2007年08月10日
真綿のような白猫”コットン”
ガッちゃんが亡くなった2日後。
土曜の午前中。
お世話になった先生から電話が入った。
ガッちゃんのように、命にかかわる入院などの場合は別だが、電話を下さることはとても珍しい。
その先生の声が、弾んでいた。
ここだけの話、とても穏やかで優しい先生なのだが、電話ではとてもぶっきらぼうな感じを受ける。
シャイなせいだと思うのだが。
「しろちゃんの保護主さんが今日迎えに来ると連絡があって、あおぞらさんのことを話したら、ぜひ里親さん探しをお願いしますと言ってきました。
なので、引き続き病院で里親さんを待てることになりました」との連絡だった。
実は、この子のことを偶然耳にしてから、ひどく気になっていた。
それで、保護主さんの了解が得られれば、わたしのサイトで募集をかけてみたいと伝えておいたのだった。
しかし、一向に保護主さんから病院に連絡が入らず、会社の子達、きょんのこと、その他プライベートなことでも色々あるので、しろちゃんのことでヤキモキしていたわけではないが、ずっと心に引っかかっていた。
先生も同様。
この子にチャンスを与えてあげたいと思われていたようだった。
即、妹に先生のお話を伝え、しろちゃんのことを相談した。
エイズ・白血病も陰性。
人馴れもしていて、猫にもフレンドリー。
空もすっかり落ち着いているし、うちで引き取りご縁を待つことを了承させた。
以外にも快諾したので、ちょっと驚いた。
その後、ゴチャゴチャしてすっかり遅くなってしまったが、本日診察終了時間ギリギリにしろポンを迎えに行った。
念のため、前日にもう1度フロントラインプラス、ドロンタールを処方していただき準備万端。
引き取り時に、わたしも白ポンの外時代ごはんをあげていた、という女性と待合室で遭遇。
ただの餌やりだけおばさんではないようだが、
「もっと可哀想な子がいるからそっちも云々。。。
たくさんいるなら、もう1匹くらい同じじゃない・・・」
よくいるタイプの勝手な猫おばさん言動にちょっとむかつき、ふざけんなっという思いを込めながら(目つきを鋭くしたつもりの顔で)、絶対受け付けませんという態度で、きっぱり丁寧に拒絶した。
とは言うものの只今入院中でここにいる子なので、先生に恐る恐る伺った。
すると先生が、
「この子は大丈夫ですよ。
保護したご夫妻が、あまりにも不憫(幼子で断脚手術を受けた)なので、もう外には絶対出せない。自分達で面倒みます」
と仰っていると教えてくださった。
先生は、あと1匹残っているしまちゃんのことも気にかけていてくださった。
それに、しろポンを押し付けて申し訳ないとも仰った。
わたしは、近い年齢の子が2匹いるし、うちはのほほ〜んとしたお馬鹿がほとんどなので、大丈夫です。
責任持ってお預かりします。ご縁が繋がるまで、責任持ってうちで育てます。と伝えた。
そして、4ヶ月近く預かっていただいているきょんのことを改めてお願いした。
しかししろポンは、大好きな先生と自分を引き離したわたしのことが、大っ嫌いのようだ(T_T)
病院を出てキャリー越しに覗くと、シャーッ、ペッ(ねこやまさん風表現)をした。
自宅に戻り放牧しようとしたが、長い入院暮らしと、あまりにも多くの面々に多少戸惑っているようで、キャリーから出てこない。
仕方が無いので、智お気に入りの猫テントを畳みブラック中ケージを設置。
専用の夏用カバーをかけ、前面部だけ素通し状態に。
わたしが見ると、キリリとした顔でシャーシャー怒るが、既にご飯も食べた。
ひまは、玄関を開けた途端、唸りながらカーテン裏に隠れた。
片っ端から、みんなのことを殴りつけてる。
まぁ、新人さんが来るといつものこと。
他の子達も順番に挨拶に行った。
お局様の誰か一人くらいは悪態をつくかと思ったが、長の凜が澄まして受け入れたので、ひま以外、誰もしろポンを拒絶しなかった。
今は、智が、初めて見る自分より幼い子に仲良くしようよと、ケージ越しにおなかを見せてコロンコロンしている。
と、思ったら、ケージの中のしろポンのごはんが気になっているようだ(^^ゞ
でもこの分なら、すぐ我が家にとけこめるだろう。
智お兄ちゃんお願いしますね♪
仮名をコットンとした。通称、コッちゃん♪
投稿者 aozora : 23:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月01日
ガッちゃん
ガッちゃんのことで、コメントやメール、電話など、たくさんの方に励ましていただきました。
ありがとうございました。
ガッちゃんは、ストレス性の膀胱炎が原因ではありませんでした。
だからといって、ガッちゃんが戻って来てくれるわけではないのですが、サイトのガッちゃんのページを一部修正してあります。
ガッちゃんの病状の推移を詳しく書かなければいけないと思いつつ、どうしても気持ちがついて来ず、書き散らしたメモの束を取り出し、目にしてはまた仕舞い込むということを何度も繰り返し書けずにいます。
先生には、その都度ご説明いただいています。
また、わたしからもご質問させていただいたり、ご相談もさせていただきました。
そして、出来る限りの治療をお願いしました。
先生は休みも返上してくださり、また昼夜問わずガッちゃんの治療にあたってくださいました。
そして、ガッちゃんを最後まで見守ってくださった後、わたしのフォローまでしてくださいました。
親友である獣医にも色々相談にのってもらいました。
今回のガッちゃんのことについては、様々な考えや意見もあります。
ただ今のわたしが、今の状況で思うことは、先生に感謝の言葉しかありません。
それと、支えてくれた友人達、何の得策も無く純粋に励まし続けてくださった方々にただただ感謝を伝えたいと言うことだけです。
そして、人は人によって救われるということを 改めて強く感じました。身に沁みました。
ありがとうございました。
投稿者 aozora : 22:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月19日
とっても可愛かったガッちゃん
今朝2時。
先生に看取られ旅立ちました。
まだ、3歳でした。
安らぎとは縁遠い短い一生でした。
楽しいこと、嬉しいこと。
いっぱいいっぱい経験させてあげたかった・・・
安心して、目覚めることのできる朝を迎えさせてあげたかった・・・
油断した寝姿。ガッちゃんもできることに気づかせてあげたかった・・・
わたしが、ガッちゃんに急がせた終止符を打たせたのだと思っています。
それでもわたしの進む方向は変えられません。
支えてくれている友人達に感謝しています。
救ってくれた友に感謝しています。
ガッちゃんを心配しながら、いとおしく思って見守ってくださった方々に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ガッちゃんを救えなくて申し訳ありませんでした。
それでもやらなければならないことがたくさんある今の状況に、初めて猫達にカメのふくに感謝しています。
投稿者 aozora : 10:33 | コメント (7) | トラックバック
2007年07月16日
あおぞら家。ことごとく壊れる・・・
7/8早朝。
悪の権化、ももの悪行によりPC破壊。
即座に大原家のレスキューm__m
しかし、ももの悪行直後、わたしの不埒行為があったため未だ・・・
PCが壊れた翌朝。
わたしの腰も壊れる。
これほどの破壊は、10年ぶり・・・
狭小住宅なのにトイレへも歩いて行けず、貞子のように這いつくばって、きっと来る〜♪状態で、空怯える(悲)
智、患部にダイブ(泣!!)
ひま、上空から降って来る。
おまけに、腰の悪化により持病のケーラー氏病、神経痛も勃発。
しかし、猫の力を借りた荒療治と以前頓服に処方していただいていた鎮痛剤により、ようやく家の中を歩けるまでに回復。
だが、歩行中に、腰に飛び掛りぶら下がったり、肩に飛び乗り、止まり木代わりに利用しようとする毛深者多数有り。要注意!!
うちは、危険地帯が絶えず移動しているのだ。
でも、PCにも少しの時間向かえるようになった。
あっ、このPCは、大原家からのレスキュー品m^^m
妹も空の連日の叫び攻撃により、寝不足から喘息発症。ずっと治まらずにいたが、台風によりより悪化。
泣くに泣けない状況多発だった。
というわけで、ガッちゃんのお見舞いにも行けず、電話で先生と連絡を取る日々が続いていた。
ガッちゃん、きじとらお改め空(そら)の様子は、腰と相談しながら、別エントリーで必ずUPします。
ただ、ガッちゃんは思わしくありません。
手術も念頭に置いていますが、手術に臨めるほどの体力も無い状態です。
空は、うちの生活サイクルに合うよう矯正中です。
空のおかげで、15匹、生活ペースが乱れ、何がなんだか状態で、ストレスから体調を崩す者多数。
やはり、シニア組み多数に、空のようなタイプの成猫♂をいきなり放り込むのは、難しい。。
でも、うちの男の子達は、大柄だが根はおっとりタイプの子ばかりなので、喧嘩は勃発せず。
それだけは、猫達に感謝!!=^・^=
拓哉は、1本抜歯、一部縫合。無事退院してきてます。
ただ、手術前に念入りに検査し、13歳ということも有り、先生方もより念には念を入れてくださり、万全のライン確保、吸入麻酔で手術してくださったのですが、麻酔が完全に覚めるのに、予想より時間がかかってちょっと心配な日々でした。
でも、歯肉炎も治まり、安堵してます。
人間2人のダウンにより、悦司の鍼治療予約キャンセル。
エッ君便秘気味。ごめんね。エッポン。
かのんさん、毎回ありがとうございます。
いちごさん。
ガッちゃんのことをずっと気にかけてくださってありがとうございます。
ガッちゃんは、幸せ者です。
明日、お見舞いに行ったら、いちごさんのこと伝えてきます。
大原ばあやさん。
PC、わたしの腰のことばかりか、ガッちゃんのお見舞いまでお申し出下さってありがとうございます。
しま。先週の木曜、午後5時頃目撃される。
しかし、動けず。
でも、やはり見当通りの場所での目撃。
しまちゃん、待っててね。
もうすぐ、行くからね。
待っててね。
それから、今回の会社の子達保護に遠方から駆けつけてくださった、にゃじさん、大原ばあやさん、HANAsさん、しっぽな・オミ@大山さん、それから、朝、昼、夜、深夜と日々探してくださっている元事務所ご近所の大勢の皆様方。ひなさん、ねこやまさん。奈奈さん。それから、捜索&ポスター製作、印刷をしてくださった大原ばあやさん。
メールを下さった方々、心配して応援してくださっている方々、リンクしてくださっている方々。ありがとうございます。
しまちゃん、保護までもう少しのような気がしています。
早く腰を復活させ、よいご報告ができるようがんばります。
※トラックバックの調子が悪かったのですが、ごちゃごちゃ触ったら改善。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 06:10 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月08日
ガッちゃん
7月2日。
ガッちゃんを迎えに病院へ行った。
すると、思いもかけないことになっていた。
ガッちゃん、28日の保護依頼、おしっこも排便もなし。
ご飯も食べずにいた。
2日の朝、血尿を出す。
膀胱がまり状になり、パンパンだったそうだ。
出血性膀胱炎。
尿を全て搾り出し、注射などで治療。
食欲無し。
とにかく、しばらく入院して治療を続けることとなった。
翌日、3日。
昨日より容態が悪化。
危ない状態まで陥った。
治療にも拘わらず、急性尿毒症となってしまった。
血栓で、尿道が閉塞。
捕獲時の血液検査は何も異常が無かったが、BUNの値も当然ながらボンと上がっていた。
尿道の血栓を洗浄しながら管を挿入。
血栓が酷く、管が血栓によりスムーズに入らず。
しかし、麻酔無しで処置可能なほど容態が悪い。
24時間点滴開始。
食欲無し。
4日
少し頭を持ち上げるくらいになるが、予断許さず。
尿管より強制排泄。
24時間点滴。
食欲無し。
5日
体を動かすようになる。
自分で、眠る態勢を変えられるようになる。
血尿治まる。
24時間点滴。
食欲無し。
6日
少し元気になるが、尿道に装着した管を自分で外してしまう。
すると、排尿困難。
再び、尿管挿入。
血栓が無くなったため、3日より尿管、スムーズに挿入。
24時間点滴。
食欲無し。
7日
点滴。
差し入れの鶏肉完食(嬉!)
きょん、きょんの友達にも差し入れ。
※きょんの友達(家族募集の入院仲間)
左前足骨折で保護され、きょんと同じ病院に運ばれる。
長期入院中。
手術済み。完治。
1歳未満。雌。
近日避妊手術予定。
真っ白、尾長。
ブルーアイ。
人馴れ○
猫馴れ○
病院にて家族募集中!!
飼い主が見つからない場合、保護した方によってリリースされるとのこと。
投稿者 aozora : 03:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月07日
「きじとらお」とうちの中の子(15+1)達
何から手をつけたらいいのか、何から報告すべきか、あれから、それから・・・
あれもやらなきゃ、これも・・それよりこっちから・・メールも返事を・・あっ、その前にこっちのメールから。
悦司がこっちの病院で、凜と拓がこっちで、ガッちゃんがあっちで・・・
そう思っているうちに時間だけが瞬く間に過ぎていく。。。
でも、めでたいことなので、まずは親バカ報告!!
今日は、拓哉の13回目の誕生日!!
先週のにゃんドックでは、まあまあ。
明日、1泊して歯石を取る。
拓哉は、幼い頃、腎、肝の値が悪く数年に亘り通院治療していた。
腎臓の値は、正常値になったが、肝臓の値は、普通の子より高めなことが多く、定期健診は欠かせなかった。
今回の健康診断でも、正常値よりは高めだが、拓哉としてはまあまあ。
それと、拓哉は、流れる水飲み派なのだが、それも人間が水道に手を沿え、他の子を近寄せず、拓哉に集中して、一対一で見守って飲むという面倒な流水飲料派。
最近、その水飲み時間が長く、回数も増えたような気がしていた。
年齢も年齢なので、腎臓も心配だったが、異常なし♪
ただ、肛門腺がつまり気味だったので絞っていただいた。
肛門腺絞りは、犬より必要のない猫だが、年齢とともに自然には出づらくなるという。
他のシニア組も要注意だ。
しかし、わたしは肛門腺絞りが下手!んーーー困った。
ガッちゃん、まだまだ思わしくない。
ガッちゃんのことは、別エントリーで。
きじとらお。
病院に約2週間預かっていただいていた。
当初は、今月2日に我家へガッちゃんを迎え入れるはずだった。
病院のほうも患者さんが多く、わたしのわがままで入院室を3個も占領しているのは申し訳ないので、猫に対して、フレンドリーで攻撃性のないガッちゃんなら、隔離部屋を用意できない大所帯の我が家に放り込んでも大丈夫だろうと思ったからだ。
しかし、お迎え当日、ガッちゃんがの様子が激変した。
なので、不安でいっぱいだったが、4日からきじとらおを我が家に迎え入れた。
きじとらおは、その日のうちに食事をし(大食い、しかも外生活の時と違い、メニューに注文が多く、わがままを言う)トイレも使用。
ただ、大きな声でよく喋る。
起きていると喋る。
人間ではなく、うちの子達に向かってだ。
そして、午前2時くらいから7時くらいまで、大声で叫んでいる。
それも、よく通る声でーー;
人間がいくら相手をしても、叫ぶのを止めない・・・
そのおかげで、妹は寝不足も手伝い、喘息を起こしている。
初めて出会った時は、ひと撫でできたが、時間が経つに連れ用心深くなっていた。
しかし、外ではわたしに向かって、1度もシャーッといったことも手を出そうとしたこともなかった。
病院では、リラックスして、それなりに悠々とし、温厚な子ですと仰っていただいていた。
しかし、ケージから脱走しようと隙を狙うようなこともあったらしい。
我が家到着後、キャリーから出し、きじとらお専用に作った隠れ場へ移動させた時、一応わたしにシャーを1回。
きじとらお対策で、更に強化した二重網戸を手でコショコショ1回。
網戸の開け閉めの時、ベランダを気にする様子時々。
わたしや妹を怖がり、一応警戒している。
1日目黙って引篭もる。
2日目、日中洗濯機裏に篭る。
夜泣き始まる。
おやつ、またたびを何度も催促。
とりけずり、燻製ソフトササミジャーキーがいたくお気に召した様。
ごはんにも注文多く、選り好み甚だしい。
智と一緒に猫じゃらに興ずるが、ふと我に返り、わたしに怯える。
人差し指を差し出すと、本人不覚にも猫の習性でつい鼻先を寄せてしまう。
3日目。
おいしいごはんちょうだいと大声で叫ぶ。。
寂しいと泣く。
1日中喋っている。
夜泣きというか、明け方叫びというか甚だしい。
鶏肉、なまりをわたしの手から食べる。
そして、七夕の今日。
わたしより一足早く妹がひと撫で。凄く悔しい・・・
多分得意になっているだろう妹に密かに闘志を燃やしている。
病院でトラちゃんと呼ばれていたきじとらお。
我が家では、基本的に同じ名前は付けないようにしている。
同じ名前を使うのは、その子の思い出を奥底に格納してしまうような気分になり抵抗があるため。
以前トラという名前の子がいた。
そこで、トラと母音が同じ「空」と呼ぶことに決めた妹。
わたし的には、もうちょっと考えたい気もあったが、「きじとらお」は、思いもかけずあちこちで爆笑をかっていたようなので、取りあえず「そら」と呼ぶよう心がけた。
空は、うちの子達に圧倒され、いじめっ子だった面影はみせていないが、寂しん坊のようで、仲間に入りたいようだ。
しかし、猫を選んでいる。
今回、空を迎えるにあたって大活躍の智Pなのだが、空は、ちびっこかぁと人間なら舌打ちする風で、相手にしない。
智の行為を無にする態度。
どうも大きい男の子に気に入られ、我が家でのポジションを確保しようと画策している模様。
1番のターゲットは、悦司のようだ。
しかし、今のところ空振り。
#悦司
確かにエッ君は、我が家で中心的な男の子だ。
いざという時には、身を呈してわたしのことも守ろうとしてくれる。
実際に、そんなことが依然あった。
気は優しくて力持ちだ。
そして、温厚。
みんなから一番頼りにされ、信頼もされている。
それに、嫌なことでも、頼りにされたり、懐かれたりすると断れないタイプ。
空は、エッ君のそんな存在感?オーラ?を逸早く感じ取ったのだろう。
ただそこは大人の男「空」。
エッ君にベタッと寄って行きたいのだが、中々そうもいかず。
エッ君も、どんなに少なく見積もっても今年で13歳以上。
大柄なため(エッ君を始めて見て驚かない人がいないほど骨格が大きい)、足への負担もあり、鍼治療へも通っている身。
なるべく、面倒なことには関わりたくなく、静かに暮らしていたい年頃。
なので、空が近寄ってきたそうにしていても 気づかない振りでスタスタ交わしている。
そんな雰囲気を察して、ますますエッ君にベタつくことのできない空。
#拓哉
我が家の2代巨頭。
拓哉も今年の7月で13歳になった。
400gの時に出会ったので、年齢は間違いない。
大黒柱風の貫禄はないが、エッ君とは違った雰囲気で、みんなに好かれ、認められている。
タッ君が、ゴロゴロ言い出すと、眠っている子も起き出し、傍によって来る。
そして、みんなリラックス。
タッ君のゴロゴロは、幸せのゴロゴロと我が家では呼んでいる。
拓哉も基本的に温厚で、猫・人見知りもしない子だ。
ちょっと前までは、新入りが来ると、始めのうちだけシャーと威嚇するところがあったが、智を入れた頃からそんなこともなくなった。
基本的にお姉ちゃん猫達に無条件で甘やかされ、妹猫達にも甘やかされ?わたしにも甘やかされて育った子なので、わたしを取られまいと威嚇しているのが見え見えだった。
しかし、どんなことをしても新人は逗留し、わたしに甘える時間争奪は激しくなるが、自分のポジションも基本的には変わらないしと、可哀想だが半ば悟りの境地、諦めの境地にも達しているのであろう。
そんなタッ君が、あまりにも寂しげに泣くので、空に近寄り、スリッとしてあげた。
しかし、空。
もはやターゲットは、エッ君。
エッ君が無理なら、お姉ちゃん猫達(特に夢衣、海空)といった様子で、タッ君の行為を無にする。
その後もタッ君。何回も様子を見に空に近づきウリッとしてあげるが、空、泣き止まず。
それでも淋しげな空を放っとけないようで、拓は一緒に遊ぼうよと、大いにはしゃいで、空を誘う素振りを見せる。
13歳の拓が、全速力で家中を走り回るのは、最近では珍しいことだ。
しかし、マイペースに泣きつづける空。
その代わりといっては何だが、智、シュー、ゴンが、タッ君につられ大はしゃぎとなった。
#ゴン
3代巨頭になりつつある?密かに目指しているゴン(本人は、濁音系のこの名前が気に入っていない^^;)。
ゴンは、しずくとうーちゃんを預かってもらっている友人が、猫ボラの横暴から救い出した子。
当初は、手のつけられないシャーフーで、手も出し、口も出し、怖いを通り越しおっかないというのがピッタリの子だった。
でも、本当はものすごーーーーく甘えん坊で、仲間思いで、今では、わたしへのストーカー行為が甚だしい。
最初の手のつけられない様子は、人間の酷い仕打ちのせいだった。
そんなゴンは、うちへ来て3年近くなろうとしているが、昨年の8月まで猫部屋として借りていたアパートにいた。
昨年、猫部屋を引き払い、猫部屋にいた子達をこちらに移動させる時、臆病なシューゾー、触れない佳祐を無理やり捕まえようとしたら、もうすでにデレデレの甘えん坊だったにも拘わらず、恐怖に逃げ惑い、叫ぶ2匹に加勢し、最初は唸って威嚇した。
それでも、引越しに必死なわたしたちは、強引に2匹を捕まえた。
すると、ゴンは、わたしたちを引っかき唸った。
それでも手を緩めないわたし達に、 最後は手足かまわず噛み付き引っかき唸って脅した。
その形相たるや凄まじい迫力で、あまりのゴンの攻撃に2匹捕獲を一旦諦めた。
すると、ものの3分もしないうちに甘えん坊に戻ったゴン。
仲間を恐怖にしらしめなければ、それでいいんだよといった風にケロッとしていた。
トトロを彷彿させた初めての子だった。
そんなゴンなので、空を入れるにあたり期待もしたが、一番心配もした。
極端な態度で空を迎えると思っていたのだ。
フレンドリーに接するか、もしくは、徹底的にやっつける。
どちらかと言えば、いじめっ子だった空を牽制すると思っていた。
新人嫌いでへなちょこの智、ひまわり、崇(カッシー)が唸って、売られた喧嘩を空が買い、正義感の強い仲間思いのゴンが、智達に加勢し収集が付かなくなったらどうしようと思っていた。
考えてみれば、ひまと智は先にここでわたし達と暮らし始めていたので、ゴンより後からうちに来たのは、やっちゃん(元みーみーさん)だけで、それもやっちゃんはあどけない盛りの子猫だった。
なので、成猫の男の子を隔離もせずに大勢の中に突然入れるのは、いちかばちかで、それが空のような喧嘩に意欲をみせていた子。
本当に、開き直りの境地、否、やけくそで迎え入れたのだった。
しかし、全く予想に反して、ゴンは空を完全無視。
ただ、微妙な距離を保ちつつ、眼差しは厳しく空を威圧している。
ゴンの決心が垣間見れるような目力。
お姉ちゃん(わたしーー;のこと)を取られるもんか。
エッ君に続く、統制力2番目のポジション譲るもんか!!
本当は、エッ君にだって負けないんだ。
おまえは、僕の下につくんだ。
小政。否、おまえは石松だ。ふふーん!
空もゴンのただならぬ威圧感は、感じ取っているようだ。
ゴンには、あえて近づこうとせず、目も合わせないようにしている。
そして、ゴンの動向を一番気にしていながら、気づかない振りをしているように見受けられる。
#崇(カッシー)
カッシーは、本来の弱い者だけ虐めのへなちょこさが前面に出て、をもちろん気にしているが、年下であってもちょっと強そうな空に警戒して近づかない。
恐る恐る遠巻きに様子をうかがっている。
#智智は、予想に反してとっても良い子で、ほんの始めだけシャーと言ったが、空のあまりにも寂しげな声にお鼻ツンツンで挨拶し、遊ぼうよと誘ってあげている。
またたびも一緒に舐め、ねこじゃらでも一緒に遊んであげる智なのに、空は、ちびっこ完全無視主義らしい。
#ひまわり
ひまは、予想通り、近づきもしないのに遠くから唸り飛ばし、不機嫌さ全開で、性格の悪い女の本性丸出し。
空の存在が気に入らないため、誰彼構わず因縁をつけてあるっている。
一番の被害者は、いつも智。
八つ当たりの矛先は、特に智に集中する。
むやみに殴られ、訳もわからず唸られ、それでもひまがいないと生きていけない体質の智は、ひまお姉ちゃんのご機嫌を取ろうとする。
すると、ひまは、それが余計に気に入らず、ますます手荒く智を足蹴にする。
今日のひまは、仲間に溶け込めない空をだんだんなめているようで、わざわざ近づい行って悪態をついている。
#もも
「もも」も同様。
だいたい、こんなことをひまに教えているのは全てもも。
まぁ、もともと本質的に女の勝手さわがままさを全開にするタイプの二人だが、悪いことのお手本、根源発祥はもも。
#凜
空を迎え入れるにあたって、もう一つの心配が15歳の凜。
神経質なところもあり、年齢的にも穏やかな日々を望んで止まない子。
約3年前に腎不全と診断され、現在は白内障も発症している。
腎臓のほうは、降圧剤効果が顕著で、ずっと調子が良い。
なので、今は1ヵ月に1度の検診で済んでいる。
腎臓優先にしましょうということになり、目の治療は、ストレスを考え、効果もあまり期待されないので、点眼はしていない。
凜は、新入りにうんざりしている。
今まで、どんな子を入れても、うちの子達がまとまったのは、凜と涼の手腕によるものだ。
男の子と違い、腕力だけで押さえ込むようなことはしない。
知恵と優しさとおおらかさ。
そして、正義感から滲み出る頼り甲斐。凜とした正当な強さ。
血縁の無い兄弟を束ねるには、このような要素がないとできないことだ。
要となる女の子は、これらの要素を持ち合わせている。
わたしの知る限り、大所帯でまとまっている家は、みな女の子が主軸となっている。
そして、次郎長に仕える大政のような男の子がいる。
しかし、涼が旅立ち、年を重ねるごとに凜は長から退きたいような様子を見せていた。
面倒だという態度が多くなり、無関心を装うことが多くなっていた。
しかし、やはり一目置かれている。
それも、面倒なようだ。
そのせいか、場を読めないお馬鹿佳祐が、凜を調子に乗って嚇かすようなことをする。
それだけでも、凜にとっては多大なストレスなのに、この上、空まで佳祐に便乗するようなお馬鹿だったら目も当てられないと思っていた。
妹は、凜の寿命が縮むと猛反対だった。
しかし、空に対して、いつも通り、殊更関心もないが、怖がりもしない。
ひと安心。
#シューゾー・青海(あみ)・佳祐
猫に対してフレンドリーで、人見知りの強いシューゾー、青海、佳祐。
シュー、青海は、最初無関心だが、そこそこ仲良くしようねという風だった。
しかし、ひま、ももがあまりにもフーシャーで、荒くれ者と化したため、空を避けるようになってしまった。
空が来てから、14匹みんながわたし達と同じ部屋で眠るようになったため、人間怖いで一人取り残され気味の佳祐もあえて空を無視している感じだ。
#夢衣(ゆい)・海空(みく)
どちらかというと新人いびりのお局様だった夢衣と海空も、今回は無関心を貫き通している。
いびりは、若手のももとひまに譲った模様。
#孔祐(こうすけ)
悦司とは違った我家一番の巨大児孔祐。
佳とは双子だが、孔は、心優しく、控えめで、遠慮がちな子。
人間に対しても最初だけ人見知りするが、もの凄く甘えん坊で、かまって星人。
ブラッシングや撫でてもらうのが、ご飯より好き。
しかし、何故か巨大児。
佳は、ただ一人、わたし達が怖くて、人間中心に群がっている14匹の円に入れず、寂しくなると大声で泣く。
すると、孔はどんなに楽しい場でもスタスタスタと佳の元へ駆け寄る。
そして、佳をグルーミングしてあげる。
他の子達に対しても、温厚で、優しいが、初対面の子には、体の大きさだけで怖がられ、いつも傷つき、哀しい思いをしている。
そんな、孔祐なので、空の声に反応し、近寄り、優しい眼差しで見守っていてあげたが、空は、孔祐を完全無視。
孔祐の体の大きさにびびる様子もないが、ひたすら孔祐の姿、眼中に無しといった感じだ。
#セラピナ
我家最年長で、出会って15年。
室内に入れ、12年。
一緒に暮らして、10ヶ月。
17〜8歳のセラ。
わたしの猫との暮らしの中で、最大最悪。横暴で乱暴で気の強かった、最強の本名セラピナ。
こんな凶暴、頑固な猫は、かつて出会ったことがなかった。
しかし、猫にはフレンドリーで甘えん坊だった。
猫部屋に長いこと居たので、人間嫌いのセラにとっては、気ままな中々の生活だったと思う。
元の飼い主が、餌やりを放棄し、知り合ってご飯をあげ始め2年。
捕獲開始から毎日通い、半年がかりで、やっと保護した。
保護してからも大変な子で、自殺行為とも言えるような断食をしたセラ。
獣医である友人の怯まず猫の命に立ち向かう毅然とした行為がなければ、セラは今ここにいないだろう。
その彼女も呆れるくらい頑固に人間には懐かない子だった。
しかし、何度かの入院生活では、獣医さん達に媚を売って、別猫と化していた。
まさに、猫被りで、悪知恵というか、小賢しいというか、そんな手段を充分心得ている雌猫と称される代表みたいな子だ。
それが、先月、室内生活12年。一緒に暮らして10ヶ月経ち、やっとというか、いきなりベタベタな子になった。
わたしの傍から離れることのない子になった。
最も、年齢的に寝ている時間が長いので、厳密に言うと、わたしにくっついていつも寝ている。ということなのだが。
わたしに懐くと、人見知りも全くしなくなった。
先日、わたしのPC環境の設定にわざわざやって来てくださった大原夫妻にも、ちゃっかり抱っこされていた。
大原ご夫妻には、可愛い子だと絶賛された。
セラ、長生きしてよかったねと、心底思った。
ちなみに、智は、チャシーより乱暴者で、こんなお馬鹿は見たことがない。と、こちらも絶賛された(笑)
うちでは、多少暴れん坊だが、子猫(1歳)は、こんなものだろうという見解だった。
もっと凶悪なひまもいるし・・・
どうも、うちの猫感は、世間一般とズレがあるようだ。
それはさて置き、人間も怖くなくなり、耳も聞こえなくなっているので、余計怖いもの知らずになっている猫好きのセラはというと、今までよりよりマイペース。
自分のことしか頭にない。
なので、空とすれ違っても空が新入りであることにも気づかないようだ。
空にお尻の匂いを嗅がれても、空の目の前で、澄ましてトイレに入っていた。
#ふく
そして、オオトリは、亀のふく。
空は、亀に逢ったことが無いようで、この物体はなんですか?生き物ですか?動いてます。怖いです。と、目をまん丸にして固まっていた。
ふくは、ここのところわがままに拍車がかかり、わたしに対しては乱暴だ。
投稿者 aozora : 23:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月29日
残るはしまちゃんただひとにゃん
色んなことをすっ飛ばしてのご報告!
今年最高の炎天下の中、大原ばあやさんが連日出向いて下さり、6/28ガッちゃんを無事保護できました。
薄っぺらな身体で、顔は逆三角形。
予想以上にガリガリでした。
検査等の詳細は、今日病院に確認してからご報告します。
痩せているだけで、健康なことを祈るばかりです。
それから、今お名前を書ききれませんが、ご協力、応援くださっている方々、多くの皆様にただただ感謝です。
取り急ぎ、ご報告!!!
詳細は、後刻・・・
投稿者 aozora : 03:58 | コメント (4) | トラックバック
2007年06月22日
今日の4匹(報告)
きじとらお捕獲成功、病院へ搬送。
しまににの居場所を特定。
ガッちゃんの目撃情報多数入手。
しまちゃん手がかりなし。
朝から雨が降り続き、猫も人の通りも少なかった。
諦めかけていたところで、しまににちゃん発見。
そして、きじとらお捕獲。
にゃじさん、ひなさん。ありがとう!!!
殊ににゃじさんは、救いの女神。
今でこそ大原家で愉快に楽しい日々を過ごせている茶とらんだが、以前、預け先から行方不明になったことがあった。
預け先の人は、まるっきり責任放棄だった。
新聞に折込チラシを入れ、ポスター貼りやポスティングをしながら聞き込みを続け、情報収集していたが、うちから時間のかかる場所で、土地勘も全く無かったため、情報を辿っても茶とらんと会うことができず、茶とらんかどうか特定することも侭ならず、四苦八苦していた。
その時もにゃじさんが遠征してくださり、茶とらんは、長く悲惨な放浪生活に無事ピリオドを打てたのだった。
そして、今日も茶とらんと色違いのきじとらおを保護できた。
家の子達のお世話と、徹夜明けの仕事で大忙しのひなさんが、応援に駆けつますと電話を下さったその時に、しまににちゃん発見。
ひなさんに電話をかけ直し、話を続けようとしたら、きじとらおが捕獲器に。
お二人は、命の恩人。
猫の女神です。
ありがとう。
きじとらおの詳細は明日病院へ行ってうかがってきますが、預かってくださる方、家族に迎えてくださる方大募集!!!
にゃじさん、大原家に肖って、茶とらんのように楽しい生活を手にすることができますように。。。
今日のことは、後日改めて・・
にゃじさんに撫でられ、激しく喉をゴロゴロ鳴らしているきょんの姿も 合わせてご報告したいと思います。
投稿者 aozora : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月21日
美女サビ!されどサビ猫!!
きょんを病院へお願いして2ヶ月があっという間に過ぎた。
人馴れしているきょんは、飼いやすい子ですと先生からもお墨つきです。
白血病(+)で、模様はサビ。
それに、手間のかかる長毛、しっぽに障害あり。
そんなきょんですが、どうぞ家族に迎えてください。
同じくサビの夏乃。
夏乃は短毛です。
人間大好きです!!
夏乃を家族に迎えてくださる方も大募集中です。
夏乃の様子は、ねこやまさんのblogをご覧下さい。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 11:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月02日
捕獲決行。4匹病院逗留中。
5/31
取りあえずいくつかの病院へ分散して預ける手はずは整っていたので、残り8匹、全員保護しようと、来た順番に捕獲開始。
いつも午後出勤のちびにゃり。
今日に限って午前中一番いやって来た。
捕獲成功。
午後一番にロッシー登場。
社内で、バタバタと片づけをしているわたしに、気づいてもらえないと思ったのか、いつもみたいに塀の上で粘らず、又出直そうと踵を返し立ち去りかけたところに、慌ててロッシーと声をかける。
ロッシーもわたしの声に慌てて戻ってくる。
10分くらいで、捕獲完了。
2:30
ちょも参上。
順調に保護。
捕まえた順番にせっせと病院へ搬送。
22:30
しまにがやっとやって来た。
保護。
23:30
ガッちゃんがやって来る。
ガッちゃんは、ひょうひょうとしているが、以外に用心深かった。
捕獲器の奥まで入り、ガチャンという音とともに扉が閉まりかけた。と、同時に、ガッちゃん、閉まりかけた扉をお尻でブロック。
そのまま一目散に逃走。
暗闇の中、細い塀の上を、トトトトト…と走っていくガッちゃんの後姿に声をかける。
ガッちゃ〜ん!!
振り向き、しばらくわたしを見ていたが、そのまま闇の中へと消えていった。
その後、徹夜で張り込んだが、誰も来ず…
6/1
徹夜明けで、そのまま1日中張り込み。
誰もやって来ない。
1日に何度でもやって来て、人の出入りやざわつきにも動じない、きじとらおが姿を見せない。
気がかりだ。
しまちゃん。
あの子は、賢い子なので、わたしに気配を感じさせず、どこからか何となく様子を伺っているような気がする。
まだ、捕獲できない子達については、後日改めて…
保護した子達は、4匹ともエイズ・白血病陰性。
一般・生化学血液検査も異常なし。
こちらの詳細も、後ほど改めて。
1匹家族にと、以前から声をかけていただいていますm(__)m。
最後まであまった子誰でもと…
しかし、まだみんないます(^_^;)
預りにお声をかけてくださったスカイランサーさんありがとうございました。
わたしのフットワークと体力があれば、遠方の方にもお願いできたのですが・・・
どうも申し訳ありませんでした。
Sさん。
保護用品のご寄付ありがとうございました。
埋もれかかっているような弱小サイトをよくぞ見つけてくださいました。
また、わざわざお届けくださって、助かりました。
家族に迎えていただける方、預かってくださる方。大募集中!!!
投稿者 aozora : 10:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月18日
10番目の子改め‘きょん‘
身体も中々いうことを聞いてはくれないものだが、思考はもっと覚束ない。
‘きょん‘について、詳細がすっかり遅くなってしまった。
病院の手術日程が混んでいたため、4/20がきょんの手術予定日だったが、予定より1日早く4/19に避妊手術をしていただけた。
4/20、きょんの検査結果などを電話でうかがった。
真っ先に耳に飛び込んできた結果は、FeLV(+)・・・。
入院2日間の病院での様子をうかがっていたが、案外マイペースな子であった。
先生にも、初めから抱っこされ、人馴れ度も問題なく、この調子なら、うちでもどうにかやっていけるかもしれないと思っていた。
GWも間近だったので、連休前日にきょんを退院させ、GW中人間がずっと様子を見ていれば、うちの生活にも順応できるかもしれないと淡い期待を抱いていた。
しっぽの様子も気がかりなので、しばらくうちで様子をみようと思っていた。
しかし、白血病陽性。
2/3がシニア世代で占め、エイズキャリアもいる我が家へは入れられない。
エイズキャリア・シニアとなると、免疫力は若い元気な子より当然下がっている。
ということは、抵抗力も低いということになる。
それだけ、感染のリスクが上がるということだ。
それに、腎不全の凜。
3種ワクチン接種でさえ、かかりつけの先生方は、容態を見ながら、慎重に慎重になさってくださっている。
やはり、完全隔離できるこの子の専用部屋がなければ、我が家では確実に無理だ。
きょんの立場から見ても、大所帯での生活はリスクが高くなる。
FeLV(+)ということは、抵抗力が弱い。
なので、ちょっとした病気でも感染率は高くなる。
免疫力が低いので、合併症の心配もある。
当然、頭数が多いと確率も上がる。
4/21。
きょんがお世話になっている病院へ連絡。
きょんをしばらく預かっていただけないか尋ねた。
先生は、快諾してくださった。
大所帯の我が家をご存知の先生は、白血病陽性とでた時から、そうなると思っていました。と、笑いながら仰ってくださった。
GW間近だというのに申し訳ないと思うと、尚のこと有難かった。
感謝に絶えない。
そして、GPTが80とちょっと高めな数字だが、他は正常値なので心配は無いといわれていた。そのこともうかがおうと思っていたのだが、白血病のことで頭がいっぱいで、うかがうのをすっかり忘れてしまった。
その後、何度も病院に足を運んでいたが、白血病としっぽのことばかりお話させていただいて、GPTについて再確認するのをずっと忘れていた。
5/8、今日こそ忘れずにと、唱えるようにしながらやっとの思いで病院へ。
検査結果表をいただいた。
すると、血検の結果は全て正常値。
先生も手術に追われ、同日手術の他の子の検査表と見間違えていたらしい。
とりあえず、肝臓についてはひと安心。
しかし、ワクチンの証明書をいただくのを忘れている。
どうも、間抜け炸裂だ…
それから、舌の真ん中に1個所、炎症ができていると聞いていた。
舌炎の状態も、入院当初は白っぽく、中々治りづらいかと思われていたが、赤みを帯びて快方に向かっているとのことだ。
簡単に口の中も覗かせてくれる子なので、先生があ〜んさせて、見せてくださった。
確かに、舌のど真ん中に1個だけ炎症があった。
しかし、当初から問題なくごはんは食べているとのことだった。
先生が確実に飼い猫だった子ですね。
ケージの中でもおとなしく、世話がかからないと仰った。
ただ、無頓着な子で・・・あまり、きれい好きでないというか・・・
???
ケージの中にトイレとベッドを入れてくださっているのだが、トイレの中で寝たりするという。
そして、グルーミングをほとんどしないらしい。
舌炎も関係しているかもしれないが、もともとあまりきれい好きではないかも?・・・と。
先生は、きょんを撫でたり、抱っこしてくださりながら、避妊手術の痕もきれいになったので、様子を見ながら1度シャンプーしてあげましょうと仰ってくださった。
何度もきょんを撫でながら、
そうすればネ。もっと写真写りがよくなるからね♪と。
そんなこんなで、きょんが入院してあっという間に1ヶ月が過ぎた。
FeLV(+)ではあるが、今日も病院で恙無く過している。
下記の動画は、4/26に面会に行った時の様子。
きょんは、先生が好きらしく、先生ばかりを目で追って、先生〜。先生〜♪と、呼び続けていた。
以前にも、同じような光景を見た気がする。誰だったか、即座には思い出せない。。。
きょんの声は、ブリキのラッパのようだ。
でも、先生には言わず、心に留め置いた。
投稿者 aozora : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月08日
ガッちゃん
不覚にも肺炎になり損ね、GWを高熱と共に過してしまった。
自分では、身体的にそんな傷んでいるとは思っていなかったが、お医者様の見立ては違っていた。
こんな正念場に間抜けとしか言いようが無い。
会社の子達は、GW中も引越し準備のため毎日出社していた会社の人が、ごはんをあげてくれたm(__)m
そんなわけで、急場をしのいだのだが・・・
ガッちゃんが、4/17から姿を見せていなかった。
今までにも会えないことはあったのだが、心配して深夜まで待っていると何食わぬ顔でひょっこりやって来る。
わたしがいる時間に何度かやって来て、運悪くいじめっ子飼い猫達などと鉢合せしたり、いじめっ子の気配を感じるとそーっと引き返し、改めてやって来る。そんな子だ。
それが、毎晩0時過ぎまで待っていても会えない。
そんな日が続き、10日目の4/26、ひょっこり姿を現した。
毛並みがボソボソで、まぁるい体型は見る影もなかった。
慌ててごはんを用意し、
「ガッちゃん。どうしてたの。何があったの?」
などと言うわたしの問いかけには見向きもしないで、ごはんにがっついていた。
ガッちゃんが振り返った時、足に穴があいていることに気がついた。
しまったっ!捕獲して病院へと思った途端、いじめっ子の気配を察し、トトトトト・・・と走り去った。
右前足上部に6〜7mmの穴。
喧嘩して咬まれた傷が化膿し、破裂したようだった。
傷口が化膿したまま塞がらなかったのは幸いだったが、まだ傷口の回りも腫れていて痛々しかった。
このままでは、感染症を起こしかねない。
傷が癒えるのをどこかでうずくまって、じっとしていたのだろう。
傷口が破裂し、やっとごはんを食べにやってきたのだろう。
外生活の子達には、珍しくないことだ。
しかし、このような傷がもとで命を落とすのも珍しくは無い。
がっちゃんは、幸い丸々としていた。体力があった。
だから、どうにか持ちこたえた。
この日、またやって来るだろうと、ずっと待っていたが姿を現さなかった。
翌日4/27、18時過ぎにやって来た。
今日こそと思う間も無く、きじとらお!登場。
ガッちゃんは、きじとらおが怖い。
きじとらおが、ガッちゃんを苛めているところをわたしは見かけたことが無いが、威圧感があるのだろう。
ごはんの一口も口にしないまま、逃げ去って行った。
GW中、ガッちゃんのことがずっと気になっていたが、会社の人もガッちゃんをずっと見かけなかったと言う。
そして、今日。
たった今、ガッちゃんがやって来た。
傷口は、きれいに塞がっていた。
連休前、ガッちゃん用にと念のため病院で貰っておいた薬も必要ないくらい傷は治まっていた。
ホッとした。
実は、この時ちょもがいた。
以前は、ちょもがガッちゃんを追いかけいたので、ガッちゃんはちょもと鉢合せすると、一目散に逃げていた。
しかし、ちょもも、誰がいても自分は自分でちゃんとごはんが貰え、決して自分のごはんんが減ることは無いとわかると、追い掛け回すようなことをしなくなった。
ガッちゃんも、ちょもが敵意を持たなくなったことを悟り、肩を並べてとはいかないが、1.5mくらいの距離で、お互い多少は相手のことを気にしながらも、同じ空間でごはんを食べるようになった。
こんな風になるには時間がかかるが、たいがいの飼い主のいない子達は、共存ということを自ら悟る。
そして、無駄な争いはしなくなる。
いつまで経っても、いつの時代も 欲に駆られ、争いを止めないのは、人間だけではないだろうか。
一人間として虚しい限りだ。
投稿者 aozora : 22:04 | コメント (3) | トラックバック
2007年04月19日
10番目の子
昨日入院させた長毛サビちゃん。
今日、避妊手術の有無の確認と諸検査をしていただけることになった。
診療時間終了後、今日手術予約の患者さんの最後。
長毛サビちゃんは、保護直後、左目が少し涙目だった。
ここのところの寒さに身体の調整が追いつかなかったのだろう。
食も細かった。
でも、今日病院では、食欲もあると言われた。
きっと、病院内の安定した室温で、身体がホッとしたのだろう。
様子を伺うと、案の定おとなしく過ごしているということだった。
そして、今日の本題の断尾手術について、先生と話し合った。
触診での様子だと、折れているという感じより、しっぽ付け根3pくらいのところまでしか神経が通っておらず、そのためにその先の長いふさふさしっぽは、だらんとした状態。
昨日今日の事故という感じではなく、本人も痛みも無い様子。
室内生活でなら、ドアの開閉など、しっぽが挟まることさえ気をつけてあげれば、本人にさほど不自由はないようだ。
ただ、この先壊死する心配がある。
そこで、今、断尾するかどうか。
検査結果次第なのだが、考えた挙句、この子の身体に、しっぽによっての緊急事態がなければ、今日の断尾は見送ることにした。
セカンドオピニオンのことも考えたが、もう一つ大きな理由。
それは、温厚で人馴れしているこの子は、うちの子ではなく、できれば、もっと向き合って生活してくださる方に迎えていただきたいと思っているからだ。
そうした場合、今、断尾手術を受けさせてよいものかどうか迷った。
もし、この子にお話いただければ、迎えてくださる方の意向を伺ってからでも遅くは無いと思った。
それで、早いうちの断尾を望まれるなら、手術してから送り出しても遅くは無いと思った。
ただ、問題は、あと8匹の入院が控えているので、数ヶ月単位の長期入院をさせておくのが難しいことだ。
その場合、うちに入れるとなるとトイレの問題が起こってくる。
うちは留守の時間が長いので、トイレを監視してあげられない。
すると、短毛の子よりふさふさの長いしっぽなので、引きずるしっぽに便がついたりすると、家中大変なことになる。
それを15匹が、踏みつけるとなると・・・
それだけならまだしも、そんな子を犯人扱いして虐めが起きる。
元来、きれい好きと言われる種の猫族。
そんな中、うちには汚れるということに特に神経質な子達がいる。
昔、さくらがそんなことで虐めを受けた。
さくらは、保護した時、衰弱から、酷いダニとしらみに全身覆われていた。
口内も、病院で今までに見たことの無いくらい酷いといわれる歯肉炎、口内炎、糜爛した腫瘍で痛々しいという状態を通り越すような症状だった。※注:何年もに亘り、何度もエイズや白血病などの検査を繰返したが、いつも陰性だった。
原因は、極度の栄養失調からきたものだと診断を受けた。
保護してから、室内飼いされてたと思われる節が多々見受けられる子であった。
多分、発情してうるさくなったのか、外に放り出されたようだった。
遠くから捨てに来られたのだろう。
そして、ごはんを獲る手段もわからず、路頭に迷っていたのだろう。
当時、考えられるあらゆる治療を施したが、最後まで改善されることはなかった。
そんな状態だったので、いつも涎を垂らし、口内から悪臭もする。
敷物といわず、ベッドといわず、あらゆる場所に悪臭漂う涎がつく。
わたしたちが帰宅して、毎日、毎日、山のように洗濯しても、そのそばから涎はついてしまう。
すると、さくらは汚す根源と見なされ、嫌悪される。
そんなさくらは苛められた。
でも、そんな子に限って、猫見知りしない猫好きで、誰とでもくっついて寝たがる。
そうすると、近寄らないでよと猫パンチの応酬。
今、セラがそれに近い状態。
セラも高齢のせいか(17歳以上)、ちょっとした気温の変化や季節の変わり目などで体調を崩す。
お腹がゆるくなったり、鼻水を飛ばしたり。
それと、トイレがあとちょっとのところで間に合わなかったり、まだら認知症気味なのか、わたしたち人間の動向が気に入らないのか、トイレ以外で用を足すことがたまにある(大きいほうのみ)。
なので、不潔ね。セラちゃんって・・・と、一部のお局様(本人名誉の為、名前は伏せさせていただきます(-_-;))達は、露骨に嫌がる。
でも、セラもさくら同様猫見知りを全くしない子だ。
と言うより、Queen of my pace。
なので、そんなことは気にしないのか、忘れてしまうのか、だれ彼かまわず、自分が寝たいと思った場所で、そこにいた子達にくっつく。
すると、ウォ〜パッシッ・・・
セラもさくらもそんな子なので(だったので)、本人たちは、意外とのほほんと暮らしている(いた)。
でも、この子はどうだろう。
ケージとも思ったが、今は、猫見知りの強いちびっこ(年齢だけ)大怪獣達がいる。
ケージの前後左右上部。全枠取り囲み、上部には入り浸るかもしれない。
そして、全ての個所から、唸り、猫パンチの応酬になるだろう。
それと、汚いの嫌い組みのお姉さま方。
新入りさんには、どうだろう。
生きた心地するだろうか。。
さて、どうしよう。。。
投稿者 aozora : 19:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月18日
10匹目
10匹目の新顔。
長毛サビちゃんを先ほど捕獲し病院へ入院させてきました(T_T)
やはり、しっぽに異常ありでした。
折れているには折れているのですが、事故でポキッとという感じではなく・・
ただ、神経は通っていないようです。
できるなら、断尾せず残してあげたいのですが、細かい検査などをしていただかないとわかりません。
食欲もあまりなく、小柄な子です。
今日の体重2.9kg。
歯の感じから4〜5歳になるかならないかという感じでした。
出会って3日目。
今日は、近づこうとする気配を感じると2〜3m逃げるくらいになっていました。
キャリーを置くと自分から入り蹲っていました。
1時間くらい様子を見て、そっと近づき、キャリーのドアを静かに閉めて、保護完了。
わたしがキャリーに近づいても気づかれ難い細工はしましたが、ドアを締めても暴れることもありませんでした。
病院で先生に抱っこされても、おとなしくしていました。
わたしが抱いていてもただただおとなしい。
具合が悪くておとなしいというより、人間と暮らしてきた温厚な子という感じです。
しっぽの障害のことを含め、避妊手術の有無や一通りの検査、爪きり、検便、ワクチン、ノミ取り、その他いつもの一通りの処置をお願いしてきました。
今週末には、詳細がわかると思います。
手術(しっぽ&避妊)するにしても、病院が込んでいる為、週末になる予定です。
諸検査の結果次第ですが、この子も一応、家族募集に加えますのでよろしくお願いします。
・・・もう仮名が浮かばない。。。
投稿者 aozora : 16:42 | コメント (2) | トラックバック
2007年04月17日
嫌な感じ・・・
会社に来ている子の数を間違えていた。。
8匹じゃなく9匹。
会社に来る猫達のページを作り直しながら、blogに貼り付けたしまにちゃんの写真を見たら、しまちゃんだった。
そして、しまちゃんが抜けていたことにもやっと気づいた。
あーー何というテイタラク・・・
なので、ここで、訂正しますm(__)m
正しい写真と名前は、会社に来る猫達のページです。
嫌な感じは9匹とういうことではない。。。
もっと、嫌な感じで…
昨日、新たに見かけたことのない猫出没!!!
会社の人が発見。
今日何回も来ていると…
そんな話を聞いたそばから、その猫はひょこひょこわたしの目前に現れた。
サビ、長毛。小柄。
幼子か大人か。
妊娠はしていまいか。
それよりも、放し飼いの子か、うちのない子か。。それが問題だ。
しっぽはフサフサしているが、妙にペッチャンコ。
あのしっぽが、怪我している状態でなければいいが。。
近づいて確認しようとしたら、走り去っていった。
今日も来るのだろうか・・・