふくの病院は、爬虫類専門で、完全予約制)、会社の子達捕獲やうちの子達の通院、自分の病院の予約などがぎっしりで、ふくの予約が、思った時間に取れずにいた。
ふくのためにもタクシーで涼しくと思ったが、東京のど真ん中横断の道のり。
タクシー代云々もだが、それより時間がかかって、いつ着くやらという状態になること確実。
ふくは、ふく専用のキャリーに濡れたタオルを敷いて連れて行くのだが(保護して、初めて診察に行く時、先生に教えていただいた方法)、ヌマガメのふくは、陸に上がっている時間が長いと腎臓に負担がかかる。なので、移動時間は、短いほうが絶対にいい。
それで、予約可能な午前中の一番早い時間を予約した。
しかし、11時。
うだるようなこの暑さの中、ちょっと心配だったが、電車で移動。
今までの何回かの通院で、学んだことがある。
ふくは、狭いキャリーに入れられての移動が、ものすごく気に入らない。
病院へ向かう混んだ中央線の中で、おしっこと大きいほうを必ずしていた。
保護してまもなく健康診断に行った時は、劣悪な環境にいたせいでまだおなかの調子が悪く、ひどい異臭を漂わせての通院。
もちろん、ふくの電車代も払って乗車しているのだが、車中で、タオルを買えるわけにも行かず、かなり肩身の狭い思いで通院していた。
病院では、汚れたタオルに気づいてくださった先生が、タオルを漱ぐよう看護士さんに支持してくださり、臭いは漂っていないのだが、いつ臭いだすかと帰り道もドキドキしながら帰宅。
猫もそうだが、病院を出ると家に帰れるとわかるのか疲れるのか、騒がない。
ふくも行きは、キャリーの中でバッタバッタ暴れるのだが、帰りは粗相も無く、暴れもしない。
最初、ふくのために購入したキャリーは、リッチェルのベッドキャリー。ちなみにブルー。
5kgまで対応なので、うちの毛深者のしっぽ達には使えないが、ふくならOK。
それに下段部分がメッシュになっておらず深い。濡れたタオルを入れていても粗相をされても安心。
これなら、キャリーの中で向きも変えられるし、そう窮屈じゃないだろうと思い購入。
しかし、ふくは、車中キャリーの中で立ち上がり、暴れて何度もひっくり返った。
爬虫類というか、カメにも何の知識も無いわたしがただ1つ知っていること。
それは、カメはひっくり返ったら自分で元に戻れず死んでしまう((+_+))
幼い頃読んだ絵本か童話か、はたまたアニメだったか、わたしの遠い記憶の中にいたカメは、ひっくり返ったら死んでしまうだった。
わたしの唯一カメへの(間違った?、少なくともふくには当てはまらない)知識だったが、なんせ、ふくとは、否、爬虫類と接触するのは、わたしにとって未知との遭遇だったので、結構混んでる電車の中で、あせりまくり。
どうしよう、早く元に戻さないと、ふくが死んじゃう・・・
今となっては、笑い話で、なんて馬鹿なこと。子供じゃあるまいし・・・なのだが、パニクリ半分のわたしには、そんな余裕は全く無かった。
それに遠い記憶の中のカメだって、よく考えてみれば、ひっくり返ってご飯も水も口にすることが出来ず、長時間放置の場合だったと思うのだが、その時のわたしには、ひっくり返る=死になっていた。
ひっくり返ったら、内臓破裂みたいに思えたのだった。
でも、混んでいる車内で、立って乗っている状態。
ふくのキャリーを抱えてふくを戻すのは、かなり至難の業。
車内のドアを目指し移動。
ドアにキャリーを押し付け、どうにかふくを元に戻す。
しかし、キャリーのドアを閉めようとすると、ふくは立ち上がり、両手で阻止。
悪戦苦闘の末、やっとキャリーのドアを閉める。と、また、ふくがひっくり返っているではないか(゜o゜)
ひぇ〜っ!!
そして、死んでしまいますばりのふくのジタバタ。
ひえっ〜、ひえっ〜、ひえぇ〜っ!!!!!
と、パニクリながらキャリーのドアを開けようともたもたしていると、何と自分で元の状態に・・・
えっ!えっ!えぇっ〜!!!!!
ふくちゃんすごいっ!あんたは、えらいっ!すごいカメだ。器用な子だ・・・???
ふくは、移動の車中、ずっとこんなことを繰り返していた(T_T)
なので、爪を切っていないふくの暴れ具合は(ふくは、爪きりしないでいいそうだ)、何事っ?という感じの音を伴っている。
自然と周りの人の目が、ふくのキャリーに集中する。
何の音?何が、どうやって暴れているんだろうという好奇心の視線を真夏の太陽並に浴びる。
周りの人は、どうも犬でも猫でもないということには気づくらしいのだが、カメとは思わないようでそーっと何気にチラ見する。
チラ見されてるところに、ふくの鱗状の手が、キャリーのスリットからちょっとはみ出す。
すると、チラ見の視線軍は、好奇心をより駆り立てられジーーッと見入ってくる。
その期待に応えているかのように、またしてもスリットから手の先がにゅーっ。
更に、工事現場か阪神かというカラフルな顔をスリットに押し付けるふくの姿が・・・
おまけにふくは、目まで黄色のストライプ?ボーダー?入り。
その顔を押し当てて、バタバタ騒音を響かせているのだ。
仁王立ちしている姿に、心の中で、お前はおすもうさんかと突っ込みを入れる。
カメだとわからなくても爬虫類だと気づく人は多いようで、若い女性がわたしの傍からスーッと離れて行く(乗車代払ってるけどごめんなさい)。
多分、以前のわたしならそうしただろう。
だって、爬虫類。
怖い。。。
未だに、爬虫類は苦手だ。
カメもふく以外は、ちょっと怖い。
ついでに自分のうちで暮らしていた以外の魚も虫も甲殻類もみんな怖い。
わたしは、キャリーを手で撫でながら、ふくちゃん、静かに。ふくちゃん、静かに。と、小声で繰り返す。
カメに静かにっ!と語りかける変な人となって、電車に揺られるのであった。
そんな怖い思いをした1回目の通院に懲りて、今度はもっと小さいキャリーを購入。
小動物用の同じような形の物。
今度は、上面のクリアな部分に猫だか犬だかの足跡が浮き彫りになっている。ちなみにまたブルー。
うちでは無用の長物と化したかもしれない1個目のふく用キャリーだったが、ふく保護の1ヵ月後、子猫のひまがやって来た。
更にその1ヵ月後。
産毛の智と遭遇。
まるで、キャリーを無駄にしないようにとでも言わんばかりに・・・。
これは、因果かはたまた縁というものなのか、未だ不明。
その後、ふくの通院は、乗車時間が5〜10分長くなるが、比較的座れる確率が高い総武線を利用することにした。
しかし、今回診察に向かう時は、病院の最寄り駅まで立ちっ放し。
今回粗相はなかったのだが、小さくなったキャリーでも器用に方向転換し、スリット越しに車内を見回し、手を出し、カチャカチャ。暴れるのは相変わらず。
でも、このキャリーにしてからひっくり返ることは無かったので安心通院。
今回は座席に向かい、立って乗車。
相変わらず周囲からは、好奇心いっぱいの真夏の日差しにも負けない視線集中。
それにも慣れていたわたしは、余裕の通院。
わたしの前に座っていたのは、多分、20代前半の小柄で色白の綺麗な女性。
こっくりこっくり電車に合わせて気持ちよさそうに目を閉じていた。
しかし、ふくのカチャカチャにふと目を開けた。
また直ぐに目を閉じようとしたその時、ふくの手先が目に留まった模様。
その綺麗な彼女は、パッチリした大きな二重の目を見開いて一点凝視。
ふくも、その女性を見つめ、キャリーの中で仁王立ちしていた。
その女性は、しばらくの間ふくのキャリーをジーーッと見ていた。
そして、このキャリーの中身は何???といった感じで、お地蔵さんのように固まって観察。
1分くらいは見つめられていたふく。
その間、ふくも微動だにせず、立ったまま黄色いおなかと自慢の?カラフルな顔を正面きって彼女に向けていた。
オイオイ、美人比べのつもりかよっ!!確かに、鼻筋はふくの勝ちっ!と、心の中で判定を下す。
そして、観察し終わった彼女は、カメと気づいたのか、先ほどのリラックスした趣きは取り戻せず、静かに顔を伏せ、目を閉じた。
すると、ふくは何を思ったのか、あなたも綺麗よ!とでも言うように、彼女の方だけを見つめ、彼女にコンタクトを取っているかのように彼女に集中。
そして、彼女方向のキャリー側面全面を使って、右往左往。
カチャカチャカチャカチャ・・・
ふくの音に、そーっと上目遣いに目を開ける彼女。
ブライス人形のような彼女の大きな瞳が、忙しいワイパーのようにふくの動きに合わせ、右往左往。
人間の彼女がわたし達より2駅前で降りるまで、わたしは、2人の女性(良くも悪くも女という言葉がぴったりのふく)から、目が話せなくなってしまった。
微笑ましいやら可笑しいやらで、ちょっとの間この酷暑から逃れられた。
そして、いよいよ病院駅。
しかし、驚くほど、否、方向を掌る神経が無いと断言できるほどの方向音痴、且つ道順を覚えられないわたしは、今回も迷わず迷った。
わたしの掛かりつけの大学病院の隣の方ということはわかっているのだが、どっち方向の隣の方なのかがわからなくなる。
大学病院も大学に関係した幾つもの建物が、襲い掛かるように立ち並んでいるので、目印になるものが無く、迷わず迷ってしまうのだ。
そして、人間の大学病院の前に辿り着いたところで、ふくが熱中症にならないよう迷わず電話。
毎回、道順を教えてもらう(ーー;)
そうこうして、やっと到着。
先生にアドバイスをいただくにあたって、より細かいことをご指導いただけるように奈奈さんにお願いして、池の写真を送っていただいていた。それを持参した。
前もって質問を箇条書きして、聞き漏らすことの無い様、一つ一つ自分では用心深く伺ったつもりでいたが、どうも珍問答になっていたようだ。
でも、しっかり伺った?
そして、細かいことも含め、ふくの健康状態や初めての池生活のことで色々心配があったのだが、ふくの健康状態も問題なし。
そして、珍問答ながらも先生の言葉、ご指導で、ふくの池生活の心配も一掃?・・・一笑した。
何よりもわたしが今回の診察で注目したのは、先生の言動。
オイッ!オイッ!と、心の中で突っ込んでいた(^。^)
持参した池の写真に先生が釘付けになってしまった。
ふくを見ているより、写真を見ている時間のほうが長かったような・・・
そして、初めてご覧になった池の写真なのに、指差しながら、わたしに池の説明をしてくださった。
好い池だということを丹念に・・・^_^;
そして、カメ大好きな先生は、いいなぁ、羨ましい・・・等々連発しきり。
病院の水槽の中のカメさん達を見ながら、ふくの頭を撫で、
”この子は幸せ者ですね。最高の環境だ!ここなら、日向ぼっこしながらゆっくり暮らせますよ。”と、仰ってくださり、
”亀と鯉がいる池。いいなぁ”と。
先生のいいなぁ〜話は、ふくの診察時間いっぱい続いた。
先生が、あまりにもふくのことを喜び祝ってくださったので、わたしも一層嬉しくなって、帰り道奈奈さんにメールせずにはいられなかった。
わたし:おやつを食べすぎた後、日向ぼっこを長い時間した時(疲れ?)尿酸が少し出る。
先生:体重も増えているし(2.35kg)元気もあるので、問題なし
わたし:目見づらい?嗅覚衰え?(少ない餌を見つけ辛いような気がする・・・)
先生:それだったら小粒ではなく大粒の餌を好むはず
小粒の餌を好むということは、その心配なし
わたし:陸にいることが多い気がする
先生:具合が悪いと陸にいることが多いが、ふくは順調に体重も増えているので、心配なし
わたし:頭のふわふわ
先生:脱皮
わたし:手足出口の甲羅の赤味
先生:汚れ・・・^^;
わたし:餌が気に入らない時、待ちきれない時、便を食べる
先生:一度食べる癖がつくと直らない。
ひもじかった時そうしてしのいだのでしょう。
でも、こんな環境の好い池にいられれば、気にしなくていいでしょう・・・(先生、答えになっていないと思いますと心の中で呟いた^^;)
わたし:外に出したら
@のんきなところがあり、水中でしかご飯を食べないので、鯉に圧倒されご飯を食べられないのでは?
先生:これだけの池なので、葉っぱを食べるでしょう。
葉っぱ食べちゃいますけど、大丈夫ですか?
わたし:(即答で勝手に)大丈夫です。
そういうことは、理解してくださる方なので。
先生:ほーーーっ。
それはよかった。
これだけの庭なのに、いい方ですね。すごいなぁ〜
ミミズとか虫もいるでしょうし、飢えることはないですよ。
わたし:あっ、虫も食べるんですよね--;
先生:何でも食べますよ。
葉っぱは、食べるようになりましたか?
わたし:いえ。相変わらず口に入れてペッて吐き出します・・・
先生:根気よくやっていけば、食べるようになるでしょう。
このくらいの年になれば、もう草食でいいので。
(野生の亀は、ふくくらいの年齢になると草食になっているそうだ)
この子は、鯉を苛めることはないでしょう。
わたし:苛められることは・・・
先生:大丈夫です・・(笑)
A外での行動範囲
先生:特にないです
わたし:・・・
先生:(写真を見ながら)
柵がありますよ。
わたし:柵をつけていただいたほうがいいのでしょうか?
先生:これだけの池に柵は無理ですよ。まぁ、これだけの池だから、気に入るでしょう。
ほら(写真を指差しながら)、浅いところも深いところもあるし。
わたし:敷地は、●uあるそうです。
先生:それもすごいな。
いいですね〜。
本当に幸せな子だなぁ〜
いいなぁ〜(何度も)
わたし:この子は、段差をなくしてなだらかにしてあげても高いところの上るのが苦手なんですが(写真を指差しながら)、こんな所とか上れるでしょうか?
先生:大丈夫ですよ。上れますよ。
わたし:もし、この池が気に入らなかったら、どこかへ行っちゃいますか?
先生:行っちゃうでしょうね。
わたし:周りには林とかもあるみたいなんですが。
迷ったら、飢え死にしちゃいますか?
先生:まぁ、迷子になって帰って来られなければ。でも、林で誰かに拾われるかもしれないし・・・
大丈夫でしょう。この池なら気に入るでしょう。
敷地も広いし、どこかは気に入るでしょう。(先生、何度も写真に見入る)
わたし:・・・
先生:台風とか来て、鯉も流されてしまうような洪水になって流されちゃったら、帰ってこられないですけど、それはもう仕方ないでしょう。
わたし:じゃぁ、台風の時なんかは、家へ入れていただいたほうがいいですか?
先生:(またまた写真を指差しながら)こっちの方とか、どこかに逃げるでしょうから、まぁ、大丈夫でしょう。
わたし:・・・
B冬眠
先生:(恒例。写真を指差しながら)ここら辺の深いところに潜って、冬眠するでしょう。
ほら、ここ深いでしょ!
わたし:冬眠中も目を覚ますことがあるって読んだんですけど。
先生:ありますよ。
わたし:ごはんは?
先生:鯉のご飯食べるでしょう。
この子は、もう鯉のご飯でいいですからね。
わたし:鯉のご飯。3日続くと食べないんですけど。
先生:この環境に行けば、食べるものはいっぱいあるから大丈夫ですよ。
わたし:冬眠中の一時目覚めの時は?
先生:何でもあるから大丈夫ですよ。
自然の中では何もしないで、大丈夫。
C外敵
わたし:ご近所の放し飼いの猫・犬。それと、●(とある野生動物)
先生:猫と●は大丈夫です。
ただ、大型犬は、このくらいの子(ふく)を食べたり、かみ殺したりする子がいるから、その辺は注意してもらってください。
わたし:大型犬。食べるんですか・・・
先生:結構あるんですよ。
わたし:絶句!!
わたし:●●(奈奈さんお住まいの地区)に、カメ専用の病院ありますか?
先生:んーーー(しばらく考え)。
ないですねぇ〜。
わたし:・・・
先生:大丈夫ですよ!
こんな池に住めれば、病気になんかならないですよ!
わたし:(~_~;)
※確かにカメのほとんどの病気は、水槽飼いでのトラブルから起こるものらしい。先生の著書”カメの家庭医学”にもそう書いてある
このあとも色々お話させていただいたのだが、よく覚えていない・・・
またまたまた池の写真を目にした先生は、天井を見上げながら、
”庭を見渡して、この子が日向ぼっこしてたら気持ちが落ち着いて和みますよ・・・etc”
真夏真っ盛り。11時半。
病院を後にする。
今日も期待にもれず酷暑。
ふくが少しでも暑くないよう日傘を差しているが、信号待ちの短い時間でさえ、アスファルトの熱が足の甲に反射し、ジリジリ痛い。
しかし、夏の暑さをしっかり体で受け止められることも幸せなんだと感じる帰り道。
この暑さを感じることが、生きている証であるような気がしていた。
生まれて初めての爬虫類。
キバラガメのふくちゃん。
1年間、よく我慢したね。
その分、うんと幸せになれるんだね。
太陽も狂おしいまでの暑さでふくを祝福してるような気がした。
異邦人の太陽、ボサツ日記の黄色い太陽を思い出していた。
そして、太陽がいっぱいが頭の中で鳴り響き、白昼夢の真っ只中に引き込まれるような気がした。
慌てて、信号を足早に渡った。
いい夏だっ!
投稿者 aozora : 23:08 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月16日
あおぞら家。ことごとく壊れる・・・
7/8早朝。
悪の権化、ももの悪行によりPC破壊。
即座に大原家のレスキューm__m
しかし、ももの悪行直後、わたしの不埒行為があったため未だ・・・
PCが壊れた翌朝。
わたしの腰も壊れる。
これほどの破壊は、10年ぶり・・・
狭小住宅なのにトイレへも歩いて行けず、貞子のように這いつくばって、きっと来る〜♪状態で、空怯える(悲)
智、患部にダイブ(泣!!)
ひま、上空から降って来る。
おまけに、腰の悪化により持病のケーラー氏病、神経痛も勃発。
しかし、猫の力を借りた荒療治と以前頓服に処方していただいていた鎮痛剤により、ようやく家の中を歩けるまでに回復。
だが、歩行中に、腰に飛び掛りぶら下がったり、肩に飛び乗り、止まり木代わりに利用しようとする毛深者多数有り。要注意!!
うちは、危険地帯が絶えず移動しているのだ。
でも、PCにも少しの時間向かえるようになった。
あっ、このPCは、大原家からのレスキュー品m^^m
妹も空の連日の叫び攻撃により、寝不足から喘息発症。ずっと治まらずにいたが、台風によりより悪化。
泣くに泣けない状況多発だった。
というわけで、ガッちゃんのお見舞いにも行けず、電話で先生と連絡を取る日々が続いていた。
ガッちゃん、きじとらお改め空(そら)の様子は、腰と相談しながら、別エントリーで必ずUPします。
ただ、ガッちゃんは思わしくありません。
手術も念頭に置いていますが、手術に臨めるほどの体力も無い状態です。
空は、うちの生活サイクルに合うよう矯正中です。
空のおかげで、15匹、生活ペースが乱れ、何がなんだか状態で、ストレスから体調を崩す者多数。
やはり、シニア組み多数に、空のようなタイプの成猫♂をいきなり放り込むのは、難しい。。
でも、うちの男の子達は、大柄だが根はおっとりタイプの子ばかりなので、喧嘩は勃発せず。
それだけは、猫達に感謝!!=^・^=
拓哉は、1本抜歯、一部縫合。無事退院してきてます。
ただ、手術前に念入りに検査し、13歳ということも有り、先生方もより念には念を入れてくださり、万全のライン確保、吸入麻酔で手術してくださったのですが、麻酔が完全に覚めるのに、予想より時間がかかってちょっと心配な日々でした。
でも、歯肉炎も治まり、安堵してます。
人間2人のダウンにより、悦司の鍼治療予約キャンセル。
エッ君便秘気味。ごめんね。エッポン。
かのんさん、毎回ありがとうございます。
いちごさん。
ガッちゃんのことをずっと気にかけてくださってありがとうございます。
ガッちゃんは、幸せ者です。
明日、お見舞いに行ったら、いちごさんのこと伝えてきます。
大原ばあやさん。
PC、わたしの腰のことばかりか、ガッちゃんのお見舞いまでお申し出下さってありがとうございます。
しま。先週の木曜、午後5時頃目撃される。
しかし、動けず。
でも、やはり見当通りの場所での目撃。
しまちゃん、待っててね。
もうすぐ、行くからね。
待っててね。
それから、今回の会社の子達保護に遠方から駆けつけてくださった、にゃじさん、大原ばあやさん、HANAsさん、しっぽな・オミ@大山さん、それから、朝、昼、夜、深夜と日々探してくださっている元事務所ご近所の大勢の皆様方。ひなさん、ねこやまさん。奈奈さん。それから、捜索&ポスター製作、印刷をしてくださった大原ばあやさん。
メールを下さった方々、心配して応援してくださっている方々、リンクしてくださっている方々。ありがとうございます。
しまちゃん、保護までもう少しのような気がしています。
早く腰を復活させ、よいご報告ができるようがんばります。
※トラックバックの調子が悪かったのですが、ごちゃごちゃ触ったら改善。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 06:10 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月08日
ガッちゃん
7月2日。
ガッちゃんを迎えに病院へ行った。
すると、思いもかけないことになっていた。
ガッちゃん、28日の保護依頼、おしっこも排便もなし。
ご飯も食べずにいた。
2日の朝、血尿を出す。
膀胱がまり状になり、パンパンだったそうだ。
出血性膀胱炎。
尿を全て搾り出し、注射などで治療。
食欲無し。
とにかく、しばらく入院して治療を続けることとなった。
翌日、3日。
昨日より容態が悪化。
危ない状態まで陥った。
治療にも拘わらず、急性尿毒症となってしまった。
血栓で、尿道が閉塞。
捕獲時の血液検査は何も異常が無かったが、BUNの値も当然ながらボンと上がっていた。
尿道の血栓を洗浄しながら管を挿入。
血栓が酷く、管が血栓によりスムーズに入らず。
しかし、麻酔無しで処置可能なほど容態が悪い。
24時間点滴開始。
食欲無し。
4日
少し頭を持ち上げるくらいになるが、予断許さず。
尿管より強制排泄。
24時間点滴。
食欲無し。
5日
体を動かすようになる。
自分で、眠る態勢を変えられるようになる。
血尿治まる。
24時間点滴。
食欲無し。
6日
少し元気になるが、尿道に装着した管を自分で外してしまう。
すると、排尿困難。
再び、尿管挿入。
血栓が無くなったため、3日より尿管、スムーズに挿入。
24時間点滴。
食欲無し。
7日
点滴。
差し入れの鶏肉完食(嬉!)
きょん、きょんの友達にも差し入れ。
※きょんの友達(家族募集の入院仲間)
左前足骨折で保護され、きょんと同じ病院に運ばれる。
長期入院中。
手術済み。完治。
1歳未満。雌。
近日避妊手術予定。
真っ白、尾長。
ブルーアイ。
人馴れ○
猫馴れ○
病院にて家族募集中!!
飼い主が見つからない場合、保護した方によってリリースされるとのこと。
投稿者 aozora : 03:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月07日
「きじとらお」とうちの中の子(15+1)達
何から手をつけたらいいのか、何から報告すべきか、あれから、それから・・・
あれもやらなきゃ、これも・・それよりこっちから・・メールも返事を・・あっ、その前にこっちのメールから。
悦司がこっちの病院で、凜と拓がこっちで、ガッちゃんがあっちで・・・
そう思っているうちに時間だけが瞬く間に過ぎていく。。。
でも、めでたいことなので、まずは親バカ報告!!
今日は、拓哉の13回目の誕生日!!
先週のにゃんドックでは、まあまあ。
明日、1泊して歯石を取る。
拓哉は、幼い頃、腎、肝の値が悪く数年に亘り通院治療していた。
腎臓の値は、正常値になったが、肝臓の値は、普通の子より高めなことが多く、定期健診は欠かせなかった。
今回の健康診断でも、正常値よりは高めだが、拓哉としてはまあまあ。
それと、拓哉は、流れる水飲み派なのだが、それも人間が水道に手を沿え、他の子を近寄せず、拓哉に集中して、一対一で見守って飲むという面倒な流水飲料派。
最近、その水飲み時間が長く、回数も増えたような気がしていた。
年齢も年齢なので、腎臓も心配だったが、異常なし♪
ただ、肛門腺がつまり気味だったので絞っていただいた。
肛門腺絞りは、犬より必要のない猫だが、年齢とともに自然には出づらくなるという。
他のシニア組も要注意だ。
しかし、わたしは肛門腺絞りが下手!んーーー困った。
ガッちゃん、まだまだ思わしくない。
ガッちゃんのことは、別エントリーで。
きじとらお。
病院に約2週間預かっていただいていた。
当初は、今月2日に我家へガッちゃんを迎え入れるはずだった。
病院のほうも患者さんが多く、わたしのわがままで入院室を3個も占領しているのは申し訳ないので、猫に対して、フレンドリーで攻撃性のないガッちゃんなら、隔離部屋を用意できない大所帯の我が家に放り込んでも大丈夫だろうと思ったからだ。
しかし、お迎え当日、ガッちゃんがの様子が激変した。
なので、不安でいっぱいだったが、4日からきじとらおを我が家に迎え入れた。
きじとらおは、その日のうちに食事をし(大食い、しかも外生活の時と違い、メニューに注文が多く、わがままを言う)トイレも使用。
ただ、大きな声でよく喋る。
起きていると喋る。
人間ではなく、うちの子達に向かってだ。
そして、午前2時くらいから7時くらいまで、大声で叫んでいる。
それも、よく通る声でーー;
人間がいくら相手をしても、叫ぶのを止めない・・・
そのおかげで、妹は寝不足も手伝い、喘息を起こしている。
初めて出会った時は、ひと撫でできたが、時間が経つに連れ用心深くなっていた。
しかし、外ではわたしに向かって、1度もシャーッといったことも手を出そうとしたこともなかった。
病院では、リラックスして、それなりに悠々とし、温厚な子ですと仰っていただいていた。
しかし、ケージから脱走しようと隙を狙うようなこともあったらしい。
我が家到着後、キャリーから出し、きじとらお専用に作った隠れ場へ移動させた時、一応わたしにシャーを1回。
きじとらお対策で、更に強化した二重網戸を手でコショコショ1回。
網戸の開け閉めの時、ベランダを気にする様子時々。
わたしや妹を怖がり、一応警戒している。
1日目黙って引篭もる。
2日目、日中洗濯機裏に篭る。
夜泣き始まる。
おやつ、またたびを何度も催促。
とりけずり、燻製ソフトササミジャーキーがいたくお気に召した様。
ごはんにも注文多く、選り好み甚だしい。
智と一緒に猫じゃらに興ずるが、ふと我に返り、わたしに怯える。
人差し指を差し出すと、本人不覚にも猫の習性でつい鼻先を寄せてしまう。
3日目。
おいしいごはんちょうだいと大声で叫ぶ。。
寂しいと泣く。
1日中喋っている。
夜泣きというか、明け方叫びというか甚だしい。
鶏肉、なまりをわたしの手から食べる。
そして、七夕の今日。
わたしより一足早く妹がひと撫で。凄く悔しい・・・
多分得意になっているだろう妹に密かに闘志を燃やしている。
病院でトラちゃんと呼ばれていたきじとらお。
我が家では、基本的に同じ名前は付けないようにしている。
同じ名前を使うのは、その子の思い出を奥底に格納してしまうような気分になり抵抗があるため。
以前トラという名前の子がいた。
そこで、トラと母音が同じ「空」と呼ぶことに決めた妹。
わたし的には、もうちょっと考えたい気もあったが、「きじとらお」は、思いもかけずあちこちで爆笑をかっていたようなので、取りあえず「そら」と呼ぶよう心がけた。
空は、うちの子達に圧倒され、いじめっ子だった面影はみせていないが、寂しん坊のようで、仲間に入りたいようだ。
しかし、猫を選んでいる。
今回、空を迎えるにあたって大活躍の智Pなのだが、空は、ちびっこかぁと人間なら舌打ちする風で、相手にしない。
智の行為を無にする態度。
どうも大きい男の子に気に入られ、我が家でのポジションを確保しようと画策している模様。
1番のターゲットは、悦司のようだ。
しかし、今のところ空振り。
#悦司
確かにエッ君は、我が家で中心的な男の子だ。
いざという時には、身を呈してわたしのことも守ろうとしてくれる。
実際に、そんなことが依然あった。
気は優しくて力持ちだ。
そして、温厚。
みんなから一番頼りにされ、信頼もされている。
それに、嫌なことでも、頼りにされたり、懐かれたりすると断れないタイプ。
空は、エッ君のそんな存在感?オーラ?を逸早く感じ取ったのだろう。
ただそこは大人の男「空」。
エッ君にベタッと寄って行きたいのだが、中々そうもいかず。
エッ君も、どんなに少なく見積もっても今年で13歳以上。
大柄なため(エッ君を始めて見て驚かない人がいないほど骨格が大きい)、足への負担もあり、鍼治療へも通っている身。
なるべく、面倒なことには関わりたくなく、静かに暮らしていたい年頃。
なので、空が近寄ってきたそうにしていても 気づかない振りでスタスタ交わしている。
そんな雰囲気を察して、ますますエッ君にベタつくことのできない空。
#拓哉
我が家の2代巨頭。
拓哉も今年の7月で13歳になった。
400gの時に出会ったので、年齢は間違いない。
大黒柱風の貫禄はないが、エッ君とは違った雰囲気で、みんなに好かれ、認められている。
タッ君が、ゴロゴロ言い出すと、眠っている子も起き出し、傍によって来る。
そして、みんなリラックス。
タッ君のゴロゴロは、幸せのゴロゴロと我が家では呼んでいる。
拓哉も基本的に温厚で、猫・人見知りもしない子だ。
ちょっと前までは、新入りが来ると、始めのうちだけシャーと威嚇するところがあったが、智を入れた頃からそんなこともなくなった。
基本的にお姉ちゃん猫達に無条件で甘やかされ、妹猫達にも甘やかされ?わたしにも甘やかされて育った子なので、わたしを取られまいと威嚇しているのが見え見えだった。
しかし、どんなことをしても新人は逗留し、わたしに甘える時間争奪は激しくなるが、自分のポジションも基本的には変わらないしと、可哀想だが半ば悟りの境地、諦めの境地にも達しているのであろう。
そんなタッ君が、あまりにも寂しげに泣くので、空に近寄り、スリッとしてあげた。
しかし、空。
もはやターゲットは、エッ君。
エッ君が無理なら、お姉ちゃん猫達(特に夢衣、海空)といった様子で、タッ君の行為を無にする。
その後もタッ君。何回も様子を見に空に近づきウリッとしてあげるが、空、泣き止まず。
それでも淋しげな空を放っとけないようで、拓は一緒に遊ぼうよと、大いにはしゃいで、空を誘う素振りを見せる。
13歳の拓が、全速力で家中を走り回るのは、最近では珍しいことだ。
しかし、マイペースに泣きつづける空。
その代わりといっては何だが、智、シュー、ゴンが、タッ君につられ大はしゃぎとなった。
#ゴン
3代巨頭になりつつある?密かに目指しているゴン(本人は、濁音系のこの名前が気に入っていない^^;)。
ゴンは、しずくとうーちゃんを預かってもらっている友人が、猫ボラの横暴から救い出した子。
当初は、手のつけられないシャーフーで、手も出し、口も出し、怖いを通り越しおっかないというのがピッタリの子だった。
でも、本当はものすごーーーーく甘えん坊で、仲間思いで、今では、わたしへのストーカー行為が甚だしい。
最初の手のつけられない様子は、人間の酷い仕打ちのせいだった。
そんなゴンは、うちへ来て3年近くなろうとしているが、昨年の8月まで猫部屋として借りていたアパートにいた。
昨年、猫部屋を引き払い、猫部屋にいた子達をこちらに移動させる時、臆病なシューゾー、触れない佳祐を無理やり捕まえようとしたら、もうすでにデレデレの甘えん坊だったにも拘わらず、恐怖に逃げ惑い、叫ぶ2匹に加勢し、最初は唸って威嚇した。
それでも、引越しに必死なわたしたちは、強引に2匹を捕まえた。
すると、ゴンは、わたしたちを引っかき唸った。
それでも手を緩めないわたし達に、 最後は手足かまわず噛み付き引っかき唸って脅した。
その形相たるや凄まじい迫力で、あまりのゴンの攻撃に2匹捕獲を一旦諦めた。
すると、ものの3分もしないうちに甘えん坊に戻ったゴン。
仲間を恐怖にしらしめなければ、それでいいんだよといった風にケロッとしていた。
トトロを彷彿させた初めての子だった。
そんなゴンなので、空を入れるにあたり期待もしたが、一番心配もした。
極端な態度で空を迎えると思っていたのだ。
フレンドリーに接するか、もしくは、徹底的にやっつける。
どちらかと言えば、いじめっ子だった空を牽制すると思っていた。
新人嫌いでへなちょこの智、ひまわり、崇(カッシー)が唸って、売られた喧嘩を空が買い、正義感の強い仲間思いのゴンが、智達に加勢し収集が付かなくなったらどうしようと思っていた。
考えてみれば、ひまと智は先にここでわたし達と暮らし始めていたので、ゴンより後からうちに来たのは、やっちゃん(元みーみーさん)だけで、それもやっちゃんはあどけない盛りの子猫だった。
なので、成猫の男の子を隔離もせずに大勢の中に突然入れるのは、いちかばちかで、それが空のような喧嘩に意欲をみせていた子。
本当に、開き直りの境地、否、やけくそで迎え入れたのだった。
しかし、全く予想に反して、ゴンは空を完全無視。
ただ、微妙な距離を保ちつつ、眼差しは厳しく空を威圧している。
ゴンの決心が垣間見れるような目力。
お姉ちゃん(わたしーー;のこと)を取られるもんか。
エッ君に続く、統制力2番目のポジション譲るもんか!!
本当は、エッ君にだって負けないんだ。
おまえは、僕の下につくんだ。
小政。否、おまえは石松だ。ふふーん!
空もゴンのただならぬ威圧感は、感じ取っているようだ。
ゴンには、あえて近づこうとせず、目も合わせないようにしている。
そして、ゴンの動向を一番気にしていながら、気づかない振りをしているように見受けられる。
#崇(カッシー)
カッシーは、本来の弱い者だけ虐めのへなちょこさが前面に出て、をもちろん気にしているが、年下であってもちょっと強そうな空に警戒して近づかない。
恐る恐る遠巻きに様子をうかがっている。
#智智は、予想に反してとっても良い子で、ほんの始めだけシャーと言ったが、空のあまりにも寂しげな声にお鼻ツンツンで挨拶し、遊ぼうよと誘ってあげている。
またたびも一緒に舐め、ねこじゃらでも一緒に遊んであげる智なのに、空は、ちびっこ完全無視主義らしい。
#ひまわり
ひまは、予想通り、近づきもしないのに遠くから唸り飛ばし、不機嫌さ全開で、性格の悪い女の本性丸出し。
空の存在が気に入らないため、誰彼構わず因縁をつけてあるっている。
一番の被害者は、いつも智。
八つ当たりの矛先は、特に智に集中する。
むやみに殴られ、訳もわからず唸られ、それでもひまがいないと生きていけない体質の智は、ひまお姉ちゃんのご機嫌を取ろうとする。
すると、ひまは、それが余計に気に入らず、ますます手荒く智を足蹴にする。
今日のひまは、仲間に溶け込めない空をだんだんなめているようで、わざわざ近づい行って悪態をついている。
#もも
「もも」も同様。
だいたい、こんなことをひまに教えているのは全てもも。
まぁ、もともと本質的に女の勝手さわがままさを全開にするタイプの二人だが、悪いことのお手本、根源発祥はもも。
#凜
空を迎え入れるにあたって、もう一つの心配が15歳の凜。
神経質なところもあり、年齢的にも穏やかな日々を望んで止まない子。
約3年前に腎不全と診断され、現在は白内障も発症している。
腎臓のほうは、降圧剤効果が顕著で、ずっと調子が良い。
なので、今は1ヵ月に1度の検診で済んでいる。
腎臓優先にしましょうということになり、目の治療は、ストレスを考え、効果もあまり期待されないので、点眼はしていない。
凜は、新入りにうんざりしている。
今まで、どんな子を入れても、うちの子達がまとまったのは、凜と涼の手腕によるものだ。
男の子と違い、腕力だけで押さえ込むようなことはしない。
知恵と優しさとおおらかさ。
そして、正義感から滲み出る頼り甲斐。凜とした正当な強さ。
血縁の無い兄弟を束ねるには、このような要素がないとできないことだ。
要となる女の子は、これらの要素を持ち合わせている。
わたしの知る限り、大所帯でまとまっている家は、みな女の子が主軸となっている。
そして、次郎長に仕える大政のような男の子がいる。
しかし、涼が旅立ち、年を重ねるごとに凜は長から退きたいような様子を見せていた。
面倒だという態度が多くなり、無関心を装うことが多くなっていた。
しかし、やはり一目置かれている。
それも、面倒なようだ。
そのせいか、場を読めないお馬鹿佳祐が、凜を調子に乗って嚇かすようなことをする。
それだけでも、凜にとっては多大なストレスなのに、この上、空まで佳祐に便乗するようなお馬鹿だったら目も当てられないと思っていた。
妹は、凜の寿命が縮むと猛反対だった。
しかし、空に対して、いつも通り、殊更関心もないが、怖がりもしない。
ひと安心。
#シューゾー・青海(あみ)・佳祐
猫に対してフレンドリーで、人見知りの強いシューゾー、青海、佳祐。
シュー、青海は、最初無関心だが、そこそこ仲良くしようねという風だった。
しかし、ひま、ももがあまりにもフーシャーで、荒くれ者と化したため、空を避けるようになってしまった。
空が来てから、14匹みんながわたし達と同じ部屋で眠るようになったため、人間怖いで一人取り残され気味の佳祐もあえて空を無視している感じだ。
#夢衣(ゆい)・海空(みく)
どちらかというと新人いびりのお局様だった夢衣と海空も、今回は無関心を貫き通している。
いびりは、若手のももとひまに譲った模様。
#孔祐(こうすけ)
悦司とは違った我家一番の巨大児孔祐。
佳とは双子だが、孔は、心優しく、控えめで、遠慮がちな子。
人間に対しても最初だけ人見知りするが、もの凄く甘えん坊で、かまって星人。
ブラッシングや撫でてもらうのが、ご飯より好き。
しかし、何故か巨大児。
佳は、ただ一人、わたし達が怖くて、人間中心に群がっている14匹の円に入れず、寂しくなると大声で泣く。
すると、孔はどんなに楽しい場でもスタスタスタと佳の元へ駆け寄る。
そして、佳をグルーミングしてあげる。
他の子達に対しても、温厚で、優しいが、初対面の子には、体の大きさだけで怖がられ、いつも傷つき、哀しい思いをしている。
そんな、孔祐なので、空の声に反応し、近寄り、優しい眼差しで見守っていてあげたが、空は、孔祐を完全無視。
孔祐の体の大きさにびびる様子もないが、ひたすら孔祐の姿、眼中に無しといった感じだ。
#セラピナ
我家最年長で、出会って15年。
室内に入れ、12年。
一緒に暮らして、10ヶ月。
17〜8歳のセラ。
わたしの猫との暮らしの中で、最大最悪。横暴で乱暴で気の強かった、最強の本名セラピナ。
こんな凶暴、頑固な猫は、かつて出会ったことがなかった。
しかし、猫にはフレンドリーで甘えん坊だった。
猫部屋に長いこと居たので、人間嫌いのセラにとっては、気ままな中々の生活だったと思う。
元の飼い主が、餌やりを放棄し、知り合ってご飯をあげ始め2年。
捕獲開始から毎日通い、半年がかりで、やっと保護した。
保護してからも大変な子で、自殺行為とも言えるような断食をしたセラ。
獣医である友人の怯まず猫の命に立ち向かう毅然とした行為がなければ、セラは今ここにいないだろう。
その彼女も呆れるくらい頑固に人間には懐かない子だった。
しかし、何度かの入院生活では、獣医さん達に媚を売って、別猫と化していた。
まさに、猫被りで、悪知恵というか、小賢しいというか、そんな手段を充分心得ている雌猫と称される代表みたいな子だ。
それが、先月、室内生活12年。一緒に暮らして10ヶ月経ち、やっとというか、いきなりベタベタな子になった。
わたしの傍から離れることのない子になった。
最も、年齢的に寝ている時間が長いので、厳密に言うと、わたしにくっついていつも寝ている。ということなのだが。
わたしに懐くと、人見知りも全くしなくなった。
先日、わたしのPC環境の設定にわざわざやって来てくださった大原夫妻にも、ちゃっかり抱っこされていた。
大原ご夫妻には、可愛い子だと絶賛された。
セラ、長生きしてよかったねと、心底思った。
ちなみに、智は、チャシーより乱暴者で、こんなお馬鹿は見たことがない。と、こちらも絶賛された(笑)
うちでは、多少暴れん坊だが、子猫(1歳)は、こんなものだろうという見解だった。
もっと凶悪なひまもいるし・・・
どうも、うちの猫感は、世間一般とズレがあるようだ。
それはさて置き、人間も怖くなくなり、耳も聞こえなくなっているので、余計怖いもの知らずになっている猫好きのセラはというと、今までよりよりマイペース。
自分のことしか頭にない。
なので、空とすれ違っても空が新入りであることにも気づかないようだ。
空にお尻の匂いを嗅がれても、空の目の前で、澄ましてトイレに入っていた。
#ふく
そして、オオトリは、亀のふく。
空は、亀に逢ったことが無いようで、この物体はなんですか?生き物ですか?動いてます。怖いです。と、目をまん丸にして固まっていた。
ふくは、ここのところわがままに拍車がかかり、わたしに対しては乱暴だ。
投稿者 aozora : 23:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月22日
今日の4匹(報告)
きじとらお捕獲成功、病院へ搬送。
しまににの居場所を特定。
ガッちゃんの目撃情報多数入手。
しまちゃん手がかりなし。
朝から雨が降り続き、猫も人の通りも少なかった。
諦めかけていたところで、しまににちゃん発見。
そして、きじとらお捕獲。
にゃじさん、ひなさん。ありがとう!!!
殊ににゃじさんは、救いの女神。
今でこそ大原家で愉快に楽しい日々を過ごせている茶とらんだが、以前、預け先から行方不明になったことがあった。
預け先の人は、まるっきり責任放棄だった。
新聞に折込チラシを入れ、ポスター貼りやポスティングをしながら聞き込みを続け、情報収集していたが、うちから時間のかかる場所で、土地勘も全く無かったため、情報を辿っても茶とらんと会うことができず、茶とらんかどうか特定することも侭ならず、四苦八苦していた。
その時もにゃじさんが遠征してくださり、茶とらんは、長く悲惨な放浪生活に無事ピリオドを打てたのだった。
そして、今日も茶とらんと色違いのきじとらおを保護できた。
家の子達のお世話と、徹夜明けの仕事で大忙しのひなさんが、応援に駆けつますと電話を下さったその時に、しまににちゃん発見。
ひなさんに電話をかけ直し、話を続けようとしたら、きじとらおが捕獲器に。
お二人は、命の恩人。
猫の女神です。
ありがとう。
きじとらおの詳細は明日病院へ行ってうかがってきますが、預かってくださる方、家族に迎えてくださる方大募集!!!
にゃじさん、大原家に肖って、茶とらんのように楽しい生活を手にすることができますように。。。
今日のことは、後日改めて・・
にゃじさんに撫でられ、激しく喉をゴロゴロ鳴らしているきょんの姿も 合わせてご報告したいと思います。
投稿者 aozora : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月21日
美女サビ!されどサビ猫!!
きょんを病院へお願いして2ヶ月があっという間に過ぎた。
人馴れしているきょんは、飼いやすい子ですと先生からもお墨つきです。
白血病(+)で、模様はサビ。
それに、手間のかかる長毛、しっぽに障害あり。
そんなきょんですが、どうぞ家族に迎えてください。
同じくサビの夏乃。
夏乃は短毛です。
人間大好きです!!
夏乃を家族に迎えてくださる方も大募集中です。
夏乃の様子は、ねこやまさんのblogをご覧下さい。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 11:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月20日
残りの4匹
今日までの4匹の情報まとめ
毎日朝晩通っていますが、4匹を捕獲できずにいます。
4匹の情報をお願いしておいた会社近くの方から、空っぽの会社の前で建物の中を覗き、ずっと待っている姿を見かけたと何度か連絡を頂いたのですが、わたしは会うことができません。
しまにに
6/3 PM7:30頃、暗闇の中空っぽになった会社をじっと見つめていました。
捕獲器を仕掛けましたが、失敗。
名前を呼びましたが、捕獲器の扉の閉まる音に驚き、振り返りながら逃げ去ってしまいました。
きじとらお
6/6 夕方、元の会社の敷地内で、空っぽになった会社の窓をずっと覗いているきじとらおを目撃した近所の方から、電話をいただきました。
その方が、自宅に戻ってきじとらおに差し入れを持って行った時には、姿を消していたということでした。
話によると、後ろ足の調子が、悪化しているようでした。
ガッちゃん
6/19 17:45頃、元事務所の前でずっと待っている姿が目撃されました。
残念ながらわたしとは会えませんでした。
4匹がいると思われる場所は、広範囲になりますが、事情により今回はポスターでの情報収集は行いません。
会社に来ていた時間帯もまちまちなので、4匹がいると思われる地域を旋回戦術で、捕獲場所、時間帯などを絞り込みたいと思っています。
猛暑の日々が続いていますので、体力的に心配です。
1日も早く捕獲をしたいと思っています。
投稿者 aozora : 21:27 | コメント (4) | トラックバック
2007年06月02日
捕獲決行。4匹病院逗留中。
5/31
取りあえずいくつかの病院へ分散して預ける手はずは整っていたので、残り8匹、全員保護しようと、来た順番に捕獲開始。
いつも午後出勤のちびにゃり。
今日に限って午前中一番いやって来た。
捕獲成功。
午後一番にロッシー登場。
社内で、バタバタと片づけをしているわたしに、気づいてもらえないと思ったのか、いつもみたいに塀の上で粘らず、又出直そうと踵を返し立ち去りかけたところに、慌ててロッシーと声をかける。
ロッシーもわたしの声に慌てて戻ってくる。
10分くらいで、捕獲完了。
2:30
ちょも参上。
順調に保護。
捕まえた順番にせっせと病院へ搬送。
22:30
しまにがやっとやって来た。
保護。
23:30
ガッちゃんがやって来る。
ガッちゃんは、ひょうひょうとしているが、以外に用心深かった。
捕獲器の奥まで入り、ガチャンという音とともに扉が閉まりかけた。と、同時に、ガッちゃん、閉まりかけた扉をお尻でブロック。
そのまま一目散に逃走。
暗闇の中、細い塀の上を、トトトトト…と走っていくガッちゃんの後姿に声をかける。
ガッちゃ〜ん!!
振り向き、しばらくわたしを見ていたが、そのまま闇の中へと消えていった。
その後、徹夜で張り込んだが、誰も来ず…
6/1
徹夜明けで、そのまま1日中張り込み。
誰もやって来ない。
1日に何度でもやって来て、人の出入りやざわつきにも動じない、きじとらおが姿を見せない。
気がかりだ。
しまちゃん。
あの子は、賢い子なので、わたしに気配を感じさせず、どこからか何となく様子を伺っているような気がする。
まだ、捕獲できない子達については、後日改めて…
保護した子達は、4匹ともエイズ・白血病陰性。
一般・生化学血液検査も異常なし。
こちらの詳細も、後ほど改めて。
1匹家族にと、以前から声をかけていただいていますm(__)m。
最後まであまった子誰でもと…
しかし、まだみんないます(^_^;)
預りにお声をかけてくださったスカイランサーさんありがとうございました。
わたしのフットワークと体力があれば、遠方の方にもお願いできたのですが・・・
どうも申し訳ありませんでした。
Sさん。
保護用品のご寄付ありがとうございました。
埋もれかかっているような弱小サイトをよくぞ見つけてくださいました。
また、わざわざお届けくださって、助かりました。
家族に迎えていただける方、預かってくださる方。大募集中!!!
投稿者 aozora : 10:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月27日
クレオとピョンタ
長〜いことねこやまさん宅で過ごさせていただいていた、クレオとピョンちゃんが、今日、新たな旅立ちを果たした。
今回のご縁は、全てねこやまさんのご尽力によるものだ。
何から何まで、いつもいつも本当にありがとうございます。
投稿者 aozora : 22:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月23日
ちびにゃり
本当にこの子は、日々どんな目にあっているのだろう。
恐怖心の塊みたいになっている。
忍びない思いを通り越し、いったい何がという疑問だけが過ぎるほど豹変している。
この子が壊れてしまうのではないかと、気が気でないほどだ。
信頼できる優しさを求めているはずなのに、日に日に怖がりになっているちびにゃり。
どんな恐怖がこの子をこうさせてしまったのか・・・
穏やかな表情を安心できる日々を取り戻させてあげたい。
恐怖心の塊の為、攻撃的になったちびにゃり。
その迫力は凄まじい。
この子の姿とダブるのは、まりもちゃんだ。
産毛のらすかる達を守るのに、全身全霊でごはんを持参するわたしを襲ってきた。
痩せて小柄なまりもちゃんだったが、わたしに飛び掛らんとする気迫は凄まじいものだった。
ちびにゃりも日に日に攻撃性を増している。
ちびにゃりの待つ植え込みに、気軽にごはんを置けないほどだ。
植え込みからの飛び掛り決行初日は、あまりの迫力に驚き、シリモチをついた。
そこへ、隣接するアパートの外壁工事に来ていた年配の職人さんが、子供でもいるの?と聞いてきた。
そんな問いかけをするくらいなので、猫に接したことのある方なのだろう。
わたしは、いえいえ、この子が子供なんです。と、答えた。
すると、職人さんは、よっぽど酷いことされたんだねぇと言った。
このことをひなさんとの電話で話した。
華奢でふんわりとした外見からは、ちょっと想像しづらいかもしれないが、大地なる母のように揺るぎない慈悲深さを兼ね備えているひなさんの言葉にハッとした。
きっと、ちびにゃりちゃんは、そういう表現でしか、自分の気持ちを訴えられない。
そんな方法しか思いつかない。できない。
自分の置かれた状況の変化についていけず、できなくなった・・・
何がなんだかわからなくなってしまった。
そうか、屈折したSOS・・・あまりにも凄まじいとわたしの目に映るのは、幸せを思い出し、また穏やかな日々を取り戻したいその思い。。
ごはんを催促に姿を現し、アイコンタクトでごはんを植え込みに持って来い!と言う。
わたしが行くと、猫道を抜け必ず先回りして待っているちびにゃり。
亀の歩みより鈍くても、対外の子は、わたしだけには警戒心を解してくる。
怒り方、威嚇の仕方も徐々に落ち着いてくる。
でも、その真逆を突進するちびにゃり。
あどけないその顔の奥に、切ないその表情の奥に、自分では抱えきれないほどの恐怖を人間が与えてしまった。
そんなことを思い巡らせて浮かぶのは、クラン君の昔の顔。
でも今は、奈奈さん宅で全くの別猫になっている。
それには、流血を見ながらも辛抱強く、我慢強く、そして何よりも自分の痛みのようにクランの痛みや苦しみを共有してくださったからこその変化なのだが。
すっかり王子様という雰囲気になったクラン君もまだまだ家族募集中!!!
奈奈さん宅のトラちゃんと寄り添うクラン君(写真右)
投稿者 aozora : 03:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月20日
きじとらお
この子は、今年になってやってきた子の中では、一番人を怖がらない子だ。
多分、今年の引越しシーズンで帰れる家を失ったのではないかと思われる節が多々ある。
安心できる場所を失ったせいか、多少怖がりが増したようだが、本来たくましい子なのか、人間に寄り添わなければ、現代では生きて行けないのだ!と、どこかでわかっているような子だ。
ただ、この子だけが、最初に出会った頃より痩せている。
見かけより、本当はナイーブなのかもしれない。
顔つきは、うちにいる智に似ている。
キジトラだからというのではなく、面立ちがにている。
うちでは、ねずみ〜顔と呼んでいる。
お食事中のきじとらお(=^・^=)
ごはんよりも大好きにゃ!!
家がなくなったおいらは、売られた喧嘩は買わねば生きていけないのさっ!!的なところはあるのだが、5/8”ガッちゃん”でいただいた”いちごさん”のコメントを実践してくれる子のような気がしている。
ネコって平和主義ですよね。気に入らない相手でも一度ケリをつければ 寄り添うことはしなくても適度な距離を保ちつつ同じ空間にいることができますもんね。 路上でツラい生活をしたことのある子はそういうルールをきちんと分かっていて とても飼いやすく素晴らしいパートナーになってくれることたくさんの人に知ってもらいたいです。
歩く姿を注意深く見ると、後ろ足に少し支障がある。
早く保護して、検査・適切な処置を受けさえてあげたい。
投稿者 aozora : 23:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月19日
ロッシー
初めて姿を見かけたときのロッシーは、この上なく人間への恐怖心がいっぱいですと、全身で訴えているような子だった。
これ以上伏せられませんという見事な匍匐全身で、それはそれは用心深くごはんの元までやって来た。
ごはんを一口加え、脱兎の如く道路を渡って逃げていった。
痩せ細っていて、怯えながらも眼光鋭く、なりたての銀眼の魔女のようでもあり、どこか寂しげでもあった。
でも、わたしを直視できるようになるのに時間はかからなかった。
根本は、素直で純粋なのだろう。
日に日にわたしを信頼してくれている気がする。
ごはん。ごはん♪
塀の上をごはんと共に歩くロッシー。
人間をもう1度信じてみようとがんばっているロッシー!
一生いとおしんで、人間に裏切られた悲しみを理解して、この子に平凡な日常を与えてあげたい。
ロッシーは、弱っちくもある。
というより、しまにちゃんの気が強すぎるのだが、塀の上でしまにちゃんに因縁をつけられ、固まって身動きできず、大きな悲鳴をあげているところを目撃した。
この子は、安心できる空間でなら、マイペースでのんびりやさんになると思う。
多分、猫友達も作れるタイプではないだろうか。
投稿者 aozora : 23:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月07日
たまちゃん
昨年11月、寒空の下、ベランダに追い出され、水もごはんもトイレも無く、ただ凍死、餓死すればいいや状態で放置されたたまちゃんが、4月23日未明急死した。
亡くなる前週に健康チェックを受け、問題なしとの診断に安心していた矢先のことだった。
翌日24日、荼毘に付された。
23日お昼前、Kさんから電話が入った。
勤務中にkさんが電話してくることは珍しいことだ。
電話に出ることができず、午後折り返し連絡した。
たまちゃんが亡くなったという。
何のことか理解できなかった。
たまちゃんは、8日に新しい人生の旅立ちを迎えるはずだった。
就業終了後、何もしてあげられなかったたまちゃんに、最後だけは・・せめて供花だけでも・・と思い、猫の花屋さんへ足を向けた。
たまちゃんの元の飼い主さんは、この辺では有名な人なので、たまちゃんのことを話しながら、淡い色の花々をアレンジしてもらった。
会社の子達の世話をしながら、kさんが外の子達のお世話を終える頃を見計らって、Kさん宅へ向かった。
Kさんは、留守だった。
Kさんの持ち場をぐるぐる自転車で回ったが会うことができなかった。
持ち場の1つは、たまちゃんの元の家でもある。
たまちゃんが、置き去りにされたベランダを虚ろに見上げながら、会社に戻った。
自転車の籠に入れたたまちゃんの花が、冷たい夜風になぶられているように見え、言いようも無く切なかった。
しばらくすると、Kさんがみえた。
kさんと、たまちゃんの人生を振り返るような話になった。
たまちゃんのお母さんのこと。
幼いたまちゃんを保護した時のこと。
たまちゃんが、事故に遭った時のこと。
避妊手術の時のこと。
大きく変ったこの数年のたまちゃんの環境。
たまちゃんが、見捨てられた昨年11月のこと。
そして、永遠の眠りについた時のこと。
Kさんは、いつもたまちゃんの傍にいて、たまちゃんの面倒をみてきた。
Kさんがいなかったら、たまちゃんの今日は、当然無かった。
たまちゃんの元の飼い主さんは、わたしが始めてお会いした十数年前、避妊去勢に大反対の方だった。
ご高齢だったこともあったと思うが、手術を勧める私に「そんなことをしたら、この世から猫がいなくなる」と、真顔で言い切った方だった。
わたしは、あまりのすっとんきょうな答えに、何を言われたのか即座に理解し難かったことを今でも覚えている。
折に触れ、機会あるごとにさまざまな話を猫の話に繋げて、彼女を説得した。
時間はかかったが、徐々に考え方が変っていった。
しかし、彼女を最終決断に踏み切らせたのは、近所からの苦情が大きくなったことだった。
でも、たくさんの子達を手術をするので、協力してくれる病院を教えてほしいと連絡を貰った時は、嬉しかった。
拍車がかかった彼女は、自分の面倒見ている猫たちの手術だけにとどまらなかった。
今では名の通った団体さんや活動家の方々関係の猫達まで、手術をして回った。
凄まじいほどの勢いで遠征して、手術費用やその他の経費も負担なさっていた。
その頃偶然にも、町会は違うが、彼女の自宅近くに会社が移転になった。
そして、たまちゃんを彼女が保護した時、事故に遭った時など、事あるごとに、彼女やkさんにたまちゃんの話を聞かされていた。
しかし、そんな彼女のたまちゃんへの接し方は、わたしやkさんからみると、受け入れ難い接し方でもあった。
彼女は躾をしたと自慢げに話すのだが、わたしには叱って躾けているのではなく、自分の感情のまま怒っているとしか思えなかった。
叱り方、暴力を用いない躾け方、違った方法、未然の防御策を話すが、そんなことを聞き入れる方ではない。
そんな話を聞く度、小柄なたまちゃんが、一段と小さく見え、健気な故、切なさがいっそう募った。
たまちゃんを発見した昨年11月までのこの数年間、彼女の病状は進行する一方だった。
そんなことをきっかけに、疎遠だった親類が、彼女の元を頻繁に訪れるようになり、たまちゃんと一緒に暮らしていた猫達は、動物嫌いの親族達により、同ビル内の階下へと移された。
そして、たまちゃんだけが、彼女と暮らす唯一の猫となった。
また、彼女の全てを親類が管理するようになってからは、たまちゃんのご飯代にも困り、彼女もたまちゃんも途方にくれること度々だった。
彼女の1階の猫達の面倒をみていたkさんでさえ、たまちゃんのトイレ掃除をすることも会うこともままならなくなっていた。
彼女の頭の中では、猫=わたしであったようで、たまちゃんのご飯を求め、わたしのところにやって来ようと何回か試みたようだが、それもできず、その度ごとにどうにか窮地を救っていたkさんや近所の人から、そんな話を何度も聞かされた。
たまちゃんがあまりにも不憫なので、kさんと里親さんを探そうという話を何回もしたが、たまちゃんのご飯に困り果てても、彼女はたまちゃんを手放そうとはしなかった。
彼女が拒否する以上、わたし達にはどうすることもできなった。
そんなことを繰り返していた頃、たまちゃんの飼い主である彼女が倒れ、病院へ運ばれた。
それが、昨年11月。
1階の駐車場にたまちゃんの茶碗類、トイレなどが無造作に割られ、捨てられていた。
そして、たまちゃんがベランダへ放り出されていることに気がついたKさん。
その日のうちに、彼女と2人でたまちゃんを救出した。
その後、kさん宅で、自宅の猫達以上に甲斐甲斐しく面倒をみてもらっていたたまちゃんだった。
きっと、たまちゃんにとって、kさんと過ごしたこの数ヶ月が、生涯で一番穏やかな日々だったのだろう。
だからこそ、いつもの眠りについたまま、覚めることのない深い眠りへ入っていったのだろう。
安らかな最期だったというkさんの言葉だけが、唯一の救いだ。
kさんは、たまちゃんの旅立ちが決まってから、たまちゃんにそのことを言い聞かせていたと、ご自分を責めていらした。
元の飼い主さんは、たまちゃんのことを忘れている。
彼女が生きていく上で幸せなことに違いない。
彼女なりに愛した者との別れが、もう2度とないのだから。
わたしとは、事あるごとに元の飼い主さん宅で出会っていたたまちゃん。
いつも隠れてわたしを見ていたたまちゃん。
そんな縁でしかなかったのに、わたしが陰に引き込まれそうになるのを自らを犠牲に断ち切ってくれるかのように、あっけなく逝ってしまった。
そんな健気さに、悲しみも追いつくことができない。
投稿者 aozora : 23:13 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月17日
ひまと智の夜明け前
あられもない寝姿で爆睡するひま。
目が覚め、まずはグルーミングをしかける智。
あおぞら家の構図として、お決まりのパターン。
グルーミングは、いつしか殴り合いに・・・(ーー;)
この後お目々パッチリになったひまは、新聞屋さんの気配にくノ一のような走りで玄関へ一目散。
投稿者 aozora : 21:08 | コメント (4) | トラックバック
2007年04月09日
しまに&ちびにゃり&しまにに(撮り直し分)
最近の写真が撮れていなかったしまにちゃんと写真のなかったちびにゃりの写真をUPしました。
これで、取り合えず8匹の姿だけお披露目できました。
しまに(縞ミケ、雌、4〜5歳) しまにに(縞ミケ、雌、4〜5歳) ちびにゃり(白茶、雄、1歳くらい)
ねこやまさん(http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
http://narineko.blog80.fc2.com/blog-date-200703.html)
まきぼうさん(http://www.makibou.com/
http://www.makibou.com/scf_diary/scf_diary/20070407.html)
ひなさん(http://www.nekobaka.com/tomorrow/)
いつもいつもアピールありがとうございます。
帰ったらまとめたページを作ろうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
追記
ねこやまさんのblog4/8に追記があります。
夏乃。もうねこやまさんに馴れました(*_*;
2007年04月07日
なっちゃん。病院から移動
今日病院から引き出し、ねこやまさん宅へ
すっかりおこりんぼのなっていた夏乃でした。
やっぱり、女の子。そして、サビ。
度胸がいいです。
ねこやまさんに我が家の面々と会っていただき、ねこやまさんの車で夏乃の病院。
そして、ねこやまさん宅へ。
ピョンタちゃん部屋へなっちゃんを放牧?
なっちゃんは、大きな声でしゃべりながら?泣きながら?隠れ場所を散策。
しばらくして、声がしなくなったので、ベランダからなっちゃん部屋を覗くと、カーテン越しに隠れてるなっちゃんと遭遇。般若顔。
初めてねこやまさん宅に着いた時のキジたろう君そっくりでした。
そして、ビビリのピョンちゃんの気配なし。
夏乃ことなっちゃんは、もう少し落ち着けば人馴れする感じです。
ただ、サビちゃんなので気ままで気位は高いと思います。
写真は、ねこやまさん宅に着いたばかりで、最初に隠れたトンネルでの1枚。
あまり、写りはよくないのですが、実物は愛らしい面立ちです。
脱!般若顔。
ねこやまさん。美人のなっちゃん顔をお披露目をよろしくお願いします。
なっちゃんの可愛い顔が撮れなかったので、すっかり凛々しくなったクレオとふんわり美人になったロミちゃんの写真を代わりにUP。
この二人も家族を大募集中です。
ねこやま家にお願いしている大勢の面々はこちらから↓
http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
2007年04月06日
しまにに&きじとらお
ボケボケのわたしは、リュックの口を開けたまま出勤し、会社に着いたらデジカメがない。。。
もう本当に自分が嫌になります。
なので、取り合えず写りが悪いのですが携帯で撮ってみました。
しまにに(縞ミケ、雌、4〜5歳) きじとらお(雄、3〜5歳)
2007年03月31日
シュー退院
シューが退院しました。
輝時と同じような症状で、同じ治療、同じ薬。
若さの体力の勝利でした。
一時は悪性リンパ腫も疑われたのですが、細胞診と胸水の院内検査でも検査機関の病理検査の結果でも細胞に悪性は発見されず、細胞診では、壊死性リンパ腫の疑いもあったのですが、結局、化膿性胸膜炎でした。
しかし、本当に人間怖がりのシューは、病状回復とともに人間に対する恐怖も回復?
ちょっとした検査でも唸って、舌がみるみる真っ白に・・・
そんなシューなので、やはりうちの子とすることにしました。
今後、リンパが腫れるようであれば、壊死したリンパの摘出もしなければなりません。
今回、外傷も見受けられず、口内も取り立てて異常があるわけでもなく、胸水の病理診断でも悪性所見が観察されなかっただけでなく、標本上では細菌も発見されませんでした。
さやと血縁関係がある可能性が強いので(保護してから何度かFIPの検査もしてますが、FIPの疑いはありません)、やはり免疫力の弱い、虚弱体質なのかもしれません。
この先色々あるかもしれませんが、取り合えず数値的には全て正常値に戻りました。
心配してくださった皆様。ありがとうございました。
励ましのメールを下さった皆様、お返事もせず申し訳ありません。
難しい病状で、一時は余談を許さない状態(当初、血液の塗沫検査で総白血球数の割合、好中球分葉核36.3%、好中球桿状核50.8%)シューを誠心誠意治療してくださった病院の先生方とスタッフの皆さんに感謝です。
最近、自分のことも含めてしみじみ思います。
最善の治療。最新の医療。
それらを選択できる状態でいないといけないなぁと・・・
帰りは、あいにくの曇り空でしたが、暖かかったこともあり、シューと同じ病院で鍼治療を受けている凜(花見好き)もいたので、タクシーではなく、お花見しながら歩いて帰ってきました。
凜がいると病院でも道すがらでも、安心するシューちゃんでした。
家の中では、あまり接触はないのですが、やっぱり家族なんだなぁと。。。
2007年03月29日
緊急募集(夏乃)
会社移転の話が本格化してきたので、現在会社に毎日来て、わたしだけのごはんを頼りにしている子達を保護することにしました。
サイト上での報告を怠っていたのですが、色々虚しく切ないことがあり顔ぶれも変わっています。
一時3匹まで減りましたが、今年に入って一挙に5匹増え、総勢8匹になってしまいました。
いかにも引越しで置いていかれたような新人君も居ます。
日々怯える子になっています。。。などなど、順次顔ぶれをUPしていきますが、今日保護した夏乃(仮名)なっちゃんをまずは紹介します。
この子の事は、今年始めに近所の人から聞かされました。
ずっと室内飼いのことを説得してきた、3匹の放し飼いの方です。
そのうちの子達は、毎日わたしの勤め先にやって来ます。
ごはんをあげたり、かまってあげたりしないと帰りません。
帰らなくてもかまわないのですが、そうすると飼い主のいない子達をいじめます。
飼い主のいない子達は、怖くてわたしの所に来ることもままなりません。
鉢合せをしようものなら、一目散に道に飛び出します。
それで、命を落とした子もいます。
命を取りとめても障害が残った子もいます。
なので、わたしは、その方に保護も手術も手一杯なのでできません。
聞きたくありません。と言ったら、そうではなく自分でどうにかしたいので方法を知恵を貸してくださいとのことでした。
3/26に紹介した「たまちゃん」の飼い主さんに、7〜8年前、猫がたくさんいるところがあるので手術のために捕獲してほしいと頼まれ出向いた地域の話でした。
そこで夏乃に餌をあげていたと言うことでした。
しかし、その近辺の方に苦情を言われ、張り紙をされ、見張られていて、怖くてごはんがなかなかあげられないというのです。
他にも数匹いたらしいのですが、ごはんをあげることもままならなくなったら、夏乃以外は姿を消したと言いました。
夏乃だけは、近所の人に追い払われても、苛められても、近辺に隠れて、声をからして泣き続けている。その場から離れないで、ごはんをねだる。
そして、怪我をしているようだ。風邪もひいてるようだ。
まだ、小さくてガリガリに痩せている。
そんな内容でした。
わたしは、
「それでその子をどうしたいのですか?
何が出来ますか?」
と尋ねました。
案の定、わたしが引き取らないと察すると、
「びくびくしながら行くのは嫌なので、あげられる時だけあげる。仕方ないですよね。」
と。
わたしは、
「そんなことしてたら、確実にその子は死にます。
この寒空の中、時間の問題です。
しつこいようだけど、前々から言っているように 餌だけあげて、手術もしない。増える一方だったら、嫌いじゃない人だって、猫が疎ましくなる。
その子が、今置かれている状況をつくったのは、猫好きと称して無責任に繁殖させてる人間なんですよ。」と・・・
すると、この手の人のお決まりの
「わたしだけがごはんをあげてるわけではない。
誰それが、途中で放ったらかした・・・」云々。
こんな人達のいつもの台詞に嫌気がさしたわたしは、
「それでどうしますか。
その子を見殺しにしますか?」
すると、またまた
「うちには3匹いるし、子供の養育費もかかるし、不景気だから主人も怒る・・」云々。
内心、じゃあ景気の良い時、1匹でも手術したか。
餌だけやって、死んだらそれが寿命と言っていたじゃないか・・
そう思いましたが、グダグダ続くいい訳を遮り、
「捕獲なら協力します。
そこに置いておけないのなら、保護して飼ってくれる人を捜すのが最善だと思います。
保護するのなら、ケージはいつでもお貸しします。
飼い主さん探しも協力します。
病院も紹介します。
人馴れてしない子でも、ちゃんと見てくださる先生ですから。」
「馴れてるから捕まえられると思うんだけど・・・
でも、汚い柄だから貰い手見つからないですよね。
どうしたらいいでしょう・・・
もし、仮に保護してもすぐなんてみつからないですよね。」
「それはやってみないとわかりません。
サビ好きの方も世の中にはいるし、柄は違っていても、自分の思い出の猫と面影が重なると言ってもらってくださる方だっていますし。
でも、保護するからには、途中で放り出すことは出来ませんよ。
それは、捨てると言うことですから。」
「ケージに入れっ放しは、可哀想。
主人が嫌な顔をすると思う・・・
わたしの事情もわかってもらえますよね。
どうしよう。」
「それなら、長期覚悟で、病院に預ける。
料金もわたしからも先生にお願いしてみます。」
「預かってくれる人とかっていないですよね。
団体さんとか・・・」
「いません。
有料で引き取るというところもありますが、1匹200〜300万。
そんなところもあるようです。」
「・・・
とにかく、その子の所にこれから娘と行ってきます。」
「時間の問題ですよ。
その子が助かるのも助からないのも。
今、その子を助けてあげられるのは、○○さんだけだと思います。
できるなら、助けてあげたいと思っているお嬢さんの優しい気持ちも考えてあげてください。」
後日、この方は夏乃を病院へ連れて行きました。
怪我はたいしたことが無く、風邪も酷い状態ではなかったということでした。
そして、その子を誘導し、自分の家の敷地内に小屋を作り、ごはんをあげていました。
「サビはメスだから、手術を必ずしてください。」
と、しつこく言いました。
それから、しばらくして見たことのない小柄な猫がわたしの会社にやって来ました。
そこのお宅の飼い猫(雄・去勢済)にくっついて・・・
サビでした。
その方に確認すると、夏乃でした。
そして、夏乃が発情していることに気がつきました。
夏乃の気配を感じて、見たことも無い未去勢の雄の姿をみかけることも多くなりました。
わたしは、
「発情してます。」
と、伝えました。
すると、
「手術したんですか?」
と、何食わぬ顔で。
(・・・???
何言われたんだろう。今、わたし・・)
夏乃は、そのお宅から姿を消していたとのことでした。
それなので、飼い主さんの所へ帰ったんだと思って喜んでいたと言われました。
飼い主さんがいたのですかと尋ねると、あやふやな返答。
それどころか、わたしの所に来ているのなら、安心。よかった!と言われました。
わたしは、
「会社も間も無く移転するので、この子の面倒はみません。
この子が発情しているから、雄が集まってきてます。」
と、虚しく言いました。
すると、
「今までたくさん手術してもらったから、この辺ノラちゃん減ったんだもんね。
これで増やしたらこの子も可哀想だから、わたしも少し手術代出します。」
???・・・
「今年に入ってから、うちの子達やここに来てる子が、次々に入院や通院して、十万単位ではきかない医療費がかかっているので、それだけでいっぱいです。
今来てる子達の手術や検査なんかもしなくちゃならないので、わたしは、もう今以上面倒はみられません。」
「そうよねぇ。大変よねぇ。じゃぁ、あの子はわたしが手術します。」
「そうしてください。お願いします。」
・・・・・・・・・
それから、その方から音沙汰無し。
夏乃が、発情特有の声を出さなくなり、夏乃に引き寄せられていたような子達も姿を消しました。
怪我の時の捕獲で箱物に懲りていた夏乃は、捕獲器、キャリーに警戒心が強くなっており、なかなか捕まりませんでしたが、今日ようやく捕獲できたので入院させました。
診療時間ギリギリで捕まえたので、検査結果、およその年齢等は明日掲載します。
小柄なサビです。
可愛らしい顔立ちです。
鼻も高い美人でもあると思います。
ワクチンは、5種をお願いしました。
爪きり、ノミ取り、駆虫もお願いしました。
多分、人下で育ったことのある子だと思います。
度胸はいいです。
捕獲器で捕獲しても固まりもせず、狂喜乱舞もありません。
緊張して、怒ってはいましたが、比較的落ち着いた態度でした。
病院で捕獲器越しに触ったら、触るな〜シャーッ!と、ちょっとだけ怒りました。
女の子って感じです。
慌てたので病院で写真を撮るのを忘れてしまい、下記のような写真しかありません(悔!)
そんなわけで、リリースしてもその方が面倒をみるとは到底思えず、人馴れしそうで、まだまだ若そうなので、夏乃を預かってくださる方、家族に迎えて下さる方を募集することにしました。
去年は、家・外の目の前の子達の面倒をみることで精一杯で、ボケボケしてしまいましたが、追い込まれて愚図にも拍車がかかり、奮起しました(昨年励ましのメールをいただき、1年がかりでお返事を書いた(-_-;)方のがんばりを知り、勇気づけられました。この方の戦いをご存知の方もいらっしゃると思いますが、もうすぐサイトを立ち上げられるようなので、「あおぞら」でも微力ながらお手伝いしたいと思っています。その時もよろしくお願いします)。
残り7匹も順次UPしますので、よろしくお願いします。
ーーーーーー3/30追記ーーーーーー
エイズ・白血病(-)
一般・生化学血液検査異常なし
年齢1〜2歳
捕獲に手こずっていたため、堕胎手術となってしまいました。
可哀想なことをしました。
なっちゃん、ごめんねとしか言えません。
自己嫌悪です。
なっちゃんの生涯を共に過してくださる方、また、なっちゃんが穏やかな時間をつかめるよう、その間、預かって面倒をみてださる方を急募します。よろしくお願いします。
夏乃
2007年03月26日
たまちゃんの家族募集
昨年の11/30に掲示板に書いたまま(http://www.nekobaka.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=224;id=chatoran)、募集記事も書かないまま放ったらかしになっているたまちゃんです。
ずっと、家族に迎えてくださるお家を待っています。
広範囲域の数百匹の飼い主のいない子達の避妊去勢を自費でしてきた方の飼い猫でした。
この方は、ご高齢のお一人暮らしでしたが、前々からの持病の悪化で、この子を面倒見ることもままなりませんでした。
そんな時、入院となり、この子は猫嫌いの親族に この寒空の中、ベランダに追い出され、水もごはんもトイレも無く、ただ凍死、餓死すればいいや状態で放置されました。
kさんから連絡を受け、kさん(http://aozora.nekobaka.com/ksan.html)と救出しました。
救出後、kさんのお宅で保護しています。
たまちゃん。メス・8歳・白黒、尾長、左手前足(人間でいうとくるぶしから先)を断脚してあります。
これは、幼い頃交通事故に遭い手術したものです。
エイズ・白血病陰性。生化学・一般血液検査異常なし。3種ワクチン接種済み。
飼い主さんには馴れていましたが、人見知りの強い子です。
抱っこしたり、撫でたりはできますが、抱かれ慣れていないので、抱っこされると固まります。
嵐を吹いたり手を出すようなことは無いです。
ただ、現在の犬化した猫ではありません。
猫らしい、良くも悪くも女の子らしい子です。
この写真は写りが良くありませんが、実物のたまちゃんは品格漂う美人です。
kさんのお家の子達とは、喧嘩もしませんが、くっついて寝るようなこともありません。
お互い無視といった感じだそうです。
病院でもおとなしくワクチン接種、採血をさせてくれました。
手も怪我をしていたので治療しました。
完治しています。
↓病院でのワクチン・採血などの様子です。
2006年11月08日
何なんだシューゾー!
どんな猫とも仲良くできるシューゾー。
ひま・智ともよ〜く遊んでいる。
しかし、人間にはかなりビビリン坊(ーー;)
でも、実は甘えん坊。。。
撫でてもらうの大好き!!
最近は、頭をいきなり撫でても逃げなくなった。
そして、シューにはよ〜く見ると常に黒いひげが2〜3本ある。
全身茶トラなのに、めずらしい??
この数週間。シューは発情のまねをする。
それも、よりによってセラを一番のターゲットにしている。
セラのムゥ〜ゥォ〜という苦しげな声がするので駆けつけてみると、毎回シューがセラにまたがり首根っこに咬みついている。
叱ると、佳祐にまたがっていたこともあった。。。シューあんたねぇ〜
いままでこのようなことは全く無かった。兆候すらなかった。
なのに突然。何故っ?
ましてや、避妊前の若い身空のひまちゃんがいるのに・・・ひまちゃんと仲良しなのに・・・なのにどうして超年配のセラ。長老のセラ?
そして、おっとこ前の佳・・・???何故だぁ〜。シューゾー。お前は何処に向かおうとしているんだぁ〜\(◎o◎)/!
去勢手術をしていただいた先生に電話で相談した。
ホルモン療法の他にもいくつか方法があるそうなので、少し様子を見て、この行動が顕著なら、相談しながら決めましょうと仰っていただいた。
今までにも手術を遅らせるために、拓哉、カッシーは1度づつホルモン剤を使った。
男の子は、なるべくなら8ヶ月過ぎに手術をしたいと思っている。
女の子に比べて、幼いうちに手術した男の子は、ホルモンのバランスを崩す子が多かったからだ。
でも、女の子より男の子のほうが、ホルモン剤が効く確立は少ないそうだ。
だが、12年前の拓哉も5年前のカッシーも運良く効いてくれた。
おかげで、2人とも横幅広〜いタイプにならずに済んだ。
こんなグルグルバタバタ状態の時に限って、予想外のことが次から次へと起きるものだ。
シューちゃん。お願いだから勘弁してください。
※シューゾーがわたしの元へやって来た経緯を掲載してるつもりでした。。。が、どこにも無いっ!!!!!!!!!!!!!!
捕獲直後の掲載文が消えています。と言うより消して、そのまま何も無し状態!
吃驚したというより、自分に呆れました。
アホにも間抜けにも馬鹿にも限度があります<(`^´)>
なので、今更ですが、たった今現実を直視できたので、近日中にシューゾー。そして、姉?妹?さやのことを書き殴ります。
投稿者 aozora : 02:26 | コメント (10)
2006年11月07日
智&ひま。それから、ゴンとシューゾー
ひま、智、シューゾー、ゴンは、無邪気に一緒に遊ぶ。仲良し!
4にゃんまとめて家族に・・・なんて、夢みたいな現実は、ないだろうな〜。
すくすく育ってすっかり大きくなったひま(^_^;)&シュー
二人とも小さかったのに・・・でも、無邪気さは変わらず(^_^)
うちにStay中のゴンちゃん
2006年11月06日
ふく
ふくは美人だ。
流線型の横顔の頃合がとても綺麗なラインで、鼻の穴が左右対称みごとなバランス。
と、言ってもふく以外のキバラガメの顔を知らなかった。
そこで、キバラガメを検索してみた。
そして、ふくが美人のキバラガメだということを確認できた。
ふくは、メグ・ライアンに似ている。
ふくの笑顔は、ほんとメグ・ライアンに似ている。
そう思っているのは、わたしだけだろうか。。。
2006年10月18日
待っているしっぽ@ひじき
ひじき君は、一見強面ですが、甘えん坊でおっとりしていて気の優しい子です。
他の猫とけんかすることはまずありません。
いいお家が見つかってほしいです。ーsuzunaさん談(^^♪ー
わたしがとろとろしている間に、suzunaさん宅に預かっていただいて1年が経ってしまったひじき君
↓
http://aozora.nekobaka.com/shitunaihogo.html#kuranorusen
2006年10月17日
マイブーム
ー智ー
テレビ画面にじゃれ付く。テレビの裏に回り???おかしいにゃん???
鈴ボール咥え
取って・・・来い♪
素早い猫パンチで白飯横取り・・おかずも(※注爪は出しません)
ドライフードばら撒き、転がし、遊び食い(派手にやらかします(ーー;)
ーひまー
テレビ観賞
輪ゴム落とし
タオルはずし
鏡で自分を見る
ー二人の沈静化しつつあるマイブームー
カーテン登り
ーずっと続いていることー
怒涛の空中合戦
網戸登り
窓から外を眺め、すずめに声をかける
水遊び
ふくへの興味。一緒に泳ぎたいっ!ふくの背中に乗りた〜い!
ー寝起き、眠くなった時の甘えー
智:び〜〜〜んとブリキのラッパのような声でなき、抱っこをねだり顔をペロペロ(噛み付きません)
すぐ眠ってしまいます(^^♪
ひま:不細工な声でなき、人間によじ登ってくる。そして、両腕を首に回し、抱きつき、耳、頭、髪、顔をかむ(甘噛み)。途中で降ろすと、必死で追いかけて来て、同じことを繰り返す。そのうち、天使の顔で眠ります(*^_^*)
ー練習中ー
智:立っている人間へのジャ〜ンプ!(まだ腰くらいまでしか飛びつけません(^_^;)
ひま:ごろごろ(喉鳴らし)だいぶ上手に鳴らせるようになりました(^^)v
ー天敵ー
意地悪カッシー
2005年11月03日
九州地区の預かりさん、里親さん緊急募集(代理)
母猫(年齢不明)
仔猫(生後5ヶ月くらい、性別不明)
保護後、避妊・去勢手術を予定しています。
リリースしてもごはんをもらえなくなることが濃厚。
この場所は、以前も捕獲され処分された子がいるそうです。
これから、寒くもなります。
母猫、人懐こい。
仔猫は、母猫ほど馴れていないようですが、一足先に保護されている3匹の兄弟は人馴れしています。
詳細などは、追って。
ここの餌やりさんは、わたしから見れば無責任で甘えがあると思います。
しかし、この現場に偶然関わった方は、今必死で奔走なさっています。
そして、一番の被害者は、人間の無責任さを一手に負うのは、無邪気な小さな命です。
九州地方の方にお知り合いがいらっしゃる方、又はお住まいの方。
どうか、お力添えよろしくお願いします。
取り合えず、ご連絡はあおぞらまでお願いします。
・・・と、これを書き込んでいると、生後2ヶ月くらいのアメショー色の仔猫がこの近所に(会社の近所)捨てられていると、親切に教えに来てくれた方がいらっしゃいます<`〜´>
そんな仔猫は見かけたことがないので、わたしは、多分、露骨に嫌な顔をして話を聞いていたと思います。
あ〜。やだヤダ。でも、仕方がない。
どこに潜んでいるんだ。ちびっこ。轢かれるでないぞ。
もう、そろそろ会社を出ないとこんな時間だし。
発作がおさまりきっていないのに、うちの子達の世話をしている妹にまた叱られる。
そして、妹の喘息の発作が、より頻繁になる。
捨てるな。
捨てるなら飼うな。
増やすな。
無責任に餌をやりっ放しにして、苦情を言う人と喧嘩するな。
自分はいいことをしてるんだと、無責任な迷惑者のくせに豪語するな。
自分は猫好きだと、吹聴するな。
そんな人達と一色単に、だから猫の人はと言われるのは、いい迷惑だ。
もうたくさんだ。ふざけんな。
猫が一番の被害者だ。
投稿者 aozora : 00:12
2005年10月11日
緊急の子達ー2−
遅れ遅れでの途中報告
@青梅街道の生き残りの子 http://aozora.nekobaka.com/oumekaidounonekotachi.html
青梅街道現場生き残りの白黒君。
10/1より、ピョンタ君として、ねこやまさんのお宅で預かっていただいています。http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
序に、クレオの再募集もよろしくお願いします。http://aozora.nekobaka.com/kinkyuu.html#kaisha
遊び盛りのやんちゃ盛りです。同じ年頃の子がいるお宅で、元気にはしゃぎ回らせてあげてください。
A下半身不随の子
web上での募集ということで、病院の先生のご心配もあり、顔写真だけに留めて置きます。
ご質問等は、あおぞらまでメールにてお問い合わせ下さい。
B.エイズ陽性、人懐こい子
引き続き募集中です。
よろしくお願いします。
C殺害現場の2匹 http://aozora.nekobaka.com/satsugaiframepagenew.html
みんみん、らすかる君を預かってくださっていたsuzunaさん宅に白キジ君、黒君が10/8からお邪魔しています。
白キジ君は、たらちゃん。黒君はひじき君と仮名をつけていただきました。
http://aozora.nekobaka.com/kinkyuu.html#kuranorusen
この現場に残るのは、パフちゃん1匹となりました。
パフちゃんは、この現場から保護したオルセンちゃん、クラン君をお願いしている奈奈さんのお宅にパフィーちゃんとして預かっていただく予定になっていますが、賢すぎて捕獲できません。
奈奈さんが捕獲のお手伝いもお申し出下さっていますm(__)m
パフちゃん。寒くなる前にパフィーちゃんになってください(切望!)
ちびっこ茶とら。今週、再診予定。
でも、元気、元気。
日に日に目を瞠る成長ぶり。
この子も同じくらいの年頃のいらっしゃる方。よろしくお願いします。
http://www.nekobaka.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=138;id=chatoran
青空しっぽのうちの子達
海空(みく)。この3ヶ月くらいの間に3度入退院。
結局、肛門腺。全切除。お尻の毛もやっと生えてきました。早く生え揃わないと、お尻から風邪をひきそう(>_<)
悦司、鍼治療、尿路結石治療継続中。
凜。鍼治療継続中。9/28に腎不全2期と診断される。3ヶ月前の健康診断では、異常なかったのに・・・
療法食一切拒否。お願いだから、元気で長生きしてほしい。お願いだから。凜・・・
もも、拓哉。鍼治療予備軍。うーちゃん、諸々治療継続中。
2005年09月26日
緊急の子達(詳細)
家でPCに向かっている時間が取れないので、サイトの更新が進みません。
なので、blogと掲示板で取り合えず更新します。
それと、外の子を撮ろうとしたらデジカメが手を離れ宙を舞い、無残な姿に・・・
なので、デジカメ物色中なのですが、こちらも時間が中々なので新しい写真がありません。特にAの子は、携帯で撮れたらUPします。
9/27追記しました。
@青梅街道の生き残りの子 http://aozora.nekobaka.com/oumekaidounonekotachi.html
青梅街道現場生き残りの白黒君。雄。1〜3歳くらい。4.3kg。去勢済み。
一般・生化学血液検査異常なし
エイズ陽性。白血病陰性。
病院で保護中。人馴れ度薄。
今は落ち着きましたが、怖がりで触れません。
病院でのトイレ掃除やごはんの出し入れなどの際に襲ってくるような様子は見せません。
ただ、固まっています。
多分、ロミちゃん、まりもちゃんの兄弟です。
この子は、ロミちゃんの後ろにいつも隠れていた、用心深く臆病だった子です。
ねこやまさんにお申しでいただき、捕獲寸前に姿を消しました。
この現場から、らすかる君、まりもちゃん、ロミちゃん保護後、1度も姿を現しませんでしたが、先日の台風の日の0時30分頃、帰宅途中この現場に隣接する歩道を歩いていると、車の音や雨風にも消されない大きな声。
ふと、声のするほうに目をやると、この子がわたしに向かって必死で訴えていました。
9ヶ月ぶりの再会でした。
9ヶ月前とは比べられないほど痩せ細っていました。骨と皮という風貌でした。
※写真は、昨年の丸々していた時のものです。
それ以降、そこを通る時間がまちちなわたしを、毎日毎日待っていました。
日が暮れる頃から、深夜2時を回っても待っていました。
2週間ほどで、だいぶ肉付きがよくなり、わたしに対する態度も、ロミちゃんの後ろに隠れていた頃に戻ってきたので(しかし、警戒心は強いです)、捕獲しました。
この現場から保護した、ロミちゃん、まりもちゃん、らすかる君は、みなエイズ・白血病ともに陰性でした。
しかし、この子はエイズ陽性でした。この9ヶ月の間に感染したのかもしれません。
外での生活は、このようなことが起こりうる可能性が高いものです。
A下半身不随の子
この子は、外の子を保護し手術や検査などをお願いしている病院に入院中の子です。
この病院の近所の方が捕獲し、病院へ入院させました。
今日、先生に詳細を改めて伺いました。
4年位前に虐待され下半身不随に(近所の人、数人が証言)。
保護しようとしたが捕まえられず、何人かが見かけたときに餌をやり数年間外生活をしていた。
しかし、2〜3週間前の台風の前夜、弱っていたので餌をあげていた一人が捕獲。
胸水が溜まっていた。
インターフェロン投与で、現在胸水はなくなっています。
しかし、伝染性腹膜炎の疑いはあります。但し、未検査です。
足は、両足の大腿骨、膝、かかとの関節が固まっていて後ろ足は全く動きません。
両足が前に伸び、腰を曲げているような状態です。
それでも、外にいる時は、前足をつかって後ろ足をあげて、素早く動いていたそうです。
腰から上は、問題ないそうです。
年齢:5歳前後 茶トラ 雄(未去勢) しっぽ短(変形)
排泄は自分でできますが、おしりが汚れることもあるそうです。排泄のたびに拭いてあげるほどではないそうです。
恐怖心があるため、不用意に触ると手を出す(ひっかく)そうです。
但し、病院の先生は触れるそうです。
また、一人がこの子を持ち、もう一人が世話などをしようとしても手は出さないそうです。怒り続けることもないそうです。
この人は怖くないとわかれば、手を出すこともないようです。
虐待でこんなハンディを負っているわりには、人を信用する気持ちもまだまだ持ち合わせている子というような先生のご意見でした。
現在、入院中ですが、捕獲者は、自分では飼えないのでリリースする意向のようです。
先生が、不憫に思い、ご厚意でおいてくださっている状態です。
この子にお声がかかるようであれば、検査等はわたしのほうで責任を持って行います。
B.エイズ陽性、人懐こい子。
保護主宅で保護中。しかし、大所帯で(全くの個人で犬、猫の保護等の活動をなさっている方です)、他の猫に苛められ続けています。
所用でわたしに電話があり、その時にこの子のことを伺いました。
自宅の子達に苛められるので、ここにいるのはあまりにも可哀想なのだが、エイズなので里親さんを見つけることは無理。仕方がないと思っていらしたようです。
それで、「あおぞら」でも代理募集をすることになりました。
黒白、オス、推定1歳、尻尾はボブテイル。クリクリお目目が特徴。
去勢済み。健康状態は良好。 3種ワクチン済み。
性格は人懐こく、マイペースで遊びすき。他猫もOK。
白血病陰性、エイズ陽性。
エイズキャリアですが、他猫となんら変わりのない生活を送っています。
元気に無邪気に遊んでいます。
「終生飼養」「完全室内飼い」をお約束して下さる関東地方にお住まいの方をご希望です。
C殺害現場の2匹 http://aozora.nekobaka.com/satsugaiframepagenew.html
1歳位の白黒は、姿を消しました。
保護先が無いため、パフ、白キジ2匹が残っています。
この現場から家族にしていただいた、だいくん、茜ちゃん、ざらめちゃん、デューク君、さばポン君、あゆさん。
奈奈さん宅で保護していただいているオルセンちゃん、クラン君(外時代、ご飯を食べる時、特に酷い虐めにあっていた恐怖から、食事中にフラッシュバックを起こし、パニックになることが時々ある状態です)と、多くの方々のお力により保護することができました。
ですので、近隣の方々に残りの2匹も時間がかかっても保護しますということで、ご了解を頂いていました。
しかし、無責任な餌やりが、また出没するようになり、この現場の状況が一変してしまいした。
この問題を起こしている人は、以前、この現場の子達を放棄した人達ではないようです。
ただ、どこの誰かが把握できないでいます。
この場所の地主さんに、できるだけ早く捕獲をするということで、もう1度許可をいただけるよう交渉中です。
9/27追記
近所の方から苦情が出ているので、猶予というわけにはいかないという地主さんのお答えでした。
この2匹は、食べることも覚束なくなっていますので、緊急に保護が必要です。
警戒心の強い臆病者ですが、よろしくお願いします。