2011年03月31日
現在のうちの子達
夢衣が、ストレスから膀胱炎になって4日目。
たっくん、えっくん、凛、ゴンが亡くなった後も心的ストレスから膀胱炎になった夢衣。
今回一番の理由は、余震が続くせいだろう。
それと、原発問題やニュージーランドのように落ち着き始めた頃大きな余震がくるのではないか、毎日綱渡りのような海空の看護、その他全くプライベートな問題でのわたしの不安を感じるのだろう。
今回も6日前くらいから、嫌〜な予感はしていた。
夢衣は、食べ物の好き嫌いも激しく、年齢のせいもあるのか、この3年くらい便秘気味だ。
ラキサトーンとマッサージで、どうにかしのいでいたが、ここのところのストレスで便秘度が増していた。
最初は、便秘でぐずるように泣く時間が増していた。
なので、注意深く観察し、スキンシップも心がけていた。
ひまわりも他の子に対して(特にターゲットは智(ーー;))怒りっぽくなり、地震警報のピーッという音がテレビから鳴ると、怯えてすっ飛ぶ。
智は、もともと物音に敏感な子なのだが、余震があると緊張し、更に聞き耳を立て、物音に過敏になって怯える。
揺れにも神経質で、震度3が来ると固まる。
今一番手を焼くのは、夢衣の投薬。
食べ物、タブポケットでの誤魔化しはもちろん、色々な器具を買ったり、作ったりしたが、夢衣のガンとして結ばれた口には、ただの道化物。
4・3・2・・1で膀胱炎発症。。。となった。
まるでメカニズムの経過観察のようだった。
始まりそうだなとは思っていても、なるべく薬は飲ませたくないものだ。
夢衣の膀胱炎は、いつも血石、砂は出ない。
そして、病院へ行くことによって、ストレスから膀胱炎を発症したこともある。
なので、膀胱炎の薬を常備している。
でも、始まったと確認するまでは、投与したくなかった。
それは、薬をむやみにということの他、投与に人間側の決死の覚悟がいるからだ。
夢衣は、10歳過ぎた頃から五体不満足になっても薬は飲まない主義になったようだ。
なので、お互い罵声を浴びせながら格闘となる。
江戸時代は、猫も5年過ぎると化け猫になると言われていたらしいが、
現代も15を過ぎるとその域ではないだろうか。
人間との、意見、意志の相違があると、人生かけて過激に主張する。
敵対する時(うちの場合は薬を飲ませたり、輸液する時)は、夢衣も海空もわたしと互角というか対等だ。
なので、特に1人で夢衣に薬を飲ませる時は、乱闘、格闘。
結局今回は、わたしの勝利。
格闘後、茫然自失。
魂が抜けたようにたたずむ・・お互いに。。。。。
今回、夢衣はわたしより長く疲れきっていた。
わたしから4〜5歩逃げた所で、声をかけても反応せずに固まってたたずんでいた。
‥今思うと、夢衣のあの後ろ姿は漫画の一コマのようだった。
白く縦線いっぱいの・・・
でも、今回夢衣に1人で薬を飲ませる秘技を編み出した。
夏は通用しないが。
とにかく今は、みんなに安心感を与えなければならない。
我家は、みんな話しかけられるのは好きになった。
全員に普段以上に話しかけている。
それと、今では撫でられることも好きにたった子達(コットン除く)なので、マッサージを兼ねたスキンシップも普段より多く心がけている。
そして、抱っこ好きの子達には、出来る限り抱き上げたり、ハグしたりしている。
これが、今わたしがこの子達にしてあげられること。
投稿者 aozora : 12:16 | コメント (0) | トラックバック
2011年03月30日
ゴン一周忌
お彼岸のお花から、しま、ゴンと続いて春爛漫になりました。
留まっても泣いても笑っても時間は平等に進んで行きます。。。
投稿者 aozora : 12:44 | コメント (0) | トラックバック
停電でずっと気になっていること・・
停電での動物病院の子達
酸素室などを使っての自宅介護の子達
ドライフードの保管
ドライフードの酸化を防ぐ為に冷凍保存をしている方々もいらっしゃると思うのですが、わたしの知人にも猫ドライフード用に冷凍庫を買って保存している人がいます。
我家では、便秘と下痢対策にロイヤルカナンの消化器サポート(可溶性繊維)を常用しています。
昨年の夏の暑さで、油分が溶け出している問題の時メーカーに問合せをしました。
その時に教えていただいたのですが、冷凍保存は好ましくないとのこと。
冷凍を繰り返した場合(開閉してその都度取り出す場合なども含め)、結露ができカビ易くなるそうです。
酸化より怖いとのこと。
ドライの粒表面に見えてれば気がつきますが、粒内でカビの繁殖が始まってた場合・・・((+_+))
それと、放射線による海水汚染も気になります。
どこまで事実が発表されているのか・・
今回の原発問題以前から我家で気をつけていることは、魚の内臓は与えないということです。
内臓は栄養価が高いとか何とかで、魚の内臓を熱心に与えている人もいるようですが、わたしは?です。
以前、水銀問題などの時も人間向けに言われていたと思いますが、内蔵は栄養も・・かもしれませんが、不純物も溜め込むので摂取しないほうがよいと・・・
わたしの中では、このことがずっと残っていて、人間より体の小さい猫にも与えません。
気にしすぎかもしれませんが。。。
序に言うと、お肉の内臓も与えません。
抗生剤やホルモン剤などのことが気になるからです。
まぁ、猫で砂肝コリコリという子もまれだとは思いますが。
ドライフードで副産物という表示も凄く気になります。
でも、気にしだしたらキリがありません。
うちみたいな大所帯は、年齢、体質によって、個々に食事もケアも変わってきますので、それだけでも対応に追われ、深くは調べきれないので・・
なので、自分の中で、できる範囲で一線を決めています。
わたし個人の好き嫌いも入れてですが・・・
それと、凄く心配なのが夏の停電。
停電に反対なわけではありません。
ただ・・
うちだけでなく、猫、犬、カメ、ハムスター、うさぎ、金魚・熱帯魚・・・と一緒に暮らし、動物達だけで留守番をさせ出勤しているお宅
多いと思います。
真夏は、エアコンをつけ戸締りをし、出勤。
どうなるんでしょう。
窓を開けたままでは出勤できない。
去年みたいな猛暑でなくても、留守の真っ只中、真昼間に停電。
停電が終わっても、動物達がスイッチを入れることは出来ない。。。
怖いです。
小型発電機も考えましたが、我家では無理があるようです。
持ち回りで日中停電のない友人知人宅で幼稚園みたいに。。とも思いますが、犬のように知らない猫とすぐフレンドリーにできる子は少ない・・
ストレスも大敵で怖いです。
また、うちのように大所帯、触れない子付では、毎日全員移動は出来ません。
どうしたものか・・・
投稿者 aozora : 12:21 | コメント (0) | トラックバック
2011年03月27日
しま三回忌
この年2009年、佳祐(12/4)としま(3/27)が他界した。
これは、そんなことが起こるなんて思いもしていなかった1月に撮ったもの。
しまは本当に美猫だ。
愛くるしい大福顔で。
下は今年のお彼岸用に飾った花
切り花は、花の寿命を遮断するという気がして、花に申し訳ないという後ろめたさを感じながらも、わたしが看取った子達の命日、それとお彼岸、お盆には飾ってしまう。
命日には、その子に似合う花を選び、そして5分でもいいからその子のことを考える。
お彼岸、お盆には、帰るところのない子はうちへおいでという思いで花を飾る。
うちの子達に淋しそうにしている子がいたら、種別問わず(人間以外)連れておいでと。。
その代わり、現存しているうちの子達を驚かさないでねとお願いしながら・・・
今年のお彼岸は、残念なことにたくさんの子達が来ていたかもしれない。。
それなので、こんな時だが花屋さんへ足を運んだ。
春はもうそこまでだと思いたい気持ちいっぱいで。。。。。
投稿者 aozora : 17:21 | コメント (0) | トラックバック
2010年09月08日
うしろあたま
猫好きというと、猫のどこが好きとか、そーいうとこがいいよねとか、あーいうとこが可愛いよねとか、やたらめったら見聞きしたり、何万回も問われたりしてきた。
しかし、いつもあまりピンとこないというか、わたしにとっては乗り気のしない問いだった。
なぜなら、理由なく好きであって、聞かれる度、問われる度に好きな理由を考えるのだが、全てとしかいいようがないからだ。
わたしの小学校からの友人で、保育士をやっている女性がいる。
彼女は、知り合った頃から子供好きと公言していた。
わたしは、どんな意地悪で憎らしい子供でもかと、彼女に何百回も問うた。
彼女はいつも子供ならみんな好きと答えた。
普通だったら偽善者と思うところだが、彼女が偽善者でないことをわたしは充分心得ていたので、彼女のことをへ〜んなのと思っていた。
時には、しんじられな〜い、何で〜などとも言っていたような気もする。
愚問だった。
猫のことを問われる度、彼女に愚問をぶつけていた自分が重なった。
理由なんてない。
好きなものは好き。
それだけのこと。
しかし、最近この愚問への対応策を見いだした。
と、そんなたいしたことではないのだが、常々なんて可愛いんだろ♪と、見ていて必ず顔がほころんでいることに気づく。
何かにつけて鈍いにも程があると自分でも呆れることがあるのだが、考えてみればもう何十年も好き好きいいなぁ〜と思いながら、ほわんと眺めていた。
そして、触りたい願望を押さえきれず、気がつくと手中にあった。
それが、猫のうしろあたま。
細かく説明すると、後ろから見た耳の間からうなじにかけてをわたしの中では、うしろあたまと定義付けている。
わたしの最も好きなフォルムは、耳のサイズは普通以上。
でもって、耳と耳の間隔は広いのがよろしい。
耳と耳の間の曲線は、緩やかでなだらか。
滑らかさは、触って確認も要。
見た目通りの滑らかな曲線にどこまで近いかによってポイント差がでる。
って、審査員は、今のところ世界中で私一人だろう。
そして、大福型の顔から延びるている首は、太く末広がりで、鉢の大きさと寸分狂わぬずんぐりむっくりがベスト。
わたしの記憶では、涼のうしろあたまが最高峰。
特に耳掃除後のグレムリョンになっている時が、あかよろし。
現在は、ひまわりのうしろあたまがなかなかよろし。
投稿者 aozora : 11:13 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月31日
2010夏。。。
大好きな夏が終わって行く…
今年は、スイカも食べていない。。。
食べていないということより、切ったスイカを眺めていないことが夏を味わっていない原因。
切ったスイカのあのフォルムとあの色合い、あのコントラストこそ、わたしの夏の記憶。
夏が大好きと思える大きな要因の一つ。
わたしの夏の要素としては、花火もやっていない。
これも夏消化不良の一因。
一番は、海で青空を見上げていない。
入道雲をみかけていない。
暑い熱い夏の午後を応化していない。
今年も夏の子達の姿が見えない。
オレンジキャット自慢のゴロゴロが聞こえない…
投稿者 aozora : 10:57 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月30日
ボス不在
凜、拓哉、悦司、ゴンがいなくなって我家はボス不在。
色々な弊害が起きている。
昨夜・・正確に言うと明け方近く、夢衣が2度ほど叫びながらわたしの枕元に助けを求め逃げてきた。
わたしの髪の毛を踏みつけながら唸っている。
1度目は、シューゾー、2度目は智の姿が目に付いた。
ボスがいるうちはこんなことはなかった。
我家では、猫達に年功序列を重んじている。
一番年上が有無を言わず一番偉いと・・・
夢衣は、現在の我家の長女。16歳。
長生きしているだけで偉い。
それに、夢衣はどんな新入りも受け入れてきてくれた。
我家にとって一番のモットーを堅実に守って暮らしてきた。
16歳という高齢になっても、しずくやひじきも受け入れてくれた。
我家の長男は、現在孔祐なのだが、身体は誰よりも大きくのんびりや。
競争心というものが全く無い。
身体と反比例の小心者。
ボスというタイプではない。
しずくもえっくん並みに大きくなったが、度量が狭い。
甘ったれの臆病者。。。
ひじきもすんなり青空家の一員となったが、お子ちゃま気質。
お子ちゃま気質をフルに発揮して、智の遊び相手になってくれると智の夢衣苛めも収まると思うのだが、思うようにはいかない。
智は、誰でもすんなり同居者としては受け入れてくれ猫見知りしないのだが、意外に遊び相手を選ぶ。
ひまちゃんが一番大好きなのだが、ひまは智に対してツンデレ女王・・否、智はひま女王にとって下僕にしか過ぎない(T_T)
シューゾーは、マイペースのヘナチョコだし、空はすっとぼけてるし、カッシーは、未だに末っ子気質全開の自分だけよければそれで好しで、ももちゃんがひたすら怖い。
最年長の夢衣より、海空ちゃんのほうが姉御肌ではあるが、にらみを効かせる貫禄はあるものの統率しようという考えの持ち主ではない。まぁ、闘病生活なので気力も落ちてはいるのだが。
考えてみれば、夏香から始まった大所帯の我家だが、ボス不在がなかった。
なので、大所帯でも猫同士の関係は、平和を絵に描いたようだった。
まぁ、今でも数からすれば充分平穏無事なのだろうけど。。。
今朝の我家の平凡な毛深者たちです(=^・^=)
投稿者 aozora : 10:52 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月24日
智の皮
療法食で減量中の智だが、最近皮に厚みが出てきた気がする。
どういうことかというと、以前はパツンパツンに張っていて皮膚はつまめないということもあったが、今ほど厚みはなかった((+_+))
ということは、皮下脂肪が増えたということ・・・!!!!!
飼い主に似るとはこういうことか(ーー;)
わたしも最近、皮下脂肪の値が見たことも無い数字になっていた。
智、ジャンクフード、スイーツは止めて、2人で燃やそう!皮下脂肪(^_^)/
投稿者 aozora : 04:19 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月23日
浮き球とふくれ玉
ドールハウスやジオラマ。
50‘s絵柄の缶。
アクリル板やガラスの透きとおった小物。
細々した物が好きなのだが、毛深者達が増えるとともにそれらのコレクションは消えていった。
でも未だに気に入った物を見かけると、唯一我慢できずに買ってしまうもの。
ガラスで出来た浮き球。
↓は、この夏、ハンズで一目惚れ購入。
本当は、もっと大きなガラスの器か、昔ながらの金魚鉢にでも浮かべ、いつでも見られるところに置いておきたいのだが、ボトルに入れ、しっかり蓋をしてお風呂場に置いてある。
こちらは、浮き球ならぬふくれ玉。
しまちゃんがいなくなってから、フエルト状の羽が生えています(T_T)
切りたい、刈りたい。。。
出来ることなら、トリミングに連れて行きたい。
投稿者 aozora : 03:13 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月21日
さくら命日
1999/8/21
さくらのことは書いたことがなかったと思う。
さくらは、先日ガリガリの子を目撃した現場で、生後3日の子を連れ途方に暮れていたところを保護した。
栄養失調で餓死寸前だった。
さくらの子は、男の子で翔と名付けた。
翔は、生後10日で亡くなった。
保護した時、さくらも翔もしらみだらけだった。
さくらは、このような状態だったので、口内炎、口角炎、そして潰瘍が酷く、亡くなるまであらゆる治療を
施したが、さくらの口には、目に見えて効果がある物はなかった。
免疫ミルクもさくらに初めて使った。
結局ステロイドに頼るしか方法がなく、4年以上定期的にステロイドを使用していた。
その結果、糖尿病になった。
インシュリン治療も2年くらいだっただろうか。
入院していて、もうそろそろ退院という時に急変し亡くなった。
病状は回復していたが、体力が持ちこたえられなかった。
さくらは、気の優しい女の子だった。
甘えん坊だった。
遠慮がちな子だった。
我慢強く、がんばりやさんだった。
健気だった。
可愛かった。
わたしが猫に注射したのもさくらが初めてだった。
口の痛みとずっと闘った一生だった。
傷みのない口で、食事をさせてあげたかった。
1度でいいから、痛みを感じずに、美味しい物を笑顔で食べてもらいたかった。
小さい時から人間に育てられ、妊娠して捨てられ、自分でごはんを確保する術を知らずに栄養失調になったさくら。
さくらの一生をめちゃくちゃにした人間を わたしは一生許さないだろう。
投稿者 aozora : 03:34 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月12日
海空
4/15で15歳になった海空は、アレルギー性のIBDの治療を始め1年以上になる。
最近は、人間のIBDのCMも放映されているので、耳慣れた病名になりつつあるようだ。
先月は、右耳付け根外側に腫瘍が出来た海空。
病理検査の結果、グレーゾーンではあったが悪性ではないようだった。
関節炎も前足と後ろ足では原因が違い、その時々によって治療法を変えてもらっている。
2週間前からは、足の調子も落ち着いている。
ピーク時は、6kg近くあった体重も、ここのところ3kgを切っている。
各メーカーの療法食をメインにしているが、海空は今のところz/dが一番あっているようだ。
おなかの調子もずっと安定している。
しかし、体力勝負の域に入っている海空。
療法食だけではなく、毎日好む物を様子をみながら与えている。
ここのところは、カツオと卵がお気に入り。
お腹の調子は良いのだが、よくグルーミングするきれい好きなお嬢様!海空ちゃん。
どうしても毛玉を吐くことが多い。
なので、こまめにラキサトーンを与えている。
最近の海空は、好んで舐めてくれるので有り難い。
海空は、賢い子なので、今の自分には何が必要かわかっているようだ。
部屋ごとに少しづつ設定温度を変えて出勤しているのだが、海空は、部屋を渡り歩き温度調整、自己管理をしているのである。
なので、誰かさんとかだれかさんのように、エアコンの下で腹出し大股開きで爆睡し、鼻水を垂らすようなことはない。
水森亜土さんのイラストの女の子に横顔がそっくりな海空ちゃんは、偉いのだ!!!
投稿者 aozora : 11:08 | コメント (0) | トラックバック
2010年07月27日
猫の熱中症
今年も、犬猫の熱中症患者が多いと病院で聞いた。
特に猫はわかりにくく、気づいた時には呼吸困難になってあっという間ということがあるようだ。
我慢強い子に多いという。
猫の熱中症の症状としては、嘔吐、下痢など。
もちろん、食欲不振、元気がないなど普段の様子と違ったら、注意深く気にしてあげたほうがいいだろう。
人間でも首の裏側を冷やすグッズなどが販売されているが、猫も首の裏を冷やすと良い。
小さな保冷材をハンカチで包み、首に巻いてあげるのもいいだろう。
しかし、お出かけ、病院への移動の時などは、冷えすぎてもいけないので、我家では保冷材をハンカチで何重かに包みキャリーの中にいれてあげ移動している。
熱中症かもと思った時は、病院へ行くことは言うまでもないが、まずは身体を冷やしてあげること。
タオルを濡らし、首から上にかけ覆って熱を取ってあげることだ。
朝日新聞のペットと幸せ!の暑さ対策にも掲載されている。
ここでは、濡れたタオルを身体にかけて・・とあった。
身体を冷やし、給水補給も同時進行で。
昔は、ポカリスエットなどを10倍に薄めてと言われていたが、現在は2〜3倍というデータがでていると病院で教えていただいた。
毛皮を纏い、汗腺は肉球のみ。
犬のように舌を出し、放熱することもあまりない。
猫は年に3日しか暑い日はないと言われたのは、今となってはお伽噺の世界でしかない。
アスファルトの世界でしか生きられない、水にも事欠く外の子。
18日に水のみ場にもことかくような場所で、ガリガリの成猫をみかけた。
慌て近くのコンビニにご飯と水を買いに行ったが、戻ったらいなくなっていた。
20年位前に手掛けた所で、猫嫌いも多く、陰険な苛めや猫取りも出て、今は亡き拓哉、悦司、セラ、ちこ、さくらなどを保護し、わたしが猫だらけ生活を始めるきっかけになった場所だった。
その後も毎日そこへ行っているが、会えない。
目の当たりにしなくてもこんな子がたくさんいるのかと思うとやりきれない。
投稿者 aozora : 20:20 | コメント (0) | トラックバック
2010年07月20日
ガッちゃん命日
投稿者 aozora : 11:04 | コメント (0) | トラックバック
2010年07月13日
お盆
今年のお盆。
見えないけど、毎年お盆の我が家は満員御礼ごったがえしに違いないと思っている。
凜と涼の大好きだったミント、巨大猫じゃらみたいな粟。
名前を忘れたが、やはり猫じゃらしに向いていそうなすっとした穂のついたもの。
それから、みんなの象徴と決めているひまわり。。。などなど、帰って来る子達のためにお盆飾りとして花屋さんで13日の夜、会社帰りに購入。
拓哉の三回忌の花とゴンちゃんの百か日の花も混ざり、帰ってきているだろう子達同様賑やかな花祭りみたいなお盆となった。
尋常じゃないほど置き餌が無くなっていた。
13日、早いうちに置き餌が無くなったようで、妹が帰った時には、しずく(多分)が抗議のおしっこをわたしと妹の部屋着の上にしてあった。
他の子達も腹減った星人になっていた。
夜もかなり普段より多めに出して寝ても、4時頃には空になっていたので、足してまた寝ると7時頃には完食してあった。
14日出社前、普段の倍、出して行ったが。。。
またまた、わたしより早く妹が帰宅した時には、全員腹減った星人★(@_@;)
うちの子達には、帰るところがない子は連れてきていいと言ってあるし、合同墓地や慰霊塔の子達にも行くとこない子はうちにおいでと言ってあるので、いったいどんな動物がどんな数いるのか…誰か姿を見せるか話しかけてほしいもんだ。
せめて、夢にでも出てきて文句の一つも言ってくれたらどんなに嬉しいことか。
遊びながらも先頭切ってわたし達のところに帰ってきたであろう涼は、8/8が命日、旧盆も参加型(イベント、お祭り好き)で、いちいち行ったり来たりも面倒なので、秋のお彼岸までいるようだ。
そういう子なんです。涼ちゃんは・・・
拓哉を端として、涼と一緒の居残組。。。
きっといっぱいいることでしょう。
投稿者 aozora : 23:05 | コメント (0) | トラックバック
2010年07月07日
ゴンちゃん百か日
猫達にとって、特にシューと智にとって、ゴンちゃんは、わたしが思ってた以上に大きな存在だったようだ。
こんなに大家族でも、こんなに小さな者達にでも、かけがえのない代わる者はいない存在はあり得る。
命に差別、区別はない。
血の繋がりがなくとも家族という関係は成り立つ。
小さな者達は、単純なのか、純粋なのか‥
どちらにしろ清らかだ。
投稿者 aozora : 11:03 | コメント (0) | トラックバック
2010年07月06日
拓哉三回忌
もう2年。
まだ数ヶ月前のようなことに思える。
2年も拓哉を撫でていないなんて・・・
拓哉なしで2年も生きてきたなんて。。。
投稿者 aozora : 22:57 | コメント (0) | トラックバック
2010年04月05日
ラスカルとゴン
ラスカル君2010/03/29
ゴン2010/03/30
永眠
ラスカル君はお母さんのまりもちゃんを置いて、最後に人間のお父さんお母さんに感謝を態度で表し、お母さんの腕に抱かれて、うちに来てくれてありがとうと言われながら旅立った。
ゴンは、わたし達が帰るとひっそりとコタツの中で横たわっていた。
突然死。。
今日はゴンの初七日。
まだ全身が振るえ、呼吸が苦しくなる。
どうして、何故・・・
ゴンの死に心も身体もついて行けない。
ラスカル君のこともゴンちゃんのことも 頭の中で言葉はマシンガンのように口から発することも出来ないまま旋回し、地球の地層にも負けないくらい積み重なり、わけの解らない嗚咽となる。
佳祐の百か日、ちょろの命日、しまの一周忌の花に加え、ゴンの為の花が加わり、うちは春爛漫になる。
4/1ゴンのお葬式。
ゴンが荼毘に伏されると、青空が顔を出した。
遺骨になったゴンを抱いての帰り道、高速から見える外堀も桜で春いっぱいだった。
寒い寒い春。
遠い遠いゴン。
投稿者 aozora : 10:20 | コメント (1) | トラックバック
2010年02月22日
今年は22222な猫の日=^・^=
トクイの色んなことを吹っ飛ばし‥で、今年初めてのご挨拶です!
平成22年2月22日の猫の日(^-^)
2が5個も並んでいる。
そう思うだけで、今日が待ち遠しかった自分に'おまえはどこまで猫なんだニャー'と、心の中で秘かに一人ボケツッコミ(>_<)
会社でもPCを眺める度、資料を作りながらも、データを入力しながらも222を確認しては、一人心の中で\(^-^)/
ただ、社内では西暦なので2010222となってしまうが、それでも顔が緩んでしまっていました!
・・帰宅後、猫の日パーティを開催!
今、うちは療法食が主なんですが、と言っても智のメタボ、海空のIBD対策がメインであらゆるメーカーの療法食をこれでもかというほど差し出すのですが、違うみにゃさんが食べまくり(@_@;)
でも今日は特別!!久々のおやつ三昧。
そうこうしてるうちに写真トリマクリ大会。
一気に100枚以上撮りましたが、ピンボケラッシュ(ーー;)
それと、痛恨のミス。
222なので、日付を入れて撮っていたのに、223と日付変更線をまたいだのでした。
でもせっかくなので、今のあおぞら家の面々を年功序列で。。。
夢衣(ゆい)今年16歳。腎不全予備軍と診断されるも元気です。
拓哉、悦司、凜がいなくなる度、ストレス性の膀胱炎を発症してましたが、この1年落ちついてます。
海空(みく)4/15で15歳。
海空の病気のことは(IBD、関節炎、口角炎、肝臓・・)説明もややこしいので、今日もスルー(ー_ー)!!
もう何年も闘病中で、昨年から今年にかけては何度も大きな危機を乗り越え、今は落ち着いています。
海空強い子です(=^・^=)
世界中の猫と猫好きに幸あれ!!!
投稿者 aozora : 17:28 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月06日
幸せのお裾分け・・・
10/27からの下書きを駄々漏れ状態でまとめてUPしました。
まとめは、幸せしっぽの名付け親ともいえるしっぽとオミです。
兄弟でずっと一緒。
にゃりさんの家族にしてもらうまで、艱難辛苦を乗り越え、色んな思いをした2人ですが、今はこんな。
幸せの縮図です。。。
しっぽ、オミちゃん特集
今日の野の花
どうでもいい話
さらにどうでもいい話
投稿者 aozora : 10:07 | コメント (2) | トラックバック
2009年11月06日
セラピナ三回忌
投稿者 aozora : 10:35 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月30日
蓮華ちゃんー2009/10/29−空へ
リアル猫友の猫会掲示板での蓮華ちゃんママの言葉です。
蓮華は最後まで自分の矜持を持ち続けた稀有の猫でした。
すごいです。
息を引き取った後ですが、思う存分5年間分撫でましたし、良い子良い子と頬すりしました。
最後の最後まで、触られれるの嫌がってましたから・・
すべてが亡くなってからの出来事です。
なんて気高い猫だったんだろうって思います。
我が家に縁あってきたのです。
正真正銘美人の蓮華。。
これからも蓮華を背負って生きていくからねって思います。
メッセージを下さった猫会メンバーの皆さんありがとうございました。
蓮華ちゃんの最後にわたしにも抱きしめる機会を下さった蓮華ちゃんママ、ありがとうございました。
投稿者 aozora : 10:59 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月20日
それぞれのあり得ない目標!
真剣に命を守ることについてや似非愛護についてずっと書きたいと思い続けていたが、わたしと関わりのある外の子達の身の危険があったので書けないでいた。
猫達の病気についてなどもたくさん書き綴りたいのだが、わたしの精神状態をまだまだそこまで持っていけない。
なので、当分他愛の無いことだけしかUPできないが、少しでもUPする日々を多くしようと思っている。
台風直後の我家の猫草!
10鉢とも薙ぎ倒され、不評で数匹きだけしか集まってきません(T_T)
その上、薙倒された麦に乗るデブ、踏むデブ・・・
麦踏みは、刈取ってからの作業では・・何か間違っているような(ー_ー)!!
拓哉は、わたしを最愛に思ってくれていた子だ。
多分、今まで暮らした子の中で一番わたしだけを愛していてくれた子だっただろう。
だから、わたしが喜ぶことが自分の何よりもの喜びだった。そんな子だった。
一緒に遊ぶのもわたしが嬉しそうにたっ君偉いねぇと言うと、満面の笑みで永遠と続けるような子だった。
妹手作りのコスプレも、わたしが喜ぶので得意になって着てくれた。
智はわたしと暮らしたいままでの男の子の中では、ちょっと知能が高い。
なので、褒めちぎっても単純に同じ遊びを繰り返すと飽きる。
それに美白に専念しているようだ。
と言っても、人間のように高い化粧品を使うわけではない・・・当たり前だけど。
ひまが白の多いミケなので、ひまちゃん命の智は精神力でひまちゃんに近づこうとしているのだ。。。としか、思えないほどツンデレひまちゃんに心酔しきっている。
空は、黒猫願望が強いようで、日に日に黒猫化を図っている。
と言ってもこちらも岩をも通す信念で?・・・
投稿者 aozora : 10:32 | コメント (4) | トラックバック
2009年10月03日
十五夜
1人つづでも充分暖かそうな体型なのに固まるおデブ達!
秋ですね。。。
猫も人間も体調不良・・・なので、写真だけ!!!
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2009年10月01日
山形の茜ちゃん、緑ちゃん。そしてだいちゃん。
三日坊主最終日に・・5時間弱遅れではありますが、やっとこぎ着けました。
今日は山形の緑ちゃん宅のことを。。。
このお話しをうかがいblogに書かせていただいてもいいですか?とご了承をいただいたのも、さくらんぼの出始めた季節!
そうです・・季節を遡ってのお話しです(>_<)
緑ちゃん宅には、あおぞら出身の緑ちゃん茜ちゃんの他にも命辛々のところを助けてもらった女の子達がいます。
みな出産経験有りです。
その中で一番人間とも猫とも距離を置き、自由気まま?勝手?な生活を送っていたのが茜ちゃんです。
そんな茜ちゃんに変化がおきました。
今までは緑ちゃんママ達があまり出入りしない部屋で生活していた茜ちゃんですが、お子さんが誕生なさってからというもの、茜ちゃんがちょくちょく姿を現すようになったそうです。
・・というより、赤ちゃんを一番気にして面倒をみようといった感じだそうです。
お子さんが泣いたりすると一番気に病み、泣き止むのを確認して、うんうんといった感じをみせるのも茜ちゃん。
この話しにはもうちょっと続きがあります。
茜ちゃんと一緒に家族にしていただいた茜ちゃんの息子だいちゃん。
だいちゃんが、手厚い看護と惜しみない愛情に支えられながら、闘病生活に終わりを告げ、この世から姿を消したちょうど半年後、お子さんが誕生なさいました。
そしてお子さんには、だいちゃんの一文字が加えられ命名。
緑ちゃんママからこのことをうかがった時、大きく深呼吸したことを覚えています。
すぐには言葉がでませんでした。
だいちゃんはもともと虚弱で、高齢の元の飼い主さんのお宅で茜ちゃんが産んだ子です。
しかし、元の飼い主さんがアパート立ち退きで茜ちゃん一家は家を失くしました。
あまり外に出なかった大ちゃんは、瓦礫となった自分の家があった場所にいつも所在無くポツンと座っていました。
だいちゃん達が居た付近は、考えられないような手段で次々と猫達が殺害されていた場所でした。
保護された時、だいちゃんも長い尻尾を失う大怪我をしていました。
それでも人を信じ、人懐こさを失わなかった純粋無垢なだいちゃん。
そんなだいちゃんだからこそ、だいちゃんの健気な思いを大きく深く受け止めてくださる緑ちゃんママの元で、生涯を終えることが出来たのだと思いました。
だいちゃんの一文字を共有したお子さん。
茜ちゃんは、きっと気づいているのでしょう。
人間の言葉を語らないだけで。。。(=^・^=)
・・・余談
同じく厚い恩と愛情を受けている緑ちゃん。
お子さんには一番無関心だそうです(ーー;)
でも、緑ちゃんはお風呂が大好きで、一番おとなしく入るそうです。
正しくは、入るようにしてくださった・・・です。
お風呂の後は、本当に気持ちいいという表情をするそうです。
ずっと外生活で、人の手に恐怖を感じていた緑ちゃん。
お風呂なんか入ったこともなく、高齢で家族にしていただいた緑ちゃん。
そんな緑ちゃんが、お風呂という楽しみを知った。。。
感慨深い・・です。
緑ちゃんママのお父さんは、緑ちゃんの容姿、雰囲気が、竹久夢二の描く黒猫に似ていると仰っているそうです(#^.^#)
投稿者 aozora : 03:48 | コメント (2) | トラックバック
2009年09月28日
秋
この夏も色んなことに振り回されているうちに、すっかり秋になってしまいました。
なのでまたまた色んなことをすっ飛ばし、取り敢えず再開しました。
まずは真夏の出来事ですが、ガッちゃんにと送っていただきました。
ガッちゃんをずっと見守っていて下さり、家族にとお話しを下さっていた方からです。
ガッちゃんのことをweb上で見つけてくださり、ガッちゃんがこの世から姿を消した現在も(三回忌)
こうやってガッちゃんが存在していたことを、生きていたことを思ってくださる方がいることを、わたしは誇りに思います。
ガッちゃん、辛いことばかりだったけど生まれてきて良かったね。
世の中から見れば、いるかいないかさえ気にされないたかが野良猫。
でもわたしにとっては、泣き笑いしながらわたしの人生の一部の時間を共有した仲間だった。
感情を持った尊い命だった。
今更ながら、覚えていてくださってありがとう・・・
投稿者 aozora : 10:43 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月20日
猫のサイトらしいことをちょっと。。。
ここのところ気温の変化が激しく気圧の関係もあって、年配の子は特に体調を崩しやすい。
うちは日中猫だけのお留守番となるので、閉め切って出かける。
なので、室内の温度調整にも気を使う。
まぁ、新型インフルエンザが猫には無いのが、何よりも救いだったが。
気温の変化で涙目になる子が何匹かいる。
特に数百gで保護した海空は、生死をさ迷うような状態だった。
特に目の状態が酷く、失明かも知れないという状態だった。
幸い、ギリギリのところで失明は免れたが、目が弱い。
特に片方の目は、しゅん膜が少し出ている状態だ。
智も片方の涙腺がつぶれているので、ちょっとした気候の変化で涙が出る。
夢衣も片方の涙腺がつまってる。
何度か涙腺を通してもらったが、また詰まってしまった。
涙腺の手術をしても、大半は夢衣のように詰まってしまうことを繰り返すことになるらしい。
そんななので、うちでは何種類かの目薬が常備薬となっている。
以前は、結膜炎など抗生剤目薬というとアミノ糖系の目薬を処方されることが多かったが、最近はニューキノロン系の目薬の処方が主流のようだ。
うちの一番古くからのかかりつけの病院では、10年以上前からアミノ糖系の目薬にインターフェロンを入れて処方してもらうことも多かった。
今では、どこの病院でもインターフェロン入りの目薬は処方してくれると思うが、ニューキノロン系のインターフェロン入りの目薬の処方も多くなってきているようだ。
しかし、インターフェロン入り目薬が必要なうちの子達には、ニューキノロン系よりアミノ糖系の目薬のほうが良く効くような気がしていた。
今回お世話になった病院でその話をすると、うちのだけではなく、猫にはアミノ糖系のインターフェロン入り目薬の方がやはり効果が高いらしい。
うちのリサーチも捨てたもんではない(^_^)/
それから、便秘、下痢でお悩みの子がいたら、寒天をお試しあれ。
寒天ブームの時は、手に入れるのに苦労したが、今ではどこのスーパーでも手に入る。
うちでは、缶詰などにそのまま振りかけられる手間要らずの粉寒天を愛用している。
今回の病院が開院した時お祝いに伺い、院長に寒天の話しをしたら、ふふ〜んという感じで笑っていた。
しかし、今回智を連れて伺うと、話の流れから寒天の話になり、院長が一押しで寒天を薦めてきた。
オイオイ、それはうちが院長に言ったことだけど・・・
寒天だけではなく、今我家では寒天オリゴ糖(アガロオリゴ糖)に注目している。
海空の関節炎とわたしの関節炎のためだ。
5月26日、膝の関節痛を改善する働きがあることをヒト試験で明らかにしましというニュースが飛び込んできた。
すぐさまタカラバイオに電話した。
厳密に言うとタカラヘルスケアだ。
猫に使いたい旨を話し、マグネシウム値を問い合わせた。
専門部署に確認するので折り返し連絡をくれるということだった。
しばらくして、電話があった。
マグネシウム値は検出値の記録が無いという。
なので、調べて連絡するまでに2週間ほど時間を下さいということだった。
お礼を述べて連絡を待つこととなった。
続きは、肝不全、関節炎の海空、腎不全直前、尿漏れの夢衣の様子と合わせてUPします。
アガロオリゴ糖以外の病院治療で、海空の関節炎が改善(痛みをやわらげるだけの対処療法ではなく、修復するという新しい治療です)されたので、それも合わせてご報告します。
投稿者 aozora : 19:27 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月06日
別れても・・尚
拓哉と会えなくなって1年が過ぎた。
それなのに、1年後に拓哉がわたしに形あるプレゼントをくれた。
動かなくなった拓哉から2度目のプレゼント。
拓哉の精一杯のプレゼント。
拓哉らしいささやかなプレゼント。
拓哉がわたしを喜ばせようとしてくれているのが、ひしひしと伝わってきた。
昨日外出から戻る途中、拓哉に会ったのは1年前の今頃の時間だったと妹に話す。
1年前のあの日、あの時間、意識があり、感情があり、呼吸をしている拓哉とあった最後の時間。
最後の最後までわたしをすがるように見つめて、先生に抱かれ入院室へ戻った拓哉。
次の日もまた感情のある拓哉に会うつもりだった。
会えることを疑わなかった。
拓哉の様子が辛くなさそうだったら、抱っこして・・抱きしめて、たっ君と話をするつもりだった。
後悔。
自分自身に関することなら、悔やんでも時間をかけてそれを消化してきた。
しかし、拓哉のことだけは、無機質な冷たく鋭いガラスの破片を一生胸に深く深く挿し、後悔という血を流し続ける。
そうしなければいけない。
あんなにわたしを思って、頼って、すがった拓哉の最後の最後の望みを受け止めることfが出来なかったのだから。
気づいてあげられなかったのだから。
いじらしいほど、わたしの全てを許し、受け入れてくれた拓哉の最後の望みを最後の叫びを見逃したのだから。
拓哉が哀れでならない。
拓哉が可哀想でならない。
わたしだけをみつめていた拓哉。
わたしだけが望みだった拓哉。
わたしにたっくんと声をかけられることを
わたしにたっくんと微笑んでもらうことだけが生きがいだった拓哉。
たっくん、たっくんと呼ぶと、わたしを一身に見つめ必ず走り寄って来た拓哉。
まだまだ、まだまだずっと呼び続けるから、呼び足りないから
その時間が止まることなど わたしは絶対許せない。
外の子にどんどん時間を与えて
どんどん新しい子がやって来て
どんどん笑うことが無くなった拓哉。
わたしとの時間がどんどん減って、どんどん淋しくなっていた拓哉。
たっくんがわたしの目の前にいないことを わたしは認めない。
拓哉がもう一度笑えるまで・・・
拓哉がわたしをうれしそうに見つめてくれるまで。
わたしには、絶対認められない。
拓哉が幸せのゴロゴロをもういわないなんて。。。
カッシーもたっくんをずっと覚えている。
拓哉のゴロゴロを待ち望んでいる。
投稿者 aozora : 10:52 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月05日
お出かけ@(=^・^=)つながりV
しっぽ&オミのにゃりさんが「アースガーデン夏2009」に出展なさっていたので、代々木公園まで出かけて行きました。
そんなに暑くもなかったので、智をお散歩がてら連れて行こうと思ったのですが、智が気持ち良さそうにお昼寝していたのと、午前中、海空を病院へ連れて23区横断をし人間がバテ気味で、5.5kgの智ちゃんを連れて行くのがちょっと辛かったので人間だけで出かけました。
智が来るかもと思っていてくださったにゃりさんは、ちょっと残念がってくださいました。
今回にゃりさんのお店から我家に来た子は、シラサギガヤツリ・メダカソウ・紅チガヤ(写真:左)です。
メダカソウも穂をつけています(写真:右)。
我家では、サラダバーと勘違いされるこの子達は格子戸暮らしなので、前回の一人静・リュウノヒゲと一緒に帰省しようと思っています。
みな野山の草なので、山歩きが好きだった父へのお土産に仏壇へお供えしようと思っています。
その他、ハッカ好きの孔祐に涼風という北海道産のハッカと、大きな杉の端材をみんなの爪とぎに購入してきました。
ハーブであるハッカは虫がつきやすいので、気が遠くなるほど虫嫌いなわたしにはちょっと挑戦だったのですが、名前に強く惹かれ購入しました。
杉の端材は、虫が付いていると嫌なので、熱湯消毒をしました。
それから、爪を研ぎやすいようにノコギリでちょっと細工を施しました。
結構気に入ってくれてるようです。
最後に、にゃりさんから王子2人の最新フォトをいただいてきました(=^・^=)
投稿者 aozora : 23:01 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月30日
子猫の家族大募集@(=^・^=)つながりU
があ子ちゃん宅からの仔猫の家族募集ですが、訂正があります(>_<)
6/241枚目(上左)の写真は男の子だったのですが、2(上右)、3枚目(下段)の子は女の子でした。
猫ベテラン一家のガア子ちゃん宅が見間違うなんて、小さい子達なんだなぁと改めて思いました(*^o^*)
エイズ、白血病も陰性、ワクチン、駆虫もすんでます。
お知り合いで猫を検討なさっている方がいらしたら、ぜひぜひプッシュをお願いします。
あおぞらのトップページにもバナーを貼り付けました。
バナーも久々に作ったので、作り方をすっかり忘れていて、あまりパッとしませんが…(ー_ー)!!
待っているしっぽ達からも入れます。
リンクフリーですので、よろしくお願いします。
http://aozora.nekobaka.com/chibikiji3.html
わたしのMIXIのトップからもリンクしてあります。
マイミクがいらっしゃる方は、ぜひぜひマイミクの方々にもお知らせお願いします。
*あおぞら掲示板ににゃりさんからのお知らせをUPしました。
こちらもぜひご覧下さい。
にゃりさんからいただいたシッポナ&オミの最新写真です!
手前:オミ 奥:シッポナ いつまでも仲良し兄弟です♪
投稿者 aozora : 11:11 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月24日
子猫の家族大募集@(=^・^=)つながり
があ子ちゃんのお宅で子猫を3匹保護されました。
可愛い盛りはあっという間なので、取り敢えず写真をUPします。
興味のある方は、今日のところはあおぞらまでご連絡お願いします。
3匹ともそっくりで、名前も付けていません。
左上・・オス・810グラム・一番なつっこいです。
右上・・オス・750グラム・しっぽが長め。
下・・・・オス・760グラム・一番元気がいいです。
生まれて1ヶ月半くらいかと思います。
3匹ともトイレOKです。またお鼻もきれいですし、ノミもいません。
とても元気です。ー6/20現在ー
無邪気な新しい命に出会ったがあ子ちゃん宅。
その少し前にがあ子ちゃんが旅立った。
人間に対しては、女王様三昧だったがあ子ちゃん。
最後にご家族の皆さん全員に抱っこさせてあげるをプレゼントして、高く高く旅立ったそうだ。
があ子ちゃん、があ子ちゃん宅保護の”ちびちびキジトラ3兄弟”については、またUPします。
”ちびちびキジトラ3兄弟”を家族に迎えてくださる方、どうぞよろしくお願いします。
*あおぞらtopページからリンクしていたアコベーさんからの募集!シャムMIX君は、お試し飼いに突入です。気にかけてくださった皆さん、ありがとうございました。
投稿者 aozora : 07:15 | コメント (2) | トラックバック
2009年06月04日
幸せしっぽ達の近況をちょっと・・
たまくろさん宅のやっちゃん、クレオ君、ピョンタ君は元気です!
”この間ピョンタを少〜しだけ抱っこしました!食べ物に夢中で油断していたようです”
と、たまくろさんからのご報告♪
いちごさんからのご報告!!
”デュークは毎日フワフワ抜け毛を飛ばしながらとても元気です♪”
お嬢さん(デューク君の妹(>_<))が、その毛(デューク君の)を追って
”「ねこの毛っ!ねこの毛っ!」と楽しそうです。(#^.^#)”
とのことです♪
があ子ちゃん。
元気です!年齢より若く見えるそうです(*^_^*)
みんみんちゃん。
抱っこは無理なようですが、気分次第で撫でさせてくれるようになりました。。とのことです(>_<)
くーろん君
元気です!
くーろん君宅の地域は、昨年は大きな地震に見舞われたのですが、くーろん君宅は無事でした!
”猫には地震予知はムリだということがわかりました”・・・と(^_^;)
ボク君(お嬢さんと双子)
”ボクはすっかり人に慣れ、元気でやっています。
彼もすでに8才です。。。”
と、ボク君のパパさんからでした。
みるちゃんも元気(すぎ?!)です!!
みるちゃんママのMeikoさんのHPがリニューアルオープンしました。
http://ktmhp.com/hp/bokura/page5
(=^・^=)の手も借りたい時はぜひご相談を!
シッターさんではなく、信頼できるヘルパーさんです。
http://www.geocities.jp/yozefu39/
さくらちゃんももちゃんの美人姉妹です。
元気ですとパパからうかがってます♪
ルーちゃんはとっても元気になり見違えています。
↓はルーちゃんのお姉さん、イラストレーターの飯高裕子さんの作品です。
もちろんルーちゃんがモデルです(#^.^#)
お嬢さんです(^_-)-☆
”パパからのコメント”
あえて説明をつけませんので
画像を見て色々と楽しい想像を巡らせて頂ければと思います^^
あのお嬢さんが・・感無量です!!
シッポ&オミ(ミケちゃんと三つ子)
シッポナ君は、本当にミケちゃんとそっくりです!!
模様違いなだけで、性別超えてそっくりです♪
オミちゃんです!
顔が見えてるのは、シッポナ君です♪
にゃりさんのblogがOPENしました。
プロフィール写真は、もちろんシッポ&オミです(=^・・^=)
http://ameblo.jp/horinen/
友人に預かってもらっているうー&しー
写真はうーちゃんです。
suzunaさんに預かっていただいているひじき君です。
猫Watchでも紹介していただきました♪
奈奈さんに預かっていただいているオルセン&パフィーちゃん。
奈奈さんのコメント
”あまり逃げ回らなくなったパフィーです。
窓越しでなく、直に写真が撮れる様になりました。
相変わらず美人です。。。。ちょっとメタボですが・・・(汗)”
投稿者 aozora : 00:57 | コメント (0) | トラックバック
2009年01月16日
いいしっぽ達
ご報告を兼ねて再開しなければという思いだけが空回りしていました・・います。
現実の日常をこなしてはいますが、かけがえのない以上のしっぽ達の現実には、逃避しているという感もなく、どこか遠くて・・
実感できないというより、実感したくない自分が、地上を踏みしめることなく、数十センチ上をふわふわ歩くこともなく浮遊している。。そんな2009年です。
なので、事実だけを・・・
悦司を08/12/04 19:25に逝かせました。
凜は、09/01/02未明逝きました。
そして、昨日クランが亡くなりました。
奈奈さんにずっと愛しんでいただいたクラン。
わたしが、現実逃避したくなるような、想像を絶する過酷な現場の中でも、一番孤独で、心の悲しみが目に見える形で症状として現われたクラン。
奈奈さんに出会わなければ、クランは生きてこられない子でした。
奈奈さんに出会わなければ、人間は、恐怖、苦痛、この世の果てでしかなかった・・
そんなクランが、奈奈さんだけには心を許した・・・それが全てを物語っていました。
陳腐な物言いしかできませんが、クランが穏やかな一生を過ごせたのは、奈奈さんに出会えたからです。
本当に本当にありがとうございました。
後ほど、だらだら続きを書きます。
いとおしい以上の者達。
それは、わたしにとって猫達なんだと、今更深く深く刻まれています。
投稿者 aozora : 10:20 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月18日
Orange Cat
14年前の今日7月18日は、真夏色の青空が神々しく冴え渡り、オレンジ色の太陽は今にも落ちてきそうな酷暑だった。
わたしは溶けてしまわないよう、会社の中でエアコンの冷風にガンガンあたっていた。
あの日正午を回ったちょうど今頃、わたしはそれに引っ張られるように呼ばれた。
分厚いガラスドアの遠く向こうに、必死で叫ぶ子猫の声がわたしだけの耳に届いた。
世界一のしっぽを持った、世界一のごろごろを奏でる宇宙から来たような風貌のOrange Cat 拓哉との出会いだった。
太陽が眩しかったからと言ったムルソーのように、太陽がオレンジ色だったせいにして、逃げ場の無い逃げ場でそっと息を潜め、縮こまり、あの出会いをこの腕の中に抱きしめて、そのままわたしともども固まってしまいたい…
そのOrangeCatと一つの鉱物になれるまで…
400gほどだったそのOrangeCatは、あれこれと問題を抱えながらもすくすく育ち、 14年後の今日も わたしの目の前でそのしなやかな肢体をくねらせながらウリッと近寄って来て、ちょっと見イケメンのその愛くるしい笑顔を振りまいてくれていると思っていた。
別れがこんなに突然にやって来るなんて、14年前のわたしには、否、7月6日午前7:00のあの電話をもらうまで、どうして想像できただろう。
前日の5日に面会した時も、その時が静かに静かに足音を潜め近付いてくる気配を払拭し、近いうちにわたしの腕の中で、あの笑顔をあのごろごろを心細く感じながらもしっかりと抱きとめるはずだった。
一世一代の願掛けも効かない現実のこの世界に 神様の存在がないことを改めて思い知らされた。
愛しい者達との別れが訪れる度、自虐的思考がターボで旋回するわたしだが、今は、拓哉との思い出、わたしの後悔を突き詰めようとすると全てがシャットアウトされる。
正確にはシャットアウトではなく、シャットダウンなのだとわかってきた。
今を生きているうちの子達だけは守らなければという意識が、わたしの本能が、そして、お盆で帰ってきた大勢の愛くるしい者達がそうさせているのだろう。
東京のお盆はもう終わってしまったが、昨年のガッちゃん、セラ、2人の新盆だった。
拓哉の死を認めることが辛くて、わたしは初七日までお線香をあげることができなかった。
しかし、お盆の迎え火の代わりにやっとお線香を手向けた。
振り返ると必ずわたしを見上げ、いつでもどこにいても見守っていてくれた拓哉。
どんなに不条理なことでも理不尽なことにでも、いつも全てを一身で受け止めてくれた拓哉。
いつもいつも絶対的にわたしの味方だった拓哉。
いつもいつもわたしを待っていてくれた拓哉。
待って待って、とうとう待ちぼうけのまま逝かせてしまった拓哉。
最後の最後の瞬間まで、希望をもって、わたしを待って待って待ち侘びていただろう拓哉。
それなのに最後の願いさえ愚かなわたしによって、無残に粉々に砕かれ、むしり取られ、破壊され、裏切られ、奪い取られた拓哉。
待つ身の不憫な淋しさと悲しさの中一生を閉じた拓哉。
5日。診察室のドアを閉める瞬間、院長にベッドごと抱えられた拓哉が、辛そうに頭を持ち上げ、細く三角になった目でわたしを見つめた。
あのアイコンタクトが、呼吸をしている拓哉の最後のメッセージだとも気づかず、「酸素室越しで、もうちょっと面会していきますか?」と、言って下さった院長の言葉にちょっと躊躇したが、明日また来ますからと断った。
診察室を出ても拓哉の眼差しが気になったのでやはり面会延長と思ったが、あまりの患者さんの数と、拓哉も今回のドナーになったカッシーも、輸血後で疲れているからということを自分へ言い訳するかのようにそのまま病院を後にした。
あの時の戸惑いをどうして素直に認識しなかったのだろう。
拓哉の最後のお願いだったのに。
5日は3回目の輸血だった。
1回目も2回目も輸血後調子が上がった。
一番ネックだった血便も止まった今回は、前回よりも回復に希望が持てた。
2度の病理検査でも、毎日の血液検査でも希望がちょっと上昇気味だった。
ただ、わたしの目には、その時が近づきつつあるようにも映ったが、わたしがそんなことを霞めてでも思ったらいけないと頭の中を一掃した。
じっと黙って、歯を食いしばってがんばって、泣き言も文句の一つも言わずにがんばってがんばってがんばり抜いた拓哉。
辛かったね。
がんばったね。
淋しかったね。
涙も枯れ果てるくらい我慢したね。
我慢させ続けてごめんね。
待たせ続けてごめんね。
一緒に火の中に入ってあげられなくてごめんね。
それなのに今度は遠いところで、また待たせ続けなくちゃいけない。
こんな思いをこんな別れをあと何十回も繰り返すなら、迎える側に先回りしたいと思った。
そうすれば、拓哉をもう待たせないですむ。
日常の何気ないわたしの仕草に一番敏感に一番素早く、いつも反応していた拓哉。
面倒くさいと思ったことも度々だったが、あの面倒だと思った瞬間瞬間がわたしの幸せな時間で、わたしのかけがえのない日常だったんだと、痛みを通り越し、全神経が無くなったようなこの身体に思い知らされる。
14年前の今日。精一杯叫ぶ子猫の声がするほうに向かってしゃがみこみ、舌を鳴らした。
すると、そのお宅の庭の奥の見えないほうから、全身で叫びながらわたしの胸の中に飛び込んで来た。
しかし、そのオレンジキャットは、本当は歩くのも儘ならず、排泄も自力ではできない幼子だった。
何かに突き動かされたかのようにわたしの胸に飛び込んできた世界一のオレンジキャットは、たった14年間で現実から姿を消した。
真っ青な夏は、サイダーの泡のように眩しく輝いている。
空も海も怖いもの知らずできらめく。
一番好きな季節。
しかし、今年の夏はとてもとても遠い。
どこまでも手を伸ばし、どこまで足を運んでも、どんなに両手を精一杯広げてみても拓哉のいない夏。
もう、辿り着くことのできない遠い夏。
幼い頃じっと見つめた真夏の午後の虹のようだ。
虹を見つめていた幼いわたしには、キラキラした未来しか想像できなかったけれど・・・
本当は物凄く自慢だったわたしのかけがえのないOrangeCatの拓哉は、この夏わたしの目の前に現実として姿を現すことはもうない。
14年前”あすなろ白書”の取出君を思い浮かべ、名付けた。
あの歌詞のままのようなわたしと拓哉の14年間だった。
たっくんと血を分けた本当の縞々兄弟になった崇と智。
たっくんがいなくなった今、カッシーと智Pを血を分けてあげた兄弟と呼んでいる。
誰よりもたっくんが好きだったカッシーは、血を分けた兄弟になった途端たっくんがいなくなり、淋しそうに毎日を送っている。
わたしの異変に気づいたゴンちゃんの見せた優しさ。
拓哉だけの何気ない行動をみんなが少しづつ分担している。
そして、みんな少しづつ甘えん坊度が増した。
この子達のためにもたっくんのもとへ駆けつけることはできない。
往生際の悪いわたしは、まだまだ拓哉を待たせなければならない。
拓哉のことでいっぱいいっぱいだったからだろうか。
夢衣と海空が十数年ぶりに膀胱炎になった。
夢衣の膀胱炎はしつこく繰り返された。
海空は治療の真っ最中。
孔祐のダイエット鍼灸は一時お休み。少し丸さが戻ってしまったようだ。
悦司の関節炎も悪化した。
そして凜が拓哉の後を追うかのように急変した。
今は峠を越し、ようやく落ち着いた。
一度目の入院の内視鏡検査後、一時退院し再入院する直前の拓哉とカッシー。
わたしに添って一人で横になりたいたっくん。
でも、必ずカッシーがわたしとたっくんの間に割り込んで来る。
不服いっぱいだが、カッシーの気持ちを酌んであげるお兄ちゃんの拓哉。
これが拓哉の最後の写真となった。
改めて思い知らされたこと。
生きていることだけが現実。
14年前の拓哉と出会ったこの時間に願うこと。わたしの原点。
奇麗事、青臭い事かもしれない。
でも、今,目の前に気になる子がいたら、目を止める子がいたなら、その子の一秒を繋げてあげられるのは、気にかけた自分しかいないということを。
その瞬間を逃したら、明日がない子が身近にいることを。
行き着く先に耐え難い悲しみが待っていても、それでもこの夏、そんな子に気づいたら、そっと手をかざしてあげて欲しい。
自分だけを頼りにしている命があることを心の片隅にほんのちょこっと居候させておいてほしい。。
ふと見上げた空が
ぬけるような青空だったら
そこにぽっかり浮かぶ白い雲をみつけられたら
キラキラした明日に 出会えるかもしれない…
そんな青空を 小さな存在と見上げてみませんか?
その小さな存在には、私たちと同じように感情があります
その小さな存在は、明日も生きることを望んでいます
あなたにしか助けられない命
あなたにしか守れない命
たったひとりのあなたに見つけてもらおうと
今日もせいいっぱいの気持ちを抱いて
あなたのすぐ足もとで待っています ーあおぞらー
投稿者 aozora : 12:05 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月31日
ムギワラちゃんの家族大募集中!
生後約半年 避妊手術済み 爪とぎしつけ済み エイズ・白血病陰性 3種ワクチン接種済み
投稿者 aozora : 17:42 | コメント (3) | トラックバック
2008年05月03日
GWの青空家
どんよりした天気同様、体調を崩す子続出。
毛玉、風邪・・・
わたしがブラシ、櫛類を手にするとあっという間に10匹くらいに囲まれる。
わたしが一番好きなのは、昔からの猫用梳櫛。
持ち易いし、加減一つでその子その子に合った梳き方ができるからだ。
しかし、2本しか手の無いわたしは、腱鞘炎気味の毎日だ。
今朝目覚めると、棚に置いておいたラキサトーンが床に転がっていた。
拾い上げると、チューブが穴だらけ・・・
多分、ひまと智の仕業だ。
智も最近は1pくらいしか舐めない。
ひまはもともと大嫌い。
なのに、こういう悪戯だけは率先して実行する。
まだ新しいラキサトーン。
我が家では、全員に舐めさせると1回で1本無くなる。
それも、みんなラキサトーンが嫌いになってしまったので、強制的に口の中に絞り込んでいるのだ。
しかし、穴だらけのラキサトーンじゃ絞るに搾り出せない。
なんてことをしてくれるんだ<(`^´)>
相変わらず、G1レース並にパッカパッカ走り回るひま・智。そして伸し餅コットン。
普通の猫飼いの方々には想像もつかないほどのあばれっぷりなのだ。
雑然とした我が家なので、ビデオ公開できないのが残念!
このままだと多分わたしは肋骨あたりを骨折する。
今まで骨折しないでいるのが奇跡だ!
投稿者 aozora : 15:17 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月01日
Happy Birthday♪ 凜ー16歳ー
人間なら女子高生。
そう思うと何だか感慨深い。
16年前にいた子達は、もう凜しかいない。
久しぶりに古いアルバムを開いてみた。
16年前、我が家にはPCもデジカメも無かった。
もともと写真を撮るのが好きだったので、カメラだけは持っていたが、凜と涼と出会ってから、撮る勢いに拍車がかかった。
出会って一ヶ月で300枚以上撮っていた。
こんなに撮ったのは、小学校6年生の夏、青空に浮かぶ雲の写真を撮って以来、デジカメを手にしてからもない・・・
1992/05/18に運命的というか猫人として美猫三姉妹との致命的な出会い、約2年間で3000枚以上の写真を撮っていた。
今回、凜が2歳くらいまでの写真をピックアップしてスキャンしたが整理しきれないので、取り合えず、凜♪女子高生の誕生日に記念として、出会って約3ヶ月くらいまでの麗しい姿をお披露目(*^_^*)
わたしの猫まみれ生活から、猫だらけ?猫だけ生活の始まり記念でもあり…(-_-;)
写真をクリックするとアルバムに飛びます。
![]() |
あおぞら920518 |
投稿者 aozora : 23:38 | コメント (0) | トラックバック
深窓の令嬢@さくヤ
遅ればせながらご報告です。
4/14さくヤが、深窓の令嬢ねこやまさくヤさんになりました。
ねこやまさんが、さくヤの症状を推し量ってお申し出くださいました。
下記の写真は、4/14診察後の病院の待合室でのものです。
ねこやまさんの献身的なお世話により、保護時とは見違えるくらいふんわり和か美人に変身したさっくんです。
暴れることが予想され(前科有り)ねこやまさんが洗濯ネットを持参くださいましたが、おりこうさんにすんなり診察、検査をさせてくれたさっくんでした。
レントゲン室に運ばれる時も萎縮してのことですが、院長に大人しく抱っこされていました。
ねこやまさん、長い間ありがとうございました。
末永くよろしくお願いします。
夏乃&ガッシュペア、ロデム、すっかり仲良くなった3○○トリオを家族に迎えてくださる方大募集中です!!よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 00:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年04月08日
鍼灸治療ー凜の巻きー
急に気温の低い日が続くと、歩き方にちょっと違和感がある凜。
凜は、2年半前に腎不全と診断されずっと治療をしているが、年齢と腎臓のせいもあって骨粗鬆症になっている。
なので、今回は足腰の鎮痛に重点を置いて治療していただいた。
鍼とお灸と指圧スペシャル。
老齢によって視力も落ちている。
他の病院で一旦は白内障と診断されたが、そうではなかった。
簡単に言うと、老眼のようなものらしい。
しかし、人間の老眼とはちょっと違う。
腎臓もあるので手術は受けさせないが、見えづらくなったせいもありリードでのお散歩が好きではなくなった。
昔は、凜と涼ははしゃいで走りまくり、わたしも妹も着いて行けず引きずられるような散歩だった。
いつも、凜ちゃん涼ちゃん、そんなに早く走れないよ〜と悲鳴をあげていた。
凜と涼のお散歩用にスニーカーを買ったものだった。
日本にはまだドッグランも無かったが、キャットランがあればいいのにと切に思っていた。
なので、リードのお散歩を凜とできなくなったのは、とても寂しい・・・
ここだけの話しだが、凜は鍼治療をしてくださる先生をバカにしている。
ちょっとした瞬間にそういった顔をする。
目が如実に物語るのをわたしと妹は見逃さない。
その一端がもう1つ。
凜は鍼治療中、頑なに座らない。
座ったり香箱をつくってくれたほうがポイントによっては治療しやすいのだが、絶対座らない。
なので、背中側に指圧器を当てる時などは、華奢な看護士さんが凜に負担がかからないようお腹に手を当てしっかり補助してくださる。
凜ちゃ〜ん(-_-;)
投稿者 aozora : 20:24 | コメント (0) | トラックバック
2008年03月26日
ムギワラちゃんの家族大募集中
大きくなってます(-_-;)
とは言ってもあどけなく可愛い真っ盛りで、まだまだお子ちゃまです。
保護主さん宅のお姉さん猫とも問題なく同居できています。
ですので、遊び相手になってくれるような猫ちゃんのいるお宅希望です!
写真で見る限り、キジトラではなくムギワラっぽいと思っていたのですが、本猫に会ってみたらやっぱりムギワラちゃんでした。
凜とした聡明な顔立ちのどこから見ても綺麗なムギワラちゃんです。
現時点でおよそ5ヵ月半くらい。
3/18現在2.36kg。この日に避妊手術を行いました。
とにかく家族に迎えてくださる方を大募集中です!
爪とぎしつけ済み
エイズ・白血病陰性
3種ワクチン接種済み
※一口メモ
サバトラ、キジトラ模様を混同なさる方も多いですが、ムギワラとキジトラを混同なさっている方も結構いらっしゃるようです。
サバ、キジ柄は雄雌いますが、ムギワラは、三毛、サビの一種ですので、基本的にはオスはいません。
三毛、サビ、ムギワラ。この一連の色柄の子は賢い子が多いとも言われています(=^・^=)
確かに我が家歴代の三毛、サビ、ムギワラ達を思い出しても知能指数は高そうでした。
しかし、中には賢いの前に「ズル」が付く子もいました(^_^;)
今いる「ひま(三毛)」「しま(ムギワラ系の縞三毛)」もIQは高そうです。しかし、余計な一言が前に付いていますけど…
投稿者 aozora : 23:02 | コメント (0) | トラックバック
2008年03月01日
16のお昼寝+にゃん
どよ〜んと澱んでいたら、2月は1度も更新できず。
そんな中、子猫はどんどん大きくなって、今2kgくらいだそうです。
爪とぎの躾もできています。
シャイなのか、自分から抱っこといえずに足もとをうろうろすりすり。
でも、膝に乗せてあげると、いつまでもいつまでも膝の上で寝ている甘えん坊。
子猫の愛らしさも堪能できる今のうちに、ぜひぜひ家族に迎えてあげてください。
遊び相手のいるおうち希望です。
全てにおいて低迷・・停滞してました。
そんな空気を打破するために気分転換ビデオ??と、思ったのですが、ゆる〜いです。
ゆるゆる開運動画?に願掛け!
この動画で、ゆる〜い開運に恵まれた方がいらしたらぜひご一報を(*^_^*)
投稿者 aozora : 11:34 | コメント (1) | トラックバック
2008年01月31日
…続き…と、丸い面々(=^・^=)
お供えからのし餅になっています(ーー;)
…続き
かのんさんとねこやまさん宅へ伺いました。
左:一時期より細身に見えた(錯覚と言われたが(-_-;))美!ミケちゃん 右:ミンク猫さくヤ
左:手前”夏乃” 奥”ロッシー”
中央:夏乃 ロッシー イギー(若手3にゃんず・・多分みんな2歳未満)
右:わたしに慄くロッシーとイギー(ー_ー)!!
お前っ!何だかわからないけど嫌いだぁ〜っ!早く帰れっ<`〜´>のチョモ太、イギー、ロッシー
それから、昨年末のきょん改めルーちゃんです。
長毛きょんちゃんのお祝いにといただいていたファーミネーターを 年が変わらぬうちにお届けに伺いました。
見違えるほど美しくなっていたルーちゃん。
病院では食が細く心配されていましたが、やすらぎを得たルーちゃんは大食いになっていました。
体型も丸みを帯び、人間ならキューティクルクルな長い髪をなびかせてといった感じで、シャンプーのCMでもできそうな子に大変身でした。
自由気ままで、すっかり女王様です(*^_^*)
投稿者 aozora : 22:44 | コメント (2) | トラックバック
…続き…と、丸い面々(=^・^=)
お供えからのし餅になっています(ーー;)
…続き
かのんさんとねこやまさん宅へ伺いました。
左:一時期より細身に見えた(錯覚と言われたが(-_-;))美!ミケちゃん 右:ミンク猫さくヤ
左:手前”夏乃” 奥”ロッシー”
中央:夏乃 ロッシー イギー(若手3にゃんず・・多分みんな2歳未満)
右:わたしに慄くロッシーとイギー(ー_ー)!!
お前っ!何だかわからないけど嫌いだぁ〜っ!早く帰れっ<`〜´>のチョモ太、イギー、ロッシー
それから、昨年末のきょん改めルーちゃんです。
長毛きょんちゃんのお祝いにといただいていたファーミネーターを 年が変わらぬうちにお届けに伺いました。
見違えるほど美しくなっていたルーちゃん。
病院では食が細く心配されていましたが、やすらぎを得たルーちゃんは大食いになっていました。
体型も丸みを帯び、人間ならキューティクルクルな長い髪をなびかせてといった感じで、シャンプーのCMでもできそうな子に大変身でした。
自由気ままで、すっかり女王様です(*^_^*)
投稿者 aozora : 22:44 | コメント (2) | トラックバック
2008年01月30日
ようこそ!…オフ会?ーかのんさん編ー
遅まきながら楽しかったご報告!
かのんさんが、5日に雑然とした我が家へ。
智。あっという間にかのんさんに懐き、あっという間にかのんさんをバカにする(ーー;)
かのんさんの見目麗しいお顔にいきなり猫パンチ・・・
智の猫パンチは、爪は出さないのだが物凄く素早い。
妹も智にバカにされ放題なので、年中、素早い智パンチを連打されている。
ボクシングには疎いので、歴代世界チャンピオンのどのボクサーのようなパンチという表現はできないのだが、唯一知り合いの猫好きボクサーガッツ石松さんのようなパンチということにしておこう。
少なくとも智は、フライ級という体型ではないし・・・(ーー;)
うちの者以外に全く全くホントに馴れないゴンちゃん。
あっという間にかのんさんに懐き、かのんさんは僕のもの状態で幸せな1日を過ごした。
コタツの中のゴン♪
他の子たちも全員かのんさんとご対面。
短時間でうちの子達全員とご対面できたお客様は、かのんさんが初めてかも・・・
猫遣いかのんさん恐るべし(*^_^*)
左:逸早く花粉症が始まった悦司 右:わたしの中で至上最強乱暴怪獣ひまわり
ロッカー上の巨大化したコットン、空、チラッと見える茶しっぽシュー
そうなんです。
今のコットンは、巨大なんです。
REALコットンに会ったかのんさんの一言!
”わたしの知ってるコッちゃんじゃない^_^;”
アギャーーーッ!!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
※写真は、かのんさんが我が家で撮影してくださったものですm(__)m
かのんさんには、元気な我が家のしっぽ達にだけでなく、ガッちゃん、セラにまでお土産をいただき、お線香まであげていただきました。ありがとうございました。
名も無く、誰にも見向かれなかったような猫達を通じて素敵な出会いがもてることは、ネットをやっていて良かったなぁと思う瞬間です。
この写真を撮っていただいた後、2人でねこやまさん宅へ向かったのでした。。。続く…
投稿者 aozora : 00:25 | コメント (2) | トラックバック
2008年01月17日
あれやこれや
えっと、今年も重たく始まりました。
何から書いていいやらで、毎日毎日が戦いで、再開のタイミングを逃してました。
まず・・・
孔祐の、ダイエット鍼。
中々順調。
先生の苦心の作の耳への置鍼だったが、毛深い猫耳には向いていなかった。
でも、耳ツボお灸に変えてから、順調。
関節炎もアレルギーも悦司の鍼効果は上がっている。
悦司と孔祐の鍼、お灸、マッサージ、ツボ押しビデオも撮り溜まっているが、タイミングを逃しUPできないままPCに眠っている(-_-;)
凜は、昨年末腎臓から出血2度ほど。
新年早々またまた出血。
今回は、少々の膀胱炎。
高齢腎不全の凜には、暑いくらいの室内気温が必要。
膀胱炎治療中。
しま。
薬類、サプリ類。全て拒否。
今年に入って、一次体調を崩しかけたが、あれやこれやと工夫し、取りあえず事無きを得た。
孔祐と双子の佳祐。昨年末から排尿、マーキングの嵐。
それも、人間が常駐している部屋の猫別途の数々に。
検査結果は異常なく、心の問題。
だいたいの見当はつく。
孔祐は、他の子達とコタツ暮らし。
人間にベタベタ。
佳祐と一緒にいる時間が減っている。
夜もあまり一緒に寝ていない。
アロマタイプのフェリウェイ、フェリウェイのスプレーも効果無し。
向精神薬、今回は精神安定剤を処方される。
フェリフレンドも連用。
始めの4〜5日。
驚くほどの効果。
まるで別猫。
が、2日の夜?3日の明け方。
おしっこ再開(T_T)
毎日毎日、7〜8個の猫ベット、猫クッション、カーテンを洗濯機が嫌がるほど回している。
来週から、動物専用の精神安定剤に変更予定。
ももが目の表面に傷を作る。
エッ君が膀胱炎気味になるが、回復。
思い出してみると、昨年1年。
入院している子がいない月は一月も無かった。
ため息もでない感。
今年も病院通いから始まったが、これに人間の通院ラッシュが見込まれ、何が何だかわからないまま今年もきっと終わってしまうのかも知れない。
なのでということも無いが、節分から新年にすることにした。
その前に、人間の検査もクリアしたい。
智、ひま、シュー時々コットン。
カーテン壊す、敷物破る、家電壊す。
おバカ破壊四天王。
シューも再発の兆候全く無し。
空、甘えん坊。でも、怖がりな部分もまだ顔を出す。
ひま女王・・・王女として君臨。
誰でのことでも追いかける。
ハンターひまは他の子達の気配に敏感。
生きていることが楽しいといった毎日。
みなぎる生のパワーを感じる。
まさしく太陽を臨むひまわりそのもの。
暮らしぶりとしては、ねこやまさん宅にお願いしている夏乃と同じよう(^_^;)
そして、幸せしっぽ達の近況も年賀状、その他とともにいただいている。
1年で最初の楽しみになっている。
ぼくちゃん!図々しいくらい馴れているそうです。
あの僕ちゃんがと思うと胸がいっぱいです。
昨年末には、会社近所の子達の近況も家族の方々から、相次いで年の瀬のご挨拶とともにご連絡いただいた。
アクシデントや相談もあったが、取りあえず事なきを得た。
みんな元気で、愛されていて嬉しかった。
5日に蓮華ちゃん宅から病院へ向かっていると電話をいただいたが、あっさり回復(*^^)v。良かった!!
サイト休館状態の間もオフラインで色々持ち込まれるが、基本的に発信者本人が手放し状態の話しは聞かないよう注意を払っている。
でもたまに否応無く侵入される。
無遠慮さと無責任さに翻弄されたくない思いでいっぱいになる。
それから、18日から2週間くらいPCに向かえなくなります。
お急ぎの方は、携帯のほうまでご連絡くださいm(__)m
投稿者 aozora : 22:37 | コメント (0) | トラックバック
2008年01月16日
唐突に…
再開。
そして別れは突然やって来る。
今日の別れをどう受け止めていいのかもわからないまま無駄にうろうろし、働かない頭の中を様々なことが駆け巡り、結局何もできないでいる。
それでも、約束を断る電話をし、慈悲溢れる優しい人に辛いお知らせを伝え、妹の冷静な指示を受け、わたしにできることをしっかり把握しようと試みる。
優しすぎる人にほど辛い思いをさせてしまう。
慈しんでくださる人にほど、残酷な選択を余儀なくさせてしまう。
命にかかわるということはこういったことに向き合う時間が訪れるということ。
何度、何百回、何万編、突きつけられても慣れることはない。
もう、ただただありがとうと感謝を伝えるだけしか、わたしにできることはない。
辛い思いをさせてしまってごめんなさいと愛しんで下さった方々に詫びることしか、わたしには残されていない。
でも、ありがとうとあの子に変わって代弁させてもらって終わりにしたい。
あの子が迷わぬよう、明日が青空であることを願って。
投稿者 aozora : 13:45 | コメント (0) | トラックバック
敬愛する者
07/11/05 夜
その時がもうすぐやって来ることを感じながら、外に出る。
ガソリンの臭いが鼻をつく。
アスファルト臭い秋雨も、今更ながら東京らしい気がした。
商店街のレンガ通りを踏みしめながら、漂うように自販機へ辿り着く。
高い高い空の上で、わたしを待つ子がまた1人増えていくことを ぼんやりと、そして強烈に思い知らされながら、自販機のおつりを左手でつかみ取る。
救いようの無い感情は、冷たい秋雨に打ちひしがれても、決して、流されることも消し去られることも無い。
途方に暮れたいこの現実を 救ってくれるものは、何も無い。
それでも、ただただこの雨に打たれたかった。
何も考えられないよう
何も感じないよう
何も見えないよう
気が遠くなるまで
冷たい雨に打たれたかった。
この夜を この雨を 忘れることのできないないわたしの時間が始まろうとしていることを感じながら、セラのもとへ急いで戻った。
わたしがその時を迎えるまで待っている子達。
待たせている子達。
一人一人増えていく。
セラの姿が消えて1週間。
姿ある者達に急かされ、わたしの日常はあっという間に過ぎて行く。
遠く旅立ったたった一人の子を思い、自分にゆっくりゆっくり言い聞かせる時間は、わたしには与えられない。
そんな時間を持てる人を羨んだこともあった。
しかし、急かされる日常は、生きていかなければならないわたしにとっては、何よりもの恵みなのかもしれない。
最近は、そう思えるようになってきた。
そう思うようにしている。
その子だけを思って、それでも生きるそんな強さが、多分わたしには備わっていないのだから。
息苦しい穏やかな日常を淡々とこなしていかなければならない。
ただ、生きているうちに充分な思いをかけてあげられなかったことを悔やむ代わりに、少しだけその子だけのことを思う時間が欲しい気持ちもなかなか拭い去れない。
ここに書き記す時間だけが、唯一その子のことだけを思ってあげられる時間だったりする。
セラ。
くろちゃんには逢えたかな。
くろちゃんは、そっちでもさくらを追いかけているのかな。
セラ、もう1度会いたいけど、早く会いたいけど、こっちの子達を放って会いにはいけないから、もう少し待っててね。
こっちで仲良くなれた時間が短すぎたから、わたしが行くまで待っててね。
セラがセラでなくなってこっちに来ても、今は一緒に暮らせないから、わたしが行くまで待っててね。
そして、もう1度抱っこさせてね。
グルーミングしてあげるから。
猫パンチしてもいいから・・・
07/09/02
投稿者 aozora : 00:59 | コメント (0) | トラックバック
セラ…セラピナ
涙の数だけ強くなって、幸せに近づくと信じて、様々なことを克服してきたつもりだが、目の前の現実はいつもとりとめも無く残酷で、凍りつくように冷たい。
今日は、セラの初七日。
2007/11/06AM8:15.セラの一生が終幕の時を迎えた。
終幕というのが相応しい、波乱に満ち、そして戦い続けた一生だったように思う。
いつもいつも誇り高く、猫らしい猫だった。
良くも悪くも女らしく、気高く。
わたしは、セラを誇りに思う。
多分、猫にこんな気持ちを抱いたのは初めてのような気がする。
いとおしかったり、自慢だったり、溺愛もする。
しかし、生きていた事実だけで、こんなに誇りを感じさせる猫はいなかったような気がしている。
セラの一途な恋も知っている。
その恋の相手の態度も、素行もみんな知っている。
そして、相手が突如いなくなった時のセラの姿もずっと見てきた。
セラの恋は、サザンのTUNAMIのような恋だった。
そして、セラの一生もわたしとセラの関係もこの詩とだぶって仕方ない。
風に戸惑う弱気な僕
通りすがるあの日のかげ
本当は見た目以上
涙もろい過去がある
止めど流るさやか水よ
消せど燃ゆる魔性の火よ
あんなに好きなひとに
出逢う夏は二度とない
人は誰も愛求めて 闇にさまようさだめ
そして風まかせ Oh,My destiny
涙枯れるまで
見つめ合うと素直にお喋り出来ない
津波のような侘しさに
I know … おびえてる ,Hoo…
めぐり逢えたときから魔法が解けない
鏡のような夢の中で
思い出はいつの日も雨
夢が終わり目ざめる時
深い闇に夜明けが来る
本当は見た目以上
打たれ強い僕がいる
泣き出しそうな空眺めて 波に漂うカモメ
きっと世は情け Oh,Sweet memory
旅立ちを胸に
人は涙見せずに大人になれない
ガラスのような恋だとは
I konw … 気づいている ,Hoo…
身も心も愛しいひとしか見えない
張り裂けそうな胸の奥で
悲しみに耐えるのは何故
見つめ合うと素直にお喋り出来ない
津波のような侘しさに
I konw … おびえてる ,Hoo…
めぐり逢えたときから死ぬまで好きと言って
鏡のような夢の中で
微笑をくれたのは誰
好きなのに泣いたのは何故
思い出はいつの日も…雨
TUNAMI/サザンオールスターズ 作詞:桑田 佳祐作曲:桑田 佳祐より
投稿者 aozora : 00:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月12日
今日この頃
先週末から、人間が2人ともダウン。
孔祐達の病院もキャンセル(ーー;)
ようやく今日からどうにか復帰。
コットンは先月24日に、掛かりつけの病院へ。
この子は、ひまや智に比べると体力がないことが気になっていた。
それと、暑さにものすごく弱いので、そのことも診察してもらった。
血液検査とレントゲン。
特別異常はなかったが、今月念のためにもう1度通院する。
遊び盛り始めの時期にずっと病院のケージ暮らしだったことが、多少影響しているのだろうか。
空の後ろ足も診てもらおうと思っていたが、先にコットンを捕まえてしまったので、警戒して捕まえ損ねた。
コットンと一緒に次回診察予定。
セラは、がんばっている。
セラの戦いを嗅覚、視覚、聴覚。
全身全霊でひしひし感じている。
今までも多くの子達の最後の時を共にしてきたが、今回ほど受け止めがたい日々はなかったような気がしている。
それでも生きようと、病魔を克服しようとしているセラ。
潔いというのを通り越し天晴れである。
奈奈さんの言葉を借りれば「ニンゲンなんてかなわない」
その通りだ。
投稿者 aozora : 11:32 | コメント (2) | トラックバック
2007年10月11日
ひまわり・智・コットン-猫草の巻き-
コットン、ひまはマイペース!
智は、手を使って食べようとしますが、草を食べること自体が下手^_^;
空は、猫草に興味なし・・・
ひま、智、コットン。
凄まじく暴れる。
やりたい放題、自由奔放。
特にコットンは、ひまを上回るくらい悪戯代官。
どの猫にも擦り寄っていき、猫大好きな子だ。
しかし、私たちのことは嫌い。
人間怖い・・・。
ただ、ご飯、おやつの時は、足元に擦り寄ってきて逃げない。
あごの下、耳の横を撫でられれるのも大好きで、不覚にもついゴロゴロ言ってしまうようだ^_^;
空と年中ごっつんこ合戦をしている。
空は、人間怖い・・・の名残があるが、とっても人間好き。
絶えず撫でてもらっていたい子。
コットン同様、どの猫にも擦り寄っていく。
食いしん坊!!!
コットンに刺激を受けたのか、シューゾーが最近自由奔放。
調子に乗っている。
今更ながら子供らしさを取り戻したというか、やんちゃ盛りを迎えている。
人間にも以前より甘えるようになった。
現在の姿が、本来のシューなのだろう。
それはそれで喜ばしいことなのだが、悪戯盛り、やんちゃ盛りに占拠されつつある我が家は、あちこちが破壊されている(ーー;)
きょんは、半年近くを病院で過ごしています。
暴れまわるタイプの子ではありませんが、のびのびと歩ける生活をさせてあげたいと切望しています。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者 aozora : 22:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月03日
凜・セラ
9/2凜・セラ通院。
凜、歯石除去後初定期健診。
ほぼ安定した値。
セラ、鼻の腫れが1ヶ月前に比べ倍。
腫瘍が鼻骨の一部を覆い溶解させている。
進行具合、レントゲン結果などからも、やはり悪性と診断。
もう1度、麻酔を覚悟でCT、,MRI、粘膜採取、培養などを検討するつもりで先生に相談。
しかし年齢も鑑み、検査後の抗癌治療・抗癌剤のリスク、効果などを考えると、セラのためには薦めないとのこと。
腫瘍摘出手術についても相談。
手術のリスク、効果、術後のケア、傷口のリスクなどを詳しく説明してもらう。
どれを検討しても、セラにとってはリスクだけが圧し掛かり、効果が全く期待できない。
アガリーペット(サメ軟骨入)、豚の胸腺、抗生剤を引き続き服用。
前回の目薬を異様に嫌がることを告げる。
インターフェロン入りの目薬より、沁みるのではと質問。
そのようなタイプのものではないということ。
できれば、引き続き点眼。インターフェロン入りの目薬と点け比べて様子を見ることに。
それでも、セラは思いっきりがんばっている。
痛いだろうに結構平気な顔しているので、余計に不憫。
今以上のことを何もしてあげられないのが苦しい。
腫瘍を切除してあげられないのが、本当に答える。
痛みが腫瘍の大きさで表れているのかと思うと、やりきれない。
でも、ケセラセラのセラなので、わたしがへこんでどうすると踏ん張るのが精一杯。
治療について、もっと事細かに書くことで役立ててもらえることもあると思うのだが、セラを思うことだけでいっぱいいっぱいで、冷静に書き留めて置く余裕も気力も湧かない。
投稿者 aozora : 21:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月24日
しま
7月下旬にしまちゃん情報をいただいた。
ガッちゃんのことを連絡くださった方からだった。
やはり、わたしが思っていたテリトリーにいたしまちゃん。
8/3午前中にふくの病院を済ませ、午後は、酷暑の中にゃじさんが出向いてくださり、しまちゃん探しとポスター貼りを決行。
ポスターは、またもや大原ばあやさんが作製くださったm(__)m
4匹捜索当初は、ポスターは配るだけで貼るつもりは無かった。
余計なことに巻き込まれたくなかったからだ。
無責任は人達が、縦横無尽に寄ってくるのを避けたかったのだ。
しかし、いくつかの禁断の猫屋敷、猫おばさん達とも個別にコンタクトを取った。
これは、わたし一人ではとても出来なかったと思う。
今回のにゃじさんを始めとし、駆けつけてくださった方々のお力によるもの。
そして、あと1匹。しまだけになった。
1匹だけ探していることを不特定多数に知られるのと、複数を探していることを知られるのでは、リスクも雲泥の差だ。
今までにも何回も猫探しをしたが、1匹だけ探していても、探していることを多くの人に知られれば知られるほど、雑音が鬱陶しく入ってくる。
例えば、見つからないならうちの子をもらってくれないかとか、どこそこにもっと可哀想な子がいるとか・・・
どうにかしてくれないなら保健所に持ち込む、死んでしまう等々。
嫌な思いをしたことは数知れない。
今回の子達は、自分のテリトリーにいることは間違いないので、なるべく草の根で、最低限の人にしか知られずに探したかった。
とは言うものの、男の子のテリトリーは広く、また住宅ばかりが密集している地区なので、探すのも容易ではなかった。
今回のポスターも、しまちゃんのテリトリーと思われるごく限られた地域に30枚だけ貼った。
それは、しまちゃんを見かけた情報が欲しかったのではなく、しまににちゃんのように、しまちゃんを面倒見てくださっている方、もしくは可愛がってくださっている方がいるかどうか知りたかったからだ。
今月に入って、善意の情報ばかり幾つもいただいた。メールにも電話にも。
時間帯は、早朝から深夜に及んでいるが、みな同じ場所。
会社に来ていたリンオ君宅の敷地。
現在は、リンオ君のおうちの方が、リンオ君とメイちゃん(リンオ君のお姉さん猫)を長年可愛がっていただいたからと仰って、毎日ごはんをあげてくださっている。
しまちゃんだが、にゃじさんと捜索した3日。
今日はもう会えないと思い諦めかけたその時、ひょっこり姿を現した。
最初逃げたが、しまちゃんとわたしが呼ぶと立ち止まり振り返った。
捕獲器を仕掛け、その場から少し遠ざかると、捕獲器に近寄ってきた。
しかし、思った通り(それでは困るのだが)入らなかった。
捕獲器の外側から、ちょいちょいと餌を突付くようなことはしていたが、無理とわかると澄まして捕獲器の横に寝そべって、毛づくろいをしながら涼み始めた。
こうなると、絶対に入らない子なのだ。
長時間粘ったが、時間も遅くなってしまったので、この日は断念。
にゃじさん、遅くまでありがとうございました(今頃だけど・・・)
その後、わたしが行く時間帯には姿を現さず、まだ保護できないでいる。
しかし、リンオ君のお宅から連絡をいただいている。
リンオ君のお母さんが、しまちゃんと呼ぶと返事をしながら姿を現すそうだ。
しかし、1m以内には寄って来ない。
来週末お祭りなので、しまちゃんがどこかへ行ってしまうのではないかと心配くださり、今日連絡をいただいた。
お祭りの準備もあるので、来週早々には保護したいところなのだが、ちょっと難しそうだ。
しかし、お祭りがあってもそこを離れることは無いだろう。
ただ、用心して姿を現さず、ひもじい数日を過ごすかもしれない。
早く、保護してあげないと。
それには、うちの滞っている脱走対策をより厳重にしなければ・・・。
投稿者 aozora : 17:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月22日
セラピナ・凜
8/19セラ診察、凜歯石除去のため入院。
凜の入院予約があったので、閉院時間間近に。
とはいっても、セラの診察もあるので、6時頃着くように出かけた。
今日は、道も平常。タクシーの運転手さんもテキパキした人で、30分くらいで到着。
凜
2年前腎不全と診断され、定期的に検査をしている。
今はずっと落ち着いているので、1ヶ月に1度の定期健診で済んでいる。
しかし、今月始めくらいからご飯を食べる時、少し顔を傾け食べづらそうな仕草を時々していた。
凜は、これまで何回も歯石を除去してもらている。
幼い頃から、マキシガードを使ったり歯磨きをしたが、他の子より歯石がつきやすいタイプの子だった。
その上、歯磨きでさえ、ちょっとやると歯茎から血を出すタイプなので、自宅でのケアはなかなか難しかった。
強酸性水のほうが凜には効いていたようだ。
強酸性水を使用している時は、わたしにでも固まった歯石が鉗子でパリッと剥がれた。
しかし、腎不全と診断されてからは使用を止めた。
何となく、少しでも腎臓に負担をかけたくないという丸っきりの素人判断なのだが、両端の口角から1敵づつ点すだけでも、凜にとっては不愉快。ストレス。
なので、腎臓第一ということで止めた。
9日の定期検査時、血液検査の値がまあまあだったので、今なら麻酔も大丈夫とのことで、今回の予約をとった。
夏休みホテルの子達でいっぱいだったので、ちょっと時間が空いて今日の予約となった。
凜は調子が良いので、予定通り入院。
前回、拓哉がいつもに比べ麻酔が覚めづらく、手術の次の日もボーっとしていたこともあったので、拓より2歳年上で腎不全の凜は、大事を取って術後1日多く入院する予定。
ここの院長は、外科的手腕も見事なのだが、だからなのか医療機器にもかなりのこだわりを持っている。
今までも、機器が新規導入になると必ず嬉しそうに話してくれた(~_~;)
ずいぶん昔だが、強酸性水は、わたしが新聞でアトピーに効くという記事を読んで先生に色々伺った。
もちろん、妹のためではなく猫のため。
しばらくすると、高級な業務用の機器が導入された(笑)。
当時100万と聞いたような。
ちなみに家庭用は20万。買うなら、仕入れ価格で取ってあげるよと仰っていただいたが、置き場が無かったので断念。
後にアトピーだけではなく、口内の洗浄にも効き目があるよと薦められ、口内にも使用するようになった。
当時は、毎週のように通院していたので、その都度ボトル1〜2本を購入していた。
そもそも病院の医療機器にわたしが関心を持ち始めたのは、凜と涼の歯石除去始めて行おうとを思った時。
当時友人は、勉強させてくださいと多くの病院で無料奉仕をしていた。
学生の時から、彼女はこんなことを続けていたのだが、その彼女に、研磨器がある病院が少ないと聞いた。
なので、歯石除去する際、研磨器があるかどうか尋ねるようにと言われた。
すかさず、院長に尋ねると”もちろんあるよっ!”
現在の院長の自慢?は、麻酔器と人工呼吸器と呼吸ガスモニター、心電モニター、電気メス。
麻酔器、人工呼吸器、麻酔モニターは、いずれもオメダ製だそうだ。
麻酔モニターは、麻酔中の呼吸の状態:吸気と呼気の酸素濃度、二酸化炭素濃度、麻酔ガスの濃度、末梢の酸素飽和濃度、気道内圧、呼吸回数が一目で確認できるということ。
もちろん拓哉も凜もこれら自慢の機器を使っていただいて、留置針を入れてもらい、モニターをつけながらのことになるのだが、やはり全身麻酔。
高齢、腎不全の凜は、余計に慎重に慎重を重ねてとなる。
今回ついでに、3mix-mp法のことも尋ねてみた。
研究、勉強熱心な院長なので、良いと判断されることは次々に導入する先生なのだ。
人間の医療のことでも、新聞、ニュースで耳にすると、動物にはどうかと何かにつけ尋ねてしまう。
3mix-mp法については関心を示されたが、歯のつくり(構造?)が人間とは違うということ。
確か、エナメル質と象牙質?だったかな・・・(最近、物忘れが激しいので、確実なことはまた確認します)。
なので、3mix-mp法が人間ほどの効果が無いかもということだった。
ついでに補足しておくと、わたしも最近になって知ったのだが、人間のように猫の虫歯を治療してくれる病院が少ないということ。
うちの子達は昔からここの病院で歯石除去をお願いしていたので、その際、虫歯があると(もちろん、虫歯の進行具合にもよるが)治療しておいたからね!と、いう具合だった。
なので、ごくごく当たり前のことだと思っていたのだが、今回そのことを院長に話すと、微笑みながら
「そう?」と仰った。
「本当はね、治療した後、人間ほどではなくてももうちょっと続けて治療できればいいんだけどね。でも、猫の場合は、全身麻酔だからねぇ〜(-_-;)」
でも、夏香、JIJIなどは、治療していただいた虫歯が亡くなるまで進行しなかった。
そのことを告げると、院長はまたニコッと丹精な顔で微笑んだ。
全くのわたしだけの考えだが、外科的な技術には器用さが欠かせないと思っている。
外科手腕が優れていると、同じ手術を行うにも麻酔時間が少なくて済む。
ということは、麻酔の量も少なくてよい=身体への負担が軽い。
器用かどうか一番簡単に見分ける方法として、採血を重要視ししている(これも、わたしの個人的な考えだが)。
それは、大人しい子かどうかということ、固体の大きさに関係なくだ。
これまで多くの色んな病院にかかってみて、血液検査一つでこんなに違うものかと実感している。
よく、小さいから血検が可哀想と聞くが、どうして?と思っていた時期もあった。
小さいからという理由で血検ができないなんて、論外だと思っている。
マウス系の小動物は、検査もしないで麻酔手術してしまうっていうことになる。
さて、21日帰宅予定だった凜だが、20日の夕方、約束の時間に電話を入れると、もうお迎えで大丈夫とのこと。
幸い凜は虫歯も無かったため、すぐ覚醒する麻酔を使ってくださったからだ。
ただし、留置針を外していないという。
うちのお嬢様は、かなりご立腹のご様子(ーー;)
そう言えば、2回目の歯石除去の時、わたしたちが病院を去ると手がつけられない状態になり、病院から連絡が入ったことがあったのだ。
それなので、妹が病院へ出向き付き添って麻酔をかけてもらった。
普段は、全く大人しく診察をされる凜なのだが、わたしたちが付き添っている時に限る。
幼い頃、色んな病院で見捨てられた時、ある大学病院の教授に誉められたこともあった凜なのだが・・・
こんなに治療を嫌がり怒って暴れて抵抗するにも拘らず、引っ掻いたり噛み付いたりを全くしない。
なんていい子だ。珍しい。こんな子初めてだと。
ただし、わたしが付き添っていた。
3回目の歯石除去の時は、前もって麻酔時に病院へ出向いた。
その後は、付き添って手術ということは無かった。
もちろん、入院治療だけの場合は、手をつけられないほどのご立腹は無い。
同じ入院でも、凜には、麻酔=手術がわかるらしい。
多分、会話を理解していると思う。
凜は、賢い子なのだ。その分、頑固で、意固地で、意志強固だが。
涼が一緒に入院すると、また様子が違う。
同じケージにいなくても、気配でわかるので、多分安心するのだろう。
入院だけでなく、友人宅に預けた時もそうだった。
涼は、天真爛漫な子だったので、ひょこひょこマイペースで行動するのだが、凜は、二匹専用に部屋を用意してもらっても、タンスの裏から決して出てこなかった。
わたしが、迎えに行くとにゃぁ〜と即座にタンスの裏から駆け寄ってきた。
それを見た友人が、凜ちゃんは、○○ちゃん(わたしの愛称)の子って感じだね。と言った。
十数年前の何気ない一言だったが、今でも鮮明に覚えている。
その時の凜の表情も。
何とも言えず嬉しくて、得意な気持ちだった。
いまだにこの時のことを思い出すと、靴が鳴るほど心が弾む。
さて、今回も留置針を外せないわけではないが、少しでもストレスをかけないようにとの病院の配慮で、お迎えに行ってから外すことにしてくださったのだ。
妹が、病院のドアを開けた途端に凜の唸り声が、地響きのように共鳴していたらしい。
妹の「こんにちは〜」と、同時に「凜」と、入院室にも聞こえるように呼びかけると(診察時間過ぎていたので、患者さんはいなかった)、その瞬間から「うにゃぁ〜」と、変貌する凜。
病院中で笑われた。
セラ
セラは、前回より腫れがひどくなっていた。
特に左目寄りが腫れている。
そのため、左目が涙目になっている。
前回同様2.8kg。
今までに何度か生死をさ迷ったことのあるセラだが、その時は2kgを切ることもあった。
その後は、3kgくらいをずっとキープ。
ただ、両耳とも全く聞こえていない。
これは、もうちょっと前からだ。
今回のことと関係なく、加齢によるものとのこと。
血液検査では、内臓関係は年齢の割りに全てが良好な値で、何も問題は無い。
まず、腫瘍の検査だが、CTかMRI。
鍼灸治療をしていただいている病院で、数年前うーちゃんに受けさせようかどうかということがあったので、この施設のことは知っていた。
価格もびっくり価格なのだが(人間が保険適用外で受けるPET検査の料金より、高かった(T_T))、なんせ全身麻酔。
もちろん、かかりつけの病院の先生が付き添って連れて行ってくださるのだが・・・
ただ、先生の見立てでは悪性腫瘍。
そうすると、高齢のセラに全身麻酔をかけての検査が、果たして今後の治療にどこまで役立つか。
そもそも治癒確率の低い抗癌治療をセラに受けさせることが、果たしてセラのためになるのか・・・
鼻の粘膜をとって簡単に検査してもらったが、真菌はみつからず。
なので、肝臓の負担も心配だし、むやみに真菌の薬の投与は避ける。
もっと丹念な検査も、培養検査ももちろんあるのだが、これも全身麻酔。
麻酔をかけずにガリガリやる先生もいらっしゃるらしいのだが、それはそれは悲痛だそうだ。
ということで、第一段階の投薬から、第2段階の投薬治療へ。
それと、免疫UPのサプリも、アガリーペット〔(サメの軟骨入り)顆粒〕とサメの軟骨(粉末)だけのものと、サンプルで豚の胸腺(粉末)をいただいていた。
セラは、ごはんにこれらのものを混ぜると食べない。
うちの子達は、この手の騙しが利かない子が多いので困る。
しかしセラは、サメの軟骨は進んで舐めてくれ、豚の胸腺も水に溶けやすいので、サメの軟骨と混ぜて与えると抵抗無く舐めた。
アガリーペットも発売当初、風ちゃんやさくらに試したが、ことごとく拒否された記憶しかない。
それに、当時のものは水にも溶けなかった。
効果があると自分に言い聞かせ与えていたが、即効性のない、まして薬でないものを抵抗する子達に無理やり与えるのは辛かった。
風ちゃんには、発芽霊芝も与えた。
あらゆる最先端医療に見放された友人の子供が、これによって奇跡の復活を遂げた。
(5年以上が経過しているが、今は普通の子と何ら変わり無い生活を送っており、有名進学校で彼女なんかがいたりして、青春を謳歌している。)
彼を生まれた時から見ていて、友人とその子の二人三脚の戦いも間近で見聞きしていたわたしは、友人に頼んで分けてもらった。
その発芽霊芝は、ある1ヶ所の人間の病院でしか手に入れることが出来なかったからだ。
人間の量で1ヶ月分10万だったが、猫はもっと少量なので、そんな値段にはならないが高価なものだった。
しかし、飲ませる時期も手遅れだったのだと今は思うが、風ちゃんには合わなかったのかもしれないとも思っている。
弱りきって、最後の力を振り絞って抵抗する風ちゃんに、これ飲まないと死んじゃうんだよと言い聞かせ、亡くなる前日まで、泣きながら、無理やり服用させていた。
自分の体験からも思うことだが、免疫力UPのサプリは、個体によって効く効かないがはっきりするものだと思う。
好む物、抵抗無く(味や飲みやすさではない)飲める物が、結局効き目を表すような気がしている。
わたしの場合、23匹を目の前に突きつけられた時、ストレスによる全身湿疹に見舞われた。
狂い死にしそうな痒みで、もちろん何ヶ所もの病院へも行き、飲み薬、塗り薬、精神安定剤も服用したが、一向に完治しなかった。
一番手っ取り早いのは、ストレスの原因である23匹の猫達から手をひくことだと言う病院もあった。
それが出来るくらいなら、こんな湿疹作ったりしないっ!と、思うと余計イライラが募った。
そんな時、偶然TV(確かTVKだったと思うが)で、免疫ミルクというものを紹介していた。
乳製品好きのわたしは、直感で早速購入。
TVでは、使っている病院の紹介とか、ガンも治癒した人もいるとやっていた。
まぁ、普通に見るとインチキ臭い。
しかし、その時のわたしは、これだと思った。
この免疫ミルクを飲みだし、2週間で湿疹は消えた。
しかし、猫は、23匹から32匹だったことが判明した(T_T)
今のわたしの1番の免疫力UP物は、青梅の梅酢。
梅干も梅酒も梅に関するものは全て大嫌いなのだが、やはりTVを見ていて青梅から作る梅酢に釘付けになり、毎年母に頼んで作ってもらっている。
梅々した香りが無いので、抵抗無く飲んでいる。
漢方も昔から調合してもらい、体質改善をしたり、その時の体調に合わせて処方していただき、わたしにとっては常備薬なのだが、桂皮だけは受け付けない。
桂皮とは、シナモン、ニッキなどだ。
なので、八ツ橋やシナモンロール、シナモンティーも昔から嫌いだった。
こんなものが口に入ると、蕁麻疹が出てしまう。
丁子(クローブ)も受け付けない。
どんなに美味しいウィスキーをだされても、クローブなんか入れられた日にゃ、下戸に変身してしまう。
と、いったように、先天的に受け付けないものがある。
訳も無く、わからないけど嫌いな物というのは、本能で拒否しているのだと思う。
わたしの体は、受け付けませんよと。
なので、現代の猫といえども、人間より多少本能が発達している動物は、もっと敏感なような気がする。
風ちゃん以来、サプリに関しては無理やり与えないことにしている。
効力は様々だが、猫達に割合受け付けてもらい易かったものは、マクロップ、イムラックなどの免疫ミルク類。
免疫ミルクは、初乳を濃縮したものなのだが、普通のミルクの成分ラクトフェリンの他にグロブリンGが入っている。この点が気に入っている。乳糖があるので、その辺は気をつけて与えないといけないのだが。
保護直後の子を預かっていただく時や神経質な子を迎えていただく時、与えられる子には免疫ミルクを持参させていた時期もあった。
特に環境に馴れ始めた頃、体調を壊すことが多いと思っていたので、1ヶ月くらいの投与をお願いしていた。その時期を越えると、すんなり体調維持できることが多い。
対外は投与してくださるが、投与させていただけなかった子に限って体調を崩し、投薬が必要になった。そんな子に限って、投薬が困難な状態にあり困った。
最近は、ビムロンが使いやすいと思っている。
数年前に奈奈さんに教えていただいてから、うちには常時置いている。
無味無臭で、量も本当に微量(猫なら1回に2.5mgくらい)ですむため、騙しの利かないうちの子達でも、ごはんに混ぜ抵抗無く食べる。
原液(粉末)では、2.5mgという量を量るのに苦労するのだが。
しかし、天然ヒトインターフェロンα経口投与剤のビムロンは、注射のインターフェロンなどと違い、残留や副作用もないので重宝している。
一番注意したいのは、サプリは、万能薬ではないという点。
それに、免疫ミルクにしろ、アガリクスにしろ、胡散臭いものもたくさん出回っているということ。
特に動物用となると、余計怪しい。
まぁ、病院で扱っていても全面的に信用は出来ないが、それを言い出したら何も与えられない。
結局、信用できる病院で扱っている物を信用することにしている。
もちろん、少しでも疑問があることは、率直に伝える。
そうすると、先生も率直に意見を聞かせてくださる。
なので、動物用のサプリ系は、医療機関で扱っているもの以外は購入しない。
だが、信用できる人の薦めてくれるものは別。
もちろん、そういう人は実体験に基づいて薦めてくれる。
セラにもビムロンをずっと与えていたが、今年に入って会社の子達に追われ、うちの子達のことにわたしの目が行き届いていなかった。セラにビムロンを与えない日々が続いた。
気がついた時には、全く投与していなかった。
そんなこんなで、気がついたら取り返しのつかないことに・・・
話は随分脱線したが、どうせ風ちゃん達みたいに舐めないだろうと思い、試しに6日分だけ処方してもらったアガリーペットサメ軟骨入りだが、以前より多少水に溶けやすくなっていた。
それに、これもセラは抵抗無く舐めてくれる。
偉いぞ!!セラ。
セラは、生きる気満々。
わたしが、へこんでいる場合ではない。
なので、次回は、アガリクスが混ざっていても抵抗無いのなら、アガリーペットのサメ軟骨入りももう少し処方してもらおうと思っている。
ただし、セラは尿路結石を患ったことがある。
ストルバイト結石。
1度は、あまりにも結石が大きくなっていたので、処方食では追いつかず開腹手術までした。
その後、尿路結石も膀胱炎も再発していないが、マグネシウム、カルシウムといったものが多そうなサメの軟骨にもちょっと不安があった。
院長に率直にその心配を伝えると、大丈夫だと思うけど、念のため、次回尿検査をしましょうということになった。
おなかも少し緩かったので、便も持参していた。
しかし、細菌などは出ていなかった。
ストレスは?と聞かれたが、マイペースなセラにあまり変わったことはない。
空もコットンにも気づいているのかどうかも怪しいくらいだ。
あるとすれば、腫瘍からのストレス。
常備薬の下痢止めがまだあることを伝えると、それを服用させてということだった。
こんな感じで、また少し様子を見ることとなった。
本人は、相変わらず食欲もあり、マイペースで生活しているが、鼻の腫れが見ていて辛い。
診察台の上では、無理やり補ていをされなければ、いたってリラックス。
以前は、ちぐらに入っているところをタオルケットで茶巾にし、無理やり搬送していたセラ。
今のセラとは、全くの別猫。
当時は、今のセラを想像すらできなかった。というより、想像することさえ眼中に無かった。
今では放っておくと、診察台の上で壁に寄りかかって毛づくろいまでしている。
院長先生にも、貫禄だねぇ〜と笑われる今のセラ。
セラは、グルーミングをしてもらうのが大好き!
以前は、世話好きのJIJIの前に頭を突き出し、舐めてくださいという毎日だった。
しかし、今、セラをグルーミングしてくれる子はいない。
なので、わたしに頭を突き出す。
そうでなくても猫だらけ毛だらけ生活なので、内心、肺に毛が蓄積しているのではないかと不安なのだが、セラが望むので、唇を閉じ、極力毛が口入らないように注意しながら、セラの要望に応える日々である。
投稿者 aozora : 17:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月13日
幸福亀の”ふく”
8/12ふくは奈奈さん宅の家族として迎えていただきました\(^o^)/
8/3ふくの病院(爬虫類専門)の予約日。
健康診断をしていただきました。
健康体。異常なし。
昨年10月にお申し出いただき、ふくの病院の先生に来年梅雨が明けたらとアドバイスいただき、めでたくこの日を迎えることが出来ました。
移動中、キャリーの中から窓の外の景色に見入る”ふく”
8/12。久しぶりにお目にかかり、話が尽きず、朝早くから夜遅くまで入り浸ってしまいました。
お忙しいのはもちろん、みんなのママだったシャァちゃんが亡くなられて間もない上、とんだ災難に見舞われたにも拘らず、快く迎えていただいたふく!
ふく同様(否、ふく以上に)いつまでも心に残る真夏の1日となりました。
楽しい時間をありがとうございました♪
長寿なふくですが、末永くよろしくお願いします。
奈奈さんは、大量のホテイアオイを購入してふくを迎えてくださいました。
ふくは、ホテイアオイの浮かぶ日本庭園の大きな池を 最初戸惑いながらも大いに堪能していました。
ただ、環境とは恐ろしいもので、以前の飼い主宅でもうちでも狭い水槽しか知らないふく。
泳ぎが驚くほど下手でした(*_*;
手足バラバラ、溺れてかけているみたいな泳ぎ方・・・
でも、本人はいたくご満悦で、池を丹念に探索していました。
他のカメさんに比べて、かなり変わったカメの”ふく”。
確かに猫みたいなカメです。
それも、女の子の猫のような。
確固たる自我を持ち、それを人間のわかるようにはっきり意思表示をする子です。
そして、表情豊かな子でもあります。
喜怒哀楽もはっきりしていて、それを如実に表現します。
そのふくは、しばらくすると池の中でメグ・ライアンばりの笑顔でした(*^_^*)
わたしが奈奈さんと夢中でおしゃべりしている間も、ご主人がずっとふくを気にかけてくださり、ご主人に見守られながら、自然を謳歌しているような笑顔を振りまいて、のほほ〜んとすっかり順応しているふくの姿がそこにありました。
そのふくの様子を見て、先生が仰っていたことは大正解だと実感しました。
今日早速、奈奈さんからふくの様子をメールいただきました。
ふくはベランダにいても、薄暗くなってくると”うちへ入るぅ〜”と、水槽をよじ登ろうとし、激しく騒いで訴える子だったので、その点だけが気がかりだったのですが、何とふくは、朝立ったまま爆睡していたそうです。
立ったまま寝るカメ???
確かに、昨日も池の入り江に挟まって、動けなくなっているのかと思いふくを移動させたのですが、それにしては、何かにつけて大騒ぎするふくが、ジタバタもしないで暢気すぎると思っていたのですが、あれも休憩だったんだ。移動で疲れて、小休止してたんだと納得しました。
狭い水槽では、予想もできなかったふくの一面でした。
ふくのことなので、”苦労した甲斐あって、やっとパラダイスに到達した”なんて呟いていそうです(~_~;)
今日は、岩で甲羅干しもしていたというふく。
ドン臭いところがあったので、自分で這い上がれるかちょっと気になっていたのですが、よかった!!
縁側に奈奈さん宅の現ご長にゃんが現れると、大ジャンプで水の中へ入ったとのことでした。
”ふくちゃん。(すごい!飛びましたよ)”
と、お知らせいただきました。
やっぱり、ふくは人間好きっ!
日向ぼっこできる場所も岩もたくさんある広い敷地で、わざわざ人の気配がする縁側よりで甲羅干しとはっ!!
カメご飯も鯉ご飯もいらないとわがままをいうふくに、わざわざ煮干し片手に奈奈さんが池に入り、与えてくださったようです。
すみません。わがままに育てちゃって。。。
でも、ふくは、本当に福になったんだとしみじみ思いました。
それからもちろん、クラン、オルセン、パフィーともご対面してきました。
奈奈さんご夫妻の献身的なお世話によって、パニック障害を発症しなくなったクランは、あの頃の不幸な生い立ちは微塵も感じさせず、百獣の王のような貫禄さえ感じられるほど堂々としていました。
まさに、見違えていました。
オルセン、パフィーも人を信用する力を取り戻してきたようです♪
オルセンは、”この人嫌っ!”と言って逃げました(T_T)
気の強い美人のパフィーには”覗くんじゃないわよぉー。あっち行きなさいよっー”と怒られました。
温厚な性格と奈奈さんお墨付きの”クラン”
奈奈さん宅に伺うにあたって一番気になっていたのが、猫の長女奈奈ちゃんに嫌われずに迎えてもらえるかどうかということでした。
奈奈ちゃんは、気難しく、気高くて、人の好き嫌いもはっきりしている女王様だと伺っていたので、内心ドキドキ・・・
いざ、奈奈ちゃんとご対面させていただくことになり、”奈奈ちゃんこんにちはー”とご挨拶。
すると、そーっと近づいて来てくれました。
わたしも秘策を手にそーっと歩み寄ると、以外にも奈々ちゃんは、逃げませんでした。
秘策のお陰だとは思うのですが、小さな淑女の初めてのご挨拶をゆっくり受けたわたしは、ピノキオくらい鼻高々になってしまいました<^!^>
奈奈さん宅のにゃんず全員と顔合わせできて、わたしは嬉しかったのですが、多分ほぼ全員”こっち来るな〜”と悲願にも似た念を出していたような気がします。ごめんね。
おしゃべりに夢中になって、ほとんど写真を撮っていませんでした。
その代わりといっては何ですが、今まで奈奈さんに送っていただいてUPしていなかった写真をペタペタ!!
オルセン クラン ニゴ君とクラン
投稿者 aozora : 16:33 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月10日
真綿のような白猫”コットン”
ガッちゃんが亡くなった2日後。
土曜の午前中。
お世話になった先生から電話が入った。
ガッちゃんのように、命にかかわる入院などの場合は別だが、電話を下さることはとても珍しい。
その先生の声が、弾んでいた。
ここだけの話、とても穏やかで優しい先生なのだが、電話ではとてもぶっきらぼうな感じを受ける。
シャイなせいだと思うのだが。
「しろちゃんの保護主さんが今日迎えに来ると連絡があって、あおぞらさんのことを話したら、ぜひ里親さん探しをお願いしますと言ってきました。
なので、引き続き病院で里親さんを待てることになりました」との連絡だった。
実は、この子のことを偶然耳にしてから、ひどく気になっていた。
それで、保護主さんの了解が得られれば、わたしのサイトで募集をかけてみたいと伝えておいたのだった。
しかし、一向に保護主さんから病院に連絡が入らず、会社の子達、きょんのこと、その他プライベートなことでも色々あるので、しろちゃんのことでヤキモキしていたわけではないが、ずっと心に引っかかっていた。
先生も同様。
この子にチャンスを与えてあげたいと思われていたようだった。
即、妹に先生のお話を伝え、しろちゃんのことを相談した。
エイズ・白血病も陰性。
人馴れもしていて、猫にもフレンドリー。
空もすっかり落ち着いているし、うちで引き取りご縁を待つことを了承させた。
以外にも快諾したので、ちょっと驚いた。
その後、ゴチャゴチャしてすっかり遅くなってしまったが、本日診察終了時間ギリギリにしろポンを迎えに行った。
念のため、前日にもう1度フロントラインプラス、ドロンタールを処方していただき準備万端。
引き取り時に、わたしも白ポンの外時代ごはんをあげていた、という女性と待合室で遭遇。
ただの餌やりだけおばさんではないようだが、
「もっと可哀想な子がいるからそっちも云々。。。
たくさんいるなら、もう1匹くらい同じじゃない・・・」
よくいるタイプの勝手な猫おばさん言動にちょっとむかつき、ふざけんなっという思いを込めながら(目つきを鋭くしたつもりの顔で)、絶対受け付けませんという態度で、きっぱり丁寧に拒絶した。
とは言うものの只今入院中でここにいる子なので、先生に恐る恐る伺った。
すると先生が、
「この子は大丈夫ですよ。
保護したご夫妻が、あまりにも不憫(幼子で断脚手術を受けた)なので、もう外には絶対出せない。自分達で面倒みます」
と仰っていると教えてくださった。
先生は、あと1匹残っているしまちゃんのことも気にかけていてくださった。
それに、しろポンを押し付けて申し訳ないとも仰った。
わたしは、近い年齢の子が2匹いるし、うちはのほほ〜んとしたお馬鹿がほとんどなので、大丈夫です。
責任持ってお預かりします。ご縁が繋がるまで、責任持ってうちで育てます。と伝えた。
そして、4ヶ月近く預かっていただいているきょんのことを改めてお願いした。
しかししろポンは、大好きな先生と自分を引き離したわたしのことが、大っ嫌いのようだ(T_T)
病院を出てキャリー越しに覗くと、シャーッ、ペッ(ねこやまさん風表現)をした。
自宅に戻り放牧しようとしたが、長い入院暮らしと、あまりにも多くの面々に多少戸惑っているようで、キャリーから出てこない。
仕方が無いので、智お気に入りの猫テントを畳みブラック中ケージを設置。
専用の夏用カバーをかけ、前面部だけ素通し状態に。
わたしが見ると、キリリとした顔でシャーシャー怒るが、既にご飯も食べた。
ひまは、玄関を開けた途端、唸りながらカーテン裏に隠れた。
片っ端から、みんなのことを殴りつけてる。
まぁ、新人さんが来るといつものこと。
他の子達も順番に挨拶に行った。
お局様の誰か一人くらいは悪態をつくかと思ったが、長の凜が澄まして受け入れたので、ひま以外、誰もしろポンを拒絶しなかった。
今は、智が、初めて見る自分より幼い子に仲良くしようよと、ケージ越しにおなかを見せてコロンコロンしている。
と、思ったら、ケージの中のしろポンのごはんが気になっているようだ(^^ゞ
でもこの分なら、すぐ我が家にとけこめるだろう。
智お兄ちゃんお願いしますね♪
仮名をコットンとした。通称、コッちゃん♪
投稿者 aozora : 23:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月09日
セラ
セラピナことセラ。
名前は、小学生の時読んだ童話の"へんなねこのセラピナ"から命名した。
今月始め、おなかを壊し、1日何も食べなかった。
どこの病院へ連れて行こうか獣医の友人に相談した。
17,8歳になるので近いところがいいのだが、しばらく健康診断をしていない。
なので、遠くても1番のかかりつけに連れて行ったほうがいいのか迷っていた。
もちろん、この暑さだし、具合が悪いのだからタクシーを利用するが、夏休み。
道が混んでる予感。
1時間もかかったら、セラも辛いだろうと思った。
なんせ、つい最近まで強敵だった子なので、いつも寝込みを襲い拉致するように病院へというパターンだった。
セラのかかったことのある病院は3ヶ所。
ケースバイケースで病院を選んでいた。
もともとおなかを壊しやすい子なのだが、猫部屋にいた頃も、エアコンの真下で女の子とは思えない腹出し姿の大股開きで爆睡。
人間が世話をしに行っても、気づかず寝入っていたこともある。
これじゃ、おなかを壊すよ。
そんな話を電話で延々としていたら、わたしの横に寄り添って寝ていたセラが、おもむろに起き、いきなりごはんを食べ始めた。
ひと安心。
脱水が多少あることを友人に伝えると、念のため輸液をしたほうが良いと言われたが、なんせついこの前まで触れなかった子。
この2ヶ月くらいで急激にわたしに懐いたが、輸液がきっかけで、また触れない子になってしまわないかと心配だった。
すると、水も飲みだした。
わたしの気持ちを察するかのようなセラが、とてもいとおしかった。
セラを注意深く観察していると、普通の生活に戻っていた。
でも、念のため、病院で処方してもらっている常備薬の一つである漢方系の下痢止めを飲ませ、ここは取り合えず一晩様子を見ることにした。
その後、まったく異常が無かったセラ。
しかし、一昨日くらいに鼻筋が腫れているような気がした。
セラは、数年前から慢性鼻気管炎になっていた。
でもこんな子なので、思うように投薬もできない。
目薬はもちろん、抗生剤なども騙し騙し与えていたが、気がつくと薬が吐き出してあることもしばしば。
本当に頑固で、意固地で、その上馬鹿じゃないので、手強い相手だった。
結局、慢性化してしまった。
なので、鼻腔炎か蓄膿症にでもなってしまったのかと思った。
またここで、病院選びに迷いすかさず友人に電話。
友人が、腫れは柔らかいのか硬いのかと聞くが、嫌々して触らせてくれないセラ。
結局、6月に巻き爪でお世話になった近い病院でとりあえず診察を受けることに。
すると、思いもかけない診断結果。
腫瘍、またはアスペルギルスのどちらかだということだった。
目の前が真っ暗に・・・
取り合えず5日分の薬を処方していただき、帰途に着く。
処方された消炎剤にちょっと疑問もあったので、早速友人に電話。
友人も気にしていてくれ、わたしの電話を待っていてくれた。
友人の強烈な薦めもあって、次の日掛かりつけの遠い病院へ。
しかし、予想通り道はすごい混雑。
おまけに久々に道を知らないドライバー。
その上、混雑とは別にチンタラ運転。
セラのことが気が気でないわたしは、かなり苛着いていた。
結局1時間もかかってしまった。
病院に到着。
やはり、この病院へ着き院長の顔をみると落ち着く。
信頼を置いて止まない病院。
友人の奨めで、輝時が始めてお世話になってから17年。
幾つもの大学病院も含めた病院で見放された幼子の凜も、こちらで命を救ってもらった。
その後も何十匹の子達がお世話になったか知れない。
他の病院で見放された知り合いの子達も院長に救ってもらい、長寿を全うした。
病院のカルテ棚何十軒分も うち1軒で占有している。
しかし、セラの診断は、昨日の病院と同じ。
年齢のことも考えてくださり、やはり様子を見ることに。
抗生剤と昨日の病院とは違うタイプの消炎剤を処方される。
それと、インターフェロン入りの目薬。
これは常備薬の一つなので、3本いただいて来た。
セラがわたしにべたつくようになって、一瞬一瞬がいとおし時間。
どうして、こんなにいとおしくかけがえの無い時間のように思うのだろう・・・ふと良からぬことも頭を過ぎったが、そんなことはないと一笑に付した2ヶ月前の瞬間を思い出した。
ミーティアちゃんとの1秒1秒がいとおしいと言っていた
ひなさんの優しく儚げな笑顔を思い出した。
そんなことを虚ろに思いながら、鬱陶しい嫌な暑さの暗闇の中、家路に向かった。
投稿者 aozora : 22:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月03日
ふく!健康診断に行く!!!
昨年10月に健康診断、及び飼育相談に行ったきり久しぶりのふくの病院。
殺害が多発する現場から保護し、心に大きな傷を負ったクラン・オルセン・パフィーがお世話になっている奈奈さんに昨年10月ふくにお申し出をいただいていた。
ふくは、変温動物。キバラガメなので、お嫁入りは、来年の梅雨が明けてからと先生にご指導いただいていた。
いよいよ奈奈さん宅に迎えていただく梅雨明け。
と言うより、真夏真っ盛り過ぎっ!の今日この頃。
本当は、日が暮れて、少しでも気温が下がってからの予約を取ろうと思っていたが(ふくの病院は、爬虫類専門で、完全予約制)、会社の子達捕獲やうちの子達の通院、自分の病院の予約などがぎっしりで、ふくの予約が、思った時間に取れずにいた。
ふくのためにもタクシーで涼しくと思ったが、東京のど真ん中横断の道のり。
タクシー代云々もだが、それより時間がかかって、いつ着くやらという状態になること確実。
ふくは、ふく専用のキャリーに濡れたタオルを敷いて連れて行くのだが(保護して、初めて診察に行く時、先生に教えていただいた方法)、ヌマガメのふくは、陸に上がっている時間が長いと腎臓に負担がかかる。なので、移動時間は、短いほうが絶対にいい。
それで、予約可能な午前中の一番早い時間を予約した。
しかし、11時。
うだるようなこの暑さの中、ちょっと心配だったが、電車で移動。
今までの何回かの通院で、学んだことがある。
ふくは、狭いキャリーに入れられての移動が、ものすごく気に入らない。
病院へ向かう混んだ中央線の中で、おしっこと大きいほうを必ずしていた。
保護してまもなく健康診断に行った時は、劣悪な環境にいたせいでまだおなかの調子が悪く、ひどい異臭を漂わせての通院。
もちろん、ふくの電車代も払って乗車しているのだが、車中で、タオルを買えるわけにも行かず、かなり肩身の狭い思いで通院していた。
病院では、汚れたタオルに気づいてくださった先生が、タオルを漱ぐよう看護士さんに支持してくださり、臭いは漂っていないのだが、いつ臭いだすかと帰り道もドキドキしながら帰宅。
猫もそうだが、病院を出ると家に帰れるとわかるのか疲れるのか、騒がない。
ふくも行きは、キャリーの中でバッタバッタ暴れるのだが、帰りは粗相も無く、暴れもしない。
最初、ふくのために購入したキャリーは、リッチェルのベッドキャリー。ちなみにブルー。
5kgまで対応なので、うちの毛深者のしっぽ達には使えないが、ふくならOK。
それに下段部分がメッシュになっておらず深い。濡れたタオルを入れていても粗相をされても安心。
これなら、キャリーの中で向きも変えられるし、そう窮屈じゃないだろうと思い購入。
しかし、ふくは、車中キャリーの中で立ち上がり、暴れて何度もひっくり返った。
爬虫類というか、カメにも何の知識も無いわたしがただ1つ知っていること。
それは、カメはひっくり返ったら自分で元に戻れず死んでしまう((+_+))
幼い頃読んだ絵本か童話か、はたまたアニメだったか、わたしの遠い記憶の中にいたカメは、ひっくり返ったら死んでしまうだった。
わたしの唯一カメへの(間違った?、少なくともふくには当てはまらない)知識だったが、なんせ、ふくとは、否、爬虫類と接触するのは、わたしにとって未知との遭遇だったので、結構混んでる電車の中で、あせりまくり。
どうしよう、早く元に戻さないと、ふくが死んじゃう・・・
今となっては、笑い話で、なんて馬鹿なこと。子供じゃあるまいし・・・なのだが、パニクリ半分のわたしには、そんな余裕は全く無かった。
それに遠い記憶の中のカメだって、よく考えてみれば、ひっくり返ってご飯も水も口にすることが出来ず、長時間放置の場合だったと思うのだが、その時のわたしには、ひっくり返る=死になっていた。
ひっくり返ったら、内臓破裂みたいに思えたのだった。
でも、混んでいる車内で、立って乗っている状態。
ふくのキャリーを抱えてふくを戻すのは、かなり至難の業。
車内のドアを目指し移動。
ドアにキャリーを押し付け、どうにかふくを元に戻す。
しかし、キャリーのドアを閉めようとすると、ふくは立ち上がり、両手で阻止。
悪戦苦闘の末、やっとキャリーのドアを閉める。と、また、ふくがひっくり返っているではないか(゜o゜)
ひぇ〜っ!!
そして、死んでしまいますばりのふくのジタバタ。
ひえっ〜、ひえっ〜、ひえぇ〜っ!!!!!
と、パニクリながらキャリーのドアを開けようともたもたしていると、何と自分で元の状態に・・・
えっ!えっ!えぇっ〜!!!!!
ふくちゃんすごいっ!あんたは、えらいっ!すごいカメだ。器用な子だ・・・???
ふくは、移動の車中、ずっとこんなことを繰り返していた(T_T)
なので、爪を切っていないふくの暴れ具合は(ふくは、爪きりしないでいいそうだ)、何事っ?という感じの音を伴っている。
自然と周りの人の目が、ふくのキャリーに集中する。
何の音?何が、どうやって暴れているんだろうという好奇心の視線を真夏の太陽並に浴びる。
周りの人は、どうも犬でも猫でもないということには気づくらしいのだが、カメとは思わないようでそーっと何気にチラ見する。
チラ見されてるところに、ふくの鱗状の手が、キャリーのスリットからちょっとはみ出す。
すると、チラ見の視線軍は、好奇心をより駆り立てられジーーッと見入ってくる。
その期待に応えているかのように、またしてもスリットから手の先がにゅーっ。
更に、工事現場か阪神かというカラフルな顔をスリットに押し付けるふくの姿が・・・
おまけにふくは、目まで黄色のストライプ?ボーダー?入り。
その顔を押し当てて、バタバタ騒音を響かせているのだ。
仁王立ちしている姿に、心の中で、お前はおすもうさんかと突っ込みを入れる。
カメだとわからなくても爬虫類だと気づく人は多いようで、若い女性がわたしの傍からスーッと離れて行く(乗車代払ってるけどごめんなさい)。
多分、以前のわたしならそうしただろう。
だって、爬虫類。
怖い。。。
未だに、爬虫類は苦手だ。
カメもふく以外は、ちょっと怖い。
ついでに自分のうちで暮らしていた以外の魚も虫も甲殻類もみんな怖い。
わたしは、キャリーを手で撫でながら、ふくちゃん、静かに。ふくちゃん、静かに。と、小声で繰り返す。
カメに静かにっ!と語りかける変な人となって、電車に揺られるのであった。
そんな怖い思いをした1回目の通院に懲りて、今度はもっと小さいキャリーを購入。
小動物用の同じような形の物。
今度は、上面のクリアな部分に猫だか犬だかの足跡が浮き彫りになっている。ちなみにまたブルー。
うちでは無用の長物と化したかもしれない1個目のふく用キャリーだったが、ふく保護の1ヵ月後、子猫のひまがやって来た。
更にその1ヵ月後。
産毛の智と遭遇。
まるで、キャリーを無駄にしないようにとでも言わんばかりに・・・。
これは、因果かはたまた縁というものなのか、未だ不明。
その後、ふくの通院は、乗車時間が5〜10分長くなるが、比較的座れる確率が高い総武線を利用することにした。
しかし、今回診察に向かう時は、病院の最寄り駅まで立ちっ放し。
今回粗相はなかったのだが、小さくなったキャリーでも器用に方向転換し、スリット越しに車内を見回し、手を出し、カチャカチャ。暴れるのは相変わらず。
でも、このキャリーにしてからひっくり返ることは無かったので安心通院。
今回は座席に向かい、立って乗車。
相変わらず周囲からは、好奇心いっぱいの真夏の日差しにも負けない視線集中。
それにも慣れていたわたしは、余裕の通院。
わたしの前に座っていたのは、多分、20代前半の小柄で色白の綺麗な女性。
こっくりこっくり電車に合わせて気持ちよさそうに目を閉じていた。
しかし、ふくのカチャカチャにふと目を開けた。
また直ぐに目を閉じようとしたその時、ふくの手先が目に留まった模様。
その綺麗な彼女は、パッチリした大きな二重の目を見開いて一点凝視。
ふくも、その女性を見つめ、キャリーの中で仁王立ちしていた。
その女性は、しばらくの間ふくのキャリーをジーーッと見ていた。
そして、このキャリーの中身は何???といった感じで、お地蔵さんのように固まって観察。
1分くらいは見つめられていたふく。
その間、ふくも微動だにせず、立ったまま黄色いおなかと自慢の?カラフルな顔を正面きって彼女に向けていた。
オイオイ、美人比べのつもりかよっ!!確かに、鼻筋はふくの勝ちっ!と、心の中で判定を下す。
そして、観察し終わった彼女は、カメと気づいたのか、先ほどのリラックスした趣きは取り戻せず、静かに顔を伏せ、目を閉じた。
すると、ふくは何を思ったのか、あなたも綺麗よ!とでも言うように、彼女の方だけを見つめ、彼女にコンタクトを取っているかのように彼女に集中。
そして、彼女方向のキャリー側面全面を使って、右往左往。
カチャカチャカチャカチャ・・・
ふくの音に、そーっと上目遣いに目を開ける彼女。
ブライス人形のような彼女の大きな瞳が、忙しいワイパーのようにふくの動きに合わせ、右往左往。
人間の彼女がわたし達より2駅前で降りるまで、わたしは、2人の女性(良くも悪くも女という言葉がぴったりのふく)から、目が話せなくなってしまった。
微笑ましいやら可笑しいやらで、ちょっとの間この酷暑から逃れられた。
そして、いよいよ病院駅。
しかし、驚くほど、否、方向を掌る神経が無いと断言できるほどの方向音痴、且つ道順を覚えられないわたしは、今回も迷わず迷った。
わたしの掛かりつけの大学病院の隣の方ということはわかっているのだが、どっち方向の隣の方なのかがわからなくなる。
大学病院も大学に関係した幾つもの建物が、襲い掛かるように立ち並んでいるので、目印になるものが無く、迷わず迷ってしまうのだ。
そして、人間の大学病院の前に辿り着いたところで、ふくが熱中症にならないよう迷わず電話。
毎回、道順を教えてもらう(ーー;)
そうこうして、やっと到着。
先生にアドバイスをいただくにあたって、より細かいことをご指導いただけるように奈奈さんにお願いして、池の写真を送っていただいていた。それを持参した。
前もって質問を箇条書きして、聞き漏らすことの無い様、一つ一つ自分では用心深く伺ったつもりでいたが、どうも珍問答になっていたようだ。
でも、しっかり伺った?
そして、細かいことも含め、ふくの健康状態や初めての池生活のことで色々心配があったのだが、ふくの健康状態も問題なし。
そして、珍問答ながらも先生の言葉、ご指導で、ふくの池生活の心配も一掃?・・・一笑した。
何よりもわたしが今回の診察で注目したのは、先生の言動。
オイッ!オイッ!と、心の中で突っ込んでいた(^。^)
持参した池の写真に先生が釘付けになってしまった。
ふくを見ているより、写真を見ている時間のほうが長かったような・・・
そして、初めてご覧になった池の写真なのに、指差しながら、わたしに池の説明をしてくださった。
好い池だということを丹念に・・・^_^;
そして、カメ大好きな先生は、いいなぁ、羨ましい・・・等々連発しきり。
病院の水槽の中のカメさん達を見ながら、ふくの頭を撫で、
”この子は幸せ者ですね。最高の環境だ!ここなら、日向ぼっこしながらゆっくり暮らせますよ。”と、仰ってくださり、
”亀と鯉がいる池。いいなぁ”と。
先生のいいなぁ〜話は、ふくの診察時間いっぱい続いた。
先生が、あまりにもふくのことを喜び祝ってくださったので、わたしも一層嬉しくなって、帰り道奈奈さんにメールせずにはいられなかった。
わたし:おやつを食べすぎた後、日向ぼっこを長い時間した時(疲れ?)尿酸が少し出る。
先生:体重も増えているし(2.35kg)元気もあるので、問題なし
わたし:目見づらい?嗅覚衰え?(少ない餌を見つけ辛いような気がする・・・)
先生:それだったら小粒ではなく大粒の餌を好むはず
小粒の餌を好むということは、その心配なし
わたし:陸にいることが多い気がする
先生:具合が悪いと陸にいることが多いが、ふくは順調に体重も増えているので、心配なし
わたし:頭のふわふわ
先生:脱皮
わたし:手足出口の甲羅の赤味
先生:汚れ・・・^^;
わたし:餌が気に入らない時、待ちきれない時、便を食べる
先生:一度食べる癖がつくと直らない。
ひもじかった時そうしてしのいだのでしょう。
でも、こんな環境の好い池にいられれば、気にしなくていいでしょう・・・(先生、答えになっていないと思いますと心の中で呟いた^^;)
わたし:外に出したら
@のんきなところがあり、水中でしかご飯を食べないので、鯉に圧倒されご飯を食べられないのでは?
先生:これだけの池なので、葉っぱを食べるでしょう。
葉っぱ食べちゃいますけど、大丈夫ですか?
わたし:(即答で勝手に)大丈夫です。
そういうことは、理解してくださる方なので。
先生:ほーーーっ。
それはよかった。
これだけの庭なのに、いい方ですね。すごいなぁ〜
ミミズとか虫もいるでしょうし、飢えることはないですよ。
わたし:あっ、虫も食べるんですよね--;
先生:何でも食べますよ。
葉っぱは、食べるようになりましたか?
わたし:いえ。相変わらず口に入れてペッて吐き出します・・・
先生:根気よくやっていけば、食べるようになるでしょう。
このくらいの年になれば、もう草食でいいので。
(野生の亀は、ふくくらいの年齢になると草食になっているそうだ)
この子は、鯉を苛めることはないでしょう。
わたし:苛められることは・・・
先生:大丈夫です・・(笑)
A外での行動範囲
先生:特にないです
わたし:・・・
先生:(写真を見ながら)
柵がありますよ。
わたし:柵をつけていただいたほうがいいのでしょうか?
先生:これだけの池に柵は無理ですよ。まぁ、これだけの池だから、気に入るでしょう。
ほら(写真を指差しながら)、浅いところも深いところもあるし。
わたし:敷地は、●uあるそうです。
先生:それもすごいな。
いいですね〜。
本当に幸せな子だなぁ〜
いいなぁ〜(何度も)
わたし:この子は、段差をなくしてなだらかにしてあげても高いところの上るのが苦手なんですが(写真を指差しながら)、こんな所とか上れるでしょうか?
先生:大丈夫ですよ。上れますよ。
わたし:もし、この池が気に入らなかったら、どこかへ行っちゃいますか?
先生:行っちゃうでしょうね。
わたし:周りには林とかもあるみたいなんですが。
迷ったら、飢え死にしちゃいますか?
先生:まぁ、迷子になって帰って来られなければ。でも、林で誰かに拾われるかもしれないし・・・
大丈夫でしょう。この池なら気に入るでしょう。
敷地も広いし、どこかは気に入るでしょう。(先生、何度も写真に見入る)
わたし:・・・
先生:台風とか来て、鯉も流されてしまうような洪水になって流されちゃったら、帰ってこられないですけど、それはもう仕方ないでしょう。
わたし:じゃぁ、台風の時なんかは、家へ入れていただいたほうがいいですか?
先生:(またまた写真を指差しながら)こっちの方とか、どこかに逃げるでしょうから、まぁ、大丈夫でしょう。
わたし:・・・
B冬眠
先生:(恒例。写真を指差しながら)ここら辺の深いところに潜って、冬眠するでしょう。
ほら、ここ深いでしょ!
わたし:冬眠中も目を覚ますことがあるって読んだんですけど。
先生:ありますよ。
わたし:ごはんは?
先生:鯉のご飯食べるでしょう。
この子は、もう鯉のご飯でいいですからね。
わたし:鯉のご飯。3日続くと食べないんですけど。
先生:この環境に行けば、食べるものはいっぱいあるから大丈夫ですよ。
わたし:冬眠中の一時目覚めの時は?
先生:何でもあるから大丈夫ですよ。
自然の中では何もしないで、大丈夫。
C外敵
わたし:ご近所の放し飼いの猫・犬。それと、●(とある野生動物)
先生:猫と●は大丈夫です。
ただ、大型犬は、このくらいの子(ふく)を食べたり、かみ殺したりする子がいるから、その辺は注意してもらってください。
わたし:大型犬。食べるんですか・・・
先生:結構あるんですよ。
わたし:絶句!!
わたし:●●(奈奈さんお住まいの地区)に、カメ専用の病院ありますか?
先生:んーーー(しばらく考え)。
ないですねぇ〜。
わたし:・・・
先生:大丈夫ですよ!
こんな池に住めれば、病気になんかならないですよ!
わたし:(~_~;)
※確かにカメのほとんどの病気は、水槽飼いでのトラブルから起こるものらしい。先生の著書”カメの家庭医学”にもそう書いてある
このあとも色々お話させていただいたのだが、よく覚えていない・・・
またまたまた池の写真を目にした先生は、天井を見上げながら、
”庭を見渡して、この子が日向ぼっこしてたら気持ちが落ち着いて和みますよ・・・etc”
真夏真っ盛り。11時半。
病院を後にする。
今日も期待にもれず酷暑。
ふくが少しでも暑くないよう日傘を差しているが、信号待ちの短い時間でさえ、アスファルトの熱が足の甲に反射し、ジリジリ痛い。
しかし、夏の暑さをしっかり体で受け止められることも幸せなんだと感じる帰り道。
この暑さを感じることが、生きている証であるような気がしていた。
生まれて初めての爬虫類。
キバラガメのふくちゃん。
1年間、よく我慢したね。
その分、うんと幸せになれるんだね。
太陽も狂おしいまでの暑さでふくを祝福してるような気がした。
異邦人の太陽、ボサツ日記の黄色い太陽を思い出していた。
そして、太陽がいっぱいが頭の中で鳴り響き、白昼夢の真っ只中に引き込まれるような気がした。
慌てて、信号を足早に渡った。
いい夏だっ!
投稿者 aozora : 23:08 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月01日
ガッちゃん
ガッちゃんのことで、コメントやメール、電話など、たくさんの方に励ましていただきました。
ありがとうございました。
ガッちゃんは、ストレス性の膀胱炎が原因ではありませんでした。
だからといって、ガッちゃんが戻って来てくれるわけではないのですが、サイトのガッちゃんのページを一部修正してあります。
ガッちゃんの病状の推移を詳しく書かなければいけないと思いつつ、どうしても気持ちがついて来ず、書き散らしたメモの束を取り出し、目にしてはまた仕舞い込むということを何度も繰り返し書けずにいます。
先生には、その都度ご説明いただいています。
また、わたしからもご質問させていただいたり、ご相談もさせていただきました。
そして、出来る限りの治療をお願いしました。
先生は休みも返上してくださり、また昼夜問わずガッちゃんの治療にあたってくださいました。
そして、ガッちゃんを最後まで見守ってくださった後、わたしのフォローまでしてくださいました。
親友である獣医にも色々相談にのってもらいました。
今回のガッちゃんのことについては、様々な考えや意見もあります。
ただ今のわたしが、今の状況で思うことは、先生に感謝の言葉しかありません。
それと、支えてくれた友人達、何の得策も無く純粋に励まし続けてくださった方々にただただ感謝を伝えたいと言うことだけです。
そして、人は人によって救われるということを 改めて強く感じました。身に沁みました。
ありがとうございました。
投稿者 aozora : 22:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月19日
とっても可愛かったガッちゃん
今朝2時。
先生に看取られ旅立ちました。
まだ、3歳でした。
安らぎとは縁遠い短い一生でした。
楽しいこと、嬉しいこと。
いっぱいいっぱい経験させてあげたかった・・・
安心して、目覚めることのできる朝を迎えさせてあげたかった・・・
油断した寝姿。ガッちゃんもできることに気づかせてあげたかった・・・
わたしが、ガッちゃんに急がせた終止符を打たせたのだと思っています。
それでもわたしの進む方向は変えられません。
支えてくれている友人達に感謝しています。
救ってくれた友に感謝しています。
ガッちゃんを心配しながら、いとおしく思って見守ってくださった方々に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ガッちゃんを救えなくて申し訳ありませんでした。
それでもやらなければならないことがたくさんある今の状況に、初めて猫達にカメのふくに感謝しています。
投稿者 aozora : 10:33 | コメント (7) | トラックバック
2007年07月16日
あおぞら家。ことごとく壊れる・・・
7/8早朝。
悪の権化、ももの悪行によりPC破壊。
即座に大原家のレスキューm__m
しかし、ももの悪行直後、わたしの不埒行為があったため未だ・・・
PCが壊れた翌朝。
わたしの腰も壊れる。
これほどの破壊は、10年ぶり・・・
狭小住宅なのにトイレへも歩いて行けず、貞子のように這いつくばって、きっと来る〜♪状態で、空怯える(悲)
智、患部にダイブ(泣!!)
ひま、上空から降って来る。
おまけに、腰の悪化により持病のケーラー氏病、神経痛も勃発。
しかし、猫の力を借りた荒療治と以前頓服に処方していただいていた鎮痛剤により、ようやく家の中を歩けるまでに回復。
だが、歩行中に、腰に飛び掛りぶら下がったり、肩に飛び乗り、止まり木代わりに利用しようとする毛深者多数有り。要注意!!
うちは、危険地帯が絶えず移動しているのだ。
でも、PCにも少しの時間向かえるようになった。
あっ、このPCは、大原家からのレスキュー品m^^m
妹も空の連日の叫び攻撃により、寝不足から喘息発症。ずっと治まらずにいたが、台風によりより悪化。
泣くに泣けない状況多発だった。
というわけで、ガッちゃんのお見舞いにも行けず、電話で先生と連絡を取る日々が続いていた。
ガッちゃん、きじとらお改め空(そら)の様子は、腰と相談しながら、別エントリーで必ずUPします。
ただ、ガッちゃんは思わしくありません。
手術も念頭に置いていますが、手術に臨めるほどの体力も無い状態です。
空は、うちの生活サイクルに合うよう矯正中です。
空のおかげで、15匹、生活ペースが乱れ、何がなんだか状態で、ストレスから体調を崩す者多数。
やはり、シニア組み多数に、空のようなタイプの成猫♂をいきなり放り込むのは、難しい。。
でも、うちの男の子達は、大柄だが根はおっとりタイプの子ばかりなので、喧嘩は勃発せず。
それだけは、猫達に感謝!!=^・^=
拓哉は、1本抜歯、一部縫合。無事退院してきてます。
ただ、手術前に念入りに検査し、13歳ということも有り、先生方もより念には念を入れてくださり、万全のライン確保、吸入麻酔で手術してくださったのですが、麻酔が完全に覚めるのに、予想より時間がかかってちょっと心配な日々でした。
でも、歯肉炎も治まり、安堵してます。
人間2人のダウンにより、悦司の鍼治療予約キャンセル。
エッ君便秘気味。ごめんね。エッポン。
かのんさん、毎回ありがとうございます。
いちごさん。
ガッちゃんのことをずっと気にかけてくださってありがとうございます。
ガッちゃんは、幸せ者です。
明日、お見舞いに行ったら、いちごさんのこと伝えてきます。
大原ばあやさん。
PC、わたしの腰のことばかりか、ガッちゃんのお見舞いまでお申し出下さってありがとうございます。
しま。先週の木曜、午後5時頃目撃される。
しかし、動けず。
でも、やはり見当通りの場所での目撃。
しまちゃん、待っててね。
もうすぐ、行くからね。
待っててね。
それから、今回の会社の子達保護に遠方から駆けつけてくださった、にゃじさん、大原ばあやさん、HANAsさん、しっぽな・オミ@大山さん、それから、朝、昼、夜、深夜と日々探してくださっている元事務所ご近所の大勢の皆様方。ひなさん、ねこやまさん。奈奈さん。それから、捜索&ポスター製作、印刷をしてくださった大原ばあやさん。
メールを下さった方々、心配して応援してくださっている方々、リンクしてくださっている方々。ありがとうございます。
しまちゃん、保護までもう少しのような気がしています。
早く腰を復活させ、よいご報告ができるようがんばります。
※トラックバックの調子が悪かったのですが、ごちゃごちゃ触ったら改善。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 06:10 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月08日
ガッちゃん
7月2日。
ガッちゃんを迎えに病院へ行った。
すると、思いもかけないことになっていた。
ガッちゃん、28日の保護依頼、おしっこも排便もなし。
ご飯も食べずにいた。
2日の朝、血尿を出す。
膀胱がまり状になり、パンパンだったそうだ。
出血性膀胱炎。
尿を全て搾り出し、注射などで治療。
食欲無し。
とにかく、しばらく入院して治療を続けることとなった。
翌日、3日。
昨日より容態が悪化。
危ない状態まで陥った。
治療にも拘わらず、急性尿毒症となってしまった。
血栓で、尿道が閉塞。
捕獲時の血液検査は何も異常が無かったが、BUNの値も当然ながらボンと上がっていた。
尿道の血栓を洗浄しながら管を挿入。
血栓が酷く、管が血栓によりスムーズに入らず。
しかし、麻酔無しで処置可能なほど容態が悪い。
24時間点滴開始。
食欲無し。
4日
少し頭を持ち上げるくらいになるが、予断許さず。
尿管より強制排泄。
24時間点滴。
食欲無し。
5日
体を動かすようになる。
自分で、眠る態勢を変えられるようになる。
血尿治まる。
24時間点滴。
食欲無し。
6日
少し元気になるが、尿道に装着した管を自分で外してしまう。
すると、排尿困難。
再び、尿管挿入。
血栓が無くなったため、3日より尿管、スムーズに挿入。
24時間点滴。
食欲無し。
7日
点滴。
差し入れの鶏肉完食(嬉!)
きょん、きょんの友達にも差し入れ。
※きょんの友達(家族募集の入院仲間)
左前足骨折で保護され、きょんと同じ病院に運ばれる。
長期入院中。
手術済み。完治。
1歳未満。雌。
近日避妊手術予定。
真っ白、尾長。
ブルーアイ。
人馴れ○
猫馴れ○
病院にて家族募集中!!
飼い主が見つからない場合、保護した方によってリリースされるとのこと。
投稿者 aozora : 03:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月07日
「きじとらお」とうちの中の子(15+1)達
何から手をつけたらいいのか、何から報告すべきか、あれから、それから・・・
あれもやらなきゃ、これも・・それよりこっちから・・メールも返事を・・あっ、その前にこっちのメールから。
悦司がこっちの病院で、凜と拓がこっちで、ガッちゃんがあっちで・・・
そう思っているうちに時間だけが瞬く間に過ぎていく。。。
でも、めでたいことなので、まずは親バカ報告!!
今日は、拓哉の13回目の誕生日!!
先週のにゃんドックでは、まあまあ。
明日、1泊して歯石を取る。
拓哉は、幼い頃、腎、肝の値が悪く数年に亘り通院治療していた。
腎臓の値は、正常値になったが、肝臓の値は、普通の子より高めなことが多く、定期健診は欠かせなかった。
今回の健康診断でも、正常値よりは高めだが、拓哉としてはまあまあ。
それと、拓哉は、流れる水飲み派なのだが、それも人間が水道に手を沿え、他の子を近寄せず、拓哉に集中して、一対一で見守って飲むという面倒な流水飲料派。
最近、その水飲み時間が長く、回数も増えたような気がしていた。
年齢も年齢なので、腎臓も心配だったが、異常なし♪
ただ、肛門腺がつまり気味だったので絞っていただいた。
肛門腺絞りは、犬より必要のない猫だが、年齢とともに自然には出づらくなるという。
他のシニア組も要注意だ。
しかし、わたしは肛門腺絞りが下手!んーーー困った。
ガッちゃん、まだまだ思わしくない。
ガッちゃんのことは、別エントリーで。
きじとらお。
病院に約2週間預かっていただいていた。
当初は、今月2日に我家へガッちゃんを迎え入れるはずだった。
病院のほうも患者さんが多く、わたしのわがままで入院室を3個も占領しているのは申し訳ないので、猫に対して、フレンドリーで攻撃性のないガッちゃんなら、隔離部屋を用意できない大所帯の我が家に放り込んでも大丈夫だろうと思ったからだ。
しかし、お迎え当日、ガッちゃんがの様子が激変した。
なので、不安でいっぱいだったが、4日からきじとらおを我が家に迎え入れた。
きじとらおは、その日のうちに食事をし(大食い、しかも外生活の時と違い、メニューに注文が多く、わがままを言う)トイレも使用。
ただ、大きな声でよく喋る。
起きていると喋る。
人間ではなく、うちの子達に向かってだ。
そして、午前2時くらいから7時くらいまで、大声で叫んでいる。
それも、よく通る声でーー;
人間がいくら相手をしても、叫ぶのを止めない・・・
そのおかげで、妹は寝不足も手伝い、喘息を起こしている。
初めて出会った時は、ひと撫でできたが、時間が経つに連れ用心深くなっていた。
しかし、外ではわたしに向かって、1度もシャーッといったことも手を出そうとしたこともなかった。
病院では、リラックスして、それなりに悠々とし、温厚な子ですと仰っていただいていた。
しかし、ケージから脱走しようと隙を狙うようなこともあったらしい。
我が家到着後、キャリーから出し、きじとらお専用に作った隠れ場へ移動させた時、一応わたしにシャーを1回。
きじとらお対策で、更に強化した二重網戸を手でコショコショ1回。
網戸の開け閉めの時、ベランダを気にする様子時々。
わたしや妹を怖がり、一応警戒している。
1日目黙って引篭もる。
2日目、日中洗濯機裏に篭る。
夜泣き始まる。
おやつ、またたびを何度も催促。
とりけずり、燻製ソフトササミジャーキーがいたくお気に召した様。
ごはんにも注文多く、選り好み甚だしい。
智と一緒に猫じゃらに興ずるが、ふと我に返り、わたしに怯える。
人差し指を差し出すと、本人不覚にも猫の習性でつい鼻先を寄せてしまう。
3日目。
おいしいごはんちょうだいと大声で叫ぶ。。
寂しいと泣く。
1日中喋っている。
夜泣きというか、明け方叫びというか甚だしい。
鶏肉、なまりをわたしの手から食べる。
そして、七夕の今日。
わたしより一足早く妹がひと撫で。凄く悔しい・・・
多分得意になっているだろう妹に密かに闘志を燃やしている。
病院でトラちゃんと呼ばれていたきじとらお。
我が家では、基本的に同じ名前は付けないようにしている。
同じ名前を使うのは、その子の思い出を奥底に格納してしまうような気分になり抵抗があるため。
以前トラという名前の子がいた。
そこで、トラと母音が同じ「空」と呼ぶことに決めた妹。
わたし的には、もうちょっと考えたい気もあったが、「きじとらお」は、思いもかけずあちこちで爆笑をかっていたようなので、取りあえず「そら」と呼ぶよう心がけた。
空は、うちの子達に圧倒され、いじめっ子だった面影はみせていないが、寂しん坊のようで、仲間に入りたいようだ。
しかし、猫を選んでいる。
今回、空を迎えるにあたって大活躍の智Pなのだが、空は、ちびっこかぁと人間なら舌打ちする風で、相手にしない。
智の行為を無にする態度。
どうも大きい男の子に気に入られ、我が家でのポジションを確保しようと画策している模様。
1番のターゲットは、悦司のようだ。
しかし、今のところ空振り。
#悦司
確かにエッ君は、我が家で中心的な男の子だ。
いざという時には、身を呈してわたしのことも守ろうとしてくれる。
実際に、そんなことが依然あった。
気は優しくて力持ちだ。
そして、温厚。
みんなから一番頼りにされ、信頼もされている。
それに、嫌なことでも、頼りにされたり、懐かれたりすると断れないタイプ。
空は、エッ君のそんな存在感?オーラ?を逸早く感じ取ったのだろう。
ただそこは大人の男「空」。
エッ君にベタッと寄って行きたいのだが、中々そうもいかず。
エッ君も、どんなに少なく見積もっても今年で13歳以上。
大柄なため(エッ君を始めて見て驚かない人がいないほど骨格が大きい)、足への負担もあり、鍼治療へも通っている身。
なるべく、面倒なことには関わりたくなく、静かに暮らしていたい年頃。
なので、空が近寄ってきたそうにしていても 気づかない振りでスタスタ交わしている。
そんな雰囲気を察して、ますますエッ君にベタつくことのできない空。
#拓哉
我が家の2代巨頭。
拓哉も今年の7月で13歳になった。
400gの時に出会ったので、年齢は間違いない。
大黒柱風の貫禄はないが、エッ君とは違った雰囲気で、みんなに好かれ、認められている。
タッ君が、ゴロゴロ言い出すと、眠っている子も起き出し、傍によって来る。
そして、みんなリラックス。
タッ君のゴロゴロは、幸せのゴロゴロと我が家では呼んでいる。
拓哉も基本的に温厚で、猫・人見知りもしない子だ。
ちょっと前までは、新入りが来ると、始めのうちだけシャーと威嚇するところがあったが、智を入れた頃からそんなこともなくなった。
基本的にお姉ちゃん猫達に無条件で甘やかされ、妹猫達にも甘やかされ?わたしにも甘やかされて育った子なので、わたしを取られまいと威嚇しているのが見え見えだった。
しかし、どんなことをしても新人は逗留し、わたしに甘える時間争奪は激しくなるが、自分のポジションも基本的には変わらないしと、可哀想だが半ば悟りの境地、諦めの境地にも達しているのであろう。
そんなタッ君が、あまりにも寂しげに泣くので、空に近寄り、スリッとしてあげた。
しかし、空。
もはやターゲットは、エッ君。
エッ君が無理なら、お姉ちゃん猫達(特に夢衣、海空)といった様子で、タッ君の行為を無にする。
その後もタッ君。何回も様子を見に空に近づきウリッとしてあげるが、空、泣き止まず。
それでも淋しげな空を放っとけないようで、拓は一緒に遊ぼうよと、大いにはしゃいで、空を誘う素振りを見せる。
13歳の拓が、全速力で家中を走り回るのは、最近では珍しいことだ。
しかし、マイペースに泣きつづける空。
その代わりといっては何だが、智、シュー、ゴンが、タッ君につられ大はしゃぎとなった。
#ゴン
3代巨頭になりつつある?密かに目指しているゴン(本人は、濁音系のこの名前が気に入っていない^^;)。
ゴンは、しずくとうーちゃんを預かってもらっている友人が、猫ボラの横暴から救い出した子。
当初は、手のつけられないシャーフーで、手も出し、口も出し、怖いを通り越しおっかないというのがピッタリの子だった。
でも、本当はものすごーーーーく甘えん坊で、仲間思いで、今では、わたしへのストーカー行為が甚だしい。
最初の手のつけられない様子は、人間の酷い仕打ちのせいだった。
そんなゴンは、うちへ来て3年近くなろうとしているが、昨年の8月まで猫部屋として借りていたアパートにいた。
昨年、猫部屋を引き払い、猫部屋にいた子達をこちらに移動させる時、臆病なシューゾー、触れない佳祐を無理やり捕まえようとしたら、もうすでにデレデレの甘えん坊だったにも拘わらず、恐怖に逃げ惑い、叫ぶ2匹に加勢し、最初は唸って威嚇した。
それでも、引越しに必死なわたしたちは、強引に2匹を捕まえた。
すると、ゴンは、わたしたちを引っかき唸った。
それでも手を緩めないわたし達に、 最後は手足かまわず噛み付き引っかき唸って脅した。
その形相たるや凄まじい迫力で、あまりのゴンの攻撃に2匹捕獲を一旦諦めた。
すると、ものの3分もしないうちに甘えん坊に戻ったゴン。
仲間を恐怖にしらしめなければ、それでいいんだよといった風にケロッとしていた。
トトロを彷彿させた初めての子だった。
そんなゴンなので、空を入れるにあたり期待もしたが、一番心配もした。
極端な態度で空を迎えると思っていたのだ。
フレンドリーに接するか、もしくは、徹底的にやっつける。
どちらかと言えば、いじめっ子だった空を牽制すると思っていた。
新人嫌いでへなちょこの智、ひまわり、崇(カッシー)が唸って、売られた喧嘩を空が買い、正義感の強い仲間思いのゴンが、智達に加勢し収集が付かなくなったらどうしようと思っていた。
考えてみれば、ひまと智は先にここでわたし達と暮らし始めていたので、ゴンより後からうちに来たのは、やっちゃん(元みーみーさん)だけで、それもやっちゃんはあどけない盛りの子猫だった。
なので、成猫の男の子を隔離もせずに大勢の中に突然入れるのは、いちかばちかで、それが空のような喧嘩に意欲をみせていた子。
本当に、開き直りの境地、否、やけくそで迎え入れたのだった。
しかし、全く予想に反して、ゴンは空を完全無視。
ただ、微妙な距離を保ちつつ、眼差しは厳しく空を威圧している。
ゴンの決心が垣間見れるような目力。
お姉ちゃん(わたしーー;のこと)を取られるもんか。
エッ君に続く、統制力2番目のポジション譲るもんか!!
本当は、エッ君にだって負けないんだ。
おまえは、僕の下につくんだ。
小政。否、おまえは石松だ。ふふーん!
空もゴンのただならぬ威圧感は、感じ取っているようだ。
ゴンには、あえて近づこうとせず、目も合わせないようにしている。
そして、ゴンの動向を一番気にしていながら、気づかない振りをしているように見受けられる。
#崇(カッシー)
カッシーは、本来の弱い者だけ虐めのへなちょこさが前面に出て、をもちろん気にしているが、年下であってもちょっと強そうな空に警戒して近づかない。
恐る恐る遠巻きに様子をうかがっている。
#智智は、予想に反してとっても良い子で、ほんの始めだけシャーと言ったが、空のあまりにも寂しげな声にお鼻ツンツンで挨拶し、遊ぼうよと誘ってあげている。
またたびも一緒に舐め、ねこじゃらでも一緒に遊んであげる智なのに、空は、ちびっこ完全無視主義らしい。
#ひまわり
ひまは、予想通り、近づきもしないのに遠くから唸り飛ばし、不機嫌さ全開で、性格の悪い女の本性丸出し。
空の存在が気に入らないため、誰彼構わず因縁をつけてあるっている。
一番の被害者は、いつも智。
八つ当たりの矛先は、特に智に集中する。
むやみに殴られ、訳もわからず唸られ、それでもひまがいないと生きていけない体質の智は、ひまお姉ちゃんのご機嫌を取ろうとする。
すると、ひまは、それが余計に気に入らず、ますます手荒く智を足蹴にする。
今日のひまは、仲間に溶け込めない空をだんだんなめているようで、わざわざ近づい行って悪態をついている。
#もも
「もも」も同様。
だいたい、こんなことをひまに教えているのは全てもも。
まぁ、もともと本質的に女の勝手さわがままさを全開にするタイプの二人だが、悪いことのお手本、根源発祥はもも。
#凜
空を迎え入れるにあたって、もう一つの心配が15歳の凜。
神経質なところもあり、年齢的にも穏やかな日々を望んで止まない子。
約3年前に腎不全と診断され、現在は白内障も発症している。
腎臓のほうは、降圧剤効果が顕著で、ずっと調子が良い。
なので、今は1ヵ月に1度の検診で済んでいる。
腎臓優先にしましょうということになり、目の治療は、ストレスを考え、効果もあまり期待されないので、点眼はしていない。
凜は、新入りにうんざりしている。
今まで、どんな子を入れても、うちの子達がまとまったのは、凜と涼の手腕によるものだ。
男の子と違い、腕力だけで押さえ込むようなことはしない。
知恵と優しさとおおらかさ。
そして、正義感から滲み出る頼り甲斐。凜とした正当な強さ。
血縁の無い兄弟を束ねるには、このような要素がないとできないことだ。
要となる女の子は、これらの要素を持ち合わせている。
わたしの知る限り、大所帯でまとまっている家は、みな女の子が主軸となっている。
そして、次郎長に仕える大政のような男の子がいる。
しかし、涼が旅立ち、年を重ねるごとに凜は長から退きたいような様子を見せていた。
面倒だという態度が多くなり、無関心を装うことが多くなっていた。
しかし、やはり一目置かれている。
それも、面倒なようだ。
そのせいか、場を読めないお馬鹿佳祐が、凜を調子に乗って嚇かすようなことをする。
それだけでも、凜にとっては多大なストレスなのに、この上、空まで佳祐に便乗するようなお馬鹿だったら目も当てられないと思っていた。
妹は、凜の寿命が縮むと猛反対だった。
しかし、空に対して、いつも通り、殊更関心もないが、怖がりもしない。
ひと安心。
#シューゾー・青海(あみ)・佳祐
猫に対してフレンドリーで、人見知りの強いシューゾー、青海、佳祐。
シュー、青海は、最初無関心だが、そこそこ仲良くしようねという風だった。
しかし、ひま、ももがあまりにもフーシャーで、荒くれ者と化したため、空を避けるようになってしまった。
空が来てから、14匹みんながわたし達と同じ部屋で眠るようになったため、人間怖いで一人取り残され気味の佳祐もあえて空を無視している感じだ。
#夢衣(ゆい)・海空(みく)
どちらかというと新人いびりのお局様だった夢衣と海空も、今回は無関心を貫き通している。
いびりは、若手のももとひまに譲った模様。
#孔祐(こうすけ)
悦司とは違った我家一番の巨大児孔祐。
佳とは双子だが、孔は、心優しく、控えめで、遠慮がちな子。
人間に対しても最初だけ人見知りするが、もの凄く甘えん坊で、かまって星人。
ブラッシングや撫でてもらうのが、ご飯より好き。
しかし、何故か巨大児。
佳は、ただ一人、わたし達が怖くて、人間中心に群がっている14匹の円に入れず、寂しくなると大声で泣く。
すると、孔はどんなに楽しい場でもスタスタスタと佳の元へ駆け寄る。
そして、佳をグルーミングしてあげる。
他の子達に対しても、温厚で、優しいが、初対面の子には、体の大きさだけで怖がられ、いつも傷つき、哀しい思いをしている。
そんな、孔祐なので、空の声に反応し、近寄り、優しい眼差しで見守っていてあげたが、空は、孔祐を完全無視。
孔祐の体の大きさにびびる様子もないが、ひたすら孔祐の姿、眼中に無しといった感じだ。
#セラピナ
我家最年長で、出会って15年。
室内に入れ、12年。
一緒に暮らして、10ヶ月。
17〜8歳のセラ。
わたしの猫との暮らしの中で、最大最悪。横暴で乱暴で気の強かった、最強の本名セラピナ。
こんな凶暴、頑固な猫は、かつて出会ったことがなかった。
しかし、猫にはフレンドリーで甘えん坊だった。
猫部屋に長いこと居たので、人間嫌いのセラにとっては、気ままな中々の生活だったと思う。
元の飼い主が、餌やりを放棄し、知り合ってご飯をあげ始め2年。
捕獲開始から毎日通い、半年がかりで、やっと保護した。
保護してからも大変な子で、自殺行為とも言えるような断食をしたセラ。
獣医である友人の怯まず猫の命に立ち向かう毅然とした行為がなければ、セラは今ここにいないだろう。
その彼女も呆れるくらい頑固に人間には懐かない子だった。
しかし、何度かの入院生活では、獣医さん達に媚を売って、別猫と化していた。
まさに、猫被りで、悪知恵というか、小賢しいというか、そんな手段を充分心得ている雌猫と称される代表みたいな子だ。
それが、先月、室内生活12年。一緒に暮らして10ヶ月経ち、やっとというか、いきなりベタベタな子になった。
わたしの傍から離れることのない子になった。
最も、年齢的に寝ている時間が長いので、厳密に言うと、わたしにくっついていつも寝ている。ということなのだが。
わたしに懐くと、人見知りも全くしなくなった。
先日、わたしのPC環境の設定にわざわざやって来てくださった大原夫妻にも、ちゃっかり抱っこされていた。
大原ご夫妻には、可愛い子だと絶賛された。
セラ、長生きしてよかったねと、心底思った。
ちなみに、智は、チャシーより乱暴者で、こんなお馬鹿は見たことがない。と、こちらも絶賛された(笑)
うちでは、多少暴れん坊だが、子猫(1歳)は、こんなものだろうという見解だった。
もっと凶悪なひまもいるし・・・
どうも、うちの猫感は、世間一般とズレがあるようだ。
それはさて置き、人間も怖くなくなり、耳も聞こえなくなっているので、余計怖いもの知らずになっている猫好きのセラはというと、今までよりよりマイペース。
自分のことしか頭にない。
なので、空とすれ違っても空が新入りであることにも気づかないようだ。
空にお尻の匂いを嗅がれても、空の目の前で、澄ましてトイレに入っていた。
#ふく
そして、オオトリは、亀のふく。
空は、亀に逢ったことが無いようで、この物体はなんですか?生き物ですか?動いてます。怖いです。と、目をまん丸にして固まっていた。
ふくは、ここのところわがままに拍車がかかり、わたしに対しては乱暴だ。
投稿者 aozora : 23:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月29日
残るはしまちゃんただひとにゃん
色んなことをすっ飛ばしてのご報告!
今年最高の炎天下の中、大原ばあやさんが連日出向いて下さり、6/28ガッちゃんを無事保護できました。
薄っぺらな身体で、顔は逆三角形。
予想以上にガリガリでした。
検査等の詳細は、今日病院に確認してからご報告します。
痩せているだけで、健康なことを祈るばかりです。
それから、今お名前を書ききれませんが、ご協力、応援くださっている方々、多くの皆様にただただ感謝です。
取り急ぎ、ご報告!!!
詳細は、後刻・・・
投稿者 aozora : 03:58 | コメント (4) | トラックバック
2007年06月22日
今日の4匹(報告)
きじとらお捕獲成功、病院へ搬送。
しまににの居場所を特定。
ガッちゃんの目撃情報多数入手。
しまちゃん手がかりなし。
朝から雨が降り続き、猫も人の通りも少なかった。
諦めかけていたところで、しまににちゃん発見。
そして、きじとらお捕獲。
にゃじさん、ひなさん。ありがとう!!!
殊ににゃじさんは、救いの女神。
今でこそ大原家で愉快に楽しい日々を過ごせている茶とらんだが、以前、預け先から行方不明になったことがあった。
預け先の人は、まるっきり責任放棄だった。
新聞に折込チラシを入れ、ポスター貼りやポスティングをしながら聞き込みを続け、情報収集していたが、うちから時間のかかる場所で、土地勘も全く無かったため、情報を辿っても茶とらんと会うことができず、茶とらんかどうか特定することも侭ならず、四苦八苦していた。
その時もにゃじさんが遠征してくださり、茶とらんは、長く悲惨な放浪生活に無事ピリオドを打てたのだった。
そして、今日も茶とらんと色違いのきじとらおを保護できた。
家の子達のお世話と、徹夜明けの仕事で大忙しのひなさんが、応援に駆けつますと電話を下さったその時に、しまににちゃん発見。
ひなさんに電話をかけ直し、話を続けようとしたら、きじとらおが捕獲器に。
お二人は、命の恩人。
猫の女神です。
ありがとう。
きじとらおの詳細は明日病院へ行ってうかがってきますが、預かってくださる方、家族に迎えてくださる方大募集!!!
にゃじさん、大原家に肖って、茶とらんのように楽しい生活を手にすることができますように。。。
今日のことは、後日改めて・・
にゃじさんに撫でられ、激しく喉をゴロゴロ鳴らしているきょんの姿も 合わせてご報告したいと思います。
投稿者 aozora : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月21日
美女サビ!されどサビ猫!!
きょんを病院へお願いして2ヶ月があっという間に過ぎた。
人馴れしているきょんは、飼いやすい子ですと先生からもお墨つきです。
白血病(+)で、模様はサビ。
それに、手間のかかる長毛、しっぽに障害あり。
そんなきょんですが、どうぞ家族に迎えてください。
同じくサビの夏乃。
夏乃は短毛です。
人間大好きです!!
夏乃を家族に迎えてくださる方も大募集中です。
夏乃の様子は、ねこやまさんのblogをご覧下さい。
よろしくお願いします。
投稿者 aozora : 11:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月20日
残りの4匹
今日までの4匹の情報まとめ
毎日朝晩通っていますが、4匹を捕獲できずにいます。
4匹の情報をお願いしておいた会社近くの方から、空っぽの会社の前で建物の中を覗き、ずっと待っている姿を見かけたと何度か連絡を頂いたのですが、わたしは会うことができません。
しまにに
6/3 PM7:30頃、暗闇の中空っぽになった会社をじっと見つめていました。
捕獲器を仕掛けましたが、失敗。
名前を呼びましたが、捕獲器の扉の閉まる音に驚き、振り返りながら逃げ去ってしまいました。
きじとらお
6/6 夕方、元の会社の敷地内で、空っぽになった会社の窓をずっと覗いているきじとらおを目撃した近所の方から、電話をいただきました。
その方が、自宅に戻ってきじとらおに差し入れを持って行った時には、姿を消していたということでした。
話によると、後ろ足の調子が、悪化しているようでした。
ガッちゃん
6/19 17:45頃、元事務所の前でずっと待っている姿が目撃されました。
残念ながらわたしとは会えませんでした。
4匹がいると思われる場所は、広範囲になりますが、事情により今回はポスターでの情報収集は行いません。
会社に来ていた時間帯もまちまちなので、4匹がいると思われる地域を旋回戦術で、捕獲場所、時間帯などを絞り込みたいと思っています。
猛暑の日々が続いていますので、体力的に心配です。
1日も早く捕獲をしたいと思っています。
投稿者 aozora : 21:27 | コメント (4) | トラックバック
2007年06月02日
捕獲決行。4匹病院逗留中。
5/31
取りあえずいくつかの病院へ分散して預ける手はずは整っていたので、残り8匹、全員保護しようと、来た順番に捕獲開始。
いつも午後出勤のちびにゃり。
今日に限って午前中一番いやって来た。
捕獲成功。
午後一番にロッシー登場。
社内で、バタバタと片づけをしているわたしに、気づいてもらえないと思ったのか、いつもみたいに塀の上で粘らず、又出直そうと踵を返し立ち去りかけたところに、慌ててロッシーと声をかける。
ロッシーもわたしの声に慌てて戻ってくる。
10分くらいで、捕獲完了。
2:30
ちょも参上。
順調に保護。
捕まえた順番にせっせと病院へ搬送。
22:30
しまにがやっとやって来た。
保護。
23:30
ガッちゃんがやって来る。
ガッちゃんは、ひょうひょうとしているが、以外に用心深かった。
捕獲器の奥まで入り、ガチャンという音とともに扉が閉まりかけた。と、同時に、ガッちゃん、閉まりかけた扉をお尻でブロック。
そのまま一目散に逃走。
暗闇の中、細い塀の上を、トトトトト…と走っていくガッちゃんの後姿に声をかける。
ガッちゃ〜ん!!
振り向き、しばらくわたしを見ていたが、そのまま闇の中へと消えていった。
その後、徹夜で張り込んだが、誰も来ず…
6/1
徹夜明けで、そのまま1日中張り込み。
誰もやって来ない。
1日に何度でもやって来て、人の出入りやざわつきにも動じない、きじとらおが姿を見せない。
気がかりだ。
しまちゃん。
あの子は、賢い子なので、わたしに気配を感じさせず、どこからか何となく様子を伺っているような気がする。
まだ、捕獲できない子達については、後日改めて…
保護した子達は、4匹ともエイズ・白血病陰性。
一般・生化学血液検査も異常なし。
こちらの詳細も、後ほど改めて。
1匹家族にと、以前から声をかけていただいていますm(__)m。
最後まであまった子誰でもと…
しかし、まだみんないます(^_^;)
預りにお声をかけてくださったスカイランサーさんありがとうございました。
わたしのフットワークと体力があれば、遠方の方にもお願いできたのですが・・・
どうも申し訳ありませんでした。
Sさん。
保護用品のご寄付ありがとうございました。
埋もれかかっているような弱小サイトをよくぞ見つけてくださいました。
また、わざわざお届けくださって、助かりました。
家族に迎えていただける方、預かってくださる方。大募集中!!!
投稿者 aozora : 10:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月27日
クレオとピョンタ
長〜いことねこやまさん宅で過ごさせていただいていた、クレオとピョンちゃんが、今日、新たな旅立ちを果たした。
今回のご縁は、全てねこやまさんのご尽力によるものだ。
何から何まで、いつもいつも本当にありがとうございます。
投稿者 aozora : 22:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月23日
ちびにゃり
本当にこの子は、日々どんな目にあっているのだろう。
恐怖心の塊みたいになっている。
忍びない思いを通り越し、いったい何がという疑問だけが過ぎるほど豹変している。
この子が壊れてしまうのではないかと、気が気でないほどだ。
信頼できる優しさを求めているはずなのに、日に日に怖がりになっているちびにゃり。
どんな恐怖がこの子をこうさせてしまったのか・・・
穏やかな表情を安心できる日々を取り戻させてあげたい。
恐怖心の塊の為、攻撃的になったちびにゃり。
その迫力は凄まじい。
この子の姿とダブるのは、まりもちゃんだ。
産毛のらすかる達を守るのに、全身全霊でごはんを持参するわたしを襲ってきた。
痩せて小柄なまりもちゃんだったが、わたしに飛び掛らんとする気迫は凄まじいものだった。
ちびにゃりも日に日に攻撃性を増している。
ちびにゃりの待つ植え込みに、気軽にごはんを置けないほどだ。
植え込みからの飛び掛り決行初日は、あまりの迫力に驚き、シリモチをついた。
そこへ、隣接するアパートの外壁工事に来ていた年配の職人さんが、子供でもいるの?と聞いてきた。
そんな問いかけをするくらいなので、猫に接したことのある方なのだろう。
わたしは、いえいえ、この子が子供なんです。と、答えた。
すると、職人さんは、よっぽど酷いことされたんだねぇと言った。
このことをひなさんとの電話で話した。
華奢でふんわりとした外見からは、ちょっと想像しづらいかもしれないが、大地なる母のように揺るぎない慈悲深さを兼ね備えているひなさんの言葉にハッとした。
きっと、ちびにゃりちゃんは、そういう表現でしか、自分の気持ちを訴えられない。
そんな方法しか思いつかない。できない。
自分の置かれた状況の変化についていけず、できなくなった・・・
何がなんだかわからなくなってしまった。
そうか、屈折したSOS・・・あまりにも凄まじいとわたしの目に映るのは、幸せを思い出し、また穏やかな日々を取り戻したいその思い。。
ごはんを催促に姿を現し、アイコンタクトでごはんを植え込みに持って来い!と言う。
わたしが行くと、猫道を抜け必ず先回りして待っているちびにゃり。
亀の歩みより鈍くても、対外の子は、わたしだけには警戒心を解してくる。
怒り方、威嚇の仕方も徐々に落ち着いてくる。
でも、その真逆を突進するちびにゃり。
あどけないその顔の奥に、切ないその表情の奥に、自分では抱えきれないほどの恐怖を人間が与えてしまった。
そんなことを思い巡らせて浮かぶのは、クラン君の昔の顔。
でも今は、奈奈さん宅で全くの別猫になっている。
それには、流血を見ながらも辛抱強く、我慢強く、そして何よりも自分の痛みのようにクランの痛みや苦しみを共有してくださったからこその変化なのだが。
すっかり王子様という雰囲気になったクラン君もまだまだ家族募集中!!!
奈奈さん宅のトラちゃんと寄り添うクラン君(写真右)
投稿者 aozora : 03:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月20日
きじとらお
この子は、今年になってやってきた子の中では、一番人を怖がらない子だ。
多分、今年の引越しシーズンで帰れる家を失ったのではないかと思われる節が多々ある。
安心できる場所を失ったせいか、多少怖がりが増したようだが、本来たくましい子なのか、人間に寄り添わなければ、現代では生きて行けないのだ!と、どこかでわかっているような子だ。
ただ、この子だけが、最初に出会った頃より痩せている。
見かけより、本当はナイーブなのかもしれない。
顔つきは、うちにいる智に似ている。
キジトラだからというのではなく、面立ちがにている。
うちでは、ねずみ〜顔と呼んでいる。
お食事中のきじとらお(=^・^=)
ごはんよりも大好きにゃ!!
家がなくなったおいらは、売られた喧嘩は買わねば生きていけないのさっ!!的なところはあるのだが、5/8”ガッちゃん”でいただいた”いちごさん”のコメントを実践してくれる子のような気がしている。
ネコって平和主義ですよね。気に入らない相手でも一度ケリをつければ 寄り添うことはしなくても適度な距離を保ちつつ同じ空間にいることができますもんね。 路上でツラい生活をしたことのある子はそういうルールをきちんと分かっていて とても飼いやすく素晴らしいパートナーになってくれることたくさんの人に知ってもらいたいです。
歩く姿を注意深く見ると、後ろ足に少し支障がある。
早く保護して、検査・適切な処置を受けさえてあげたい。
投稿者 aozora : 23:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月19日
ロッシー
初めて姿を見かけたときのロッシーは、この上なく人間への恐怖心がいっぱいですと、全身で訴えているような子だった。
これ以上伏せられませんという見事な匍匐全身で、それはそれは用心深くごはんの元までやって来た。
ごはんを一口加え、脱兎の如く道路を渡って逃げていった。
痩せ細っていて、怯えながらも眼光鋭く、なりたての銀眼の魔女のようでもあり、どこか寂しげでもあった。
でも、わたしを直視できるようになるのに時間はかからなかった。
根本は、素直で純粋なのだろう。
日に日にわたしを信頼してくれている気がする。
ごはん。ごはん♪
塀の上をごはんと共に歩くロッシー。
人間をもう1度信じてみようとがんばっているロッシー!
一生いとおしんで、人間に裏切られた悲しみを理解して、この子に平凡な日常を与えてあげたい。
ロッシーは、弱っちくもある。
というより、しまにちゃんの気が強すぎるのだが、塀の上でしまにちゃんに因縁をつけられ、固まって身動きできず、大きな悲鳴をあげているところを目撃した。
この子は、安心できる空間でなら、マイペースでのんびりやさんになると思う。
多分、猫友達も作れるタイプではないだろうか。
投稿者 aozora : 23:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月18日
10番目の子改め‘きょん‘
身体も中々いうことを聞いてはくれないものだが、思考はもっと覚束ない。
‘きょん‘について、詳細がすっかり遅くなってしまった。
病院の手術日程が混んでいたため、4/20がきょんの手術予定日だったが、予定より1日早く4/19に避妊手術をしていただけた。
4/20、きょんの検査結果などを電話でうかがった。
真っ先に耳に飛び込んできた結果は、FeLV(+)・・・。
入院2日間の病院での様子をうかがっていたが、案外マイペースな子であった。
先生にも、初めから抱っこされ、人馴れ度も問題なく、この調子なら、うちでもどうにかやっていけるかもしれないと思っていた。
GWも間近だったので、連休前日にきょんを退院させ、GW中人間がずっと様子を見ていれば、うちの生活にも順応できるかもしれないと淡い期待を抱いていた。
しっぽの様子も気がかりなので、しばらくうちで様子をみようと思っていた。
しかし、白血病陽性。
2/3がシニア世代で占め、エイズキャリアもいる我が家へは入れられない。
エイズキャリア・シニアとなると、免疫力は若い元気な子より当然下がっている。
ということは、抵抗力も低いということになる。
それだけ、感染のリスクが上がるということだ。
それに、腎不全の凜。
3種ワクチン接種でさえ、かかりつけの先生方は、容態を見ながら、慎重に慎重になさってくださっている。
やはり、完全隔離できるこの子の専用部屋がなければ、我が家では確実に無理だ。
きょんの立場から見ても、大所帯での生活はリスクが高くなる。
FeLV(+)ということは、抵抗力が弱い。
なので、ちょっとした病気でも感染率は高くなる。
免疫力が低いので、合併症の心配もある。
当然、頭数が多いと確率も上がる。
4/21。
きょんがお世話になっている病院へ連絡。
きょんをしばらく預かっていただけないか尋ねた。
先生は、快諾してくださった。
大所帯の我が家をご存知の先生は、白血病陽性とでた時から、そうなると思っていました。と、笑いながら仰ってくださった。
GW間近だというのに申し訳ないと思うと、尚のこと有難かった。
感謝に絶えない。
そして、GPTが80とちょっと高めな数字だが、他は正常値なので心配は無いといわれていた。そのこともうかがおうと思っていたのだが、白血病のことで頭がいっぱいで、うかがうのをすっかり忘れてしまった。
その後、何度も病院に足を運んでいたが、白血病としっぽのことばかりお話させていただいて、GPTについて再確認するのをずっと忘れていた。
5/8、今日こそ忘れずにと、唱えるようにしながらやっとの思いで病院へ。
検査結果表をいただいた。
すると、血検の結果は全て正常値。
先生も手術に追われ、同日手術の他の子の検査表と見間違えていたらしい。
とりあえず、肝臓についてはひと安心。
しかし、ワクチンの証明書をいただくのを忘れている。
どうも、間抜け炸裂だ…
それから、舌の真ん中に1個所、炎症ができていると聞いていた。
舌炎の状態も、入院当初は白っぽく、中々治りづらいかと思われていたが、赤みを帯びて快方に向かっているとのことだ。
簡単に口の中も覗かせてくれる子なので、先生があ〜んさせて、見せてくださった。
確かに、舌のど真ん中に1個だけ炎症があった。
しかし、当初から問題なくごはんは食べているとのことだった。
先生が確実に飼い猫だった子ですね。
ケージの中でもおとなしく、世話がかからないと仰った。
ただ、無頓着な子で・・・あまり、きれい好きでないというか・・・
???
ケージの中にトイレとベッドを入れてくださっているのだが、トイレの中で寝たりするという。
そして、グルーミングをほとんどしないらしい。
舌炎も関係しているかもしれないが、もともとあまりきれい好きではないかも?・・・と。
先生は、きょんを撫でたり、抱っこしてくださりながら、避妊手術の痕もきれいになったので、様子を見ながら1度シャンプーしてあげましょうと仰ってくださった。
何度もきょんを撫でながら、
そうすればネ。もっと写真写りがよくなるからね♪と。
そんなこんなで、きょんが入院してあっという間に1ヶ月が過ぎた。
FeLV(+)ではあるが、今日も病院で恙無く過している。
下記の動画は、4/26に面会に行った時の様子。
きょんは、先生が好きらしく、先生ばかりを目で追って、先生〜。先生〜♪と、呼び続けていた。
以前にも、同じような光景を見た気がする。誰だったか、即座には思い出せない。。。
きょんの声は、ブリキのラッパのようだ。
でも、先生には言わず、心に留め置いた。
投稿者 aozora : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月08日
ガッちゃん
不覚にも肺炎になり損ね、GWを高熱と共に過してしまった。
自分では、身体的にそんな傷んでいるとは思っていなかったが、お医者様の見立ては違っていた。
こんな正念場に間抜けとしか言いようが無い。
会社の子達は、GW中も引越し準備のため毎日出社していた会社の人が、ごはんをあげてくれたm(__)m
そんなわけで、急場をしのいだのだが・・・
ガッちゃんが、4/17から姿を見せていなかった。
今までにも会えないことはあったのだが、心配して深夜まで待っていると何食わぬ顔でひょっこりやって来る。
わたしがいる時間に何度かやって来て、運悪くいじめっ子飼い猫達などと鉢合せしたり、いじめっ子の気配を感じるとそーっと引き返し、改めてやって来る。そんな子だ。
それが、毎晩0時過ぎまで待っていても会えない。
そんな日が続き、10日目の4/26、ひょっこり姿を現した。
毛並みがボソボソで、まぁるい体型は見る影もなかった。
慌ててごはんを用意し、
「ガッちゃん。どうしてたの。何があったの?」
などと言うわたしの問いかけには見向きもしないで、ごはんにがっついていた。
ガッちゃんが振り返った時、足に穴があいていることに気がついた。
しまったっ!捕獲して病院へと思った途端、いじめっ子の気配を察し、トトトトト・・・と走り去った。
右前足上部に6〜7mmの穴。
喧嘩して咬まれた傷が化膿し、破裂したようだった。
傷口が化膿したまま塞がらなかったのは幸いだったが、まだ傷口の回りも腫れていて痛々しかった。
このままでは、感染症を起こしかねない。
傷が癒えるのをどこかでうずくまって、じっとしていたのだろう。
傷口が破裂し、やっとごはんを食べにやってきたのだろう。
外生活の子達には、珍しくないことだ。
しかし、このような傷がもとで命を落とすのも珍しくは無い。
がっちゃんは、幸い丸々としていた。体力があった。
だから、どうにか持ちこたえた。
この日、またやって来るだろうと、ずっと待っていたが姿を現さなかった。
翌日4/27、18時過ぎにやって来た。
今日こそと思う間も無く、きじとらお!登場。
ガッちゃんは、きじとらおが怖い。
きじとらおが、ガッちゃんを苛めているところをわたしは見かけたことが無いが、威圧感があるのだろう。
ごはんの一口も口にしないまま、逃げ去って行った。
GW中、ガッちゃんのことがずっと気になっていたが、会社の人もガッちゃんをずっと見かけなかったと言う。
そして、今日。
たった今、ガッちゃんがやって来た。
傷口は、きれいに塞がっていた。
連休前、ガッちゃん用にと念のため病院で貰っておいた薬も必要ないくらい傷は治まっていた。
ホッとした。
実は、この時ちょもがいた。
以前は、ちょもがガッちゃんを追いかけいたので、ガッちゃんはちょもと鉢合せすると、一目散に逃げていた。
しかし、ちょもも、誰がいても自分は自分でちゃんとごはんが貰え、決して自分のごはんんが減ることは無いとわかると、追い掛け回すようなことをしなくなった。
ガッちゃんも、ちょもが敵意を持たなくなったことを悟り、肩を並べてとはいかないが、1.5mくらいの距離で、お互い多少は相手のことを気にしながらも、同じ空間でごはんを食べるようになった。
こんな風になるには時間がかかるが、たいがいの飼い主のいない子達は、共存ということを自ら悟る。
そして、無駄な争いはしなくなる。
いつまで経っても、いつの時代も 欲に駆られ、争いを止めないのは、人間だけではないだろうか。
一人間として虚しい限りだ。
投稿者 aozora : 22:04 | コメント (3) | トラックバック
2007年05月07日
たまちゃん
昨年11月、寒空の下、ベランダに追い出され、水もごはんもトイレも無く、ただ凍死、餓死すればいいや状態で放置されたたまちゃんが、4月23日未明急死した。
亡くなる前週に健康チェックを受け、問題なしとの診断に安心していた矢先のことだった。
翌日24日、荼毘に付された。
23日お昼前、Kさんから電話が入った。
勤務中にkさんが電話してくることは珍しいことだ。
電話に出ることができず、午後折り返し連絡した。
たまちゃんが亡くなったという。
何のことか理解できなかった。
たまちゃんは、8日に新しい人生の旅立ちを迎えるはずだった。
就業終了後、何もしてあげられなかったたまちゃんに、最後だけは・・せめて供花だけでも・・と思い、猫の花屋さんへ足を向けた。
たまちゃんの元の飼い主さんは、この辺では有名な人なので、たまちゃんのことを話しながら、淡い色の花々をアレンジしてもらった。
会社の子達の世話をしながら、kさんが外の子達のお世話を終える頃を見計らって、Kさん宅へ向かった。
Kさんは、留守だった。
Kさんの持ち場をぐるぐる自転車で回ったが会うことができなかった。
持ち場の1つは、たまちゃんの元の家でもある。
たまちゃんが、置き去りにされたベランダを虚ろに見上げながら、会社に戻った。
自転車の籠に入れたたまちゃんの花が、冷たい夜風になぶられているように見え、言いようも無く切なかった。
しばらくすると、Kさんがみえた。
kさんと、たまちゃんの人生を振り返るような話になった。
たまちゃんのお母さんのこと。
幼いたまちゃんを保護した時のこと。
たまちゃんが、事故に遭った時のこと。
避妊手術の時のこと。
大きく変ったこの数年のたまちゃんの環境。
たまちゃんが、見捨てられた昨年11月のこと。
そして、永遠の眠りについた時のこと。
Kさんは、いつもたまちゃんの傍にいて、たまちゃんの面倒をみてきた。
Kさんがいなかったら、たまちゃんの今日は、当然無かった。
たまちゃんの元の飼い主さんは、わたしが始めてお会いした十数年前、避妊去勢に大反対の方だった。
ご高齢だったこともあったと思うが、手術を勧める私に「そんなことをしたら、この世から猫がいなくなる」と、真顔で言い切った方だった。
わたしは、あまりのすっとんきょうな答えに、何を言われたのか即座に理解し難かったことを今でも覚えている。
折に触れ、機会あるごとにさまざまな話を猫の話に繋げて、彼女を説得した。
時間はかかったが、徐々に考え方が変っていった。
しかし、彼女を最終決断に踏み切らせたのは、近所からの苦情が大きくなったことだった。
でも、たくさんの子達を手術をするので、協力してくれる病院を教えてほしいと連絡を貰った時は、嬉しかった。
拍車がかかった彼女は、自分の面倒見ている猫たちの手術だけにとどまらなかった。
今では名の通った団体さんや活動家の方々関係の猫達まで、手術をして回った。
凄まじいほどの勢いで遠征して、手術費用やその他の経費も負担なさっていた。
その頃偶然にも、町会は違うが、彼女の自宅近くに会社が移転になった。
そして、たまちゃんを彼女が保護した時、事故に遭った時など、事あるごとに、彼女やkさんにたまちゃんの話を聞かされていた。
しかし、そんな彼女のたまちゃんへの接し方は、わたしやkさんからみると、受け入れ難い接し方でもあった。
彼女は躾をしたと自慢げに話すのだが、わたしには叱って躾けているのではなく、自分の感情のまま怒っているとしか思えなかった。
叱り方、暴力を用いない躾け方、違った方法、未然の防御策を話すが、そんなことを聞き入れる方ではない。
そんな話を聞く度、小柄なたまちゃんが、一段と小さく見え、健気な故、切なさがいっそう募った。
たまちゃんを発見した昨年11月までのこの数年間、彼女の病状は進行する一方だった。
そんなことをきっかけに、疎遠だった親類が、彼女の元を頻繁に訪れるようになり、たまちゃんと一緒に暮らしていた猫達は、動物嫌いの親族達により、同ビル内の階下へと移された。
そして、たまちゃんだけが、彼女と暮らす唯一の猫となった。
また、彼女の全てを親類が管理するようになってからは、たまちゃんのご飯代にも困り、彼女もたまちゃんも途方にくれること度々だった。
彼女の1階の猫達の面倒をみていたkさんでさえ、たまちゃんのトイレ掃除をすることも会うこともままならなくなっていた。
彼女の頭の中では、猫=わたしであったようで、たまちゃんのご飯を求め、わたしのところにやって来ようと何回か試みたようだが、それもできず、その度ごとにどうにか窮地を救っていたkさんや近所の人から、そんな話を何度も聞かされた。
たまちゃんがあまりにも不憫なので、kさんと里親さんを探そうという話を何回もしたが、たまちゃんのご飯に困り果てても、彼女はたまちゃんを手放そうとはしなかった。
彼女が拒否する以上、わたし達にはどうすることもできなった。
そんなことを繰り返していた頃、たまちゃんの飼い主である彼女が倒れ、病院へ運ばれた。
それが、昨年11月。
1階の駐車場にたまちゃんの茶碗類、トイレなどが無造作に割られ、捨てられていた。
そして、たまちゃんがベランダへ放り出されていることに気がついたKさん。
その日のうちに、彼女と2人でたまちゃんを救出した。
その後、kさん宅で、自宅の猫達以上に甲斐甲斐しく面倒をみてもらっていたたまちゃんだった。
きっと、たまちゃんにとって、kさんと過ごしたこの数ヶ月が、生涯で一番穏やかな日々だったのだろう。
だからこそ、いつもの眠りについたまま、覚めることのない深い眠りへ入っていったのだろう。
安らかな最期だったというkさんの言葉だけが、唯一の救いだ。
kさんは、たまちゃんの旅立ちが決まってから、たまちゃんにそのことを言い聞かせていたと、ご自分を責めていらした。
元の飼い主さんは、たまちゃんのことを忘れている。
彼女が生きていく上で幸せなことに違いない。
彼女なりに愛した者との別れが、もう2度とないのだから。
わたしとは、事あるごとに元の飼い主さん宅で出会っていたたまちゃん。
いつも隠れてわたしを見ていたたまちゃん。
そんな縁でしかなかったのに、わたしが陰に引き込まれそうになるのを自らを犠牲に断ち切ってくれるかのように、あっけなく逝ってしまった。
そんな健気さに、悲しみも追いつくことができない。
投稿者 aozora : 23:13 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月19日
10番目の子
昨日入院させた長毛サビちゃん。
今日、避妊手術の有無の確認と諸検査をしていただけることになった。
診療時間終了後、今日手術予約の患者さんの最後。
長毛サビちゃんは、保護直後、左目が少し涙目だった。
ここのところの寒さに身体の調整が追いつかなかったのだろう。
食も細かった。
でも、今日病院では、食欲もあると言われた。
きっと、病院内の安定した室温で、身体がホッとしたのだろう。
様子を伺うと、案の定おとなしく過ごしているということだった。
そして、今日の本題の断尾手術について、先生と話し合った。
触診での様子だと、折れているという感じより、しっぽ付け根3pくらいのところまでしか神経が通っておらず、そのためにその先の長いふさふさしっぽは、だらんとした状態。
昨日今日の事故という感じではなく、本人も痛みも無い様子。
室内生活でなら、ドアの開閉など、しっぽが挟まることさえ気をつけてあげれば、本人にさほど不自由はないようだ。
ただ、この先壊死する心配がある。
そこで、今、断尾するかどうか。
検査結果次第なのだが、考えた挙句、この子の身体に、しっぽによっての緊急事態がなければ、今日の断尾は見送ることにした。
セカンドオピニオンのことも考えたが、もう一つ大きな理由。
それは、温厚で人馴れしているこの子は、うちの子ではなく、できれば、もっと向き合って生活してくださる方に迎えていただきたいと思っているからだ。
そうした場合、今、断尾手術を受けさせてよいものかどうか迷った。
もし、この子にお話いただければ、迎えてくださる方の意向を伺ってからでも遅くは無いと思った。
それで、早いうちの断尾を望まれるなら、手術してから送り出しても遅くは無いと思った。
ただ、問題は、あと8匹の入院が控えているので、数ヶ月単位の長期入院をさせておくのが難しいことだ。
その場合、うちに入れるとなるとトイレの問題が起こってくる。
うちは留守の時間が長いので、トイレを監視してあげられない。
すると、短毛の子よりふさふさの長いしっぽなので、引きずるしっぽに便がついたりすると、家中大変なことになる。
それを15匹が、踏みつけるとなると・・・
それだけならまだしも、そんな子を犯人扱いして虐めが起きる。
元来、きれい好きと言われる種の猫族。
そんな中、うちには汚れるということに特に神経質な子達がいる。
昔、さくらがそんなことで虐めを受けた。
さくらは、保護した時、衰弱から、酷いダニとしらみに全身覆われていた。
口内も、病院で今までに見たことの無いくらい酷いといわれる歯肉炎、口内炎、糜爛した腫瘍で痛々しいという状態を通り越すような症状だった。※注:何年もに亘り、何度もエイズや白血病などの検査を繰返したが、いつも陰性だった。
原因は、極度の栄養失調からきたものだと診断を受けた。
保護してから、室内飼いされてたと思われる節が多々見受けられる子であった。
多分、発情してうるさくなったのか、外に放り出されたようだった。
遠くから捨てに来られたのだろう。
そして、ごはんを獲る手段もわからず、路頭に迷っていたのだろう。
当時、考えられるあらゆる治療を施したが、最後まで改善されることはなかった。
そんな状態だったので、いつも涎を垂らし、口内から悪臭もする。
敷物といわず、ベッドといわず、あらゆる場所に悪臭漂う涎がつく。
わたしたちが帰宅して、毎日、毎日、山のように洗濯しても、そのそばから涎はついてしまう。
すると、さくらは汚す根源と見なされ、嫌悪される。
そんなさくらは苛められた。
でも、そんな子に限って、猫見知りしない猫好きで、誰とでもくっついて寝たがる。
そうすると、近寄らないでよと猫パンチの応酬。
今、セラがそれに近い状態。
セラも高齢のせいか(17歳以上)、ちょっとした気温の変化や季節の変わり目などで体調を崩す。
お腹がゆるくなったり、鼻水を飛ばしたり。
それと、トイレがあとちょっとのところで間に合わなかったり、まだら認知症気味なのか、わたしたち人間の動向が気に入らないのか、トイレ以外で用を足すことがたまにある(大きいほうのみ)。
なので、不潔ね。セラちゃんって・・・と、一部のお局様(本人名誉の為、名前は伏せさせていただきます(-_-;))達は、露骨に嫌がる。
でも、セラもさくら同様猫見知りを全くしない子だ。
と言うより、Queen of my pace。
なので、そんなことは気にしないのか、忘れてしまうのか、だれ彼かまわず、自分が寝たいと思った場所で、そこにいた子達にくっつく。
すると、ウォ〜パッシッ・・・
セラもさくらもそんな子なので(だったので)、本人たちは、意外とのほほんと暮らしている(いた)。
でも、この子はどうだろう。
ケージとも思ったが、今は、猫見知りの強いちびっこ(年齢だけ)大怪獣達がいる。
ケージの前後左右上部。全枠取り囲み、上部には入り浸るかもしれない。
そして、全ての個所から、唸り、猫パンチの応酬になるだろう。
それと、汚いの嫌い組みのお姉さま方。
新入りさんには、どうだろう。
生きた心地するだろうか。。
さて、どうしよう。。。
投稿者 aozora : 19:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月18日
飼い主のいない猫たち
この雨の中、また新顔が姿を現した。
ひまわりくらいの大きさの子。
白黒、短尾。
目が会うとトコトコ逃げて行った。
ごはん茶碗をかざし、呼びかけると、立ち止まり振り返った。
しばらくして、もう1度覗くと、少し寄って来て雨の中じっと座っていた。
もう1度お茶碗をかざし近寄ろうとすると、トコトコ走り去った。
1度も見かけたことの無い子。
ひまと同じくらいの大きさなので、多分1歳未満だと思う。
風貌からしても幼さが感じられた。
多分、崩壊した餌場があるのだと思う。
今週になってから、常連の子達の様子がどうもおかしい。
始めは、わたしが捕獲するぞというフェロモン?を爛々と出しているのかと思った。
昨日は、長毛サビちゃんのせいだと思った。
確かに、長毛サビちゃんは、元気な子達と違う独特のオーラをだしていたので、そのせいでみんなの様子が違っていたことも確かなのだが、餌場を無くした面々が、散々と徘徊しているのだと思う。
以前も同じようなことがあった。
やはり近隣からの苦情で、餌やり人達が一斉に手を引き、お腹をすかした子達が散々バラバラとご飯を求めて流れてきた。
勢力関係で、追われ、通り過ぎて行った子達もいた。
怯えながらも、これより先にはもう進めませんと、ビクビクしながらメンバーになった子達もいた。
統制が取れるまでには時間がかかる。
今、また同じことが起こっているのだと思った。
迷惑を被り、不快感から苦情を言う人には、
猫が、嫌いだと言う人。
猫が、嫌いになったと言う人。
猫を 嫌いになりそうだと言う人。
餌やり人が、嫌いだと言う人。
こんな感じだ。
話し合い、頭を下げ、考えられる限り、できる限りのことを実行して見せれば、一定の知的文化度、常識的な感情を持ち合わせている人なら、理解しようとしてくれる。
挨拶くらいは交わせるようになる。
それなのに、自称猫好き。
どうして、理解してもらえるよう歩み寄ろうという考えを持てないのか。
猫を嫌いじゃないという人まで、猫嫌いにさせる。
そのパワーの矛先は、決して方向を変えることは無い。
いつも思う。
可愛い可愛いと言いながら、仕方ないわねと手のひらを返せる自称猫好き。
それで、命を落とすようなことがあっても運命ねの一言で終わり。
しかし、近隣の苦情主に追い払われて姿を消すと、苦情主に猫殺しと悪態を吐く。
激情型の人は、路上で取っ組み合いまでする。
全ては、自分以外のせい。
お腹をすかしている猫に施す心優しい自分は、たった一つの揺るがない正義。
周囲の感情など一切お構いなし。
そして、孤立。
卑屈の限界まで到達。
被害者の小さな命は、仕方ないわよ。と、そこでTHE END。
そして、場所を変えて同じことを繰返す。
このような人達は、いつもぱなし。
やりっ放し。あげっ放し。産ませっ放し。怒らせっ放し。
失った命は幾つあったのだろう。
助かったであろう命は、いったい幾つあったのだろう。
小さな犠牲者を見る度、いつも思う。
今日のあの子は、明日もまたやってくるのだろうか。
雨の中の去って行った後姿をが、残像として離れない。
気がかりで心配だが、11匹目・・・正直怖い。
投稿者 aozora : 23:15 | コメント (0) | トラックバック
10匹目
10匹目の新顔。
長毛サビちゃんを先ほど捕獲し病院へ入院させてきました(T_T)
やはり、しっぽに異常ありでした。
折れているには折れているのですが、事故でポキッとという感じではなく・・
ただ、神経は通っていないようです。
できるなら、断尾せず残してあげたいのですが、細かい検査などをしていただかないとわかりません。
食欲もあまりなく、小柄な子です。
今日の体重2.9kg。
歯の感じから4〜5歳になるかならないかという感じでした。
出会って3日目。
今日は、近づこうとする気配を感じると2〜3m逃げるくらいになっていました。
キャリーを置くと自分から入り蹲っていました。
1時間くらい様子を見て、そっと近づき、キャリーのドアを静かに閉めて、保護完了。
わたしがキャリーに近づいても気づかれ難い細工はしましたが、ドアを締めても暴れることもありませんでした。
病院で先生に抱っこされても、おとなしくしていました。
わたしが抱いていてもただただおとなしい。
具合が悪くておとなしいというより、人間と暮らしてきた温厚な子という感じです。
しっぽの障害のことを含め、避妊手術の有無や一通りの検査、爪きり、検便、ワクチン、ノミ取り、その他いつもの一通りの処置をお願いしてきました。
今週末には、詳細がわかると思います。
手術(しっぽ&避妊)するにしても、病院が込んでいる為、週末になる予定です。
諸検査の結果次第ですが、この子も一応、家族募集に加えますのでよろしくお願いします。
・・・もう仮名が浮かばない。。。
投稿者 aozora : 16:42 | コメント (2) | トラックバック
2007年04月17日
ひまと智の夜明け前
あられもない寝姿で爆睡するひま。
目が覚め、まずはグルーミングをしかける智。
あおぞら家の構図として、お決まりのパターン。
グルーミングは、いつしか殴り合いに・・・(ーー;)
この後お目々パッチリになったひまは、新聞屋さんの気配にくノ一のような走りで玄関へ一目散。
投稿者 aozora : 21:08 | コメント (4) | トラックバック
嫌な感じ・・・
会社に来ている子の数を間違えていた。。
8匹じゃなく9匹。
会社に来る猫達のページを作り直しながら、blogに貼り付けたしまにちゃんの写真を見たら、しまちゃんだった。
そして、しまちゃんが抜けていたことにもやっと気づいた。
あーー何というテイタラク・・・
なので、ここで、訂正しますm(__)m
正しい写真と名前は、会社に来る猫達のページです。
嫌な感じは9匹とういうことではない。。。
もっと、嫌な感じで…
昨日、新たに見かけたことのない猫出没!!!
会社の人が発見。
今日何回も来ていると…
そんな話を聞いたそばから、その猫はひょこひょこわたしの目前に現れた。
サビ、長毛。小柄。
幼子か大人か。
妊娠はしていまいか。
それよりも、放し飼いの子か、うちのない子か。。それが問題だ。
しっぽはフサフサしているが、妙にペッチャンコ。
あのしっぽが、怪我している状態でなければいいが。。
近づいて確認しようとしたら、走り去っていった。
今日も来るのだろうか・・・
投稿者 aozora : 04:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月09日
しまに&ちびにゃり&しまにに(撮り直し分)
最近の写真が撮れていなかったしまにちゃんと写真のなかったちびにゃりの写真をUPしました。
これで、取り合えず8匹の姿だけお披露目できました。
しまに(縞ミケ、雌、4〜5歳) しまにに(縞ミケ、雌、4〜5歳) ちびにゃり(白茶、雄、1歳くらい)
ねこやまさん(http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
http://narineko.blog80.fc2.com/blog-date-200703.html)
まきぼうさん(http://www.makibou.com/
http://www.makibou.com/scf_diary/scf_diary/20070407.html)
ひなさん(http://www.nekobaka.com/tomorrow/)
いつもいつもアピールありがとうございます。
帰ったらまとめたページを作ろうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
追記
ねこやまさんのblog4/8に追記があります。
夏乃。もうねこやまさんに馴れました(*_*;
2007年04月07日
なっちゃん。病院から移動
今日病院から引き出し、ねこやまさん宅へ
すっかりおこりんぼのなっていた夏乃でした。
やっぱり、女の子。そして、サビ。
度胸がいいです。
ねこやまさんに我が家の面々と会っていただき、ねこやまさんの車で夏乃の病院。
そして、ねこやまさん宅へ。
ピョンタちゃん部屋へなっちゃんを放牧?
なっちゃんは、大きな声でしゃべりながら?泣きながら?隠れ場所を散策。
しばらくして、声がしなくなったので、ベランダからなっちゃん部屋を覗くと、カーテン越しに隠れてるなっちゃんと遭遇。般若顔。
初めてねこやまさん宅に着いた時のキジたろう君そっくりでした。
そして、ビビリのピョンちゃんの気配なし。
夏乃ことなっちゃんは、もう少し落ち着けば人馴れする感じです。
ただ、サビちゃんなので気ままで気位は高いと思います。
写真は、ねこやまさん宅に着いたばかりで、最初に隠れたトンネルでの1枚。
あまり、写りはよくないのですが、実物は愛らしい面立ちです。
脱!般若顔。
ねこやまさん。美人のなっちゃん顔をお披露目をよろしくお願いします。
なっちゃんの可愛い顔が撮れなかったので、すっかり凛々しくなったクレオとふんわり美人になったロミちゃんの写真を代わりにUP。
この二人も家族を大募集中です。
ねこやま家にお願いしている大勢の面々はこちらから↓
http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
2007年04月06日
しまにに&きじとらお
ボケボケのわたしは、リュックの口を開けたまま出勤し、会社に着いたらデジカメがない。。。
もう本当に自分が嫌になります。
なので、取り合えず写りが悪いのですが携帯で撮ってみました。
しまにに(縞ミケ、雌、4〜5歳) きじとらお(雄、3〜5歳)
2007年04月05日
顔ぶれ
リミットが5月に決定しました。
取り合えず、写真だけ。
他の子達も順次UPしていきます。
ガッちゃん(3歳弱)雄 ロッシー(2〜3歳)、雄 ちょも5〜6歳、雄
この他、しまに(縞ミケ、雌、4〜5歳)、しまにに(縞ミケ、雌、4〜5歳)、きじとらお(雄、3〜5歳)、ちびにゃり(白茶、雄、1歳くらい)が、います。
お預かりしていただく場合も、家族に迎えていただく場合も、病院で然るべき処置、検査などを済ませてからお届けします。
尚、従来のスタンス通り、カンパなどの金銭及び物品要求は一切致しておりません。
ーー以下、「あおぞら」(http://aozora.nekobaka.com/)より抜粋ーー
お願いする前に、ワクチン接種、健康診断、エイズ・白血病検査、一般血液検査、検便検査、その時点での症状に合わせた必要処置(虫歯治療や歯垢除去なども含む)も責任を持って行います。
お願いする時点での検査結果表・今までの通院・病歴・検査結果表もお渡しいたします。
また、検査結果や必要処置(ワクチン接種も含む)の有無に偽りのないことを直接病院へお問い合わせいただけるよう病院の了承もいただきます。
これまでの医療費及びその他金銭的な要求は、一切行っておりません。
お願い致しますのは、この子達への一生涯に亘っての愛情と平穏な時間です。
ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いします。
ご質問もお受けしております。
一生いとおしんで下さる方、人間に裏切られた悲しみを理解して
この子達に平凡な日常を与えてあげてください。
青空夏海(あおぞらなつみ)
<東京都内>
完全室内飼い・ご自宅までのお届けをご了承お願いいたします
2007年03月31日
シュー退院
シューが退院しました。
輝時と同じような症状で、同じ治療、同じ薬。
若さの体力の勝利でした。
一時は悪性リンパ腫も疑われたのですが、細胞診と胸水の院内検査でも検査機関の病理検査の結果でも細胞に悪性は発見されず、細胞診では、壊死性リンパ腫の疑いもあったのですが、結局、化膿性胸膜炎でした。
しかし、本当に人間怖がりのシューは、病状回復とともに人間に対する恐怖も回復?
ちょっとした検査でも唸って、舌がみるみる真っ白に・・・
そんなシューなので、やはりうちの子とすることにしました。
今後、リンパが腫れるようであれば、壊死したリンパの摘出もしなければなりません。
今回、外傷も見受けられず、口内も取り立てて異常があるわけでもなく、胸水の病理診断でも悪性所見が観察されなかっただけでなく、標本上では細菌も発見されませんでした。
さやと血縁関係がある可能性が強いので(保護してから何度かFIPの検査もしてますが、FIPの疑いはありません)、やはり免疫力の弱い、虚弱体質なのかもしれません。
この先色々あるかもしれませんが、取り合えず数値的には全て正常値に戻りました。
心配してくださった皆様。ありがとうございました。
励ましのメールを下さった皆様、お返事もせず申し訳ありません。
難しい病状で、一時は余談を許さない状態(当初、血液の塗沫検査で総白血球数の割合、好中球分葉核36.3%、好中球桿状核50.8%)シューを誠心誠意治療してくださった病院の先生方とスタッフの皆さんに感謝です。
最近、自分のことも含めてしみじみ思います。
最善の治療。最新の医療。
それらを選択できる状態でいないといけないなぁと・・・
帰りは、あいにくの曇り空でしたが、暖かかったこともあり、シューと同じ病院で鍼治療を受けている凜(花見好き)もいたので、タクシーではなく、お花見しながら歩いて帰ってきました。
凜がいると病院でも道すがらでも、安心するシューちゃんでした。
家の中では、あまり接触はないのですが、やっぱり家族なんだなぁと。。。
2007年03月29日
緊急募集(夏乃)
会社移転の話が本格化してきたので、現在会社に毎日来て、わたしだけのごはんを頼りにしている子達を保護することにしました。
サイト上での報告を怠っていたのですが、色々虚しく切ないことがあり顔ぶれも変わっています。
一時3匹まで減りましたが、今年に入って一挙に5匹増え、総勢8匹になってしまいました。
いかにも引越しで置いていかれたような新人君も居ます。
日々怯える子になっています。。。などなど、順次顔ぶれをUPしていきますが、今日保護した夏乃(仮名)なっちゃんをまずは紹介します。
この子の事は、今年始めに近所の人から聞かされました。
ずっと室内飼いのことを説得してきた、3匹の放し飼いの方です。
そのうちの子達は、毎日わたしの勤め先にやって来ます。
ごはんをあげたり、かまってあげたりしないと帰りません。
帰らなくてもかまわないのですが、そうすると飼い主のいない子達をいじめます。
飼い主のいない子達は、怖くてわたしの所に来ることもままなりません。
鉢合せをしようものなら、一目散に道に飛び出します。
それで、命を落とした子もいます。
命を取りとめても障害が残った子もいます。
なので、わたしは、その方に保護も手術も手一杯なのでできません。
聞きたくありません。と言ったら、そうではなく自分でどうにかしたいので方法を知恵を貸してくださいとのことでした。
3/26に紹介した「たまちゃん」の飼い主さんに、7〜8年前、猫がたくさんいるところがあるので手術のために捕獲してほしいと頼まれ出向いた地域の話でした。
そこで夏乃に餌をあげていたと言うことでした。
しかし、その近辺の方に苦情を言われ、張り紙をされ、見張られていて、怖くてごはんがなかなかあげられないというのです。
他にも数匹いたらしいのですが、ごはんをあげることもままならなくなったら、夏乃以外は姿を消したと言いました。
夏乃だけは、近所の人に追い払われても、苛められても、近辺に隠れて、声をからして泣き続けている。その場から離れないで、ごはんをねだる。
そして、怪我をしているようだ。風邪もひいてるようだ。
まだ、小さくてガリガリに痩せている。
そんな内容でした。
わたしは、
「それでその子をどうしたいのですか?
何が出来ますか?」
と尋ねました。
案の定、わたしが引き取らないと察すると、
「びくびくしながら行くのは嫌なので、あげられる時だけあげる。仕方ないですよね。」
と。
わたしは、
「そんなことしてたら、確実にその子は死にます。
この寒空の中、時間の問題です。
しつこいようだけど、前々から言っているように 餌だけあげて、手術もしない。増える一方だったら、嫌いじゃない人だって、猫が疎ましくなる。
その子が、今置かれている状況をつくったのは、猫好きと称して無責任に繁殖させてる人間なんですよ。」と・・・
すると、この手の人のお決まりの
「わたしだけがごはんをあげてるわけではない。
誰それが、途中で放ったらかした・・・」云々。
こんな人達のいつもの台詞に嫌気がさしたわたしは、
「それでどうしますか。
その子を見殺しにしますか?」
すると、またまた
「うちには3匹いるし、子供の養育費もかかるし、不景気だから主人も怒る・・」云々。
内心、じゃあ景気の良い時、1匹でも手術したか。
餌だけやって、死んだらそれが寿命と言っていたじゃないか・・
そう思いましたが、グダグダ続くいい訳を遮り、
「捕獲なら協力します。
そこに置いておけないのなら、保護して飼ってくれる人を捜すのが最善だと思います。
保護するのなら、ケージはいつでもお貸しします。
飼い主さん探しも協力します。
病院も紹介します。
人馴れてしない子でも、ちゃんと見てくださる先生ですから。」
「馴れてるから捕まえられると思うんだけど・・・
でも、汚い柄だから貰い手見つからないですよね。
どうしたらいいでしょう・・・
もし、仮に保護してもすぐなんてみつからないですよね。」
「それはやってみないとわかりません。
サビ好きの方も世の中にはいるし、柄は違っていても、自分の思い出の猫と面影が重なると言ってもらってくださる方だっていますし。
でも、保護するからには、途中で放り出すことは出来ませんよ。
それは、捨てると言うことですから。」
「ケージに入れっ放しは、可哀想。
主人が嫌な顔をすると思う・・・
わたしの事情もわかってもらえますよね。
どうしよう。」
「それなら、長期覚悟で、病院に預ける。
料金もわたしからも先生にお願いしてみます。」
「預かってくれる人とかっていないですよね。
団体さんとか・・・」
「いません。
有料で引き取るというところもありますが、1匹200〜300万。
そんなところもあるようです。」
「・・・
とにかく、その子の所にこれから娘と行ってきます。」
「時間の問題ですよ。
その子が助かるのも助からないのも。
今、その子を助けてあげられるのは、○○さんだけだと思います。
できるなら、助けてあげたいと思っているお嬢さんの優しい気持ちも考えてあげてください。」
後日、この方は夏乃を病院へ連れて行きました。
怪我はたいしたことが無く、風邪も酷い状態ではなかったということでした。
そして、その子を誘導し、自分の家の敷地内に小屋を作り、ごはんをあげていました。
「サビはメスだから、手術を必ずしてください。」
と、しつこく言いました。
それから、しばらくして見たことのない小柄な猫がわたしの会社にやって来ました。
そこのお宅の飼い猫(雄・去勢済)にくっついて・・・
サビでした。
その方に確認すると、夏乃でした。
そして、夏乃が発情していることに気がつきました。
夏乃の気配を感じて、見たことも無い未去勢の雄の姿をみかけることも多くなりました。
わたしは、
「発情してます。」
と、伝えました。
すると、
「手術したんですか?」
と、何食わぬ顔で。
(・・・???
何言われたんだろう。今、わたし・・)
夏乃は、そのお宅から姿を消していたとのことでした。
それなので、飼い主さんの所へ帰ったんだと思って喜んでいたと言われました。
飼い主さんがいたのですかと尋ねると、あやふやな返答。
それどころか、わたしの所に来ているのなら、安心。よかった!と言われました。
わたしは、
「会社も間も無く移転するので、この子の面倒はみません。
この子が発情しているから、雄が集まってきてます。」
と、虚しく言いました。
すると、
「今までたくさん手術してもらったから、この辺ノラちゃん減ったんだもんね。
これで増やしたらこの子も可哀想だから、わたしも少し手術代出します。」
???・・・
「今年に入ってから、うちの子達やここに来てる子が、次々に入院や通院して、十万単位ではきかない医療費がかかっているので、それだけでいっぱいです。
今来てる子達の手術や検査なんかもしなくちゃならないので、わたしは、もう今以上面倒はみられません。」
「そうよねぇ。大変よねぇ。じゃぁ、あの子はわたしが手術します。」
「そうしてください。お願いします。」
・・・・・・・・・
それから、その方から音沙汰無し。
夏乃が、発情特有の声を出さなくなり、夏乃に引き寄せられていたような子達も姿を消しました。
怪我の時の捕獲で箱物に懲りていた夏乃は、捕獲器、キャリーに警戒心が強くなっており、なかなか捕まりませんでしたが、今日ようやく捕獲できたので入院させました。
診療時間ギリギリで捕まえたので、検査結果、およその年齢等は明日掲載します。
小柄なサビです。
可愛らしい顔立ちです。
鼻も高い美人でもあると思います。
ワクチンは、5種をお願いしました。
爪きり、ノミ取り、駆虫もお願いしました。
多分、人下で育ったことのある子だと思います。
度胸はいいです。
捕獲器で捕獲しても固まりもせず、狂喜乱舞もありません。
緊張して、怒ってはいましたが、比較的落ち着いた態度でした。
病院で捕獲器越しに触ったら、触るな〜シャーッ!と、ちょっとだけ怒りました。
女の子って感じです。
慌てたので病院で写真を撮るのを忘れてしまい、下記のような写真しかありません(悔!)
そんなわけで、リリースしてもその方が面倒をみるとは到底思えず、人馴れしそうで、まだまだ若そうなので、夏乃を預かってくださる方、家族に迎えて下さる方を募集することにしました。
去年は、家・外の目の前の子達の面倒をみることで精一杯で、ボケボケしてしまいましたが、追い込まれて愚図にも拍車がかかり、奮起しました(昨年励ましのメールをいただき、1年がかりでお返事を書いた(-_-;)方のがんばりを知り、勇気づけられました。この方の戦いをご存知の方もいらっしゃると思いますが、もうすぐサイトを立ち上げられるようなので、「あおぞら」でも微力ながらお手伝いしたいと思っています。その時もよろしくお願いします)。
残り7匹も順次UPしますので、よろしくお願いします。
ーーーーーー3/30追記ーーーーーー
エイズ・白血病(-)
一般・生化学血液検査異常なし
年齢1〜2歳
捕獲に手こずっていたため、堕胎手術となってしまいました。
可哀想なことをしました。
なっちゃん、ごめんねとしか言えません。
自己嫌悪です。
なっちゃんの生涯を共に過してくださる方、また、なっちゃんが穏やかな時間をつかめるよう、その間、預かって面倒をみてださる方を急募します。よろしくお願いします。
夏乃
2007年03月26日
たまちゃんの家族募集
昨年の11/30に掲示板に書いたまま(http://www.nekobaka.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=224;id=chatoran)、募集記事も書かないまま放ったらかしになっているたまちゃんです。
ずっと、家族に迎えてくださるお家を待っています。
広範囲域の数百匹の飼い主のいない子達の避妊去勢を自費でしてきた方の飼い猫でした。
この方は、ご高齢のお一人暮らしでしたが、前々からの持病の悪化で、この子を面倒見ることもままなりませんでした。
そんな時、入院となり、この子は猫嫌いの親族に この寒空の中、ベランダに追い出され、水もごはんもトイレも無く、ただ凍死、餓死すればいいや状態で放置されました。
kさんから連絡を受け、kさん(http://aozora.nekobaka.com/ksan.html)と救出しました。
救出後、kさんのお宅で保護しています。
たまちゃん。メス・8歳・白黒、尾長、左手前足(人間でいうとくるぶしから先)を断脚してあります。
これは、幼い頃交通事故に遭い手術したものです。
エイズ・白血病陰性。生化学・一般血液検査異常なし。3種ワクチン接種済み。
飼い主さんには馴れていましたが、人見知りの強い子です。
抱っこしたり、撫でたりはできますが、抱かれ慣れていないので、抱っこされると固まります。
嵐を吹いたり手を出すようなことは無いです。
ただ、現在の犬化した猫ではありません。
猫らしい、良くも悪くも女の子らしい子です。
この写真は写りが良くありませんが、実物のたまちゃんは品格漂う美人です。
kさんのお家の子達とは、喧嘩もしませんが、くっついて寝るようなこともありません。
お互い無視といった感じだそうです。
病院でもおとなしくワクチン接種、採血をさせてくれました。
手も怪我をしていたので治療しました。
完治しています。
↓病院でのワクチン・採血などの様子です。
2007年01月22日
輝時(きじ)ー07,01,21最後のお別れー
海の藻屑。
ここのところ、そんな単語が遠くのほうに浮かんでいる。
明けない夜は無い。
春が訪れない冬はない。
しかし、昨晩より重く暗い夜がのしかかる。
凍結したまま、春夏をやり過ごし、更に厚みを帯びて更に凍結する冬が又来る。
その辛苦に耐えるだけの精神力、体力を 真っ暗闇でも、凍結して身動きが出来なくても、持続していかなければならない。
否、更に強化し、支えていかなければならない。
昨年新たな保険に加入した。
抱えている子達がこんなにいなければ、わたしが野垂死にしても自業自得なので入らなかったと思うが、
今の子達が路頭に迷わないようにという思いでもう一つ加入した。
しかし、今のわたしには海の藻屑と化すことも難しい。
小さなたくさんの瞳が、真直ぐにわたしを見つめているから。
今のわたしがなれるとしたら、海の藻屑ではなく、せいぜい海のもずくといったところだ。
がんばらなくっちゃ。
がんばり続けなくっちゃ。
この子達が、呼吸している限り。この子達を守らなければ。
諦めてはならない。
星明りの無い夜でも、桜の咲かない春でも。諦めてはならない。
輝時。まだまだそっちに行ってわたしへの抗議、不満を聞いてあげられそうに無い。
生きてるうちもいつも待たせてばっかりだったけど、まだまだ待たせ続けなくちゃいけない。ごめんね。
元祖長女。輝時。女の子だから、出会ったとき若く見積もったよね。
1歳って。
うちの両親のもとへ行くんだから、年齢なんていくつでもいいと思ってた・・・
だから、輝時は16歳だったて、葬儀社の人に申告した。よかったかなぁ。
本当は、17?18?もしかして20歳だったのかな?
大好きだよ。
離れていてもかけがえの無い大きな大きな存在だったよ。
支えだったよ。
自慢だったよ。
色んな思いを伝えてくれたね。わたしを育ててくれたよ。。輝時。
輝時。出会えて幸せだったよ。
もう、がんばらなくていいからね。
もう、お母さんとお父さんのもとへとっくに飛んで帰ってるね。きっと。
見守っててね。
倒れないよう、挫けないよう、立ち止まらないよう。見守っててね。
シニア3匹。新たな家族が増えるから。
会社の子達も時間が無いんだ。
守り通せるかな。救ってあげられるかな。怖いよ、輝時。
2006年11月10日
シューゾーとあっという間に青空を駆け上ったさや
シューは、生後半年くらいの時会社に顔を出すようになった。
この頃から猫好きで、誰かれ構わず猫を見かけると、嬉しそうに側に寄って行こうとしていた。
しかし、いじめっ子の成猫たちに追われ、無鉄砲に道に飛び出す。
そして、道の真ん中で止まってしまう。何度と無く車に轢かれそうになった。
そんなことを繰返す不安な毎日だったので、保護場所もなかったが、しばらく病院で預かってもらおうと決め、知り合って2週間くらいで捕獲、去勢した。
それが昨年の2月のことだ。
シューより少し前にさやが会社にやって来るようになっていた。
同時期に同じ方向からやって来た2匹は兄弟のようだった。
確認する為近所から情報を集めた。
すると、幼い2匹が自力で来れる距離ではない所で、茶トラがたくさん居る場所があると言う。
そこは、増えようが減ろうが知ったっこっちゃないという無責任な人が、自宅の塀の上で餌をやっていた。
塀の下には、餌箱にした発砲スチロールの皿が散乱しており、悪臭が漂っていた。
痩せ気味の白茶の成猫達、シューやさやくらいの茶トラ、白茶の猫達が、通りがかっただけで5〜6匹目についた。
そして、情報を集めていくうちにうちの会社に来る過程が把握できた。
その茶トラ繁殖場と会社の中間距離くらいの所に仔猫のシューとさやは捨てられていたそうだ。
子供がシューとさやを連れて来たものの 親に飼わないと言われ子供宅の近所のこの中間場(餌をばら撒く人達がたむろする場所)に置いて行った。
そして、数人で可愛いい盛りの仔猫に単に無責任に餌をやり喜んでいた。
ちょうどその頃、その中の一人が、わざわざご丁寧にわたしに言いに来たことがあった。
その人は、無責任な笑顔で、「ねぇねぇ仔猫が2匹さぁ〜」と唐突に言い出したので、わたしは、猫の話は聞かない。聞きたくない。と言ったのだが、「違うの違うのぉ。可哀想な話じゃないのぉ。」と言って、聞きたくないという仏頂面のわたしに全く構うことなく話を続けた。
この人には、こう言った形やまた違うシチュエーションで何回も嫌な思いをさせられたり、猫を押し付けられたりしていた。
蓮華(旧サガン)ちゃんもこの人が避妊もしないで、何度も仔猫を産ませ、そして、最後にはわたしに押し付けた。
散々、抗議したが、最後にはサガンではない。猫違いだとまで言い出すような人だった。
これより前にも、疥癬で死にそうな猫がいると、放し飼いにしていた猫のことで泣きついてきた。
その時、わたしは会社が移転してきたばかりで、どんな人かも知らず、ただただ善意の人だと、会社の人の知り合いであるこの人の仲間(23匹を置き去りにした人物の一人)に騙され、友人の獣医にわざわざ遠方から来てもらい、治療してもらった。
この時も友人と二人でその場所に行くと、この近所中の放し飼い、無責任な餌やりの人達とその猫達を大勢集め、この子も移ってる、この子は大丈夫かと大診察会、治療会になった。
そして、治療費を払うという人にまでいいのいいのと断わっておきながら、自分達も1円も払わなかった。
払わないどころか、後日23匹放棄人が数名からお金を受け取っていたことを知った。
それでも、猫が心配な友人は、数週間後に2度目の治療にやって来てくれた。
続きは後日・・・
2006年11月08日
何なんだシューゾー!
どんな猫とも仲良くできるシューゾー。
ひま・智ともよ〜く遊んでいる。
しかし、人間にはかなりビビリン坊(ーー;)
でも、実は甘えん坊。。。
撫でてもらうの大好き!!
最近は、頭をいきなり撫でても逃げなくなった。
そして、シューにはよ〜く見ると常に黒いひげが2〜3本ある。
全身茶トラなのに、めずらしい??
この数週間。シューは発情のまねをする。
それも、よりによってセラを一番のターゲットにしている。
セラのムゥ〜ゥォ〜という苦しげな声がするので駆けつけてみると、毎回シューがセラにまたがり首根っこに咬みついている。
叱ると、佳祐にまたがっていたこともあった。。。シューあんたねぇ〜
いままでこのようなことは全く無かった。兆候すらなかった。
なのに突然。何故っ?
ましてや、避妊前の若い身空のひまちゃんがいるのに・・・ひまちゃんと仲良しなのに・・・なのにどうして超年配のセラ。長老のセラ?
そして、おっとこ前の佳・・・???何故だぁ〜。シューゾー。お前は何処に向かおうとしているんだぁ〜\(◎o◎)/!
去勢手術をしていただいた先生に電話で相談した。
ホルモン療法の他にもいくつか方法があるそうなので、少し様子を見て、この行動が顕著なら、相談しながら決めましょうと仰っていただいた。
今までにも手術を遅らせるために、拓哉、カッシーは1度づつホルモン剤を使った。
男の子は、なるべくなら8ヶ月過ぎに手術をしたいと思っている。
女の子に比べて、幼いうちに手術した男の子は、ホルモンのバランスを崩す子が多かったからだ。
でも、女の子より男の子のほうが、ホルモン剤が効く確立は少ないそうだ。
だが、12年前の拓哉も5年前のカッシーも運良く効いてくれた。
おかげで、2人とも横幅広〜いタイプにならずに済んだ。
こんなグルグルバタバタ状態の時に限って、予想外のことが次から次へと起きるものだ。
シューちゃん。お願いだから勘弁してください。
※シューゾーがわたしの元へやって来た経緯を掲載してるつもりでした。。。が、どこにも無いっ!!!!!!!!!!!!!!
捕獲直後の掲載文が消えています。と言うより消して、そのまま何も無し状態!
吃驚したというより、自分に呆れました。
アホにも間抜けにも馬鹿にも限度があります<(`^´)>
なので、今更ですが、たった今現実を直視できたので、近日中にシューゾー。そして、姉?妹?さやのことを書き殴ります。
投稿者 aozora : 02:26 | コメント (10)
2006年11月07日
智&ひま。それから、ゴンとシューゾー
ひま、智、シューゾー、ゴンは、無邪気に一緒に遊ぶ。仲良し!
4にゃんまとめて家族に・・・なんて、夢みたいな現実は、ないだろうな〜。
すくすく育ってすっかり大きくなったひま(^_^;)&シュー
二人とも小さかったのに・・・でも、無邪気さは変わらず(^_^)
うちにStay中のゴンちゃん
2006年11月06日
ふく
ふくは美人だ。
流線型の横顔の頃合がとても綺麗なラインで、鼻の穴が左右対称みごとなバランス。
と、言ってもふく以外のキバラガメの顔を知らなかった。
そこで、キバラガメを検索してみた。
そして、ふくが美人のキバラガメだということを確認できた。
ふくは、メグ・ライアンに似ている。
ふくの笑顔は、ほんとメグ・ライアンに似ている。
そう思っているのは、わたしだけだろうか。。。
2006年10月27日
仲良きことは美しき哉
またまた3日坊主になってしまったので、大所帯ほのぼのショットでちょっと気を取り直し♪
葉っぱタイム♪微妙にメンバーが違います。。これでも、全員じゃありません(>_<)
2006年10月18日
待っているしっぽ@ひじき
ひじき君は、一見強面ですが、甘えん坊でおっとりしていて気の優しい子です。
他の猫とけんかすることはまずありません。
いいお家が見つかってほしいです。ーsuzunaさん談(^^♪ー
わたしがとろとろしている間に、suzunaさん宅に預かっていただいて1年が経ってしまったひじき君
↓
http://aozora.nekobaka.com/shitunaihogo.html#kuranorusen
2006年10月17日
マイブーム
ー智ー
テレビ画面にじゃれ付く。テレビの裏に回り???おかしいにゃん???
鈴ボール咥え
取って・・・来い♪
素早い猫パンチで白飯横取り・・おかずも(※注爪は出しません)
ドライフードばら撒き、転がし、遊び食い(派手にやらかします(ーー;)
ーひまー
テレビ観賞
輪ゴム落とし
タオルはずし
鏡で自分を見る
ー二人の沈静化しつつあるマイブームー
カーテン登り
ーずっと続いていることー
怒涛の空中合戦
網戸登り
窓から外を眺め、すずめに声をかける
水遊び
ふくへの興味。一緒に泳ぎたいっ!ふくの背中に乗りた〜い!
ー寝起き、眠くなった時の甘えー
智:び〜〜〜んとブリキのラッパのような声でなき、抱っこをねだり顔をペロペロ(噛み付きません)
すぐ眠ってしまいます(^^♪
ひま:不細工な声でなき、人間によじ登ってくる。そして、両腕を首に回し、抱きつき、耳、頭、髪、顔をかむ(甘噛み)。途中で降ろすと、必死で追いかけて来て、同じことを繰り返す。そのうち、天使の顔で眠ります(*^_^*)
ー練習中ー
智:立っている人間へのジャ〜ンプ!(まだ腰くらいまでしか飛びつけません(^_^;)
ひま:ごろごろ(喉鳴らし)だいぶ上手に鳴らせるようになりました(^^)v
ー天敵ー
意地悪カッシー
2006年10月16日
旅立った幸せしっぽ達
目先のことに追われるだけの毎日で、何の進歩も無く、ただ時間だけが過ぎて行く。
どうしても、外の子達や病気の子達が最優先になり、うちの健康な子達、自分のことはぐだぐだのやっつけ仕事のような日々。
んーー、これじゃいけないと思いながらも身体も心も動いてくれない。
このblogも書きかけのものが、自分でも忘れているまま幾つも投げ出してある。
お忙しい中、いつも即座に様々なステージと、事細かな専用マニュアルまで用意していただいている大原さんには、申し訳ない限りです・・・m(__)m
空高く旅立った幸せしっぽ達もいるというのに、それすら報告できていなかった。
Wキャリアだったブレブレは、昨年5月。
保護した時、全身ボロボロで、既に片目を損傷し、存在自体が消え入りそうで、本当に小さく思えた子猫のうさポン(ジャックン)も、今年2月に若くして旅立った。
二人とも不遇の時をかき消すように、最愛の家族にこよなく慈しんでいただき、穏やかで幸せな時間を与えていただいた。
命日には、思い出や幸せしっぽになってからの様子を綴りたいと、頭の中では、たくさんの言葉が渦巻くのだが、溢れてこぼれてかみしめるだけで終わってしまう。
これじゃいけない。
これじゃいけない・・・
良くも悪くも、現社会を支配しているのは人間で、人間のちょっとした気遣いで、ほんの些細な行動で、大きく左右される無邪気で小さな命があることを
人間のせいで心身ともに荒み疲れ果てた子達でも、愛情という尊い感情によって、優しい時間を手にすることができるということを
何気なく青空を見上げるのと同じように 視線をふと足元に落とせば、誰にでもごくごく身近な出来事だと気づいてもらえるよう実感していただけるようがんばらねば。
2005年12月04日
幸せしっぽ達
送っていただいている幸せしっぽ達の写真。
たくさん溜まってしまっています。すみません。
メールボックスに入れたままで、リサイズさえなかなか手がつけられず・・・申し訳ありません。
まだまだたくさんあるのですが、取り合えず少しだけ貼り付け。
笑顔、仏頂さんetc
み〜んな、本名(姓と名)がある。これって、とってもすごいことっ。嬉しいこと(^_^)
人間に対して、すっかり女王様になったガア子ちゃん。
外にいる時は、健気なほど人間に気を遣い、他の猫たちに気を遣いだったのに・・・
あれは、生きていく知恵だったのね。
ガア子ちゃんの本当の姿は、現在なのでしょう。
地が出せるっていうのは、本当に安心しきって幸せな証拠・・・
でも、もうちょっとパパ、ママ、お姉さんにもたまには気を遣ってあげてもと思う今日この頃。
去年の秋、片目が無いかのような酷い状態で、すぐに保護しないと命に関わると思ったジャックン(うさポン)君。
緊急の呼びかけに即座にガア子ちゃんの弟として迎えていただきました。
ガア子ちゃん宅の他の子達と。仲良きことは美しき哉。
会社近くの病院で、孫と住むことになったからと、若くして安楽死と持ち込まれた4匹。
その中で、一番臆病で懐かなかったお嬢さん。
写真を撮ろうとしても隠れてしまい、ケージの中なのに全くと言っていいほど姿が見えない幻の子だった。
2年間以上病院暮らしの果てに、ナイトに見初められ、こんなにフォトジェニック!
2005年11月03日
と思ったら、もう来た・・・仔猫
このblogをUPしたら、来た来た仔猫(>_<)
すっごい勢いで道路に飛び出し、姿を消した。
ちょもがキョトンとして見ていた。
ちょもくん。お願いだから苛めないでね。
生後3ヶ月にはなっているような感じだった。
瞬間しか見てないし、後姿だったし・・・なんだけど。
それに、サバ白だったと思う。
長毛だったような気もする。
とにかく、寒くなるし、車が危ないので・・・
飢えているんだなと思わせる後姿だった。
苛められもしてるんだと思った。
でも、ここに来ればごはんがあるってわかったのかな?
ちょもが教えたのかな?
とにかく、飢えないで。轢かれないで。
やだけど、おいで・・・
五体満足のうちにこの手に掴まって。。。
いったいうちは何十匹になってしまうんだろう。
今のところ、会社の5匹を抜いても、引越し後は21匹になる予定だし・・・
妹とに約束もこれ以上は無理だろうな・・・
九州地区の預かりさん、里親さん緊急募集(代理)
母猫(年齢不明)
仔猫(生後5ヶ月くらい、性別不明)
保護後、避妊・去勢手術を予定しています。
リリースしてもごはんをもらえなくなることが濃厚。
この場所は、以前も捕獲され処分された子がいるそうです。
これから、寒くもなります。
母猫、人懐こい。
仔猫は、母猫ほど馴れていないようですが、一足先に保護されている3匹の兄弟は人馴れしています。
詳細などは、追って。
ここの餌やりさんは、わたしから見れば無責任で甘えがあると思います。
しかし、この現場に偶然関わった方は、今必死で奔走なさっています。
そして、一番の被害者は、人間の無責任さを一手に負うのは、無邪気な小さな命です。
九州地方の方にお知り合いがいらっしゃる方、又はお住まいの方。
どうか、お力添えよろしくお願いします。
取り合えず、ご連絡はあおぞらまでお願いします。
・・・と、これを書き込んでいると、生後2ヶ月くらいのアメショー色の仔猫がこの近所に(会社の近所)捨てられていると、親切に教えに来てくれた方がいらっしゃいます<`〜´>
そんな仔猫は見かけたことがないので、わたしは、多分、露骨に嫌な顔をして話を聞いていたと思います。
あ〜。やだヤダ。でも、仕方がない。
どこに潜んでいるんだ。ちびっこ。轢かれるでないぞ。
もう、そろそろ会社を出ないとこんな時間だし。
発作がおさまりきっていないのに、うちの子達の世話をしている妹にまた叱られる。
そして、妹の喘息の発作が、より頻繁になる。
捨てるな。
捨てるなら飼うな。
増やすな。
無責任に餌をやりっ放しにして、苦情を言う人と喧嘩するな。
自分はいいことをしてるんだと、無責任な迷惑者のくせに豪語するな。
自分は猫好きだと、吹聴するな。
そんな人達と一色単に、だから猫の人はと言われるのは、いい迷惑だ。
もうたくさんだ。ふざけんな。
猫が一番の被害者だ。
投稿者 aozora : 00:12
2005年10月11日
緊急の子達ー2−
遅れ遅れでの途中報告
@青梅街道の生き残りの子 http://aozora.nekobaka.com/oumekaidounonekotachi.html
青梅街道現場生き残りの白黒君。
10/1より、ピョンタ君として、ねこやまさんのお宅で預かっていただいています。http://www.fiberbit.net/user/narisan/index.html
序に、クレオの再募集もよろしくお願いします。http://aozora.nekobaka.com/kinkyuu.html#kaisha
遊び盛りのやんちゃ盛りです。同じ年頃の子がいるお宅で、元気にはしゃぎ回らせてあげてください。
A下半身不随の子
web上での募集ということで、病院の先生のご心配もあり、顔写真だけに留めて置きます。
ご質問等は、あおぞらまでメールにてお問い合わせ下さい。
B.エイズ陽性、人懐こい子
引き続き募集中です。
よろしくお願いします。
C殺害現場の2匹 http://aozora.nekobaka.com/satsugaiframepagenew.html
みんみん、らすかる君を預かってくださっていたsuzunaさん宅に白キジ君、黒君が10/8からお邪魔しています。
白キジ君は、たらちゃん。黒君はひじき君と仮名をつけていただきました。
http://aozora.nekobaka.com/kinkyuu.html#kuranorusen
この現場に残るのは、パフちゃん1匹となりました。
パフちゃんは、この現場から保護したオルセンちゃん、クラン君をお願いしている奈奈さんのお宅にパフィーちゃんとして預かっていただく予定になっていますが、賢すぎて捕獲できません。
奈奈さんが捕獲のお手伝いもお申し出下さっていますm(__)m
パフちゃん。寒くなる前にパフィーちゃんになってください(切望!)
ちびっこ茶とら。今週、再診予定。
でも、元気、元気。
日に日に目を瞠る成長ぶり。
この子も同じくらいの年頃のいらっしゃる方。よろしくお願いします。
http://www.nekobaka.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=138;id=chatoran
青空しっぽのうちの子達
海空(みく)。この3ヶ月くらいの間に3度入退院。
結局、肛門腺。全切除。お尻の毛もやっと生えてきました。早く生え揃わないと、お尻から風邪をひきそう(>_<)
悦司、鍼治療、尿路結石治療継続中。
凜。鍼治療継続中。9/28に腎不全2期と診断される。3ヶ月前の健康診断では、異常なかったのに・・・
療法食一切拒否。お願いだから、元気で長生きしてほしい。お願いだから。凜・・・
もも、拓哉。鍼治療予備軍。うーちゃん、諸々治療継続中。
2005年09月26日
緊急の子達(詳細)
家でPCに向かっている時間が取れないので、サイトの更新が進みません。
なので、blogと掲示板で取り合えず更新します。
それと、外の子を撮ろうとしたらデジカメが手を離れ宙を舞い、無残な姿に・・・
なので、デジカメ物色中なのですが、こちらも時間が中々なので新しい写真がありません。特にAの子は、携帯で撮れたらUPします。
9/27追記しました。
@青梅街道の生き残りの子 http://aozora.nekobaka.com/oumekaidounonekotachi.html
青梅街道現場生き残りの白黒君。雄。1〜3歳くらい。4.3kg。去勢済み。
一般・生化学血液検査異常なし
エイズ陽性。白血病陰性。
病院で保護中。人馴れ度薄。
今は落ち着きましたが、怖がりで触れません。
病院でのトイレ掃除やごはんの出し入れなどの際に襲ってくるような様子は見せません。
ただ、固まっています。
多分、ロミちゃん、まりもちゃんの兄弟です。
この子は、ロミちゃんの後ろにいつも隠れていた、用心深く臆病だった子です。
ねこやまさんにお申しでいただき、捕獲寸前に姿を消しました。
この現場から、らすかる君、まりもちゃん、ロミちゃん保護後、1度も姿を現しませんでしたが、先日の台風の日の0時30分頃、帰宅途中この現場に隣接する歩道を歩いていると、車の音や雨風にも消されない大きな声。
ふと、声のするほうに目をやると、この子がわたしに向かって必死で訴えていました。
9ヶ月ぶりの再会でした。
9ヶ月前とは比べられないほど痩せ細っていました。骨と皮という風貌でした。
※写真は、昨年の丸々していた時のものです。
それ以降、そこを通る時間がまちちなわたしを、毎日毎日待っていました。
日が暮れる頃から、深夜2時を回っても待っていました。
2週間ほどで、だいぶ肉付きがよくなり、わたしに対する態度も、ロミちゃんの後ろに隠れていた頃に戻ってきたので(しかし、警戒心は強いです)、捕獲しました。
この現場から保護した、ロミちゃん、まりもちゃん、らすかる君は、みなエイズ・白血病ともに陰性でした。
しかし、この子はエイズ陽性でした。この9ヶ月の間に感染したのかもしれません。
外での生活は、このようなことが起こりうる可能性が高いものです。
A下半身不随の子
この子は、外の子を保護し手術や検査などをお願いしている病院に入院中の子です。
この病院の近所の方が捕獲し、病院へ入院させました。
今日、先生に詳細を改めて伺いました。
4年位前に虐待され下半身不随に(近所の人、数人が証言)。
保護しようとしたが捕まえられず、何人かが見かけたときに餌をやり数年間外生活をしていた。
しかし、2〜3週間前の台風の前夜、弱っていたので餌をあげていた一人が捕獲。
胸水が溜まっていた。
インターフェロン投与で、現在胸水はなくなっています。
しかし、伝染性腹膜炎の疑いはあります。但し、未検査です。
足は、両足の大腿骨、膝、かかとの関節が固まっていて後ろ足は全く動きません。
両足が前に伸び、腰を曲げているような状態です。
それでも、外にいる時は、前足をつかって後ろ足をあげて、素早く動いていたそうです。
腰から上は、問題ないそうです。
年齢:5歳前後 茶トラ 雄(未去勢) しっぽ短(変形)
排泄は自分でできますが、おしりが汚れることもあるそうです。排泄のたびに拭いてあげるほどではないそうです。
恐怖心があるため、不用意に触ると手を出す(ひっかく)そうです。
但し、病院の先生は触れるそうです。
また、一人がこの子を持ち、もう一人が世話などをしようとしても手は出さないそうです。怒り続けることもないそうです。
この人は怖くないとわかれば、手を出すこともないようです。
虐待でこんなハンディを負っているわりには、人を信用する気持ちもまだまだ持ち合わせている子というような先生のご意見でした。
現在、入院中ですが、捕獲者は、自分では飼えないのでリリースする意向のようです。
先生が、不憫に思い、ご厚意でおいてくださっている状態です。
この子にお声がかかるようであれば、検査等はわたしのほうで責任を持って行います。
B.エイズ陽性、人懐こい子。
保護主宅で保護中。しかし、大所帯で(全くの個人で犬、猫の保護等の活動をなさっている方です)、他の猫に苛められ続けています。
所用でわたしに電話があり、その時にこの子のことを伺いました。
自宅の子達に苛められるので、ここにいるのはあまりにも可哀想なのだが、エイズなので里親さんを見つけることは無理。仕方がないと思っていらしたようです。
それで、「あおぞら」でも代理募集をすることになりました。
黒白、オス、推定1歳、尻尾はボブテイル。クリクリお目目が特徴。
去勢済み。健康状態は良好。 3種ワクチン済み。
性格は人懐こく、マイペースで遊びすき。他猫もOK。
白血病陰性、エイズ陽性。
エイズキャリアですが、他猫となんら変わりのない生活を送っています。
元気に無邪気に遊んでいます。
「終生飼養」「完全室内飼い」をお約束して下さる関東地方にお住まいの方をご希望です。
C殺害現場の2匹 http://aozora.nekobaka.com/satsugaiframepagenew.html
1歳位の白黒は、姿を消しました。
保護先が無いため、パフ、白キジ2匹が残っています。
この現場から家族にしていただいた、だいくん、茜ちゃん、ざらめちゃん、デューク君、さばポン君、あゆさん。
奈奈さん宅で保護していただいているオルセンちゃん、クラン君(外時代、ご飯を食べる時、特に酷い虐めにあっていた恐怖から、食事中にフラッシュバックを起こし、パニックになることが時々ある状態です)と、多くの方々のお力により保護することができました。
ですので、近隣の方々に残りの2匹も時間がかかっても保護しますということで、ご了解を頂いていました。
しかし、無責任な餌やりが、また出没するようになり、この現場の状況が一変してしまいした。
この問題を起こしている人は、以前、この現場の子達を放棄した人達ではないようです。
ただ、どこの誰かが把握できないでいます。
この場所の地主さんに、できるだけ早く捕獲をするということで、もう1度許可をいただけるよう交渉中です。
9/27追記
近所の方から苦情が出ているので、猶予というわけにはいかないという地主さんのお答えでした。
この2匹は、食べることも覚束なくなっていますので、緊急に保護が必要です。
警戒心の強い臆病者ですが、よろしくお願いします。
2005年09月25日
あゆさん
9/24深窓の令嬢になったあゆさん(仮名)〔本名は本人(猫)が決めるようです(^^ゞ〕と先住のなのさんです
2005年08月02日
さや
7月31日
生きているのが奇跡と言われ続けたさやが他界した。
今年の1月20日に保護し、FIPであることがわかりうちの子にした。
色々な検査結果の見地から、行く先々の病院で発症、末期と診断された。
1歳未満であろうさやは、長くて3ヶ月と幾つもの病院で言われていた。
入退院を繰り返し、毎日の投薬と輸液。
それに耐えていたさやは、可哀想だった。
投薬を強固に、徹底的に嫌がるさや。
色々なサプリもさやには効果がなく、苦痛でしかなかった。
マクロップだけは、自分から舐めてくれたので続けていた。
もう、そっと見守ったほうがいいのではと思うことも度々だった。
それでも、鍼治療は気持ち良さそうだった。
本人は、がんばるんだという表情をずっと絶やさなかった。
生きることを決して諦めたりしない瞳に 引っぱられるような思いで最後の日までやってきた。
インターフェロンも副作用の心配のないといわれる天然型ヒトインターフェロンもさやには合わなかった。
抗生剤の感受性検査も重ねるたびに、効く薬がなくなっていた。
飲み薬の最後の切り札ファロムもさやには効果が見られなかった。
今回は、入院を考えていなかった。病院へ行くまでは。
しかし、院長先生から抗生剤の最後の切り札といわれる注射、カルバペネム系のチェナムの治療があると聞かされた。
迷ったが、院長先生のさやを思ってくださるお気持ちにお願いすることにした。
今までの入退院とは違い、少し長めの入院になるはずだった。
この治療後、再び状態が悪くなった時はうちで様子を見ながら・・・と院長先生に告げた。
悦司と凜がブーブー文句を言っている帰りのタクシーの中で、入院させるならもっと朝早くからお刺身を焼いてあげ、たくさん食べる時間を与えてあげれば良かったと思った。昨夜もごはんは深夜になってしまったし・・・可哀想なことをしたなぁとちょっと後悔した。
でも、明日病院の了解を得られたら、お刺身と鶏肉を焼いて差し入れしてあげよう。おもちゃも持っていってあげよう。そうやって自分の後悔を打ち消そうとしていた。
翌日の午前10時頃。一時心停止。
呼吸も止まり、緊急の手当てで自発呼吸には戻ったが、病院から連絡をいただきかけつけた時には、電極とたくさんの管に繋がれ、意識もなく、脳死状態だった。
さやの傍らに、先ほどまで使われていた酸素吸入器が見て取れた。
随分のしっぽ達を看取ってきたが、初めて、安楽死という言葉を口にした。
安楽死はしない方針の病院だったが、さやの場合は念頭において下さっていた。
それくらい、さやはがんばっていたんだと改めて思い知らされた。
そして今日、荼毘にふした。
猫が大好き。孔祐お兄ちゃんが特に好き。おもちゃも大好き。お刺身を焼いたのが大好き。
でも、出会った時から思うように動けなかった幼いさや。
おもちゃで遊ぶことも他の猫に寄り添って眠ることも、望んでいたのにさせてあげられなかった。
本当にがんばったさや。
そして、頑固者だった。あきれるほど女の子だなぁという頑固さだったさや。
この世界から旅立ったさやは、きっと、多夢、ぶんお兄ちゃん(どんな子にでも優しかったので)に仲良くしてもらっていると思いたい。
さくらや風ちゃんも躾に関しては厳しいけれど面倒見が良いし、JIJIも涼も頼られると嫌とは言えない性分だし、夏香も怒っても、慕われると文句をいいながらも可愛がって面倒をみてくれるので、きっと迷わないようみんなにお迎えに来てもらえる・・・。
出会ってから、辛い思いしか与えられなかったさやに、やっと安らいで過ごせる無邪気な時間が訪れた・・・そう思いたい。
何回見送っても後悔ばかり。要領を得ることも慣れることもできない。大人という年になって随分経つのに・・・
2005年07月28日
今日明るいうちの顔ぶれ
最近ではめずらしく、今日は明るいうちに大勢来た。
ちょもが荒くれ者なので、最近みんなおちおちごはんが食べられない。
でも、わたしがいないと、みんなそれなりに距離を保って、ごはんを待っているらしい。
クロ:気弱。猫に対してフレンドリー。でも、みんなに苛められる。室内に入れば人馴れも早いと思える子。わたしの後を追う・・・けど、逃げる。室内に入り、後姿を見せるようになった。本当は、なかなかの美男子
にゃり:ちょもが怖くてびくびく。明るいうちにご飯を食べに来たのは久しぶり。ちょものおかげでビビリ度UP。この子も室内に入れば、馴れるのも早いと思われる。本当は、ベタベタの甘えん坊。
しまに:ちょもは怖いが、いざとなると逆切れして、猫パンチの応酬でちょもをやっつける。その後は、居直って逃げない。わたしとの距離も15cmに。
うわさのちょもちょも:苛めっ子になって寂しさを隠しているように見える子。本当は、しまにが好きかも?
しま:しまにに戦いを挑んで敗北。以後、しまにを見るとそーーっと逃げる。女同士、仁王立ちで猫パンチ合戦は、唖然・・・でした(~_~;)
わたしの指先をくんくんするまでに。だいぶ仲良しになりました。