■餓死現場の猫たち■
餓死現場の経緯
現場関係者
cさん:この現場で餌やりを始めた人。今までにも他の餌やり現場を放棄しbさんに押し付けている、。自らすすんで避妊虚勢は行わない。

bさん:この地域で有名な猫人。現在も自分の餌やり現場複数あり。
20年近くに亘り、色々な現場を手がけてきている。避妊・去勢・飼い主さん探し・自身の飼い猫という形で解決した現場多数。(もちろん、事故や虐待で命を落としていった猫達もいる。)現在も自宅には保護した猫5匹、犬1匹在り。cさんの放棄した餌やり現場も受け持っている。高齢。


しかし、数年前
bさんが見捨てたり、bさんがらみで行き場をなくした猫5匹、我が家の家族となった。4匹健在。
以来、この現場に関わるまで付き合いは途絶えていた。
この現場のいきさつ
ある日、その現場のちょっと離れた道を通りかかると、子猫の必死な泣き声が聞こえてきました。
声のする方に近づいてみると、産毛の三毛猫が飲食店の物置の屋根から行き止まりの場所に落ちて泣いていました。
母猫(サビ)と兄弟猫(茶トラ)がその屋根の上で、必死に泣く三毛を見守っていました。
どうにか助けてあげようと試みましたが、子猫は怯えパニクッてしまい、広い通りに飛び出す危険性があったので、その場を離れました。あの大きさからすると、母猫がくわえて助けられると思いました。

会社の用事で外出中に見かけた光景だったので、勤務時間が終わってからまたそこに出かけて行きました。
子猫も母猫の姿もありませんでした。

裏道に回ってみると、10匹くらいの猫達が(昼間の親子猫もいました)一箇所に集まっていました。
餌やりさんのごはんを待っているようでした。が、その場所近くのあちこちに餌をやるなの張り紙がしてありました。

その現場が気になったわたしは、見回るようになりました。餌やりさんに会って、子猫だけでも飼ってくださる方を捜して、避妊・去勢をと勧めようと思いました。

毎日同じ場所に猫達が並んでいます。
しかし、しばらくうろうろしながら様子をみても餌やりさんと出会う事はありませんでした。

数日すると、猫たちは人目につく場所には集まらなくなっていました。子猫の姿も見かけなくなりました。
わたしが、懐中電灯で車やビルの間を覗くと駆け寄ってくる猫、じっと様子を見ている猫など、7〜8匹の数を確認しました。

そんな時、目撃した光景(わたしの目撃例1)です。涙が止まりませんでした。
その夜、餌を持参し、その現場に出かけ行きました。
とりあえず、空き地を見つけ集まってきた猫達にだけ食べさせました。
昼間の猫達の姿も親子猫の姿もありませんでしたが、餌が置いてあったような痕跡をみつけました。
それからこの現場に通うようになり、集まった猫達だけにごはんをあげていました。すると、毎日餌をあげている痕跡があります。

そんな時、20年近く自分の近所の猫達をせっせと避妊・去勢・飼い主さん捜し(もちろん自宅にも沢山の猫を抱えていました)をしてきた高齢の
aさんに偶然会い挨拶すると、餓死現場があるとのことでした。
様子を聞くと、そこはわたしが見回っていた現場でした。

aさんの話によると、bさんの知り合いのcさんが毎日餌をやっているが、思うようにあげられず餓死する猫がでたとのこと。

bさんは、cさんが現場へ行けない時、頼まれて餌やりをしているそうです。この現場もその1つです。

cさんが、今まで通り猫たちに餌をあげられなくなった理由は、最近まで猫の餌を売っていた店が閉店し、普通の住宅(その店の店主の家)になったそうです。すると、その元店主が猫を苛め始め、関係ない家の壁や塀にも無断で餌やり禁止の張り紙をして回りcさんと喧嘩が始ったそうです。

張り紙をされた近所の人に聞いてみると、剥がしても剥がしても張られ、逆にうるさく文句を言われ、面倒なので相手にしない事にしている、一切かかわりたくないと口々に言われました。
後日、わたしは連絡先を知っていたbさんに連絡をいれました。
飼ってくださる方を探してみませんかと声をかけようと思っていました。

bさんによると、避妊去勢は、捕獲器を持っている有名な現場の餌やりさん(避妊・去勢・保護・飼い主捜しもやっている)に有料で捕獲してもらい、bさんcさんが手術をしたとのこと。
また、
bさんcさんで、この現場から10匹以上の猫に飼い主さんを見つけ、貰ってもらったそうです。

しかし、子猫が2匹いたことを
bさんに話すと、「そんな猫は見た事も聞いたこともない。」と言い放たれました。
「10匹以上の数の猫がいるので、餌が足りないのではないか?」とも話しました。
すると、「3匹しかいないはずだ。」とか、「いても4匹だ。」とか曖昧な答えでした。

cさんにも話しを通すと、3匹だ、4匹だとしか言いません。
しかし、餓死した猫を片付けた人に話しを聞いたと
cさんに言うと、「缶詰○個とドライをどんぶりに置いてきてるから、そんなはずはない。」と言いました。その量は、3〜4匹の猫しかいないと言い張るには多すぎる量でした。

わたしは、その現場の猫達の写真を撮り始めました。
そして、連絡のつく
bさんに、何度も連絡をいれるようになりました。
ある日、「写真を撮ったから見せる。」と言うと、「そんな事言っても、自分達が餌をやっている時は3〜4匹しかいない。」との一点張りでした。

わたしとは時間帯も違う事、また、「車の下などを覗いたことはあるか。」と聞くと、
bさんは暗くて見えないという答えでした。反対に「懐中電灯を持って行くのか?」と聞かれました。

その後、
bさんも「懐中電灯で照らして見たが5〜6匹しかいない」と言ってきました。
わたしが、「いつも同じ猫か?同じような柄が数匹づついる」。と言うと、黙ってしまいました。
わたしと付き合いがあった頃のbさんは、難しい現場も態度と対話で住民の方々に理解を求める方でした。

一番強固に猫の存在を嫌い、
bさん自身を疎ましく思っている現場住民の方々にさへ協力してしもらえるようになり、解決できた現場も幾つもありました。それには、実践したものにしか理解できないような、並々ならぬご苦労があってこそのものだと今でも思っています。

大病を患った御高齢のbさんにとっての時間の流れを感じました。
●わたしの目撃例2
普段寄り添って生きている兄弟猫がカチカチに乾いたちくわの切れ端をみつけました。
その途端、うなりあってカラカラのちくわの切れ端を奪い合い、喧嘩になりました。

わたしが、産毛の時みかけた兄弟猫でした。
あれ以来1度も見かけていなかったので、死んでしまったのかと思っていました。

ガリガリでしたが、2匹一緒にいるのをみて、嬉しいとも悲しいともつかない涙がこぼれました。
でも、母猫は未だに見かけることはありません。
汚物を食べていた猫も2度とみかけることはありません。

その後、茶トラは何度かみかけましたが、三毛は見かけませんでした。
しかし、しばらくして広い通りで閉店後の飲食店の出したゴミをあさっている三毛の姿をみかけました。
その後、発情している1匹のオスを見かけ連絡すると、「違う人が面倒見ていたのに放棄した。だから、関係ない」というような返答でした。わたしは、置き餌をしているのだから、それは言い訳にすらならないと伝えました。

しかし、bさんと一連の猫の話しをしていると、他の現場では「妊娠している猫がいたら教えてね。わたしが手術するから」と、色々な人に声をかけていると言いました。
わたしは、「この現場には三毛もいる。雌だから妊娠しないうちに手術をしたほうがいい」と伝えました。
すると、三毛猫なんかいないと言われました。

らちの明かないやり取りが続き、「じゃあわたしが捕獲して避妊去勢をする。」と言うとbさんは、「わたしも捕獲を手伝う」と言い出しました。(手伝うと言うのは、納得がいきませんが)

bさんと話しを詰めていくと、「cさんの現場であるここのオス猫は手術してない」と言い出しました。手術したメスも、当時成猫で1回の捕獲で捕まった4匹だけと言うことでした。そして、餓死だけでなく車に跳ねられて何匹も命を落としていることも聞きました。

わたしは、「手術は当たり前だし、手術だけはしないと助かる命も助からない。もらってもらう募集をかけるにしても、現場の人間が基本的なことをしていなければ、誰も協力はしてくれない。保護し、血検・ワクチンをすればもっと里親さんが見つかるかもしれない」と言うと、保護できないとの答え(2人とも持ち家・独身・cさんは自宅に動物なし)。

あななたちの場合、出来ないんじゃなく、する気が無いって言うんだ。と、内心いらつきながらも、当事者である2人に関わってもらい、多少なりとも自覚してもらいながら解決していくことを優先し、出掛かった言葉を呑み込みました。。

そして「とにかく私もできるだけ協力するから」とだけ話すと、今ではbさんは捕獲器1台所有とのこと。

なんだかんだで腹がたつ事ばかりですが、とにかく少しでも責任を感じてもらいながら1歩づつ進めていた時に、今回の状況に陥りました。
cさんが、また閉店した店の元店主と喧嘩して餌やりに行く事を放棄。

cさんが現場へ行けない時、代わりに頼まれて餌やりをしていたご高齢のbさんがどうにか続行。cさんは、bさんに微々たる餌だけはとりあえず持って来てるそうです。

しかし、このbさんは、いくつもの現場を抱えています。今面倒を見ている現場のほとんどが、無責任な餌やりが放棄した現場の尻拭いです。(cさんが放棄した場所もあります)
また、ご高齢ということとは別に深刻な病気も抱えています。体力的に続きそうにもありません。

わたしも、自分の抱えている猫達に精一杯で、捕獲・避妊・去勢手術費用の負担。餌の補充。今の状態では、これ以上のことができません。また、現状を維持するのも難しい状態です。

状況は深刻で、猫達も人間もぎりぎりです。

わたしが確認した現在の頭数は16匹です。
抱っこできる子、さわれる子、すぐ懐きそうな子もいます。
しかし、性格を把握できていない子、臆病な子、懐くのに時間のかかる子と様々です。
家族に迎えてくださる方、長期お預かり頂ける方、ご連絡お願い致します
完全室内飼いを希望致しますので、
これも個体差がありますが、環境に慣れるまでお手間を掛けることになると思います。
ご相談にも出来る限り対応させて頂こうと思っております。

避妊・去勢手術は、あおぞら(青空夏海)が責任を持っておこないます
後日、手術費用等金銭的な要求をすることは一切ありません。
ワクチン・血検・その他の処置費用については、bさん、cさんにできるだけ負担してもらうように致します。
また、お預かりいただく間の医療費等についても、bさん、cさんに負担してもらうよう交渉いたします。

お問い合わせ・ご質問など、詳しくは下記までお願い致します。


あおぞら
青空夏海(東京都内)

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